キャラクターを作ろう!
080329 1,111,111hit記念
3.5ePHBをひも解いてみれば、p6には”キャラクターの作り方”が掲載されている。
D&Dではキャラクターは以下の手順を踏んで作られる。
0.ダンジョンマスターに確認をとっておく
1.能力値
2.クラスと種族を選ぶ
3.能力値を割り振り、調整を加える
4.開始パッケージを参照する
5.種族的特徴やクラスの特徴を記す
6.技能を選ぶ
7.特技を選ぶ
8.「キャラクターの描写」(第6章)を見る
9.装備を選ぶ
10.戦闘や技能関係の数値を記す
11.さまざまな細かい点
断言するが、この「手順」とやらを読んだだけでキャラクターを作成出来る人はいないだろう。
PHBだけで11種の職業に7種の種族があり、またそのそれぞれが使用可能な技能や特技、特殊能力や呪文が違う中で、いきなりルールを手渡されて「はい、じゃあ作って」と言われても途方にくれるってのが普通ではあるまいか。
一方で、キャラクター作成という作業はルールを理解する上で非常に有用である。
キャラクターを作成するには多くの選択と決定が必要だが、それを為すためにはそれぞれのルールに目を通し、「どんなモノが用意されているか」と言うことを確認しなければならない。
選択肢のうち、どれが有用で、どれが無用であるかは一概には言えないし、それらは経験のうちに学んで取捨選択されるものだから、すべてを理解する事はできないだろうけど、「一度通しておく」のと置かないのとでは大きく差が出る。
「習うより慣れろ」なんて格言もある。
まずごたごた余計なことを考えずに、キャラクターを作ってみればいいじゃないか。
・・・・・・という話もあるんだが、でも実際のところD&Dで供給されているキャラクターシートでは「とりあえず作る」ことも拒まれるほどの大量の空欄が用意されており、それみただけで作る気なくしてる初心者プレイヤーも少なくないという。イヤマジで。
そこで、本番外編では1歩目 : サンプルキャラクターを書き込んでみよう
2歩目 : サンプルキャラクターを成長させてみよう
3歩目 : キャラクタージェネレーターを使おう
という3段階を踏まえて、キャラクターシートへの記入法を学んでいただきたい。
考えてみれば、たしかにコアルールにはサンプルキャラクターというものが含まれておらず、キャラクターシートのどこにどんな風に書けばよいかという点が全くわからないんだよな。
まあ「ルール通りのことが書かれてればどんな風に書いてあったっていい」って話もあるんだが、それをいきなり悟れってのも酷な話だよね。
というわけで、まず1歩目ではブランクのキャラクターシートに、既にできているデータをキャラクター作成順に書き込んでもらう、という作業を通じて「どこに何が入るか」を、さらに2歩目ではそのキャラクターを成長させることでレベルアップ時の作業を学ぶ。そして3歩目ではこうしたキャラクターメイキングをガチで100倍くらいラクにしてくれるキャラクタージェネレーターを使ってのキャラクター作成を学んでいただこう。
さあ、歩きだそう!