アーチャーを極めよ!
文責:石川
では、なぜ武器を長距離化するのか?
自分が傷つかずに、敵だけを傷つけたいからである。
あらゆる戦術や戦法は、「自分が傷つくことなく敵を殺す」ために存在している。その究極たる大陸間弾道核ミサイルは、いまや使用者がテーブルに付いたままで敵国を崩壊たらしめることが可能ではないか。
そして、ファンタジー世界に置いても、それは同じことなのである。
ジャック氏のリクエストを受け、今回のCDS:PE転職ガイドは「アーチャーを極める」をテーマにお送りします。
これまで当コラムは「クラス/プレステージクラスを極める」という記事をお送りしてきましたが、今回は「アーチャー」という「キャラクタータイプ」を極めてみようと思います。ただ、ある特定タイプのキャラクターを極める、となるとレベルや使用ルールにより、その内容ががらっと変わってしまうので、今回は低レベル域(6〜9レベル)と高レベル域(16レベル以上)の二つに限定して話を進めようと思います。
さて、当のアーチャーをここでは3タイプに分けようと思う。
一つは対人戦に重点を置き、一撃必殺性に重点を置いた「スナイパー」。
そしてもう一つは魔法とのコンビネーションによって強大な破壊力を追求した「ヘビーガンナー」。
<Bonus Track>
パラディン呪文を利用してevilの敵への破壊力を最大限に生かした 「ブーステッドガンナー」
・使用ルールはPHB、DMG、各種クラスガイドブック(+α)のみ
・他者の援護(パーティの仲間からの呪文など)、マジックアイテムの使用を前提としない
・現行ルール範囲内ならキャラクター的にあり得ないチキンな組み合わせでも目をつぶる(笑)
・サンプルキャラは全能力値16(+種族修正)でレベルによる能力値上昇は計算に含めない