第13話 氷の少女
2004/11/12**ネタバレが微妙にありますので** **あなたのDMに相談してから** **お読みください** |
アブロ |
〜偉大なる小悪党〜 人間 ローグ【6LV】・シャドゥダンサー【1LV】 男 |
ローグならではのスキルでパーティを牽引する案内役……とはいえ、広いダンジョンは苦手のようだ(笑) イザとなれば敵にも、もちろん味方にも気付かれずに宝を盗み出す凄腕の男。 最近はエロさに磨きがかかり、読者サービス担当キャラになってきている。ちなみに、それはあくまでもアブロのキャラクターということで、プレイヤーとは関係無いことをここに断言しておく。氏の名誉の為にも! 必殺技:〈Spot/視認〉 それはもうとにかく〈Spot/視認〉が大得意。 ライフワークとも言えるか。 |
ヴァロック |
〜シスコン僧侶〜 人間 “デルソフィ”を信仰するクレリック【7LV】 男 |
《Extra Turning/退散回数追加》とディヴァインフィートを取り、小技も利くクレリック。全般的に高い能力値を持つため後衛の防御戦闘も行える優秀な駒である。〈Spot/視認〉や〈Listen/聞き耳〉が苦手で大事なことに気付かなかったりする。 ……問題は常にかぶっているグレートヘルムか…… 〈Speak Language/言語〉が大得意(???)。レベルが上がるために貴重な2スキルポイントを〈Speak Language/言語〉に注ぎ込んでいる言語マニア。誰か止めろ。 |
ウエスト |
〜 人間 ウィザード【5LV】・エイリアニスト【2LV】 男 |
ヒプノティズムによる幻惑や膨大な〈Knowledge/知識〉によるサポートがメイン。戦闘では《サモン強化》のフィートで強化された犬軍団を統率する、犬将軍。 「60の夏」研究を進めるうちに禁断の邪悪なる呪文に手を出したと言う噂だが…… ファミリアは「いかめし君」(謎のコウモリ風生物) 笑い方は『げっひっひ』 |
ノインガム |
〜ネチャライ社長〜 人間 “ダラナーラ”を信仰するドルイド【6LV】 男 |
『サモネチャライ!』で戦場を掻き回すのが得意。お供のロクナント(ヴァイパー)の“攻撃表示”によるサポートもこなす。ヒマがあればグッドベリーでパーティの飢えを満たしたり。 決めセリフは『俺のターン!』『ネチャラーイ!』 |
ケイト |
〜オークハンター〜 人間 レンジャー【6LV】 女 |
とにかくオークに恨みを持ち、オークを殺すことに生涯を捧げる生レンジャー(ありえない)。必殺技はオークを捕まえて“Take20で朝まで〈Intimidate/威圧〉”すること。普段ののんびりっぷりと殺戮の宴を始めた時の変貌っぷりで“ランチさん”と呼ばれることになった。 普段はNPCだが、今回はヒマになった元サイランのプレイヤーが使っていた。 口癖は『なんですのん?』 |
フォンス [Now Printing] |
〜超絶美形爆裂吟遊詩人〜 人間 バード【2LV】 ソーサラー【4LV】 |
飄々としているようで、イザという時は鋭い意見をチラリと投げつけるパーティの秘密兵器。呪文回数にモノを言わせた絨毯爆撃が持ち味。端正な顔立ちには奥様もウットリだ! のんびりとした『まぁまぁ、落ち着いて』はパーティの数少ない良心のひとつと言える。さらに言うならばプレイヤーが経験豊富でパーティ戦術の知恵袋だったりする。 『ソーサラーってのはなんとかの一つ覚え作戦なんですよぉ〜』 |
ヘンウェン |
〜電波さん〜 (NPC) 人間 ドルイド? 女 |
??? |
<BMの浅知恵袋> 〈Spellcraft/呪文学〉によってどんな呪文が使われたか、どのような効果があるのかを知ることができますが「目の前でキャスターによって使われた呪文を知る」のと「唱えられた呪文の効果だけを見て知る」のでは難易度に差があることに注意してください。 |
【世界の裏側】 ──オシントンから遥か離れた場所にて。空は曇り、辺りには生物の姿も無く、草すら生えない荒野のまっただなか。突如として空中から現れた黒いローブの少女が地面に降り立った。それを黒ず くめの人影たちが迎える。少女はその人影の輪の真ん中に歩み、周りの影は膝をついてそれを迎えた。少女は懐から件の石版を取り出すと、それを高く掲げた。 「……見よ。……ついに我々が『解き放つ時』が来たのだ」 「おお、まさに、それは……約束された『知識』……」 「……では、あの厄介な『印』は……」 「言うなッ!」 少女が手を振ると、空中に氷の剣が出現した。人影は、その氷のつららに腕を刺し貫かれて悲鳴を上げた。そのまま崩れ落ち、凍りつく腕を抱えて地べたで悶絶する。 「……『ナイトスパイン』の方の調子はどうか?」 「順調です」 「……ふふ……無駄だ……せいぜい、あがくがいい」 どこと言う事もなく、天を見上げてその少女は不敵に笑った。 ──フェードアウト |
<BMの嘘知恵袋> こういう時のために〈Spot/視認〉は上げておきましょう(嘘) |
<BMの浅知恵袋> …… と、こうやって書いていると「なんだ、レインボーの奴等、アホのくせに真面目に話してやがるな」などと思われてしまいそうですが。そんなことはありません (笑) えー、途中にアホ話は随分入ってましたが、それを全部カットするとこのような形になるのです。ご心配なく(どんな心配だ) |
<BMの浅知恵袋> まあ、普通は身内ではやらないかもしれませんね。イービルのパーティでも無い限り。別にプレイヤーが「やりたくない」って言ったら止めるつもりでしたが、提案した瞬間に2人ともダイス振り始めました。さすが日本一のアホサーク(以下略 |
【世界の裏側】 「是非とも……迎撃任務は私めに」 声がした。 面白そうに唇の端を歪めて目線を向ける少女。 「奴等には私の父をやられています。私に復讐のチャンスをお与えください」 さほど悔しそうでも無く、淡々とそう告げる甲冑の男。 「……ふむ、よかろう。アレを連れて行くがいい」 目を細めて承認する少女。 |