DMはじめの一歩

第1歩目 そなえよつねに(*1)

031204

040315 微妙に追加(るの字氏Thanks!)

040516 DMスクリーン一部改稿(いまやん氏&るの字氏Thanks!)

040813 ランダムエンカウント一括ロール表追加(朋氏Thanks!)
041106 エンカウント発生時間チャート追加(きむら氏Thanks!)

 

文責:石川

 

 

 

  

 

 DMとは大変な仕事である。

 プレイヤーの数倍の投資と、数十倍の準備期間、そして数百倍の努力と工夫を持って数人のプレイヤーの行動を管理し、プレイングを維持していかなければならないのだから。

 

 しかし、実際やってみるまで、DMには一体何が必要で、どんな準備をしたらよいかはわからないものだ。

 いざプレイ、という段になって初めて、何は必要なのかがわかったりしてしまう。

 

 そこで、DMはじめの一歩 第1歩目では、DMがプレイを維持するためにはなにを準備すると良いかについて考えてみよう。

 

 

 

 

 

 DMとは大変な仕事である。

 プレイヤー達の無理難題を処理するために(そう!彼らが何とはなしに思いついた愚にもつかぬ行動を判定するために!)、適切なルールを示し、時にはプレイヤーに代わってダイスを振り、あるいはなんらかのリアクションを返さなければならない。

 しち面倒臭いことに、D&Dというゲームはこうした愚にもつかないこと(戦闘中に相手を突き飛ばしたいとか、相手のペンダントをむしり取りたいだとか、木に登りながら遠眼鏡で300ft先の女風呂を覗くだとか)をも処理可能なルールがワンサと掲載されている。アニメ絵のおねえちゃんだけでカラーページを埋め尽くしたり、小説家崩れが15秒ほどで考えた世界設定をだらだらと垂れ流すかわりにルール部分はA42ページほどでまとめられてしまうようなゲームの氾濫する現代に、D&Dは3冊のコアルールブック(ああ、人が殺せるくらいの厚みは十分あるとも!)のほとんどを使ってプレイしているのだ。この活字離れのご時世に真っ向から立ち向かうWotCのデザイナー達の心意気には賞賛の拍手を惜しむものではないが、一方で「ルール多すぎんだよこんなくだらねえ事までルール化してんじゃねえよメリケン人がこんなの能力値チェックで片しちまやいいだろこんなだからウィンドウズは一向に使いやすくなんねんだよビルゲイ(以下略)」などと思わず悪態をついてしまう場面も少なくない。ルールがあまりにも膨大すぎて、どこに何を書いてあるかを把握するのがあまりにも大変すぎるからである。

 やっかいなのは、DMという役割の性質上、PL達よりも広く、かつ的確にルールを適用しなければならない、という点だ。

 前述のようにD&Dというゲームはいらんルールが山のように示されているゲームであり、そのすべてを完璧に把握するのは少々やっかいな仕事であると言わざるを得ない。そんなルールの大海に一人こぎ出さねばならない(しかもそこにはPCという名の海賊が生贄を求めてうろうろしているのだ)DMは、いかにしてこの不条理なる荒波を乗り越えればよいのだろうか。

 

 「はじめの一歩」第1歩目でも述べたように、DMやプレイヤーはルールすべてを暗記しておく必要はない。そりゃ憶えておくに越したことはないが、実際のプレイ中には「XXのページの修正がつくよ」とか「OOに書いてあるルールに従ってプレイするよ」などと伝える場面も多く、またルール解釈でモメた場合などは根拠としてルールを示さなきゃいけない場合もある。君がルールだけでなくそのルールが書いてあるページや、付随する表をすべて憶えられる超記憶力の持ち主であるなら話は別だが、たいていのDMはそうした能力を持ち合わせてはいない(少なくとも石川には備わっていない)事を考えると、すべてを憶えようとする努力を放棄して『頻繁に使う部分だけ憶える』『どんな場合にどこを開けばよいかを憶えると同時に、ルールの検索性を高める』ということに努力を差し向けた方が有益であろう。

 そう、君にとっての最大の武器となるのはPHBとDMGであるのは言うまでもない。この2冊の聖典こそが、君のマスタリングという名の航海を導く海図であり、六分儀である。無論、持ってるだけでは意味がない。この二つを使いこなして初めて安全な航海が可能になるのだ。

 そこで、君のPHB並びにDMGの次の箇所に、以下のようなタグ付けを行ってほしい(なお、PHBの方は「はじめの一歩」で示したものと同内容である)。ちなみにDMGの方は少々貼る箇所が多いので、タグを詰め気味に貼る、ないし小さいタグを使うか、ページの上下を使うなど、多少の工夫が必要かも知れない。

 

 

<PHB>

p8    能力値・修正    

p22   レベル・ボーナス

p59   技能       

p79   特技       

p98   武器       

p104  防具       

p122  戦闘行動・機会攻撃

p132  戦闘修正

p143  移動      

p159  呪文      

p277  用語集

 

<DMG>

p45     《統率力》      (p46 動物の相棒)

p47     NPC

p59     進行管理     (p60 視認・遭遇距離)

p71     特殊能力

p81      呪文抵抗

p85      環境

p115    罠

p137    町                   (p138 住民)

p147   雇い人

p149   NPCの態度

p166   経験値の計算

p170    宝物表

p175    魔法・アイテムの種別    (p176 アイテム制限)

p179   魔法アイテム総論                p180 魔法防具)

p183    魔法武器

p191    ポーション・指輪

p195    ロッド

p199    巻物

p203    スタッフ

p205    ワンド               (p206 その他)

p241   アイテム自作

p247   早見表

 

 なお、一覧中太字で示したところは頻繁にみることになる場所なので、他のものより目立つタグを付けておくか、貼る位置を変えた方が便利なページである。参考まで。

 

 

 

 さて、この操作によってPHBとDMGが数倍ないし数十倍使いやすくなったわけだが、それでもなおその使い勝手に困難さを憶えるDMも在ることだろう。慣れてくればこの程度のタグ付けでもそれなりにプレイできるようになるのだが、しかし慣れるまではどこにどのルールが書いてあるか、タグを見ただけではなかなか思い出せないだろうし、「わからない」という焦りが検索の手をさらに鈍らせることだって考えられる。また、たとえ慣れたとしてもいちいち判定のたびにあっちこっちのページを繰るのが面倒だという向きもあるかも知れない。

 

 そうした声に答えて、D&D界では1stAD&Dの時代から「マスタースクリーン」というものが製品化され、販売されてきた。

 DMに必要な情報を表としてまとめてルールブックをいちいち検索する手間を省き、また厚紙などでついたて状に加工することで、プレイヤーの目からシナリオを守る事が可能になると言う便利グッズである。当然のようにD&D3eでも最初期に商品がラインナップされ、「こんなペラいくせにこの値段かよ!」とか「何だこのぶっさいくなスポット船長(*6)はっつーかよく見たらミアリーだよこれ!」とか「こんな昭和中期のお化け屋敷の看板絵晒しとくくらいならプレイヤー向けの表でも貼っとけっつーの!」などと各方面から絶賛されていた。そうした評判故か、はたまた国内ではこれまでのTRPG製品としてのマスタースクリーンの売れ行きが芳しくないせいか、いずれにせよ和訳される予定は無いようだ(031203現在)。しかし、いくらバックの絵がヘタでしかも怖かろうが、記入してある表にイマイチいらねえものが含まれていようが、あれば便利なのは間違いない。これが和訳されない、というのは、なにげにちょっとした痛手であるといえるかもしれない。

 

 ナニ?和訳が出ない?なら作っちまえ!

 

 というわけで、石川はRAINBOWオリジナルマスタースクリーンを作成した。

 このスクリーンはさぼりっこ氏が送ってくれたルールサマリーを元に必要な事項をまとめ、例によってスリクリン@CR2氏のサイオニクスパワーでpdf化したものである。

 

 さあ、ダウンロードして使いやがれ!

 

 

   <ダウンロード>

<全ページまとめたpdf版>

・ pdf版   Screen.pdf
     
pdf化に際しては、るの字氏の全面的なご協力を頂きました。サンクス!  

 

 

#なお、この表の構成が気にいらない向きのため、以下に原版であるところのExcel版を置いておこう。

#君の責任において、君がこの表を改変したり組み替えたりA1ポスターにしてトイレや枕元に貼って受験日まで暗唱し続けたりするのも自由だ。どんどん改良して、よりよいスクリーンにしてほしい。

 

 

<全ページまとめ版>

   zip圧縮  tables.zip

lzh圧縮  tables.lzh

 

<1ページずつ>

     actions.xls

     condition.xls

     moverate_j.xls

     npc.xls

     skill_j.xls

 


040813 追加

 

ランダムエンカウント一括ロール表

 通常1時間毎にロールすることになっているランダムエンカウンタロールを、2・4・8時間ごとにまとめて行うことを可能にする確率分布表。しかも「その時間中に何回エンカウンタがあったか」まで同時に決定できる。スゲエ便利。

 

 1日に24回エンカウンタロールをするのもそれはそれで楽しいのだが、あんまり長期間これやってると自分がダイス振りマシーンなんじゃないかと錯覚してしまうので、それを防ぐ意味でも非常に便利。ダウンロードして使え。

 

PDF版  (朋氏作・Thanks!)      

 

 


041106 追加

 

エンカウント発生までの経過時間チャート

 上の一括ロール表に近いものだが、こちらは「次のエンカウントが何時間後に発生するか」を算出してチャートにしたもの。
 その土地のエンカウント率に合わせて、次の遭遇が何時間後に発生するかを簡単に出すことが出来る。
 つまり、パーティの野営に必須な
夜番の誰が襲われるかが一回のロールで決定するのである。スゲエ便利。使っとけ!

 

 

こちら  (きむら氏作・Thanks!)      

 




#ちなみに、マスタースクリーンとしてだけでなく、プレイヤー用のルールサマリーとしても利用可能なので、場合によってはプレイヤーの人数分印刷してもいいかも知れない。

 

 

 

 

 

 さて、ルールは何とか調べられそうだ。じゃあさっそくプレイに移ろう。

 

 

 

 

 いやいや、ちょっと待った。

 確かにルールがわかればプレイは不可能ではないけれど、ほかにも準備しなきゃいけないものが結構ある。

 

 例えばダイスだ。君は何個くらいのダイスを持っているだろうか?

 D&Dで使うダイスは4,6,8,10,12,20面体とあるわけだが(なに?100面体?こないだイトコがゴルフボールと間違えてドライバーでぶっ飛ばしちまったよ!)、それぞれ使用頻度が異なっている。例えば4面体は8面体を1/2する事で代用できるんで、あんまり使わなかったりするし、逆に20面体なんかはチェックの度に使うものだから多少個数があってもいい。12面体なんかは滅多に使わないけど20面体で代用するにはチトつらいから1つは欲しいし、8面体はHDやダメージダイスとして使うことが多いので複数個持っていたい。そして6面体の重要性は言わずもがな。

 何個くらいのダイスを持って歩くべきかは荷物のキャパシティと懐具合によって変わってくるだろうが、買うときには次の点に気を付けるといいと思う。

 

1)見やすいダイスを選ぶ

 近年、いろんな材質のいろんなダイスが販売されるようになってきたが、それに伴って「こりゃ使えねえや」ってダイスも増えてきた。例えば硬質のクリアな材質で出来たダイス(いわゆる「クリスタルダイス」)は一見キレイだが、その手のダイスの一部は文字が浅堀りされているだけで文字が非常に読みにくい(ダイス目をごまかしたい時には非常に便利だという人もいるかも知れないが)。やはり、昔ながらの「薄い地に濃い色の文字」のダイス(逆でも可)が見やすいように思う。また、クリスタルダイスでも文字の部分にしっかりペンキが流し込まれているものは見やすい。まあ、現物を見て見やすいものを選ぶのがいいだろう。

2)材質を考える

 1)でも述べたように、近年クリスタルや金属、木など様々な材質のダイスが販売されているが、どうも使いにくいものが多い。例えばクリスタルダイスの一部はそのクリアさを際だたせようとでもいうのか、カドを研磨しない状態で販売されているしかしこのタイプのダイスはテーブルから硬い床に落としたときにバリバリ欠けてしまう。また、金属性のものは重いためかやや転がりにくい(DM的にはダメなプレイヤーへの制裁用品として使えるので便利だというものもいるが)し、木製のは湿気や乾燥に弱く、ダイス袋に入れといたら割れてた、なんて話もある。結局のところ、昔ながらのプラスチック製で、カドがちゃんと丸められているものを選ぶのがいいだろう。

3)色の組み合わせを考える

 実際DM業に従事してみると、何件かのチェックを同時に行う必要が生じる場合もある。例えば1Rに3回攻撃できるクリーチャーが敵として出てきた場合、3回順にダイスを振ってもいいが、これを一回で処理できると存外時間と手間の節約になったりする。そこで、複数個のダイスを購入する場合は、4面体〜20面体までの1セットを同じ色のもので揃えるようにしてみよう。例えば1セット目は白地に黒文字のダイスセット、2セット目は赤地に白文字のセット・・・などといった具合に。こうしておけば、3回の攻撃を同時に処理したい場合、命判のロールとダメージロールを一度に(ダメージダイスが1個なら計6個を同時に)振ることが出来る。当たった20面体ダイスの色と同じ色のダメージダイスでダメージを決定すればいいのだから。

 ちなみに、この「色」も自分で「色順位」を付けて、プレイヤーたちに宣言しておくといい。薄い色→濃い色の順で処理、とか。こうしておくとどのダイスがどの攻撃に当たるかで迷わなくて済む(とくにNPCが複数回攻撃を行うようなとき、どのダイスにどれだけの攻撃ボーナスが与えられるか等の判定の際に迷わずに済むので便利なのだ)。また、d100を行う際にも「どっちが10のケタか」でもめずに済むようになる。

 

 まあ、ぶっちゃけDMはいくつダイスを持っていてもそう邪魔になることはないだろう。たとえダイスとして使わなくてもザコ敵がいっぱい出てきたときに駒代わりに使う(とくに20面体だと受けたダメージと同じ目を上にしてダメージ記録の手間を省けるから便利)とか、ひまなときに独楽代わりに廻して遊んだりもできるので便利である。またたくさんダイスがあれば心おきなく敵やトラップ、呪文をいっぱい出すこともできるし、プレイヤーの中にはダイスを忘れてくる奴だっているだろう。そういうヤツらに抜け目無く恩を売っておき、いざというときの布石としておくのも大事なDMの仕事というものさ。

 

 

 ザコ敵の話が出てきたので、次はコマの話でも。

 昔からTRPGのコマ(ユニット)といえばメタルフィギュアか紙製のコマ、と相場が決まっていたものだが、ミニチュアゲームの隆盛に伴いプラスチック製のコマもなかなか使いやすいものが出てきた。メタルフィギュアはモールドの緻密さやその重厚さに愛好者が多いが、一方で単価が高く、壊れやすく、金属性であるが故に重くて持ち運びに不便である、等といった欠点がある。一方プラスチックのコマはモールドが甘かったり軽くてすぐ倒れたり、と微妙なショボさがあるものの、一個あたりの値段が安く、材質故に壊れにくい上、彩色済みのものも多く販売されているため非常に手軽である。先日、D&Dをベースにしたミニチュアゲーム「スカーミッシュ」が発売となったが、これなど国内販売価で16体入り2940円である。デキは出色のものである、とは口が裂けてもいえないものの、それなりに雰囲気のあるものも多く、ひまなときには別ゲームとして遊ぶことも考えればそう高い買い物でもないだろう。(*3)。

 

 とはいえ、ムリしてこうした専用のコマを揃える必要もない。最近流行りの食玩(チョコエッグとかジュースのボトルキャップとか)を適当に使ってもいいし、種類の違う硬貨だってザコのマーカーとしては十分だ(*4)。また、安価にいろんな種類のコマを、ということであれば100円均一などでミニボードゲームを買ってくるのもいい。特にチェスのコマは白黒2色でコマの種類も多彩なため非常に使いやすい。ボスは黒のキングでザコは白のポーンなど、ぱっと見でも判別しやすいのもいいカンジだ。

 

 コマが揃ったら今度はそれをおくボードが必要になる。まあ、金をかけたくないと言う人は、模造紙でもなんでも大きな紙に適当な大きさのマス目をかけばそれで十分ボードになるが、懐に余裕のある人は「スカーミッシュ」のエントリーパックを買ってみるのもいいと思う。前述したように、こいつには16体のフィギュアが入っているほか、バトルフィールドとして利用できる1インチ方眼のマップが付いているのだ(ついでにいえば「儀式の間」とか「がれき部屋」といった特殊な地形のプレートも含まれている)。また、少々値は張るが、イエローサブマリンなどの大きなゲームショップにある「方眼付きクリアシート」をつかうのもいい。A1サイズで3−4000円と少々値は張るものの、透明なので下にカラーマップを入れて使うこともできるし、この手のものの多くは水性ペンで文字や線が引けるよう表面処理がされているので、マップに直接地形や障害を書き込んで使うことも可能になる。これがあると状況説明がぐっと楽になるので、余裕があったら優先的に購入するといいだろう。

 

 D&Dをプレイするにあたり、実はもう一つ欲しいボードがある。それは「イニシアチブ管理ボード」である。イニシアチブは戦闘の度変わるし、待機や仕切直しで結構頻繁に変化するので、紙にいちいち書いて管理するのが結構大変なのだ。

 そこでRAINBOWでは100円均一で購入したメモ用ホワイトボードにマジックで直接ワクを書き、-10〜30までの数字を書き込んで、そこにPCや敵の名前を書いたマグネット(やっぱり100円均一で購入)を貼り付け使用している。これだと早い順にマグネットの名前を読み上げて行くだけで済むし、イニシアチブ順位の変更も容易なのでオススメである。

 

 

 いろいろ思いつくままに書いてみたが、これらはもちろん全部無ければならないというものではない。

 最初に述べたように、DMという仕事はプレイヤーと比べ、少々投資額が大きくなる傾向がある。なので、多少この手の便利グッズの購入を控えたり、何もかもオフィシャルのもので揃えようとせず、代用できるものは安いもので代用してしまうのがいいと思うんだな。

 あと、もし君が特定のゲームグループ(サークルとか)で遊んでいるようなら、いつも一緒に遊んでいるプレイヤーに知恵か金のいずれか(出来れば両方)を出して貰えるよう話してみるのもいいと思う。DMというのは世話係という一面を持っているが、だからって君が一人で負担をひっかぶる必要はないのだ(*5)。

 

 

 さて、さしあたり必要なものは揃ったようだ。

 では、次回からはこれらを実際に使うことについて述べていこう。

 アディオス!

 

 

 

 

 

*1:本稿は「第1回10モカ貯まった記念原稿」として作成されました。くそ!

*2:これを拡大解釈すると究極的には「ルールが必要なくなってしまう」という危険性を帯びている、という人もいるが、あらゆるスポーツに共通である「審判は絶対」をTRPGに適用しているだけ、と考えればさほど問題にならないと思う。DMが恣意的判断よりルールを尊重する、という点を理解していれば(そしてD&Dにはこうしたプレイングスタイルが適していると理解すれば)、だが。

*3:まあ、Amazonとかだとまったく同じものが1854円だったりするのだが。これだと1体約100円。正直チョコエッグとか買うより効率がいいと思うのだがどうか。

*4:便利だけど、公共施設でこれやってると「あのサークルは公民館で賭事をやっている」などとチクられたりする諸刃の剣(実話)。 

*5:RAINBOWには欲しいものが出来たときに全員で話し合い、その場で会費を集めて新しいサプリや必要な品を買う、というシステムがある。DMは負担少なく新しいものが買え、プレイヤーはちょっとの出費で新しいサプリが使えるという意味で非常に優秀なシステムであると自画自賛。特に金のない学生時分には非常に助かってました。

*6:【スポット船長】

 バルダーズゲート周辺に現れるエルフの海賊。生まれつき〈Spot/視認〉が得意なだけでなく、《鋭敏感覚》《技能熟練〈視認〉》《Shadow》(S&S)までも修得し、そのあまりに高い〈視認〉能力からスポット船長とあだ名されるようになるも、2000gpで〈視認〉+10のアイテム買ってきたど素人にスポット10番勝負に敗れ引退。現在駅前の駐輪場の管理人として余生を過ごしている。

 

・・・・・・・オス!1モカごっつあんです! 【ホントはスポックって言いたかった】