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前回までのあらすじ
──hp1のキャラはやっぱり死んだ。




「ジャイアント・ステップス」 〜その2〜
in AMC2004

2004/10/12
マスター&リポート:B.M-NAG(びいえむ)
参加した命知らず:玉野(兄)、フェルディン、テロ牧師、WOM、Ruth(席順、敬称略)


【現在のパーティ】
ハルファ/玉野(兄)
イライジャ/フェルディン
ガンダル◎/テロ牧師
ミラクル/WOM
バース/Ruth



目次
05:エビルク登場
06:死闘
07:ゴ−トスの教え
08:クラシック式ダンジョンハック




05:エビルク登場
 さて、一行はコボルドの一団を発見、スリープで瞬殺しつつ先へ進む。
 (一匹は捕まえて縛っておいたり)

 通路を進むうちに、なにやら高周波な「キーーン」と言う音が響いてきた。
 まさか……? と、一行は身構える。

BM「さて、そんな妙な音が聞こえてきたのですが、どうしますか?(フィギュアを並べながら)」
◎ンダルフ「や、や、マスター、ちょっと何さりげなくサイコロ振ってますのん?(笑)」
BM「いや、ちょっと腕の筋肉のトレーニングを(真顔で)」
ガ◎ダルフ「そ、それならいいですけど……(笑)」

 そうそう。

BM「えーと、さて、耳鳴りのような音が段々と強くなってきているようですが?」
ハルファ「(即座に)じゃあ、モラルブレ〜〜イク、と言いながらそっちに走ります(笑)」
バース「うむ、ワシが先頭をつとめよう!」
ハルファ「?(笑)」
バース「何を、怯えているわけじゃないぞ! お主が危ないからじゃ!(笑)」
ミラクル「私も」
イライジャ「どうしたみんなー!(笑)」
ガンダ◎フ「おい、みんな何を逃げているんだい?(笑) ボクは止まってます」
ハルファ「エビルクだ、エビルクが出た〜〜〜!!(笑)」
BM「我先に走ってますなぁ。まあ、じゃあDEXでロールして順番を決めますか(笑)」

 ダイス勝負で順番が決定。
 ガンダル◎は宣言通り動かなかった(よって最後尾)


勇敢に偵察に向かう猛者たち
(勇敢に偵察に向かう猛者たち)

BM「(撮影しながら)……我先へと逃げ出す冒険者たち、と(笑)」
イライジャ「……やだなぁ、……俺が一番前だなぁ(爆笑)」
ハルファ「これは公開されるでしょー(笑)」
イライジャ「さ、されるんだ……(BM注:されました) で、通路の先はどうなってます?」
BM「そっちもランタンの届く距離は通路ですね。さて、位置が決まったところで。こっちの攻撃をさせていただきます。キーーーンと言う音は、ブブブブブという振動音に変わりました」
◎ンダルフ「おー、不意打ちだー」
BM「まずは1回……おや、外れた。じゃあ、イニシアチブですか」

 全く見えない敵の攻撃!?
 これがエビルクなのか?

ミラクル「えーと、じゃあ射撃します」
BM「武器は?」
ミラクル「ショートボウです」
BM「ええと、その位置からですか? カバーが3枚入って−12ですけど(笑) しかも、見えないから−4で合計−16」
ミラクル「うーーーん」
BM「しかも、フレンドリーファイアも有り得ますよ」
ミラクル「……じゃあ…………撃ちます
BM「撃つんかい!!(笑)」
ハルファ「まあ、『俺はレゴラスだ!』って思ってやれば行けるよ(カバー1)」
バース「大丈夫だ!(カバー2)」
ガンダ◎フ「まあ、20が出れば(カバー3)」

 ……と、3枚の壁は言いました。
 なんて強気な冒険者たちなんでしょうか(笑)
 矢が当たったら即死に近いんですが(笑)

BM「やるんか!(笑) ならば、どうぞ」
ミラクル「……(ころころ)ただのハズレ」
イライジャ「やめい!(笑) お前の弓でも十分すぎるほど我々は死ねるんじゃあああ(笑)」
カバー1〜3「あはははははは(笑)」

 なぜか射線に入ってない僧侶が説教し、壁はその必死っぷりを見て笑っていると言う。
 和やかな風景(どこかが間違っている)
 元気な壁たちである。


06:死闘
 さて、ついに紫色の魔法使い、ガンダル◎・ザ・パープルがその魔術を披露することになった。
 
ガン◎ルフ「はい、スリープかけまーす。見えない敵がいるあたりにかけたいです」
BM「うーん、それだと、自分も範囲に入りますが?」
ガ◎ダルフ「……まあ、それでも良いです(笑)」
ハルファ「後は残りの人に託す作戦か」
ガンダル◎「行くぞ!……(ころころ)……10まで!」


【クラシック講座】
 サードのスリープは2d4HDにかかって強かったなぁ……などと昔を懐かしんでいる3.5版プレイヤーの皆さん。
 いやいや本来のスリープはそんなものじゃないのです。
 クラシックのスリープ
2d8HDのクリーチャーが、セーブ無しで寝ます(笑)
 つまり、ガ◎ダルフの「10!」と言うのは、10HDまで無条件で眠らせるよ!……という意味です。



BM「はい分かりました。呪文が発動するとですね……」
バース「すると?」
BM「……まず、パタリ、とガンダ◎フが倒れました(笑)」
ガンダ◎フ「ぐーー(笑)」
ハルファ「他は? なんかドサっと倒れる音とかしないですか?」
BM「しないですね」
ハルファ「うーん、ダメか(笑)」
BM「まあ、魔法使いが何か呪文を唱えたかと思うとパタリと倒れました、と」
ハルファ「かなりキテレツなことになってるなぁ(笑)……うわぁー、もうダメだぁーエビルクにやられるぅ〜(笑)」

 などと盛り上っている所に、テロ牧師さんの冷静な一言。

テロ牧師「……あ、じゃあ、キャラクターシート1枚ください」

BM「いやいやいや(笑)」
ハルファ「まだ分からないじゃん(笑)」
テロ牧師「あ、そうか(笑)」
BM「まあ、今度はこっちですね。ランダムに目標取りますよ……(ころころ)……3は?」
バース「私です」
BM「はい……(ころころ)……お、命中ですね」

 すると、突如としてバースの脇腹にガリガリと言う音が。
 同時に辺りに金属の粉が飛び散り、見る見るうちにバースのプレートメールに穴が開いていく。
 謎の音はどんどんと大きくなっている。
 ……が、まだ敵の姿は見えない……

ハルファ「……ああ…………プレートメール勿体無い……(おい)」
バース「ぬおおお」
BM「まずは、1点です」
バース「ぬ、たったの1点ですか?」
BM「はい。……1点ですが、まだその動きは止まってません」

 そして、そのプレートに開いた穴の中に奇妙な光景が。
 まるで赤いシャボン玉のように、空間にバースの血が丸く集まっているのだ!
 どうやらその空間がバースの血を吸い出しているらしい。

ハルファ「よし、とりあえずその辺が敵だ!」
BM「はい、イニシアチブですねー」
バース「これは大事だぞ……」

 が、運命はエンターテイメント業界一痺れる優しいDMに味方した。

バース「ま、負けた……ノォォーーーーッ!!」
BM「はい、それでは採血させていただきます……(ころころ)……8点」
バース「ぎゃわー(笑)」

仲良く倒れる2人

Dead03:バース
チーン【合掌】



 バースの身体は血を抜かれて一瞬にしてミイラのように干からびた。
 そして球体はどんどんとバースの血で赤さを増して行く。

ハルファ「よし!、じゃあ行動変更! バースのヘルメットを脱がせてその球体にかぶせます」
BM「はい、それはわりと容易です。タッチアタックかDEXチェック、好きな方でどうぞ」
ハルファ「うーん、DEXチェックで……成功!」
BM「では、スポッっとかぶせました」
ハルファ「えーと、誰か持って外に行ってくれ!」
ミラクル「じゃあ持って走ります」
イライジャ「えーと、その前に移動して扉を開けます」
BM「はい、行動はそれでいいですか?」
ガンダル◎「……えーと、寝続けます(笑)」
バース「……(死亡中)」

 切羽詰まって、やたらに『えーと』とか『うーーん』とかが飛び交う(笑)
 D&Dらしくて良い雰囲気だ(笑)
 チームワークが機能し、兜を持って走るミラクル。

ミラクル「とりあえず外には出れました」
BM「すると、縛っておいた捕虜のコボルドがそれを見てびっくりしています(笑)」
イライジャ「あ、そういえばいたなぁ、そんなの(笑)」
ハルファ「たしか、あの門の外は謎のプレーンだよね? あそこに投げ込んじゃえ!」
ミラクル「走ると……ここまでです。門までは届かないです」
イライジャ「それはマズいなぁ……次のラウンドか」
ハルファ「イニシアチブ勝負!」

 今度の勝負はPC側に微笑んだ。

一同「よし勝った!」
ハルファ「よし! 投げ込んでくれ! 君がヒーローだ!」
BM「フルムーブ後なんで本来は行動できないんですが。……投げるだけだし、前のラウンドから投げる態勢でいたし……まあDEXチェックに成功したら投げ込めますよ」
イライジャ「いくつ?」
ミラクル「13です」
BM「熱い数値だねぇ(笑)」
ハルファ「行ける、行ってくれ!」
ミラクル「じゃあ投げます!……(ころころ)……成功!」
一同「おおーーーーーっ(ぱちぱちぱちぱち)」

 まあ、これは正当な(?)拍手(笑)
 終始賑やかな卓だったなぁ。

ハルファ「よぉぉーーーし! 入った!」
イライジャ「なんだかわからないけど次元に変化が!?」

 さて、異次元に投げ込まれた謎の敵は、複雑な魔力の暴走に巻き込まれ、放電とともに消滅した。
 一同はやっとほっと一息ついたのだった。
 果たしてアレはエビルクだったのだろうか?
 実はその答えは誰にも分からないのだった……


07:ゴートスの教え
イライジャ「我々は、一つの難関を突破したようだな」
ハルファ「まあ、これが良かったのか、悪かったのかは分からんけどなぁ。ひとまずは、ね……」
イライジャ「しかし、勇敢なるドワーフが死んでしまった──」
BM「──などと、感傷にひたる間も無く、反対の扉から次のキャラクターが出てきました(笑)

謎の僧侶「やあ(笑)」

一同「(笑)」
BM「……お名前は?」
謎の僧侶「タスです」
BM「えー、僧侶のタスさんだそうです(笑)」
タス「ゴ−トス神の信者です」
イライジャ「おおー、同志よ!(ガシッ)」
タス「これぞゴートス神のお導きじゃあ〜〜(笑)」
BM「……それはいいんですけど、2人目のクレリックなので装備がありませんよ?(笑)」

 そういうレギュレーション(?)でやっていた。
 補充はキャラクタークラス1つにつき装備1パック。
 よって、すでにいるクラスを選択してしまうと装備はゼロ(笑)
 ……本日この卓のプレイヤーは装備無しなど屁でもないような猛者ばかりだったのだが(笑)
 『ゴートス神は装備無しを恐れない』

タス「うわ(笑) ……うーんと、ホーリーシンボルはありますよね?」
BM「それはあります」
タス「鎧はエルフ(クラーラ)の死体から剥ぐとして……武器が無いなぁ」
ハルファ「その辺の木材をクラブにして使うとか?」
イライジャ「たいまつあるぞ(笑)」
タス「たいまつかぁー(笑)」
イライジャ「これを使うが良い!」
タス「まーかせーろー!!」

 たいまつはD&Dの基本武器。
 などとアホなことを言いつつ進むのであった。

【現在のパーティ】
ハルファ=ファハード
イライジャ
ガン◎ルフ・ザ・パープル・ザ・スリーパー(ガザパス)
ミラクル
タス


 一行はダンジョンの片隅にて、白い鎧を着た死体を発見したのだった。
 錆付いているが装飾された鎧に紋章入りの盾、そして立派な剣の鞘。
 それはイライジャが〈知識(宗教)〉を振るまでも無く……ゴートスの騎士であることが分かった。
 弔おうとイライジャが近付くと、突如としてその死体は起き上がって警告を発した。

死体「待て!」
イライジャ「うお、やっぱりゾンビか。じゃあターニングアンデッドを──」
死体「待つのだ。我の名はジンビ。危害を加える気は無い」

 ……と、ローフル語で。

イライジャ「話を聞いてみるか」
ジンビ「私の事は放っておいてくれ。私はここで神の罰を受けているのだ」
ハルファ「罰!?……っていうか、パラディンなのにゾンビになったのか?(笑)」
イライジャ「いや、『ゴートス神はゾンビ化を恐れない』!!」
ハルファ「マジかよ(笑)」
ジンビ「私はゴートス信者として最も不名誉な行為……そう、退却をしてしまったのだ……」
イライジャ「おお、なぜそんな情けないことを……」

 ジンビは語った。
 彼は紫色のオークがたてこもる砦を攻めたのだと言う。
 敵のオークの数は200以上。
 ……だが、途中で味方が6騎まで減ったので、止む無く退却したのだという。

イライジャ「なぜ、たかが200匹のオークごときに退却を……」
ジンビ「すまぬ。……だから、私はここで罰を受けているのだ。こうして永遠に死ぬ事もできず、ここに縛り付けられているのだ……」
イライジャ「じゃ、放っておきましょう」
ハルファ「とりあえずさらに隅のほうに移動させておこう」
ジンビ「私は罰を受けているのだ。破壊はしないで欲しい」

 丁重に騎士を移動させる一行。

ガザパス「あ、ところでイライジャ殿」
イライジャ「?」
ガザパス「司祭殿はさっき敵が出たときに真っ先に逃げていたような気が……」
イライジャ「(間髪入れずに)何を言う! あの時は敵などいなかった。そして私は未踏査の奥の通路に勇敢に踏み出したのだ!」
ガザパス「そうでしたか(笑)」
イライジャ「当然だ。私は暗闇に立ち向かって行ったのだ!(笑) 『ゴートス神は暗闇を恐れない』!!」

 それもアリ。
 (ホントか)


08:クラシック式ダンジョンハック
タス「よし、じゃあ探索の続きを。まずはその扉を調べます」
ハルファ「素晴らしい、その行動力。さすがゴートス信者じゃ!(笑)」
タス「任せろ(笑) ワシに怖いものなど無い!……えー、扉を開けます」
BM「(調べてないやん(笑))……はい、えー、ここは開けた瞬間に腐臭が漂ってきます。汚物臭などがまざりあって臭いです」
ミラクル「あ、じゃあ私が先頭になって偵察します」
タス「うむ! 勇敢な若者じゃ!」
ミラクル「というか、これしか役目が無いし(笑)」

 臭気がだんだんと強くなる中、一行は進んでいく。

イライジャ「うーん、ところで、辺りはそんなにゴミだらけなんですか?」
BM「いえ、不思議なことにゴミも死体も見当たりませんね」
イライジャ「なんだろう……」
ミラクル「ではそのまま進みます」
BM「はい、えーと──」
ガザパス「──ちょっと待った! みんな、ちょっと俺はやりたいことがあるんだけど、付き合ってくれるかい?」
イライジャ「なんだ?」
ガザパス「じゃあまず、服を脱いで荷物を全部イライジャに渡します(笑)
ミラクル「???」
ガザパス「そしてこのまま通路を凄い勢いで走るという奇行に及んでみたいのだが、どうか?(笑)」


 〈クラシックD&D式ファインドトラップ〉


ハルファ「いいねぇーー(笑)」
タス「うむ、いいぞ。『ゴートス神は裸を恐れない』!!!(笑)」
BM「(うわー、大変だなジッター(13忍者のゴートスパラディン)……)」
ミラクル「なんでわざわざ行くんですか?(笑)」
ガザパス「いやぁー、だって、魔法を使い切っちゃったし(笑)」
ハルファ「なるほどなぁー(笑)」
ミラクル「じゃあロープを巻きつけます」
ガザパス「行くぜー!!」

 果たして、ガザパスの足元にはポッカリと穴が開いたのだった(笑)

BM「……ま、穴も開きますよね?」
ガザパス「開くね!(笑)」
BM「……で、10フィート落下して1d6点ぐらい来ますよね?」
ガザパス「来るね!(笑)」
イライジャ「大丈夫じゃ! 『ゴートス神は落下を恐れない』!!(笑)」
BM「(……こりゃ死ぬな、ジッター)……さて、行きます……(ころころ)」


 なんとダイスの目は「1」


一同「ああーっ!(どちらかというと落胆の声)」



 なんというか歓声の絶えない卓でしたなぁ(笑)
 ……つーか、死なない時はちょっとしょんぼり気味なのはどうかと(笑)

ハルファ「やるぅ!(笑)」
ガザパス「あああーーっ(笑)」
イライジャ「生殺しだ(笑)」
ガザパス「……どうやらロープがあるらしいので引き上げてください(笑)」
BM「では、肥溜めのようなものの中に落ちましたので、全身◎まみれに。ここで対毒STやってください」
ガザパス「えー、……(ころころ)……失敗」
BM「はい、それでは臭さのあまり命中判定及び行為判定に−2のペナルティです」
ガザパス「は、はいぃ(苦笑) ……あ、次の二つ名をください(笑)」
BM「スカム?(笑)」
ハルファ「スカベンジャー?(笑)」
イライジャ「そしたらガザパスス?(笑)」
ガザパス「めんどくさいんでガザパスで良いです(笑) あーあ、臭ぇー」
イライジャ「臭いぞ」
ガザパス「あ、でもこの勇気はゴートス神に認められますか?(笑)」
イライジャ「認めるが……臭いのう!(笑)」
タス「『ガンダ◎フは肥を恐れない』、か……」

 ここだけ“ゴートス神”じゃないのが渋い。
 つーか上手い(笑)
 つーか指輪ファンに殺される(汗)

イライジャ「まぁ、でも、まともに調べる気にならないから突っ込んでもいいよ(笑)」
ガザパス「人間魚雷として(笑)」
ハルファ「調べても見つからないしね(笑)」
イライジャ「どーせ1ターンかけて10%だし」

 しかも2ターンごとにワンダリングモンスターチェック。
 どう考えても10×10調べる前にワンダリングモンスターが出るっつ−の(笑)
 確かにこれはやってらんない。

ミラクル「えー、では先の通路を調べてみます」
BM「扉、通路がこんな感じで……(と、書き込む)……さて、聞き耳やってください」
タス「ワシの耳にも聞こえたぞー」
BM「というか、タスにしか聞こえて無いですね(笑)」
タス「なんじゃー!」
BM「後ろの方で、かちゃりと言う音がしたようです」
タス「振り返ってみる」
BM「特に異変はありません」
イライジャ「? 後ろの扉はどうなってますか?」
BM「閉まったままで、動いた様子はありません」
ハルファ「その扉って普通のダンジョン扉ですよね?」
BM「そうです」
ハルファ「じゃあ、その扉を開けに……」
BM「ちょっと待った。臭気がそっちの方から漂ってくるようです」
ハルファ「ぬ、じゃあ剣を突き出して、前に進んで見ます」
BM「見えない何かに突き当たりました。そいつは動いています!」
ハルファ「出たぁーーーーっ!!」


 はたして何が出たのか?
 これもまたエビルクなのか!?


その3へ続く