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AMC2004
「ドラゴンスター体験プレイ」
講師:DM-SKM氏



前々から興味のあったドラゴンスターの卓に潜り込むことに成功!
マスターはDungeon's GateのDM-SKMさん。
いろいろとドラゴンスターについて教えていただきました。


世界観
 善竜の支配するゴールド・キングダム vs 邪竜の支配するアイアンキングダム
 これがもっとも大きな争いでございます。
 この戦いは『互いが5,000年交代で統治する』という人間には計り知れないぐらい長いスパンの条約によって集結しました。
 現在は邪竜の帝国が暴政をふるう時代でございます。


PCたちのスタンス
 ・帝国の尖兵(オークなど)になって暴れまわる
 ・帝国と戦う反乱軍として暴れまわる
 ・交易品を星から星へと運んで暴れまわる
 ・神の残したアーティファクトを探す探険家となって暴れまわる

 など、様々な暴れまわる理由が用意されております(笑)


ゲームの醍醐味
 SF的な要素がゲームのスパイスとなっております。ビーグルや強力なエネルギー火器、サイバー化、宇宙船での艦隊戦など。パワフルなのがウリ。あまりのパワフルさにキャラクターは“喰らったら即死”が普通(笑) その辺は「トラベラー」っぽいかもしれません。


セッション
 参加者はマスターがDM-SKMさん、プレイヤーがえ〜じさん、みどりさん、どれいくさん、初心者Lapinさん、それにレインボーのアレな人が2人っつー構成でした。Lapinさんのどの辺が初心者なのかは本人に聞いてください(笑) ……とりあえず、D&Dの初心者じゃないのは確か。
 パイロット、ガンナー、スペルキャスターなどのプレロールドキャラクターが用意されていましたが、問答無用でファイターを選択。

H-FO3
Soulmech(アンドロイド)のバーバリアン/ファイター
「H-FO3」
 ちなみにSoulmechのエロい所は、まず追加HPが2d10点もらえること(HDではなくてHP)。
 それに格安でボディの改造ができること。
 能力値も移動力もバンバン増えます。
 おまけに、機械の身体なのでいろいろなものにイミューン。
 クリティカルも効かないぜー。
 さあ、どうだ!



 もちろんファイターなので飛び道具は無い(笑) SF世界、ビーグルが飛び交って光線銃を撃ち合う、そーゆうところでファイター。「トラベラー」で言う 未開人みたいなもんですな(笑) え〜じさんがソーサラー、みどりさんは射撃メカ、Lapinさんが僧侶、どれいくさんはエルフファイター(ガンナー)と なった。
 ほんで、石川さんは猫耳女のパイロットを迷わず選択。
 さすが。
 やる時はやるなぁ。

DM-SKM「で、石川さんが猫女ですね?」
猫「…………!?…………(キャラクターシートを見る)……ぎゃーー、騙されたー!!!」
DM-SKM「何言ってんですか、迷わず選んだじゃないですか(笑)」
僧侶「狙ったんですよね?」
H-FO3「三国一の猫耳好きだからなぁ」
猫「ぎにゃー」

 そこへ颯爽とロボ登場。

H-FO3「フフフ、俺は宇宙のあらゆる近接武器の使い方を学んで来たぜ!」
猫「ほう。で、どれぐらい使えるにゃー?(ヤケ)」
H-FO3「600万種類の近接武器が使えるぜ!」
猫「……お前、“600万”言いたいだけちゃうかと……」
H-FO3「……でも、飛び道具は使えない(笑)」
一同「……(死んだなコイツ)」

キャラクターズ
(こんな感じ。真ん中のが石川さん、奥のは偉い人)


最初の戦闘
最初の戦闘

 帝国軍の車輌を待ち伏せして、森の中から襲撃!!
 ソーサラーが開幕から「1」を連発していて若干の不安がよぎるが(笑)

 さすがに車載砲には悩まされたが、射撃で押し切る。
 フルオート射撃すると、目標値から5差ごとに追加で一発命中するのが悶絶級(フィートがあれば3差で追加一発……)。
 H-FO3は1〜2ラウンドはレディを余儀なくされたが(フォースドレディw)、3R目に車輪パワーの移動力60で一気に接近し、暴れてみた。
 60はつぇぇ。いやマジで。

 戦闘後は壊れた身体をソーサラーに呪文で「修理」してもらう(笑)
 メカにはキュアが効かないのです……


基地での戦闘
決戦

 お次は基地を防衛する戦闘。
 こっちにもビーグルがあるが、向こうには大型バトルドロイドが!
 鼻血出そう。

DM-SKM「……まあ、時間ありそうだからもう一体だすか」
一同「ぎゃーー」

緑ドロイド

 ということでもういっちょ追加!(泣)
 この2体目のドロイドがダブルビームキャノンを装備していて難敵だった。
 こちらもミサイル(6d10dmg)などをバンバン撃ち込んで対抗する。

弾
(ミサイル発射の様子)

 3レベルじゃないダメージが飛び交う戦闘となった(笑)
 ……が、弾が尽きた。

猫「ええい、仕方ない、敵の指揮官にビーグルで体当たりにゃ!」
H-FO3「引き逃げアタックだー(笑)」
DM-SKM「……体当たりは5d6か(*)……痛いなぁーー(笑)」
猫「死ねやーー!!(ガボン)」

*……体当たりダメージは互いの相対速度によって算出されます。

 体当たりが効率が良い事に気付いた猫はあちこちの敵に体当たりしまくり。
 車体のhpも減らしつつ、指揮官を轢き殺した
 ……さすがのドロウも引き逃げには勝てない(笑)
 これで勝ち……かと思われたが、残ったバトルドロイドが大暴れを始める。

H-FO3「うーむ、困った。もう大きいヤツしか残ってない(笑)」
僧侶「……行くよね?」
H-FO3「えっ!?」
猫「タイマンしてくれるよね?」
H-FO3「ちょ、ちょ、でかすぎだってアレ!」
一同(含むDM)「えーーーーーーっ」
H-FO3「…………行ったるわい!!」

 結果。
(動画、MOVファイル)

H-FO3「いだだだだだだだ(hp半減)」
猫「大丈夫、メカだから(根拠無し)」
H-FO3「……」

 ドロイド類にクリティカルした場合、ダメージ倍加ではなく「故障」が発生します(「メタルヘッド」みたいな感じか)。
 「命中判定−1」とか、割とショボいのを引いてげんなりしていたのですが……

DM-SKM「はいー、斧アタックー。22までー」
H-FO3「ギャー当たった。し、死んだ……」
DM-SKM「ダメージが……」
H-FO3「……あ、あ、ちょっと待ってください。“命中-1”はっ!?(必死)」
DM-SKM「あ、外れた(笑)」

 右近現象!(笑)
 だが、ドロイドの魔の手は他のキャラに伸びたのだった……

DM-SKM「じゃあ、そっちに攻撃……(ころころ)……あ、ごめーん、クリティカルー」
エルヴンファイター「ぬ」
DM-SKM「35てーん」
エルヴンファイター「死ん……で、無い(笑) マイナス9だ……」

 このラウンド中に戦闘を終わらせれば!
 まだ望みはあるかもしれない!
 一縷の望みを賭けて考える。

H-FO3「うー、うーーむ、懐に5d6のグレネードを持っているのだが……もしかして突撃?(笑)」
僧侶「ゴー!!」
H-FO3「やるか。……でも、俺もhp18だから死ぬかも……」
僧侶「大丈夫だ、ゴー!!」
猫「行けー!!、いや、行くニャー!!(言い直した)」
H-FO3「うー、やるか……くらえ!、と、グレネードを持ってドロイドに特攻します(笑)」

 なんだか見せ場っぽい?
 メカのくせに……
 運命の5d6は奇跡的に

 ダメージ17点!

 H-FO3のhpは残り1点に!(笑)
 ドロイドの破壊には成功!

H-FO3「あ、危ねぇ……残り1だよー(笑)」
猫「あーあ」
H-FO3「“あーあ”とは何ですか(笑)」
猫「いや、『あのロボはお星になったんだよ』……キラン……とかやろうと思ったのにー」
H-FO3「そー言われてもなー(笑)」
エルヴンファイター「……と、お忙しいところすまんのだが!」
猫&H-FO3「はい?」
エルヴンファイター「……死んじゃった(笑)」

 ちゃんちゃん。


セッション後の感想
みどり「もっとロボットを改造して遊びたいねー」
どれいく「エルフだったおかげで死んでしまいました……1の差でー」
え〜じ「ソーサラーは、いらん!(笑)……あ、リペア要員か(笑)」
H-FO3「そうそう、リペアは大事ですよ(笑)」
石川「えーと、パイロットだけ猫で性別Fはワナですか?」
Lapin「それよりクレリックのスキルとフィートがワナでしょ?」
DM-SKM「クレリックだったかー(謎)」


 大暴れできて楽しかったっす。
 DM-SKMさん、お忙しい中どうもありがとうございました!

 (文中敬称略)