◆はじめに
この辞典はプレステージクラスの能力がどんなものか?どのサプリメントに収録されているのか?。
それを簡潔にまとめてレビューしたものです。レインボーの著作権に対する考え方から、ゲーム的なデータは必要最小限にとどめ、雰囲気を掴める程度にしてい
ます。みなさんが自分のキャラクターの”進路”を考える時の参考になることを主目的として作成しました。
索引を用意しましたので『あのクラスってどんな能力だっけな〜?』『あれ、あのクラスってどの本に載ってたかなぁ〜?』という時にご活用くだされば幸いですが、不幸にして全て3版の記事だったりします。もう古いですハッキリ言って。
もし自分のキャラクターにやらせたいクラスがあったなら…そのサプリメントを入手するという感じでお願いします(笑)
レインボーでは(このサイトでは)前述の通りゲーム的なデータを公開することはありません。質問されても具体的なデータに付いてはお答えできない場合が
ありますのでご了承ください。
◆英名→和名対応表兼索引(アルファベット順)
英名(出典)/和名→関連記事へのリンク
英名…原題。並びはアルファベット順。
出典…#はドラゴン誌のもので、ANNはアニュアル。それ以外の略号は当サイトの標準的なものに準じます(サイトのトップ参照)
和名…もちろん非公式なものなので、参考程度にとどめてください。便宜上つけたものです。それぞれのリンクはそのクラスの記事に飛ぶようになっています。
(*)…この印がついたクラスは「プレステージクラス攻略法」のコーナーで詳細に紹介されているクラスです。リンクはそれぞれの特集記事へと飛ぶようになっています。
[A]
Acolyte of the Skin(T&B)/アコライト・オブ・ザ・スキン
Alienist(T&B)/エイリアニスト
Animal Lord(MOW)/アニマルロード
Arcane Archer(DMG)/アーケインアーチャー
Arcane Trickster(T&B)/アーケイントリックスター(*)→特集記事「スニークスターになろう!」
Assassin(DMG)/アサシン
[B]
Bane of Infidels(MOW)/ベイン・オブ・インフィデルス
Blackguard(DMG)/ブラックガード
Bladesinger(T&B)/ブレードシンガー(*)→特集記事「魔法戦士の作り方 forD&D3E」
Blighter(MOW)/ブライター
Bloodhound(MOW)/ブラッドハウンド
Blood Magus(T&B)/ブラッドメイガス
Brawler(#295)/ブロウラー
[C]
Candle Caster(T&B)/キャンドルキャスター(*)→特集記事「高貴なるキャンドルキャスター」
Cavalier(S&F)/キャヴァリア
Cave Stalker(#292)/ケイブスタルカー
Churh Inquisitor(DOF)/チャーチインクエスター
Consecrated Harrier(DOF)/コンセクレーテッドハリアー
Contemplative(DOF)/コンテンプレーティヴ
[D]
Deepwood Sniper(MOW)/ディープウッドスナイパー
Devoted Defender(S&F)/デヴォーテッドディフェンダー
Divine Oracle(DOF)/ディヴァインオラクル
Dragon Disciple(T&B)/ドラゴンディシプル
Dread Pirate(S&S)/ドレッドパイレーツ
Drunken Master(S&F)/ドランケンマスター
Duelist(S&F)/デュエリスト
Dungeon Delver(S&S)/ダンジョンデルヴァー
Dwarven Defender(DMG)/ドワーヴン・ディフェンダー
[E]
Elemental Savant(T&B)/エレメンタルサヴァント
Exotic Weapon Master(MOW)/エキゾチックウェポンマスター
Eye of Gruumsh(MOW)/アイ・オブ・グルームシュ
[F]
Fang of Lolth(S&S)/ファング・オブ・ロルス(*)→特集記事「あるロルス信者の日記」
Fatespinner(T&B)/フェイトスピナー
Fiend Binder(#292)/フィーンドバインダー
Fierce Grappler(#295)/フィエースグラップラー
Fist of Hextor(S&F)/フィスト・オブ・ヘクストール
Foe Hunter(MOW)/フォーハンター
Forsaker(MOW)/フォーセイカー(*)→特集記事「魔法を捨てろ!そして壊せ!」
Frenzied Berserker(MOW)/フレンジードバーサーカー(*)→特集記事「いいから暴れとけ!」
[G]
Geomancer(MOW)/ジオマンサー
Ghostwalker(S&F)/ゴーストウォーカー(*)→特集記事「君は生き延びることができるか?」
Gladiator(S&F)/グラディエイター
Gnome Trickster(ANN#2000)/ノームトリックスター
[H]
Halfling Outrider(S&F)/ハーフリングアウトライダー
Hexer(MOW)/ヘクサー
Holy Liberator(DOF)/ホーリーリベレーター
Hospitaler(DOF)/ホスピテーラー
Hunter of The Dead(DOF)/ハンター・オブ・ザ・デッド
[K]
King/Queen of The Wild(MOW)/キング/クイーン・オブ・ザ・ワイルド
Knight of The Chalice(DOF)/ナイト・オブ・ザ・チャリス
Knight of The Middle Circle(DOF)/ナイト・オブ・ザ・ミドルサークル
Knight Protector of The Great Kingdom(S&F)/ナイト・プロテクター・オブ・ザ・グレートキングダム
[L]
Lasher(S&F)/ラッシャー
Loremaster(DMG)/ローアマスター
[M]
Mage of the Arcane Order(T&B)/メイジ・オブ・ジ・アーケン・オーダー
Master of Chains(S&F)/マスター・オブ・チェインズ
Master of Shrouds(DOF)/マスター・オブ・シュラウズ
Master Samurai(S&F)/マスターサムライ
Mindbender(T&B)/マインドベンダー
[N]
Ninja of The Crescent Moon(S&F)/ニンジャ・オブ・ザ・クレセントムーン
[O]
Oozemaster(MOW)/ウーズマスター
Order of The Bow Initiate(S&F)/オーダー・オブ・ザ・ボウ・イニシエイト(*)→特集記事「アーチャーを極めよ!」
Outlaw of the Crimson Road(S&S)/アウトロー・オブ・ザ・クリムゾンロード
[P]
Pale Master(T&B)/ペールマスター
Prairie Runner(#292)/プライリーランナー
Purple Dragon Highknight(ANN#2000)/パープル・ドラゴン・ハイナイト
[R]
Rage Mage(#277)/レイジメイジ
Ravager(S&F)/レヴェガー
Red Avengers(S&F)/レッドアヴェンジャー
Royal Explorer(S&S)/ロイヤルエクスプローラー
[S]
Sacred Exorcist(DOF)/セイクレッドエクソシスト
Sacred Fist(DOF)/セイクレッドフィスト
Shadowdancer(DMG)/シャドウダンサー
Shifter(MOW)/シフター
Siege Engineer(#295)/シージエンジニア
Spellsword(T&B)/スペルソード(*)→特集記事「魔法戦士の作り方 for D&D3E」
Spymaster(S&S)/スパイマスター
[T]
Tamer of Beasts(MOW)/テイマー・オブ・ビースト
Tempest(MOW)/テンペスト
Templar(DOF)/テンプラー(*)→特集記事「最狂天麩羅」
Temple Raider of Olidammara(S&S)/テンプルレイダー・オブ・オリダマラ
The Darkwood Stalker(#292)/ザ・ダークウッドスタルカー
The Glaive of Azharadian(#293)/ザ・グレイヴ・オブ・アザーラディオン
The Nightsong Enforcer(#293)/ザ・ナイトソングエンフォーサー
The Primal Rager(#295)/ザ・プライマル・レイジャー
The StoneLord(#278)/ザ・ストーンロード
Thief-Acrobat(S&S)/シーフアクロバット
Tribal Protector(S&F)/トライバルプロテクター
True Necromanser(T&B)/トゥルーネクロマンサー
[V]
Verdant Lord(MOW)/ヴァーダントロード
Vigilante(S&S)/ヴィジランテ
Virtuoso(S&S)/ヴァチューソ
[W]
Watch Detective(MOW)/ウォッチデテクティヴ
Warmaster(S&F)/ウォーマスター
Warpriest(DOF)/ウォープリースト
Wayfarer Guide(T&B)/ウェイフェアガイド
Weapon Master(S&F)/ウェポンマスター(*)→特集記事「ウェポンマスターへの道」
Windrider(MOW)/ウィンドライダー
◆プレステージクラスリスト(50音順)
転職前のクラスの例:推奨する転職前のクラスを表します。どのクラスから転職したら良いかの指針です。参考程度に。
ベースアタック:ベースアタック上昇率です。ファイター、クレリック、ウィザードの3種類があります。
セーブ:セーブの上昇です。高い上昇率と低い上昇率があります。3つのセーブのうちいくつが高い上昇率かを示しています(”2つ”とあれば3つ中2つが高い上昇率ということ)。
HD:ヒットダイス。最低がd4、最高はd12です(今のところ)。
呪文:呪文レベルが上昇する速度。「最大Xレベル」というのは最大レベルまで上げた時に使える呪文の最高レベルを示します。
総合評価:BMの独断で評価をしています。キャンペーンの内容によってはまったく異なる評価になるはずなので、目安として見てください。一
応、オーソドックスなダンジョンものキャンペーンを想定した評価です。D&Dにおける“強いパーティ”というのは、後半になるに従って「いかに術者が効率
良くスペル(サイオニクス)を使うか?」ということに収束すると思います。よって、術者はいかに強い呪文を唱えられるか。前衛はいかにして術者を守るかが
重要になります。よって、敵に対して圧倒的な破壊力を誇るフレンジードバーサーカーと同じくらい、味方の盾となるドワーヴン・ディフェンダーは有用なクラ
スなのです。
S:比類なき強さ。ならないと損をするぞ。
A:なかなか面白いクラス。考えてみてもいいかもしれない。
B:使いようによっては化ける可能性アリ。微妙な能力。
C:考え直した方がいいかもしれない……
D:ぶっちゃけありえない。
出典:どのルールブック、または雑誌に載っているかを表します。
◆アーケインアーチャー
転職前のクラスの例:レンジャー、ファイター +ソーサラー or ウィザード
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:A
弓矢を扱う能力に長けたエルフ(or ハーフエルフ)の射手です。
手持ちのアローが魔法のアローになる「アロー魔化」はマジックアイテムが潤沢でない貧乏なキャンペーンではかなり有利!
敵をどこまでも追いかける「シーカー・アロー」、壁を貫通する「フェイズ・アロー」などが便利。
使いどころを考えるのが楽しい「インビュー・アロー」は矢に呪文をこめる特殊能力。呪文の射程が大幅に延長されます。普段は遠くに飛ばないヒーリング・サークルをこめて遠方の味方を回復とか……(言ってみた)
“ロマンシン●サガ”顔負けの「ヘイル・オヴ・アローズ(矢の雨)」は効果も“ロマンシン●サガ”と同じだったりします。
奥義は必殺必中!「ライジングアロー・オブ・デス」。名前の通りの能力だったりします。死ぬ。
◆アーケイントリックスター
転職前のクラスの例:ローグ&ウィザード/ソーサラー
ベースアタック:ウィザード
セーブ:2つ
HD:d4
呪文:毎レベル+1
総合評価:A
出典:T&B
スニークと呪文がローグとウィザード並のスピードで上昇するという便利なクラス。
呪文スニークをやるのに最適なクラスであると言えましょう。
「インプロンプトゥ・スニークアタック」は攻撃をスニークにしてしまえるというスニーク系ではおそらく最強の能力。
離れた場所からまるで超能力のようにディザブルデヴァイスやオープンロックができる「レンジド・レガードメイン」も便利。
→特集記事「スニークスターになろう!」
◆アイ・オブ・グルームシュ
転職前クラスの例:グルムシュ信者のオーク/ハーフオーク
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d12
呪文:なし
総合評価:C
出典:MOW
オークのエリート戦士であるクラス。
「レイジ」をバーバリアンと共通レベルで計算できるのでバーバリアンからの転職がベターか?。
唾で相手の目を潰す能力がいかにもオークって感じで楽しげ。
片目を潰してグルームシュの見るものを見たり、と。
イメージは特異で奇抜なのでキャラクターに個性を付けるにはもってこいです。
え?強さ?
…アナタも野暮なこと聞きますねぇ。
◆アウトロー・オブ・ザ・クリムゾンロード
転職前クラスの例:ローグ、ファイター
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d6
呪文:なし
総合評価:C
出典:S&S
名前は格好良いですが、ようするに無法者。
無法な能力が満載で辻強盗にオススメのクラス(笑)。
奇襲専用のダメージ増加能力「アンブッシュ」を持ちます。
…誰ですか?スニークのが良いなんて言っている人は…。
いろいろとイメージが膨らみやすいのでPCとしては面白いかもしれません。
◆アコライト・オブ・ザ・スキン
転職前のクラスの例:ウィザード、ソーサラー
ベースアタック:ウィザード
セーブ:2つ
HD:d4
呪文:2レベル毎に+1
総合評価:C
出典:S&S
苦痛を代償にデーモンの皮膚を身に付け、魔力を得るクラス。
主に防御系の特殊能力を得ますが…いやー、そもそもHDがd4なんであんま嬉しくないんですけど…
ナチュラルアーマー、DEX及びCONボーナス、ポイズンの使用、暗視能力、火と寒さに耐性と多彩なのは間違いないです。
「グレアー・オブ・ザ・ピット」は目からビーム!的な能力。結構痛いです。FFファンには”赤目”と言えば分かり易いかな?(笑)。
最終的には属性がアウトサイダーになって呪文耐性と「ダメージリダクション」を得ます。
しかし殴るにはベースアタックとhpが足りないし、呪文能力の上昇は遅いし…
つまり、怪物になって目からビームで暴れろ、と(1日1回ですけど)。
◆アサシン
転職前のクラスの例:ローグ
ベースアタック:クレリック
セーブ:1つ
HD:d6
呪文:最大4レベル
総合評価:A
イービルでないとなれないことからも分かるとおり、主にNPC用のクラスと思われます。まぁ、かつてレインボーには「額に汗して働く真面目な好青年……
の、アサシン」ってのがいましたから……。PCでやってやれないこともない……のか!? まあその辺はロールちゃんで。「アサシンという職業と葛藤する
キャラクター!」、「善悪の狭間で揺れ動く心情」とか言っておけば通るかも(かも)。
というわけで技能がちょっと少ないのを除けば“戦闘力のあるローグ”っつー感じのクラスですな。スニークアタックのダメージが下がらないのがとてもオイ
シイ(たいていのローグ戦闘系クラスは+5d6までいかないので萎える)。さらに、さりげなくUncanny Dodge(直感回避)も常備。ローグより戦闘で劣る部分はほとんど無いと言えます。
まずは一撃必殺「即死攻撃」。なんか、名は体を現すの見本のような感じですが(笑)。準備が必要なものの、一撃はやっぱりオイシイ。
アフリカ象をも一撃で死に至らしめる猛毒を使う時に便利なのが「毒の使用」です。これがあれば誤って自分に毒が回ることもないでしょう。
そしてアサシンは呪文も使えます。すげぇ。隠密系のスペルがぎっしりみっちり詰まってて良い感じです。
◆アニマルロード
転職前クラスの例:ドルイド、レンジャー
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:最大4レベル
総合評価:C
出典:MOW
動物の力を司る神秘的なクラスです。
スペルや能力も”動物のような”力を得るイメージです。崇めるトーテムによって得られる力が異なります。
動物のような知覚はもちろん、動物と会話したり、動物を呼び出したりできます。
変身能力の「レッサーワイルドシェイプ」は名前と裏腹に強力で、最終的にはレジェンダリーアニマルに変身できるようになります。つえぇ。
「ワイルドシェイプ」を持つということはワイルドフィートも使えるわけで、思ったより色々できそうなクラスです。
◆ヴァーダントロード
転職前クラスの例:レンジャー、ドルイド
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:毎レベル+1
総合評価:A
出典:MOW
植物の王様。森林のロード。
つーかファイターのベースアタック+毎レベルスペル+1はもう止めましょうよ?。
かわいそうですよ、ファイターが。どーでもいーか。
光合成して自給自足できるのがイカす。日向ぼっこマニア向け。
「スポンテニアスキャスティング」のように、スペルをリジェネレートスペルに変換できます。便利。
で、植物を操ったり植物に変身したりしてるうちに最後は自分も植物になってしまいましたとさ。
いつもながらのことですが。
人間って、がんばれば何にでもなれるんだね!。
◆ヴァチューソ
転職前クラスの例:バード
ベースアタック:ウィザード
セーブ:1つ
HD:d6
呪文:毎レベル+1
総合評価:B
出典:S&S
いわゆる”呪歌”でいろいろできる、ソードワールドのバードみたいな感じのクラスです。
呪文がちゃんと毎レベル増えるので楽です…つか、バードに比べて強いだけじゃん(笑)。
バードはレベルを上げても良い事があんまり無いので、このクラスになることをオススメします。
(もちろん最善なのは全く別のクラス(テンプラーやキャンドルキャスター)になることですが)
◆ヴィジランテ
転職前クラスの例:ローグ
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d6
呪文:最大4レベル
総合評価:C
出典:S&S
罪を憎んで人も憎む、そんな憎みまくりの罪人キラーがこいつです。
ダイスの振り直しができ、探知系呪文が使え、罪人スマイトができるのでまあ選んでも良いかな的クラス。
”原罪”は全ての人間が持っている(?)ので、そう言い張れば全ての人間にスマイト可能?!(嘘)。
◆ウィンドライダー
転職前クラスの例:ファイター、レンジャー
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d10
呪文:最大4レベル
総合評価:B
出典:MOW
騎乗専用クラス。
とはいえハーフリングアウトライダーやキャヴァリアのように騎乗しての戦闘テクニックが高いわけでなく、単に強い生物に乗っているクラスです。
つーか、それが滅茶苦茶に強い。グリフォンとかティラノサウルスに乗っちゃうんだもんなー(驚愕)。
スペルもそこそこ使えるし、マウントにフィートを与えることもできる。
…どっちが強いかは明白ですね?(笑)。
◆ウーズマスター
転職前クラスの例:ウィザード、クレリック
ベースアタック:クレリック
セーブ:1つ
HD:d8
呪文:最大+5レベル
総合評価:C
出典:MOW
旦那さん、ひとつ聞いておくんなまし…レインボーのメンバーにスライムが大好きな男がおりまして…え?そんな話は良い?。
いや、でもコレってちょっとアレなクラスですよね?(汗)。
ウーズになってどうすんだよ〜おまえ〜(笑)。
スライムのような溶解能力、キューブのような麻痺能力、モールドの窒息能力とやることは結構エグい。
(どーしても卑猥なイメージしか浮かばないのだが)
でも、スライムですよぉ?。ねえ?。
最終的には当然のごとくスライムになってしまいますが…いいのか、それで?。
◆ウェイフェアガイド
[最大3レベル]
転職前のクラスの例:ウィザード
ベースアタック:+1
セーブ:1つ
HD:d4
呪文:最大+2レベル
総合評価:B
出典:T&B
テレポーター。瞬間移動の能力に優れます。
いや、つーかテレポートの達人。運べる重量が増えたり、精度が増したりします(重要)。
パーティに居れば戦術的にも戦略的にも大変に便利なクラスです。
運送係にされるウィザードはかわいそうですが(笑)。
◆ウェポンマスター
転職前クラスの例:ファイター
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:A
出典:S&F
武器で殴るだけなら世界で2番目だな。1番?この俺さ!(byテンプラー)
→特集記事「ウェポンマスターへの道」
◆ウォープリースト
転職前クラスの例:
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d8
呪文:2レベル毎に+1
総合評価:C
出典:DOF
戦争で活躍するであろう僧侶です。
部下を鼓舞したり、敵を恐れさせたりといった特殊能力。
ヒーリングサークル、マスヘースト、マスヒーリングといった便利な呪文。
…でも、呪文は1日1回だしなあ。
うううむ。微妙なクラスだなぁ…ファイターよりは絶対に強いけど(泣)。
戦争で活躍を目指すのが普通だろうけど”戦えるクレリック”ってのを目指すのもいいかもしれない。
◆ウォーマスター
転職前のクラスの例:ファイター
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:C
出典:S&F
戦争の指揮官。いやもう本当に。
部下を鼓舞したり、強化したり、リーダーシップを発揮したり。
なにげにボーナスで塔や要塞、城が貰えるのは貧乏なキャンペーンではオイシイ話か?(笑)。
部下を死ぬまで戦わせる能力「ダイ・フォー・ユア・カントリー」のネーミングの格好よさは特殊能力No.1かも。
なんつーかアメリカンスピリッツをビンビン感じます。
◆ウォッチデテクティブ
転職前クラスの例:レンジャー、ローグ、バード
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:C(BMおすすめ)
出典:MOW
探偵。アームチェアの対極のタイプ。ホームズ型か?。
ちゃんとプロファイリングなんかもできたりしますし、探知/捜索系能力も満載。
かといって肉体的能力が全く無いわけでもなく、「ディザーム」や「サブデュアルダメージ」にも長けています。
チャーチインクエスターやスパイマスターとコンビを組めばどんな事件もたちどころに解決、DMは悶絶、二度と一緒に遊んでくれないこと間違いなし!。
そういうキャンペーンも楽しそうですねえ。
(今度やろうかなー)
◆エイリアニスト
転職前のクラスの例:ウィザード、ソーサラー
ベースアタック:ウィザード
セーブ:1つ
HD:d4
呪文:毎レベル+1
総合評価:A
出典:T&B
時空を越えてバケモノ(スードゥナチュラル・クリーチャー)と取引して魔力を得ると言う。
なんだか異色の魔法使い(T&Bは異色だらけですが)。
こいつはクトゥルフ神話とかを絡ませると面白いかもしれませんね(勿論キャンペーンの雰囲気がゴシックホラーの場合に限り(笑))。
サモンエイリアンで”ティンダロスの猟犬”が呼べたらアツイでしょう?。
レベルが上がると祝福を受けてセーブが上がる(「エイリアンブレッシング」)んだけど、WIS(正気度?)が下がったりするってのがそれっぽいし(笑)。
hpが上がる「マッドサーティンティ」はフォビア(恐怖症)を植え付けられちゃいます。…まんまや。
もちろん最終的には体に異変が起きます(アウトサイダー化)。首筋にエラができたりとか?(笑)
えーと、ネタが長過ぎた(笑)。クトゥルフ神話(及びそのTRPG)知らない人はごめんなさい。
とにかく異世界と交信するちょっと電波系のクラスです。
ウィザードからなるには特に損が無いクラスです(ボーナスフィートも貰えるし)。
狂っちゃうことを除けば、ね。
◆エキゾチックウェポンマスター
[最大5レベル]
転職前クラスの例:バーバリアン
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:B
出典:MOW
ウェポンマスターのバーバリアン版か。
全てのエキゾチックウェポンを使用できるようになるのが強力。
あまつさえ「エキゾチックスペシャライゼーション」までできちゃうんだなー、これが(涙)。
もう、ファイターはどうでもいいのかとWoCを問い詰めたい。
◆エレメンタルサヴァント
転職前のクラスの例:ウィザード、ソーサラー、クレリック
ベースアタック:ウィザード
セーブ:1つ
HD:d4
呪文:最大+9レベル
総合評価:A
出典:T&B
四大精霊の力を手に入れ、最終的にはエレメンタルになってしまうクラスです。
変態系はゲテモノが多いのですが(笑)、これはかなりキレイな方だと思います。
属するエレメントに対する耐性は完璧で「イミュニティ」まで行けば完全に無効化できるようになります。
それに加えてエレメンタルの各種耐性を得ることができます(クリティカルとフランキングが効かないのは便利です)。
…が、逆属性からはより大きなダメージを被ることになるので、微妙な所です。
オススメはエアー属性ですかね。制限が少ない方だし、逆属性のアシッドとアースは少ない方なので。
◆オーダー・オブ・ザ・ボウ・イニシエイト
転職前のクラスの例:ファイター、ローグ
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:B
出典:S&F
レンジドスニークができる(しかも最大5d6)という時点で一考に値するシューター系クラス。
質実剛健な能力が揃い、地味に強いクラスです。
単体ではアーチャー最強か。
→「アーチャーを極めよ!」
◆キャヴァリア
転職前のクラスの例:ファイター
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:C
出典:S&F
騎士。ロマン溢れる言葉です。
馬を自由自在に駆り、剣を振るい、槍で突撃する。
そんなイメージ通りの特殊能力が揃ったクラスです。逆に言うとそれ以外はできません(笑)。
遥か昔のファーストに思いを馳せてみたり…してみませんか?。
◆キャンドルキャスター
転職前のクラスの例:ウィザード
ベースアタック:ウィザード
セーブ:1つ
HD:d4
呪文:毎レベル+1
総合評価:S(※)
出典:T&B
ろうそくに呪文をこめ、スクロールとして使える恐怖の爆弾製造魔。
状況にもよりますが、キャスターとしてはおそらく最強レベルの力を持っています。
(最強クラスであるウィザードの最強プレステージ。つまり最強(笑)。 )
なにしろほぼ毎レベルろうそく作成用のメタマジックフィートが貰えてしまうという。
もちろんマキシマイズファイアーボールのキャンドルだって作れまっせー。
キャンペーンによっては非常に強力なクラスでしょう。
つまり、マジックアイテムを作成している暇があるかどうかという問題が。これ重要。
ロウソクの都市について詳しく知りたい人(笑)は記事にて→高貴なるキャンドルキャスター
◆キング/クイーン・オブ・ザ・ワイルド
転職前クラスの例:レンジャー
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d12
呪文:なし
総合評価:C
出典:MOW
ワイルダネスの王(女王)。
野外ならまかせとけ!。野外以外はやめとくれ!。
ダンジョンに潜ったときにシュンとなっている王の姿が目に浮かびます。
『キング寂しい…』とか言っちゃって。
どれくらいシュンとなっちゃうかというとそれはもうファイターと同じくらいに。
◆グラディエイター
転職前のクラスの例:ファイター、バーバリアン
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:C
出典:S&F
観客が居るとパワーアップするというイカすクラス。
本当の意味でいわゆる”戦闘のプロ”ってことでしょうか。ショーマン的性質を色濃く持っています。
その他にも相手を出血させたり、疲れさせたり、毒を使ったりと言う小技も持ってます。
◆ケイブスタルカー
[最大5レベル]
転職前クラスの例:クレリック
ベースアタック:クレリック
セーブ:1つ
HD:d8
呪文:最大+3レベル
総合評価:C
出典:ドラゴン292
ドワーフ用の穴潜りクラス。
5レベルまでしかなく、スニークアタック(最大2d6)と呪文と石関係の特殊能力という中途半端なクラスです。
ケイブスタルカーならでは、というものが無くなんだか器用貧乏な感じです。
◆ゴーストウォーカー
転職前クラスの例:ファイター、バーバリアン
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d10
総合評価:B (BMおすすめ)
出典:S&F
殴られれば殴られるほど強くなる!影の中に生きる「受け」の達人がこいつだ!。
戦闘は受けてナンボ、相手の技を全て受けきってこそ真の男。
三沢(NOAH)が好きな人はやるしか!(笑)
詳しくは→特集記事「君は生き延びることができるか?」
◆コンセクレーテッドハリアー
転職前クラスの例:パラディン、ファイター、レンジャー
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:特殊(最大5)
総合評価:B?
出典:DOF
宗教的バウンティハンター。宗教上の敵を追い求めます。
特殊能力の「ブレッシング・オブ・スクリプチャー」は特定の敵に強くなり、技能や近接攻撃に最大+10(!)。
…あれ?レンジャーの立場は…?
…あ、いやまあゴブリンに強くなれるもんな、レンジャーは。
…あと、狼に強くなったり。
…20レベルで新たに+1貰っちゃったりできるし!!(絶叫)。
それはともかく、このクラスはキャンペーンによってはなかなかの強さを誇るでしょう。
そのキャンペーンの敵が、あなたの教会の敵であれば。
ただ、スペルがパラディンに比べるとかなり見劣りします。
◆コンテンプレーティヴ
転職前クラスの例:クレリック
ベースアタック:ウィザード
セーブ:1つ
HD:d6
呪文:毎レベル+1
総合評価:S
出典:DOF
モンクの最終形態に近い防御能力を得ます。(セーブが弱いのが意味不明ですが。)
毒、老化、呪文、チャーム等が無効で非魔法の武器に耐性。20までのダメージに耐性。
クレリックの仕事を”パーティのメンバーを癒す”こととすれば、このクラスは究極的に有用です。
なぜならクレリックが真っ先に死んでしまってはパーティは回復できずに壊滅するからです。
クレリックをとにかく打たれ強くするという選択はパーティ全体に恩恵をもたらすでしょう。
地味ですが、クレリックの選ぶベストなプレステージの1つだと思います。
◆ザ・グレイヴ・オブ・アザーラディオン
転職前クラスの例:ファイター、パラディン
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:B
出典:ドラゴン293
特殊な背景設定を持つファイター系クラス。その存在はワールドに依存します。
モラルやCONが上がる能力を持つ男らしい勇猛なクラスです。武器を強化できる特殊能力を持っています。
しかし、キーンウェポンはいいとしてホーリーウェポンはやりすぎだと思う…。
◆ザ・ストーンロード
転職前クラスの例:ファイターなど(ドワーフ)
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:B
出典:ドラゴン278
そのまんま。石を司るクラス。
つーかベースアタックがファイターと一緒じゃねえか。
「ストーンパワー」というのを2レベル毎に1つずつ選べます。2レベル毎?!。ボーナスフ(略)。
これはブルズ・ストレングスやホールド・モンスターと
いった呪文と同じ効果のものから<マキシマイズスペル>がレベル上乗せ無しで使えたりというご無体なもの(まあ、スペル能力は低いからいいけど…マキシマ
イズがタダっておいしいよなぁ)、アースエレメンタルをフランキングポジションに召喚して、フランキング/スニークができるという楽しげなものまで。
これに加えてストーンシェイプやアースクエイクがおまけで使えます。あーあー。
モンテー!!。
◆ザ・ダークウッドスタルカー
転職前クラスの例:ローグ、ファイター
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:B?
出典:ドラゴン292
エルフ/ハーフエルフ用の対オーク専門クラス。
と、いいつつスニークアタック(最大3d6)やドッジ(最大でクリティカル無効化)に優れているのでファイターより(もちろん)優秀。
セーブも2つが高い。まあ、スニーク目当てでいくには3d6は低いので、オークがたくさん出てくるキャンペーンで…
…と、思ったけど転職するころにはオークなんか問題にならなくなっているのでは…???。
やや謎が残るクラス。
”オーク帝国と戦うキャンペーン”とか”世界の9割が悪いオークのプレーン”だと大活躍間違い無し。
毎晩DMに『オークを出してくれよ〜』と催促の電話を入れるぐらいの気迫で取り組みましょう。
◆ザ・ナイトソングエンフォーサー
転職前クラスの例:ローグ
ベースアタック:クレリック
セーブ:1つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:A
出典:ドラゴン293
ナイトソングというギルドに属するエリート。
隠密行動に長け、戦闘能力も高い強力なクラス(なんでコイツはヒットダイスがd8なんだー?(笑))。
スニークがバリバリ上昇するのが肝(最大5d6)。”チームワーク”という能力を持ち、集まるとさらにオイシイという。
特殊攻撃の「クリッピングストライク」は相手のSTRを大幅に奪う(最大1d4!!)強烈無比な攻撃。
こいつはやべえー。
ニンジャと並んでスニーク専門キャラの候補でしょう。
◆ザ・プライマル・レイジャー
[最大5レベル]
転職前クラスの例:バーバリアン、モンク
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:C
出典:ドラゴン295
バーバリアンのように「レイジ」や「ダメージリダクション」を持ちつつ殴るモンク。
と、見せかけてバーバリアンより特殊能力が弱くてモンクより殴りが弱い。器用貧乏。
…あんましおいしくない。
◆シージエンジニア
[最大5レベル]
転職前クラスの例:ファイターなど
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
総合評価:D
出典:ドラゴン295
攻城専門家。PCとしてありえねー。
しかも無駄にベースアタックとかHDが高い。無駄だ。さすがにこれならファイターのがマシ。
<シージウェポンスペシャライゼーション>とかいうイカす能力を持ってたりする。アツい。
まあDMが攻城戦マニアなら選んでも良いと思いますが…。
ジョーク記事でしょ、これ?。
◆シーフアクロバット
転職前クラスの例:ローグ
ベースアタック:クレリック
セーブ:1つ
HD:d6
呪文:なし
総合評価:C
出典:S&S
その名の通りアクロバティックな体術を得意とするクラス。
いろいろと厳しい地形でも普通に戦える、いわば逆境に強いタイプ。
DMが逆境好きだったら選択してもいいかもしれません。
アライメントの制限さえなければモンクからなっても面白かったのに。
(純粋にアクロバットのボーナスで言うなら、この後にドラゴン誌で追加された忍者クラスのが良いです。)
◆ジオマンサー
転職前クラスの例:ドルイド、ウィザード、クレリック、ソーサラー
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d6
呪文:毎レベル+1
総合評価:B
出典:MOW
僧侶の奇跡も魔術師の秘術も、ドルイドの神秘術すら全て等しいと言い切ってしまうジオマンサー。
なんだかやる気マンマンなクラスです。
全ての魔術を混ぜ合わせたり、変換したりして使いこなします。
が、その反動で体に異変が起きちゃいます。
ペナルティってわけでは無いですが…ユニコーンの角が生えたり背中に翼が生えたりする程度で。
むしろ特殊能力が使えて便利、と割り切って変態しまくりましょう。
それがジオマンサーなのです!。
◆シフター
転職前クラスの例:ドルイド
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:B
出典:MOW
『シフターってどんなクラス?』って聞かれたら、すぐに『いや、変身』と答えますね。
もう、変身だけに特化したクラス。
スペルも捨てて変身一択。なにはなくとも変身。何回も変身。いつでも変身。
特殊能力も変身のみで、ここまでされるとかえって説明しづらい(笑)。
レベルが上がるごとに変身の回数が増え、変身できるものが増えていきます。
最終奥義は移動相当アクションでの変身。
分かりやすくて使いやすいクラスだと思います。
とにかく変身。
◆シャドウダンサー
転職前のクラスの例:ローグ、モンク
ベースアタック:クレリック
セーブ:1つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:B
光と闇の狭間に生きる、謎の存在……とのことですがDMGに解説及び全ての特殊能力がバッチリ書いてあるので別に謎でもなんでもありません(たぶん誤植)。
通常は隠れられないような状況でも強引に隠れてしまう「影隠れ」、あると便利な「暗視」、影と友達!「シャドゥ招来」、心術呪文は怖くない?「心術破り」(けれどウィルセーブは別に高くない……)などと便利な能力が山盛り。どれもそれっぽくて良い感じです。
便利なのが影の中を移動する「影渡り」。容易に敵の背後を突くことができます。
◆スパイマスター
転職前クラスの例:ローグ、バード
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:A (BMおすすめ)
出典:S&S
いいですね、これ。スパイの達人。
イラストのねーちゃんが色仕掛けしてるんで、そーゆう特殊能力があるのかっ!と思って期待したんですが、特にそういうのは無いです。
チッ。スパイと言えば色仕掛けなのに。
微妙にスニークも3d6だけ増えるし、特殊能力の幅も広くて有用なものが多いので個人的にはオススメのクラス。
中でも偽の人格をかぶる「カヴァーアイデンティティ」、「ディープカヴァー」はかなり強力。
NPCで出したらPCは苦労すること間違いなし。
騙すのが好きなDMの皆さん(ゴホゴホッ)一考の価値ありですよ?
◆スペルソード
転職前のクラスの例:ウィザード/ソーサラー&ファイター
ベースアタック:クレリック
セーブ:1つ
HD:d8
呪文:最大+5レベル
総合評価:C
出典:T&B
ブレードシンガーのエンハンスドが出る前までは、イチオシだった魔法戦士系クラス。
剣に魔法を込めてぶん殴る、そう、ファイナル●ァンタジーとかのアレみたいなもんです(笑)。格好いいでしょ?。
同じような事ができるマジックアイテムがあるんですが、まあ、それは置いといて(笑)。
剣にためていつでも使えるように準備しておくこともできます。便利。
そしてこのクラスを支えているのが「イグノア・スペルフェイリュアー」。
その名の通り鎧・盾による呪文失敗確率を下げてくれます。魔法戦士には必須の能力ですよね。
魔法戦士自体の是非は…ここでは問いません(笑)。
詳しくはEL−CO氏の記事にて→「魔法戦士の作り方 for D&D3E」
◆セイクレッドエクソシスト
転職前クラスの例:クレリック
ベースアタック:クレリック
セーブ:1つ
HD:d8
呪文:毎レベル+1
総合評価:A
出典:DOF
退魔師。邪悪を捜し出して退治します。
もちろん悪を探し、破壊する能力に長けています。憑依攻撃に対抗出来たりして。
6レベル以降になにかもう一捻り欲しかった。
イメージ的には格好良いクラスだけに勿体無い。
◆セイクレッドフィスト
転職前クラスの例:クレリック、パラディン
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:最大4レベル
総合評価:C
出典:DOF
微妙なモンク。モンクのように素手攻撃が得意でクレリックのように呪文が使えます(少ないですが)。
WISを命中とダメージに足せる「ノーシャドウブロウ」。
ACやセーブを上昇させる「インナーアーマー」などが特徴でしょうか。
どちらかのクラスを追求した方が良い気もしますが、どちらもやりたいと言う欲張りな人にオススメ。
◆ダンジョンデルヴァー
転職前クラスの例:ローグ
ベースアタック:ローグ
セーブ:2つ
HD:d6
呪文:なし
総合評価:B
出典:S&S
ダンジョン潜り専門家。これはまあ、ゲームの方向性から言ってかなりイケてるクラスの気がします(笑)。
最初のうちは地味な能力ですが、そのうち小さくなって隙間を抜けたり異次元ドアを作ったりと御無体なかんじに。
なんか、ダンジョンの存在そのものを否定しているかのような能力が並びますが、それはご愛嬌ということで(笑)。
スニーク上昇無しなので戦闘には不向きですが、ダンジョン探索の時はきっとそんな特殊能力が役に立つでしょう。
…ウィザードの次ぐらいには。
◆チャーチインクエスター
転職前クラスの例:クレリック
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:毎レベル+1
総合評価:A
出典:DOF
審問官。嘘発見、真実検知の能力に優れます。
こんなキャラクターがいたら、DMは絶対に謎解きシナリオをやりたがらないでしょうな(笑)。
それぐらい強烈です。
ウォッチデテクティブと組んでシナリオ崩壊させるしか!(笑)。
◆ディープウッドスナイパー
転職前クラスの例:レンジャー、ファイター、ローグ
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:B
出典:MOW
辛抱強く、慎重で、静かで、そして危険なスナイパー。
隠れながら射撃するという姑息にして実に効果的な戦術に長けております。エグい。
射出武器のクリティカルを増やし、倍率も増やし、射程距離を伸ばし、狙いを正確にし…。
さらに敵が隠れていてもそのコンシールメント%を下げてしまうという荒業まで有します。
こんなのが森に潜んでいたら…と考えるとゾっとしますな(笑)。
特殊能力の回数がやや少なめなのがネックか。
◆ディヴァインオラクル
転職前クラスの例:バード、クレリック、ドルイド、ウィザード、ソーサラー
ベースアタック:ウィザード
セーブ:1つ
HD:d6
呪文:毎レベル+1
総合評価:A
出典:DOF
なるのがとても簡単な占術師。なんと、スクライ技能と<スキルフォーカス(スクライ)>だけ。
平民フォーカスのスクライ!!!
熱い…アツイぜ…アツくて死ぬぜー!!!!
かつてこれほどまでに俺を興奮させた必要条件は無いっ!!
ゴーストウォーカーの<エンデュアランス>がマシに…マシに…見えるにやぶさかではないと言えない事も無いことを提言したいと希望する。
占いと探知に長けています。フランキングやサプライズを受けません。
つか、4〜8レベルが<アンキャニィドッジ>で、10レベルで手に入るのが「イミューン・トゥ・サプライズ」か。
つまらん(キッパリ)。
良い度胸だな。これ作った奴。この給料泥棒。
まあ、楽してなれるものに面白いものは無い(ハズ)と。
◆テイマー・オブ・ビースト
転職前クラスの例:
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:最大+3レベル
総合評価:C
出典:MOW
猛獣使い、でしょうか。
動物を飼いならすことができるクラスです。
通常の動物支配能力と決定的に違うのは、動物に高いIntを与えることができる点。
これは便利でしょう。サーカスに入ったら花形間違いなし。
鍛えればパーティの頭の悪い飛んだり跳ねたりする人より利口になるかもしれません(マジで)。
最終奥義「インスパイアグレートネス」で猛獣軍団大行進!!。
101匹ワンちゃんも夢じゃない(?)。
◆デヴォーテッドディフェンダー
転職前のクラスの例:ファイター、バーバリアン
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d12
呪文:なし
総合評価:C(BMおすすめ)
出典:S&F
『君は、愛する者のために死ねるか?』
戦士として、いや男として、いや人としてこの問いに向き合ったとき。
その答えはデヴォーテッド・ディフェンダーとして顕れるだろう!。
その名が示すとおり守る者のために全てを賭ける、熱いプレステージクラスだッ!。
特殊能力は防御系のモノが多く、まるでSPやボディガードのようにターゲットを守ってくれる。
ま、完全に趣味のクラスだけどパーティ内に”守る対象”が居るようなキャンペーンだと面白いハズ。
(恋人同士とか、王女と部下とかね)
◆デュエリスト
転職前のクラスの例:ファイター、バーバリアン、ローグ
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:A
出典:S&F
1対1の戦いに特化したクラスのように聞こえますが、実際はそんなことはなく、タダの強いクラスです(笑)。
鎧を着ず、レイピア(又は片手用ピアッシングウェポン)のみで戦うといろいろボーナスが付きます。
が、別に鎧を着込んでも強いので特に気にせず”なると強いクラス”としてバンバン使い倒しましょう。
その代表的な能力はなんといっても「プレサイスストライク」。
クリティカルヒットが効く敵になら、最大で+3d6までのダメージボーナスが付いちゃいます。
つぇぇ。
◆テンプラー
転職前クラスの例:戦闘系でなれるなら誰でもなるべきっていうかならないヤツはアホ
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d10
呪文:最大4レベル
総合評価:S+
出典:DOF
某ダークサンとは関係無いようです。残念ながら。
「スマイト」やボーナスフィート、あまつさえ<ウェポンスペシャライゼーション>があるうえに「ダメージリダクション」も持っているオトクなクラス。
なぜかアタックボーナスはファイター並で、セーブも2つが最強クラス。
つまり、戦闘用クラスの強いところだけを集めたようなバケモノクラスです。
それに加えて一応呪文も使えます。呪文はやや弱いか。
”BMのイチオシです。エラッタが出ると睨んでいます(笑)。え?出なかったら?…俺がやりますよ(笑)。”
…と、最初は書いていたのですが、一向にエラッタが出ないのです。
強いなぁ(笑)。笑うしかないよなあ。
まあ、悪いことは言わん。なれ(笑)→特集記事「最狂天麩羅」
◆テンプルレイダー・オブ・オリダマラ
転職前クラスの例:ローグ
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d6
呪文:最大4レベル
総合評価:C
出典:S&S
OLIDAMMARAが読めん(笑)。
略奪者、ってかなりすげーイメージのクラスだなおい。
スニークとスペルとセーブボーナス、そしてドッジで構成された単純なクラスです。
まるでマルチクラスのコンボのよう。つーかマルチクラスでいい説アリ。
呪文数は少ないけどキュア・クリティカル・ウーンズとニュートラライズ・ポイズンまで覚えるので、まあ。
まあ。
…まあ。
しかしテンプルをレイドしにいっても、向こうにはテンプラーが待っているわけだし…。
こいつじゃ無理だな(笑)。
◆テンペスト
転職前クラスの例:ファイター、レンジャー、バーバリアン
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:C
出典:MOW
呪われた巻物を持って貿易風に乗って出てきそうなクラスですが違います(当たり前)
でも、強そうな名前ですよね?(笑) ワクワク(嘘)
…と、期待させておいてタダの戦士です。
二刀流が得意です。「オフハンドパリー」が得意です。
あー、書くことねぇーーー(笑) つーか、なんなんだこのクラス? 二刀流の他にやることないのか(笑)
特殊なクラスの多いMOWで、ある意味異彩を放っているクラスと言えます。
ファイターより強いのは当たり前ですが(書くまでも無い?)
◆トゥルーネクロマンサー
転職前のクラスの例:ウィザード&クレリック
ベースアタック:ウィザード
セーブ:1つ
HD:d4
呪文:毎レベル+1
総合評価:B
出典:T&B
イラストが格好良い”真の”ネクロマンサー。
が、ウィザードとクレリックを両方やらないと転職できないのが(かなりの)ネック。
そして能力もなんとなく中途半端な感じ。ホントに真かぁ〜???。
「リブークアンデッド」や「クリエイトアンデッド」はあるんだけど…。
一応ディセクレートのオーラを自動的に発してたりはするんだけ、どうもパンチ力不足。
最後に貰える全国の慈愛に満ちたDM待望の「エナジードレイン」にしても…敵にすれば最悪だけど…うーむ。1日1回は厳しくない?
つか、最後の最後でそれかい、みたいな。
ただの”寄り道”になる可能性が高いのであんまし勧められないクラスです。
先にペールマスターとマスター・オブ・シュラウズをチェックしてみましょう。
◆トライバルプロテクター
転職前のクラスの例:ファイター、バーバリアン
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:D
出典:S&F
部族の護り手。じ、地味なネーミングだな、おい。
基本的にそれ(部族関係の能力)しか無いので、ちょっと汎用性に欠けます。
「スマイト」も”部族の敵”にしか使えないし…。例によって状況限定、キャンペーン限定のクラス。
例によって自分たち以外の世界の全てを敵だと思っている部族の出身なら強そうですが(笑)。
…テンプラーのが100倍強いです。
◆ドラゴンディシプル
転職前のクラスの例:ウィザードなど
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d6〜d10
呪文:7個
総合評価:C
出典:T&B
ドラゴンの力を手に入れ、体を変化させていくというダークサンライクな魔術師。(え、知らない?(汗))。
羽が生えたり、ブレスを吐いたりできます。
呪文はかなり少なくなるので、戦闘する気が無いといけません。思い切りよくいきましょう(笑)。
変態系クラスにしては珍しく、最終的に”ドラゴン”になりません。
ドラゴンの各種耐性はしっかり手に入れますが。
◆ドランケンマスター
転職前のクラスの例:モンク
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:B
出典:S&F
ジャッキー・チェン主演の”酔拳”を観たことがありますか?
観たことがある人には説明は不要です。アレです(笑)。
酔えば酔うほど強くなる中国拳法の達人、ってとこでしょうか。
実際に酒を飲むとパワーアップしたり、「レイジ」を使用できたりといった能力がルール化されています。
その他にも移動速度が上昇したり、ACが上がったり、酒を口に含んで炎として噴出したりとやりたい放題。
酒をキュアポーションに変換するという小技も持ってます。かなり楽しげなクラスです。
素手攻撃がd12止まりなのが大きな欠点でしょうか。
◆ドレッドパイレーツ
転職前クラスの例:ローグ、ファイター
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d6
呪文:なし
総合評価:C
出典:S&S
もーなんつーか海賊をやる以外にやる事無いです。
特殊能力も汎用性がほとんど無いんで、海の冒険が多いキャンペーンでないと苦しすぎでしょう。
海賊王でも目指しますか?(笑)
◆ドワーヴン・ディフェンダー
転職前のクラスの例:バーバリアン、ファイター、パラディン
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d12
呪文:なし
総合評価:S
とにもかくにも堅くて頑丈! 無頼のタフネスを誇るドワーフ専用クラスです。
(以下、H・FOrumに書いたものを抜粋しつつ紹介)
えーと、ドワーヴン・ディフェンダーを目指す皆さん! 《Endurance/持久力》取ってますか?(笑)。このフィート、何のためにあるんだって言っ
たらプレステージクラスのためにあるんだって言えるくらい、嫌がらせのごとくいろんな所で前提条件に出てきます。ていうか確実に嫌がらせです、これは100%official
他にも厳しめの――そう、あの伝説のアレ――があったりしますのでその辺は覚悟してください。
このプレステージクラスの目玉ですが、おそらく「防御の構え」でしょう。「バーバリアンの激怒」のように一定期間ドワーヴン・ディフェンダーを3!2!1!ハッスル!ハッスル!させます。ハッスルしてる間はhpが上がりますがハッスルし終わると減るので注意です。回数が「バーバリアンの激怒」よりも圧倒的に多いのが魅力的(というか、多くないと使いづらいですねコレ)。なにげに『動いちゃいけない』っていう制限もありますが、味方のウィザードにテレキネシスで運んでもらったりすれば良い感じ、かもしれません 。たぶん。
まるでモンクのように成長するとACにボーナスが付きます(特に条件が無いのでこっちのが断然強い)し、HDも高い! 堅い!
そしてトドメに本家バーバリアンをも上回る「ダメージ軽減」能力。オイシすぎ。
これらを組み合わせればあっという間に“いったん言い出したらテコでも動かない頑固親父”のできあがり! 『わしゃあここを動かんぞいぃぃ〜〜』とか唸ればDMはもちろん他のプレイヤーも悶絶すること間違いなし!
「バーバリアンの激怒」と「防御の構え」の同時発動が可能なら“絶叫し血に飢えた雄たけびを上げながら強固に身を守るドワーフ”という珍妙なこともできます。なんと【str/筋力】+6、【con/耐久力】+8、AC+2ですよ! 意志セーブには+4だ!!(だからどうした)
◆ナイト・オブ・ザ・チャリス
転職前クラスの例:レンジャー&クレリック、レンジャー&パラディン
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d12
呪文:最大4レベル
総合評価:B?
出典:DOF
デーモンスレイヤーってイメージは格好良いですねー。彼らはデーモンと戦うために生涯を捧げる騎士です。
こんなのを選んだら、DMが喜んでデーモンの大群を送りつけてきそうですけど(笑)。
対デーモン探知能力&戦闘能力に秀れ、攻撃には最高で+4/+4D6のビックボーナスが!。
プリーストがターンするように、デーモンをターンできるのが強力。
とにかくデーモン退治に特化しています。
デーモン来い!何百匹だろうと来い!!魔神だろうが魔王だろうがどんと来い!!
そうやってDMに叫び続けて他のプレイヤーから押さえ込まれてください。
呪文の質はまあまあ。頼れる程ではありません。
なにげにHDが高いのが魅力です。
◆ナイト・オブ・ザ・ミドルサークル
転職前クラスの例:ファイター、バーバリアン、レンジャー、パラディン
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:最大3レベル
総合評価:A
出典:DOF
DOFの第2章に説明のある”スターゲイザー”という組織の騎士。
単一目標に対して強い!。1つの目標に対して命中とACに最大で+6付きます。…付きます!。
あ、あのなあ、ゴーストウォーカーはなあ<エンデュ(以下略)
呪文はちょっと弱め。ブレスウェポンやディスペルマジックはありますが。
ただし、1日3回までトゥルーストライクが使えるようになります。
変にウィザード系を混ぜなくてもいいのは楽かも。
タイマン系ではかなり強い方のクラスです。
…これとテンプラーがファイター本に載ってるプレステージじゃないって、変じゃねぇこのゲーム?。
(しかも両方ファイターより攻撃が強いうえに呪文使えるしよー)
◆ナイト・プロテクター・オブ・ザ・グレートキングダム
転職前のクラスの例:ファイター
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:C
出典:S&F
な、名前長ッ!。
名誉を求める特殊な騎士の例です。彼らの”掟(典範)”も紹介されてます。
グレートキングダムってグレイホークにあった国ですな。
キャヴァリアやハーフリングアウトライダーに比べると馬に固執してないので、その分強いです(笑)。
特に目立つ特殊能力は無く、既存のフィートや能力の使いまわしや強化版が多い(<アイアンウィル>、<クレイヴ>等々)
追加AoOができる「ノーマーシー」。名前が格好良いなぁ…と、思わず名前を褒め始めてしまいたくなるクラスです(笑)。
かなりおとなしめな印象のクラス。雰囲気で選ぶ類ですね。
◆ニンジャ・オブ・ザ・クレセントムーン
転職前のクラスの例:ローグ
ベースアタック:ファイター→クレリック
セーブ:3つ→1つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:S→A(※)
出典:S&F
エレグソンキャンペーンでスタインが泣いたことで有名なクラス(まあ、彼は”クレセント”に惹かれて選んだんですけどね。手裏剣を投げて『クレッセント…(略)』(嘘))。
エラッタの激しさは天下一品で、ローグの最強転職クラスから一気に転落しました。ま、転落してもトップ集団ですけど。
元はファイターのベースアタックとモンクのセーブを持ったサード最強のクラスの1つだったのですが、ローグのベースアタックとローグのセーブに成り下がりました。
下がりすぎ(笑)。
ま、弱体化しても便利なクラスであることは間違いありません。
なにしろスニークの上昇率がローグと同じ。さらにスニークを助ける能力が山盛り!
催眠術、雲隠れ(ガス化&透明化)、暗視などニンジャチックな能力も強烈!
最終的には「イセリアルジョウント」でイセリアル体になってスニークします。誰かコイツを止めてくれ(笑)。
戦闘専門のローグからはこの”ニンジャ”になるのが間違いなく現時点でのベストです。
あと、ザ・ナイトソングエンフォーサーもチェックしてみてください。
(つか、ローグ本(S&S)にこれを越えるものが1つも無かったなぁ…良い本だ(笑)。)
◆ノームトリックスター
転職前クラスの例:バード、ローグ、ウィザード(ノーム)
ベースアタック:最大+8?
セーブ:1つ
HD:d6
呪文:なし
総合評価:C
出典:ANN2000
その名の通り、ノームのいたずら野郎。M:tgでお馴染みのD.Alexander Gregoryのイラストがイカす。
ちょこざいなイリュージョンや、トリック系の能力に秀でます。
何気に連続攻撃の「リピーテッドストライク」があったりします。フリーアクションで追加攻撃。
なかでも「クイッケンド・イリュージョン」は面白い。
イリュージョン系のスペルが全て<クイッケン・スペル>扱いになるとゆー(普通なら4レベル上乗せ)。これは凄い。
惜しむらくはこのクラスではスペルが増えないこと。これは痛い。
上手く組み合わせればイリュージョンの達人になれそうだが。
っつーかベースアタックの+8ってなんだぁーー???。誤植か?。
まあD.Alexander Gregoryだから許す。
◆ハーフリングアウトライダー
転職前のクラスの例:ファイター(ハーフリング)
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:D
出典:S&F
このクラスはエラッタ必須。そうしないと”ベースアタックが上昇しない”という史上稀に見るダメクラスになります(笑)。
馬に乗った戦闘がとにかく得意で、その点ではキャヴァリアとも十分張れます。良い勝負です。
が、しかしまあキャヴァリアと張り合ってどうすんだよっつーことで。
そもそもハーフリングはファイターに向いてないという致命的な矛盾もあり(笑)。
馬に乗ってる時は強いぜー、以上説明終わり。
馬以外に乗ることができるウインドライダーをチェックしてみましょう。
ハーフリングマニアは要チェックだけど…
◆パープル・ドラゴン・ハイナイト
転職前クラスの例:ファイター、バーバリアン、パラディン、レンジャー
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
総合評価:B
出典:ANN2000
ただのナイトじゃなくてハイナイトですからねぇ。こりゃあ強そうだ…うん、強い。
つーかですね。
ベースアタックがファイターと同じで、毎レベル特殊能力があったらファイターより強いのは当たり前でしょ。
簡単な事でしょ。ファイターはボーナスフィートしか無いんだぞ。少し考えろ。お前ここで正座2時間。
…などといつもながらの愚痴をたれつつ。ハイナイト様の素晴らしい特殊能力をご紹介しましょう。
「ポイズンレジスタンス」と「アンキャニィ・ドッジ」は、まあそのまんま。よくあるヤツね。
「ナチュラルアーマー」でACが2上昇する。いいねえ。
そして極めつけは「マジックレジスタンス」。これはヤバい!。今風に言えば激ヤバ!。昔風に言えば過ぎたること及ばざるが如し!(?)。
選択した1種類の魔法攻撃形態(火とか氷とか)からダイス毎に最高3点引いちゃう。引き過ぎだろ。
10d6のファイアーボールでも期待値5点かよ。すげえな。さすがはハイナイト様だ。
ハイナイト様にはかないませんや。
◆ハンター・オブ・ザ・デッド
転職前クラスの例:パラディン、クレリック
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d8
呪文:最大4レベル
総合評価:B
出典:DOF
アンデッド退治に特化したクラス…っていうかドラゴン誌のつかいまわしです(笑)。
「トゥルーデス」はアンデッドを完全に破壊する(復活させない)ユニークな能力です。これは便利&DM泣かせ。
「ポジティヴ・エナジー・バースト」はアンデッド”だけ”をぶちのめす範囲攻撃能力。
10レベルになるとエナジードレインを完全に無効化できるのが素晴らしい。
呪文使用能力がもうちょっと充実していれば汎用性があったのですが…っていうか使いまわすな。
◆ファング・オブ・ロルス
転職前クラスの例:ローグ、ウィザード
ベースアタック:クレリック
セーブ:1つ
HD:d6
呪文:なし
総合評価:B
出典:S&S
どんどん変身して、最終的には”人を越えて”ヴァーミンタイプになってしまう怒涛のクラス。
バケモノ。まず間違いなくNPC用でしょう(明記はされていませんが)。
→ファングオブロルス〜あるロルス信者の日記
◆フィエースグラップラー
[最大5レベル]
転職前クラスの例:モンク
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:C
出典:ドラゴン295
グラップラーというとバキを思い出しますが、ああいう意味でのグラップラーではなく純粋に”グラップルする人”という意味です。
特殊能力は掴み系ばかり。最終奥義は絞め落としだ!。
うーん、掴むだけじゃあねぇ(嘆息)。
◆フィーンドバインダー
[最大5レベル]
転職前クラスの例:クレリック (オーク/ハーフオーク)
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:最大+2レベル
総合評価:C
出典:ドラゴン292
イビルのオーク/ハーフオーク用のクラス。思いきりNPC用。
”フィーンド”としてクリーチャーを支配してこき使うという(DMにとって)素晴らしいクラス。
5レベルまでしかなく、能力が頭打ち気味なのがちょっとアレですが。
敵のライバル(中ボスぐらい)として使うと良いのでは無いでしょうか。
◆フィスト・オブ・ヘクストール
転職前のクラスの例:ファイター、バーバリアン
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:B
出典:S&F
戦いの神ヘクストールの荒ぶる戦士たち、それがこのクラスです。
ま、あんま良い神では無いです(PHB参照)。
このクラスの主な能力はストレングス増強と「ブルータルストライク」。
単に攻撃にボーナスが付いちゃうという貰い得な能力。地味に強いです。
◆フェイトスピナー
転職前のクラスの例:ウィザード、ソーサラー
ベースアタック:ウィザード
セーブ:1つ
HD:d4
呪文:最大+6レベル
総合評価:C
出典:T&B
もし運命を自在に操ることができたなら…
その願いをごく小さな範囲ながらも実現してくれるのがこのクラスです。なんだか、最終的にはアウトサイダーになります。
ダイスのリロール能力が素晴らしく、自分のダイスから味方のダイス、果てはNPC(モンスター)のダイスまで…
DMに真っ向から干渉できる稀なクラスと言えましょう(笑)。
相手の運命を終わらせてしまう「シールドフェイト」。ま、端的に言って即死能力です。
対象に向かって"Your fate is sealed!"と言うのが発動条件ですが、 "You die!"とか”シンダー”とかでもいいですね(笑)。
が、このへんはまだ序の口、というかこのクラスにとってオマケに過ぎません。
なんといっても目玉は”スピン”。運命を操作することによって呪文のDCやセーブ、スキルチェック、命中判定などにボーナスが付きます。
ダイスでしか干渉できなかった分野を操作できるようになるのは楽しい…かも。肝心のDCには対したボーナスが付かないのですが。
(ちなみに「シールドフェイト」の抵抗DCにも足せます。)
◆フォーセイカー
転職前クラスの例:ファイター、バーバリアン
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d12
呪文:勿論なし
総合評価:B
出典:MOW
『魔法は邪悪なものだから消さなければいけない!』。
そんな電波が飛び込んできたキャラのクラス。
能力値がモリモリ上がり、傷が早く治り、スペルレジスタンスがあったりするクラスなのですが…。
ま、世の中そんなに甘くないということで(笑)。
援助魔法も効かない体になってしまうのでした。ピムチ。
豪快なメリハリがあって面白そうなクラスです。
…っていうか魔法が希少なワールドで選ぶと実は強いですね(笑)。
特集記事→「魔法を捨てろ!そして壊せ!」
◆フォーハンター
転職前クラスの例:レンジャー
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:C?
出典:MOW
フィーヴァードエネミーを特化したクラス、予想通り現れましたな。
とにかくそのタイプの敵を殺すためだけに生きているクラス。
…えーいだからそのタイプの敵が出なかったらどうすんねんお前ら!!(笑)。
とにもかくにも得意な敵だけを目標とした能力がズラリと並ぶ。
名前が強そうな「ランカー(”怨恨”って言った方がわかりやすいか?(笑))」は最大+5d6ダメージ。
「ヘイテッドエネミー・ダメージリダクション」は”得意な敵からのダメージだけ”を軽減する能力。
同じく「〜スペルレジスタンス」は…まあそういうこと。
最終奥義「デスアタック」は憎むべき敵を一撃で屠る能力。
わーかったよ。もうわかったってばよ。
◆ブライター
転職前クラスの例:ドルイド(主に人間)
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:最大6レベル
総合評価:B
出典:MOW
自然を守るエコロジストであるドルイドに対してこのブライターは自然を破壊する地球に厳しいドルイド。
♪腐れ〜枯れろ〜死ね死ね〜(適当
…ハタ迷惑なクラスですね(笑)。
森を燃やすためかバーニングハンドが撃てたりします。そこまでするか。
そうやって自然をぶっ壊しまくっても自分は「サブスタンス」があるので飲まず喰わずでも生存できます。きたねー。
いちおう「ワイルドシェイプ」も使えますが…そこは腐れドルイドなので…なんと「アンデッド・ワイルドシェイプ」です(汗)。
最終奥義「プレイグ」はその名の通り疫病を撒き散らす技。敵にまわしたくないクラスです。
◆プライリーランナー
[最大5レベル]
転職前クラスの例:ローグ
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ?(※)
HD:d8
呪文:なし
総合評価:B
出典:ドラゴン292
ハーフリング用のランナークラス。移動力にかけては負けないぜー、といわんばかりのクラス。
その割りにはREFセーブが低いのが謎(笑)。
バーバリアンとスタックできる移動力ボーナス、道を見つける能力、走り続ける能力、そして<ヘースト>と走るための能力だけで構成されている。
とにかく目的がハッキリとしているので考慮に入れても良いかもしれません。
バーバリアンとスタックできる移動力+10はオイシイ。
※:セーブがなんか変。おそらく誤植ですが、ウィルセーブがおかしい上昇率になってます。
◆ブラックガード
転職前のクラスの例:悪いパラディン
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:最大4レベル
総合評価:S
ルールブックにまで“人の皮を被った魔物”と書かれてしまう堕ちたパラディン、ブラックガード。しかしまぁプレイヤーは人の形すらしていない魑魅魍魎
だったりするので無問題の方向性で。とりあえず19レベルまでは人の皮を被ってプレイし、そこでブラックガードに転向して暗黒神に愛でられるのがベターか
と。裏切られたと知った時の周りのプレイヤーの顔が見物ですよ。ゲッヒッヒッヒ……
なにしろパラディンとほぼ同等の能力を持ち、それに加えて「スニークアタック」を持ちます。パラディンの敵として出すには最適なのは間違いないでしょう
(笑) いっつも「スマイトイービル」でイビられている全国のDMの諸君。ついに我らも「スマイトグッド」をもって偽善者PCに立ち向かうことができるよ
うになったのですよ!
呪文はパラディンに比べてマジック・ウェポン系やホーリィ・ソードが無いのでその辺の強化系が不安ですが。まぁ悪の僧侶とか魔法使いをはべらせてなんとかしましょう。悪だし。サモン・モンスターが充実してるので嫌がらせはできます。
◆ブラッドハウンド
転職前クラスの例:ファイター、レンジャー
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:C
出典:MOW
荒野をさすらい、狙った獲物を追いかけてどこまでも追跡する血に餓えた猟犬。それがブラッドハウンド。
ブラッドハウンドに狙われたら命は無い…らしい(笑)。
ベースアタックとスキルのバランスが良いので使いやすいクラスだと言えます。
狩りの手順。
まず「マーク」で目標を定めます。そいつを探すために「デタミネーション」してスキルにボーナスを得ます。
「ファストトラッキング」にて素早く移動しながら追跡、もちろん「トレースレストラック」で痕跡を残さずに移動。
”マークした”敵を発見したら「シャッター」で邪魔な物を吹き飛ばし、「イグノアー・マジカルバリアー」で魔法の壁すらすり抜けて突進。
敵を得意のサブデュアルダメージで気絶させて生け捕ります。
◆ブラッドメイガス
転職前のクラスの例:ウィザード、ソーサラー
ベースアタック:ウィザード
セーブ:1つ
HD:d4
呪文:2レベル毎に+1
総合評価:C
出典:T&B
キワモノ揃いのT&Bの中でも、かなりのキワモノなのがこいつ。スプラッタメイジ。
”血”を司ります。血が好きな人は是非…って、おい(笑)。
自分の皮膚を切り刻んでスクロールのかわりにしたり、自分の血をポーションに変えて蓄えたり…。
血を練りこんだコンポーネントで威力を増したり、相手からより多く血を流させたりと、とにかく強烈。
なにがスプラッタって、自分をスプラッタ。こえー。
それから、簡単にホムンクルスが作れます。これは便利。
「アウェイクンブラッド」は対象の血を噴出させて大ダメージを与える技。北斗神●みたい。
最終奥義の「ブラッドウォーク」は血を媒介として自由にワープする技ですが…
…悪用すると相手の体の中に出現して相手を…これ以上書きたくありません(w
◆ブレードシンガー
転職前クラスの例:ファイター、ウィザード
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:最大4レベル
総合評価:A(※)
出典:T&B
レインボー内では”D&Dのエルフ”と呼ばれていたクラス。
剣も呪文も使いこなしますが、基本的に戦闘メインで呪文は補助。
イメージ的になんとなく耽美系。天野さんがイラスト描きそうな感じ。
エラッタエンハンスドにより急激にパワーアップ。T&Bの中でもトップクラスの強さに大変身。奥様ウットリ。
まったく別のクラスになりました。
…つか、あまりの変わり方にビックリしました。T&Bを床に叩きつけるくらい。
→特集記事「魔法戦士の作り方 for D&D3E」
◆フレンジードバーサーカー
転職前クラスの例:バーバリアン
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d12
呪文:なし
総合評価:S
出典:MOW
狂える魂を解放する戦士、フレンジードバーサーカー。
ただでさえバーサーカーは迷惑なのにそれがフレンジーなんだから、もう(意味不明)。
「レイジ」を越えたパワフルさを誇る、その名も「フレンジー」。これで暴れまくれ!。
味方も一緒にフレンズィれる「インスパイアフレンジー」が楽しいぞ。大騒ぎだ(笑)。
(ただし徐々にhpが減るので暴れすぎに注意。)
ゴーストウォーカーが泣きながら習得する<リメインコンシャス>をボーナスで貰えるぞ!。
良かったな!?。ちくしょう。けっ、いーーらねえよそんなヘボいフィート。けっ。
そもそも<パワーアタック>や<クレイブ>が強化されるのでフレンジー使わなくても強いじゃねえか。
…良かったな?。このやろう。ええっ?。おいっ?。
<シュープリームパワーアタック>で通常の2倍のパワーだと?。倍はやめとけ!!(絶叫)。
…おい、David EckelberryとMike Selinker(作者)よお?…うおらどぉうらぁっぁぁっぁーーーっ!!!(Frenzied)
特集記事→「いいから暴れとけ!」
◆ブロウラー
[最大5レベル]
転職前クラスの例:モンク
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:B
出典:ドラゴン295
手近なものをなんでも武器にする即興武器(インプロヴァイズドウェポン)を持ってたり、敵の数が多いとパワーアップしたりとなかなか楽しげなクラスです。
サブデュアルダメージを軽減する渋〜い能力も持ってます。渋すぎていらねぇー。
最終奥義はブラジョニング攻撃(殴打)のダメージ半分!。
微妙!!。でもベースとHDが高いので強い(笑)。
◆ベイン・オブ・インフィデルス
転職前クラスの例:ドルイド、クレリック
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:毎レベル+1
総合評価:A
出典:MOW
奇怪な力を持つリーダー格のクラスです。
自分の部下に力を与えることができます。命令だけして自分は楽をしたい人向け!(笑)。
かと思えばいきなり範囲内に炎を炸裂させてみたり。アメとムチ?(笑)。
特定の場所を守護する「ハースプロテクション」や、生贄を捧げて魔力を増強する「サクリファイス」など。
なんだかもう悪のボスとして使ってくれと言わんばかりの能力ですぞ>全国のDM諸君
部下の忠誠心をチェックする「デテクトロイヤリティ」がエロいです(笑)。PCで居たら嫌だなあ、これ(笑)。
◆ペールマスター
転職前のクラスの例:ウィザード、ソーサラー
ベースアタック:ウィザード
セーブ:2つ
HD:d6
呪文:最大+5レベル
総合評価:B
出典:T&B
ちょっと風変わりなネクロマティック系のクラスです。アンデッドを使役するだけではなく、自身もアンデッド(風)になるという。
イラストがそうなんですが、骨の鎧を着てるのが格好良すぎです。
まあネクロマンサーですから。もちろん「アニメイトデッド」や「サモンアンデッド」はできます。基本ですね。
自分の腕を切り取ってアンデッド化する「アンデッドグラフト」は強烈!。いや、特にイメージが。
STRが上がり、アンデッドのような接触攻撃を使用できるようになります。
…ええ、ええ、全国の心優しいDM諸氏お待ちかねの…もちろんアレもありますよ(笑)。
いや、あげるんですよ、PCたちに。
それはそれはささやかなプレゼントです……マイナスのレベルッッ!!。
最終的にはクリティカルの効かない体になりますが、ご安心。アンデッドにはなりませんから。つぇぇ。
奥義「デスレス・マスター・タッチ」は対象をぶち殺し、即座にアンデッドにしてこき使うというもの。鼻血。
◆ヘクサー
転職前クラスの例:クレリック
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d6
呪文:毎レベル+1
総合評価:S
出典:MOW
邪悪な眼、略して邪眼。そんなものが武器のクラスですから、良いクラスのわけはありません。
往々にして悪役(子供が怖がるような)ですね。
呪いの眼で敵を睨む能力「ヘックス」を持っております。悪いなー。
その凝視の効果は様々で、病気や恐怖といったスタンダードなものから魅了などという洒落たものまで。
なにげにスペル能力とアタックボーナス(そしてHDまで)が素晴らしいので強力なクラスです。
悪ですが(満面の笑み)。
◆ホーリーリベレーター
転職前クラスの例:ファイター、ローグ、パラディン
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d10
呪文:最大4レベル
総合評価:A
出典:DOF
にせパラディン(笑)。
「スマイト」、「ターンアンデッド」、呪文など必要なものは揃っているうえに強力な「セレスティアルコンパニオン」までつきます。
呪文の内容も申し分なく、ブレスウェポン、キュアクリティカルウーンズ、ホーリ−ソードといった基本的なものは使えます(ただし使用数が少なめ)。
全体的にはパラディンより若干落ちるので、パラディンから無理になる必要性はあまりないかも(パラディン研究家の右近いわく”微妙”)。
パラディン能力をマルチクラスに組み込む時には便利かもしれません。
ローグ→ホーリーリベレーターと転職すれば簡単に「スニーク」+「スマイト」+ホーリーソードetcが実現できます。
◆ホスピテーラー
転職前クラスの例:ファイター、バーバリアン、レンジャー、クレリック
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d8
呪文:毎レベル+1
総合評価:A
出典:DOF
治療院の地味〜なクラス。
呪文が使える上にボーナスフィートが2レベル毎に貰えてベースアタックがファイターと同じく成長します。
「ターンアンデッド」が使えるし(ターンが使えるということはディヴァインフィートが使えるということ)。
つまりホスピテーラー>>ファイター
正気?。
(強いて言えばHDがd8かd10か、ぐらい)
こういう風に”ファイターより確実に強い”クラスがバンバン出てくるのはどういうことですか。
正直ファイターファンとしては滂沱の涙です。
もう、あまりの嘆きにW●Cに爆弾投げつけたいくらいに。…死ね。
◆マインドベンダー
転職前のクラスの例:ウィザード、ソーサラー
ベースアタック:ウィザード
セーブ:2つ
HD:d4
呪文:最大+6レベル
総合評価:A
出典:T&B
他者の精神を自由自在に操る恐ろしい魔術師。考えようによっては最強のクラスです。
倫理的に問題ありすぎですが。ま、それも魔術師の性ということで(納得)。
サイオニクスで同様の事ができそうな気がしますが、まあひとまずそれは置いといて。
テレパシーや読心、サジェスチョンといった基本的な能力に加えて強力な支配系の能力を持ちます。
「フレンズフォエヴァー」は、なんとなくほのぼのとした名前ですが、強制的に永遠の友人にしてしまうという驚異の能力。
純粋支配系の「ドミネイト」と「スラル」で完全なる下僕を作成できます…。
いやーーー、マジで”ある意味”最強です。
なにしろPCやNPCのファイターなど(つまり、ウィルセーブが低い人たち)を簡単に奴隷にできるのですから…。
◆マスター・オブ・シュラウズ
転職前クラスの例:クレリック
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d8
呪文:毎レベル+1
総合評価:S
出典:DOF
アンデッドを召喚する邪悪なクラス。NPC用でしょうか。
「サモンアンデッド」は特殊能力扱い。
シャドウやスペクターをバンバン呼べます(これでベースアタックがファイターと同じってのが意味不明)。
まさに呼びたい放題。PCのレベル下げたい放題。ケケケケケ。
◆マスター・オブ・チェインズ
転職前のクラスの例:ファイター
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:B
出典:S&F
ラッシャーが鞭ならこっちは鎖だぜっ!。そんな感じのクラスです。
イメージ的には”聖●士星矢のアンドロメダ瞬”でしょうか。
攻防一体の特殊能力が揃っていて、鎖で相手を打ちのめしたり巻きつけたりする以外にも、鎧の様にまとったり攻撃をはじいたりすることもできます。
「スインギングアタック」の攻撃力(+3d6)も中々ですし、最終的には鎖を生き物のように動かせます。
第七感(セブンセンシズ)やコスモを持ったアナタは是非!
(ただしキャンペーンの最終回間際での打ち切り覚悟で!…あ、最近OVAになったか←本当にどうでもいい)
◆マスターサムライ
転職前のクラスの例:ファイター
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d10(※)
総合評価:B
出典:S&F
ヒットダイスがd12からd10に下げられました。
なにもそんなに細かく弱くしないでいいじゃん。テンプラーの足元にも及んで無いんだし…
しかもこの”細かく弱くする作戦”はS&Fにおいて顕著だっただけで、以降のガイドブックではむしろ強化されているという。
なんつーか最初に出たサプリメントっつーのはあらゆる意味で美味しくない(笑)。
やはり日本人なら武士、侍、腹切り、ゲイシャでしょう。
アメリカ人は勘違いしているようですが、いまだに日本ではゲイシャと一緒にハラキリしているサムライがいるんですよ?フジヤマとかに。
いいですかアメリカの皆さん?。
…は、どーでもいいとして(前フリ長ぇよ!!
強烈な能力が多く、外国人のサムライへの憧れを感じます(笑)。
チャンバラの殺陣を再現できる「シュープリームクレイヴ」。
居合抜きか?攻撃をディレイさせると強化できる「ブレイズ・オブ・フューリー」。
そして両手でカタナを扱うとストレングスボーナスが倍増する「ブレイズ・オブ・デス」。
なかなか面白いものが揃っていますが、惜しむらくは高レベルの特殊能力がちょっとショボい(ネタ切れ?)なこと(ハッキリ言って4レベルより上に上げる意味が無い)。
これこそエンハンスドしろ、って感じです(怒)。てめえらー。
リクエストがあったら「エンハンスドサムライ」でもアップしようかしらん。
◆メイジ・オブ・アーケン・オーダー
転職前のクラスの例:ウィザード、ソーサラー
ベースアタック:ウィザード
セーブ:1つ
HD:d4
呪文:毎レベル+1
総合評価:A
出典:T&B
ギルドに属して様々なインフラサービスも受けつつ、魔法の修行もできるという。
いわば社会のダニみたいな存在です。なにがアーケン・オーダーだ。なめんな(←なにかあったのか?
ボーナスでメタマジックフィートも付くので、例によって”損無しクラス”ですな(笑)。
「スペルプール」という特殊能力で呪文を自由に呼び出せます。
ソーサラーの自由なキャストに憧れるが、呪文レベル及び習得数の貧弱さが気になるという人は是非ご一考を。
◆ラッシャー
転職前のクラスの例:ファイター、ローグ
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:B(BMおすすめ)
出典:S&F
パーティにハーフオークがいる時は選ぶと面白いかもしれません。そいつに向かって
『アニキよぅ〜』
とか。嘘です。すいません。
鞭をビシビシ振るって暴れる女王様…いや、軽戦士。キャンドルキャスターと抜群のコンビ?!(嘘)。
特定の武器のクラスでもかなり珍しい方ではないでしょうか。
面白い能力が多く、それなりに強いのでただの”イロモノ”では無いです。
ウィップによるスニークや、追加攻撃、範囲攻撃といった強力な戦闘用能力。
それに加えてムチを手足のように使ったり、相手の武器をディザームしたり、相手を気絶させたりと言うユニークな能力も持ちます。
デザイナーの力が入っているのが分かる(あきらかに文章量とオリジナル能力が多い(笑))面白いクラスです。
◆レイジメイジ
転職前クラスの例:バーバリアン&ウィザード/ソーサラー
ベースアタック:最大+8
セーブ:2つ
HD:d6
呪文:最大4レベル
総合評価:B
出典:ドラゴン277
かの有名なMonte様が開発したプレステージクラス。…やはり、強烈(笑)。イメージも強さも。
怒る魔道師!。すげえ事考えるなあ。
バーバリアンの「レイジ」のように怒りながらスペルを使うことによって威力を上昇させます。
それが「スペルレイジ」。もちろん「レイジ」と同じく終わった後は疲れます。
利点はスペルレベルが2つ上になることと、スペルのDCがレイジメイジのクラスレベル分だけ上昇すること。
これは強烈!。最大でDCに+10!!。効いちゃうって、こんなん(笑)。
フィアーとかポリモーフ・アザーとか”効いたら終わり”呪文を使えるのでかなりの脅威。
別に”痛くて抵抗しにくい”ファイアーボールでもいいし。
最終的には「スペルリテンション」で「スペルレイジ」中に唱えたスペルは1日の使用数の制限にカウントしないとゆー。つぇぇぇぇーーーっ!。
強いスペルが使えないのは大きな欠点ですが、弱い呪文を確実に、何回もぶち込む戦い方ができそうです。
研究次第では伸びるプレステージかも。
◆レヴェガー
転職前のクラスの例:バーバリアン、ファイター
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:C
出典:S&F
見た者を恐怖に陥れ、切り結んだ相手を絶望の淵に立たせる…ような能力を有した恐怖のクラスです。
恐怖のクラスというのは比喩表現ではなく、本当にフィアー系能力を持ってるからです。
…いや、むしろフィアー能力を持ってるだけかも…。
つーか精神攻撃が効かない相手にはどうすんだ?(笑)。
そういう敵にはCONダメージを与える「クルーエルカット」も効きそうに無いし。
弱いものイジメ担当?。
◆レッドアヴェンジャー
転職前のクラスの例:モンク
ベースアタック:最大+8
セーブ:3つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:A
出典:S&F
氣(ki)の使い方に長けた修道者。
ウィズダムボーナスを”ki(氣)”という能力でバンバン使うので、WISが高いキャラ向けのクラスです。
WISが高いキャラがレッドアヴェンジャーになれば物凄い力を発揮します。
あくまでも例ですが、「フリー・キ(氣の解放)」と「キ・セーブ」を併用すれば全てのセーブに+10ボーナスも夢ではありません…。
また「キ・ヒーリング」の回復量は半端じゃないです。
モンクは自由にレッドアヴェンジャーとマルチクラスできる(特例)ので、一考の価値あり。
◆ロイヤルエクスプローラー
転職前クラスの例:ローグ、バード
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:D
出典:S&S
略してRE。ダメそー(笑)。
なんつーか探検家(学者タイプ)なんですがどうにもこうにも技能ボーナスがショボい!!
今時+4でどうしろっちゅうんじゃ!!! しかも呪文がねぇ。
ダメだぁぁぁーーーッッ!!(絶叫)
コイツにロゼッタストーンを渡しても何も見つけられないで帰ってくるとみた。
相当にヘボい。
◆ローアマスター
転職前のクラスの例:ウィザード、ソーサラー
ベースアタック:ウィザード
セーブ:1つ
HD:d4
呪文:毎レベル+1
総合評価:A
知識を探求する者、賢者といった感じのクラスです。
スペルキャスターというのは元から強いもんでして。
「呪文:毎レベル+1」っつーだけでほとんどがSクラス、Aクラスに匹敵します。充実した特殊能力を持つローアマスターは文句無しにAランク。
メインとなるのは「極意」。理由は良く分かりませんが(多分勉強したから)たくさんのボーナス(セーブとかフィートとか、ボーナススペルとか!)を得られます。「健康の極意」でヒットポイントが増えたり(みの●んたもビックリ!)。
さらに「ボーナス言語」。アイデンティファイが無制限に使えるようになる「秘伝知識」など便利なものがたくさん。
もっとも便利なのは「伝承知識」でしょう。これは「バードの知識」と同じです。この能力のためにバードが欲しいとも言われるほど便利な(DM泣かせな)
能力です。バード冒険に連れて行く(ましてやバードレベルを上げるなんて!)のはためらわれますが……ローアマスターなら問題無くパーティに入れることが
できます。これを覚えるためだけに少しだけ取っても良いクラスだと思います。
[EOF]