TOP13忍者プレイリポート>第1話 キャラクターメイキング

CDS:PE&レインボー合同
D&Dサード プレイリポート企画

第1話 キャラクターメイキング

於2003年5月10日(土)
都内某所にて
マスター&ライター:B.M
プレイヤー:石川、だいすけ、右近、ヤモン[敬称略、順不同]

2003/05/23 公開開始
2003/05/28 モカ修正(赤字

目次
§1−1 命題:日本人は勤勉である 〜こうしてこの企画は始まった
§1−2 Dice of Fury 〜キャライメージを作ろう
§1−3 職業で悶絶 〜いつもながら(笑) 
§1−4 キャラクター完成
 ケース1 サイラン(モンク)の場合 14 Swimming Ox's Burst
 ケース2 ジッター(パラディン)の場合 Merciful Shaman of Stalling Wood
 ケース3 ウエスト(ウィザード)の場合 Sixty Summer Water's Roll
 ケース4 アブロ(ローグ)の場合 Assault of Bronze Overlord
 ケース5 ヴァロック(クレリック)の場合 Head Defense
§1−5 おまけ
§1−6 BMの独り言
 
 
 
 

§1−1 命題:日本人は勤勉である

日本語版シナリオ発売を控え、我らCDS:PEスタッフ及びレインボースタッフ及びヘルパーの皆さんは都内某所に集結した。
我等が集まる時、その目的は1つしかない!。
アムレッ
…ゴホン。
そう、D&Dサードをプレイするためである!。

BM『あ、石川さん、だいすけさん、お久しぶりです。』
だいすけ『ひさしぶりー。』
石川『おーす。…あれ、後の人は?。』
BM『実はダンナさんは仕事が入ったとかで…』
石川『うお。』
BM『そしてDandanも休日出勤2連発のコンボを発動したらしく…。』
石川『なにぃー。』
BM『トドメにHawkさんはPCがイカれたらしくて連絡が…』
石川『ダメじゃーーーん。』

そう、社会人は忙しいのだ。
かといってここで立ち止まるわけにはいかない。とりあえず居るメンバー+ヘルパーでなんとかしようと思った。
レインボーのメンバーであるヤモンと右近に連絡すると快く途中参加を了承してくれた。
この時BMは閃いた。
『全員集まるのが難しいなら…それを前提としたキャンペーンにしてはどうだろうか。』
常時7〜8人のメンバーを確保しておき、4人以上参加できるようなら決行する。
そういう方式にすることを思いついたのだ。
忙しくて勤勉な日本人の殺人的スケジュールに対応するにはそれしかない。
これをスポンテニアス・キャスティング(任意配役)と名付けよう!。
なんか、4人の時と8人の時でバランスに差があるような気もするが、そこはNPCヘンチマンなどで補ってなんとかするしかない。
いや、集まれないという大問題の前ではそれは小さな問題だ!。

というわけで結局のところ集まったのはBMと石川さん、だいすけさん、右近、ヤモンという面々。
早くも買ったばかりの「アム●ット」をプレイしようと飛びっきりのキャラクターを作ってやろうと虎視眈々なスーパープレイヤーたちである。

BM『っつーわけでサードのキャラクターを作って欲しいんですが。』
石川『ルールとかは?。』
BM『コアルールとクラス本。ドラゴン誌は基本的に無しの方向性で。』
石川『DMGのプレステージクラスも良いんじゃないかな?。クラス本ってDM認可でしょ?。ならDMGのも大体同じだし。』
BM『ああ、アサシンとかはそもそも応相談だし…良いんじゃないんですかね。じゃ、始めますか。石川さん、ICレコーダーの準備をお願いします。』
石川『あいよ。…。……。』
右近『あのー…。』
ヤモン『それ、動いてないんじゃないですか?。』
右近『あきらかに。』
だいすけ『動いてないね…。』
石川『……。』

準備無し!!。
…っていうかそもそもプレイヤーも無し!!(泣)。

どうなるんだこの企画。
 
 
 
 

§1−2 Dice of Fury

BM『さて、Dandanの分は俺が委任されてるんで俺が振るか。能力値はPHB準拠の振り方で。』
だいすけ『了解。』
BM『どうぞー。…あっと、その前に大事な表を振ってもらいましょうか(ゴソゴソとチャートを取り出す)。』
石川『このだだっ広い表は何だ?。』
右近『あー、これねー(笑)。俺、得意だよ。』
ヤモン『得意とかあんのか?(笑)。』
BM『今回はこの表の結果をキャラクター作成のイメージとして使ってもらいましょう。』

それはドラゴン誌の記事の1つである"Dice of Fury(※1)"。
基本的にはモンクの必殺技名称決定チャートである…が、楽しいので振ってみた。
ルールではないので使用はOKということで(笑)。

BM『まず振って貰いましょう、だいすけさん。』
だいすけ『最初がd2?…えーと…assault of bronze...』
石川『すげえ、マシだ。』
だいすけ『最後がoverlordだ。”青銅のオーバーロードの襲撃”。』
BM『いやー、マトモですよそれ。凄いなー。』
だいすけ『そうかー?(釈然としない顔で)』
石川『じゃあ俺も振るか。えーと…Sixty Summer...もうダメそうだー(笑)。』
BM『いや、次で巻き返せばいいんですよ。』
石川『water?。…いや、water's…roll…。』
BM&だいすけ『……。』
石川『わけわからーーーん!。』

だいすけのキャラ
Assault of Bronze Overlord
青銅のオーバーロードの襲撃

石川のキャラ
Sixty Summer Water's Roll
60の夏の水の流転

ヤモン『なんか爽やかなイメージで良いじゃないですか。』
BM『なんか、蜃気楼とか、そんな感じですよ。』
石川『わからーーん(憮然とした表情で)。』
BM『俺はDandanの分か。えーと…Merciful...???。しょっぱなからダメそうだなおいー。』

Dandanのキャラ
Merciful Shaman of Stalling Wood
誤魔化す樹の慈悲深いシャーマン

BM『なんかドルイド風と言えなくもないな…。』
石川『なんかこう、悪いやつなんだか良いやつなんだかハッキリしないな(笑)。』
だいすけ『"Stalling"が良くないねー。』
ヤモン『俺の短い!!(笑)。Head Defenseだよ!。どうすりゃいいんだこれ(注:そもそも普通は何が出ようがどうもしないし、キャラ作成に関係することもない(笑))。』
右近『俺に任せとけ!。えーと、14 Swimming OX's Burst。おお、なんとなく繋がってるぞ。』
BM『なんかほのぼのとしたイメージが浮かんでくるな。』
石川『いや、っつーか雄牛って泳ぐのか?。』
右近『…そこは…こう…バーストで…。』
石川『いや、”こう”って言われても。』

ヤモンのキャラ
Head Defense
頭防御

右近のキャラ
14 Swimming OX's Burst
14匹の泳ぐ雄牛の爆裂

BM『さて、ここまでやったんだからキャンペーンのイメージも振ってみないとな。』
一同『当然だな。』
BM『格好良いのが出ますように…えーと、あーーー、数字だよ。まいったなー。よし、10million狙うぞ!(笑)。』
石川『ああ、最初に1出したらダメだよ…いやまて、そこで12を出せば13だ。13ならなんかイメージありそう(悪そう)。』
BM『よし。(コロコロ)やった13だ!!。』
一同『おおおおーーーっ!!!!』

この日一番の盛り上がりーっ!!。
なんのリプレイだこれはーっ!?。

BM『13はいいね。なんかイメージ膨らむね。さて…職業??。あー、マトモな職業出て欲しいな……うわっ!。』
石川『あらっ!』
右近『あーーっ』
だいすけ『おやおや。』
ヤモン『ありえねー。』

…それがどんなものだったかはタイトルを参照(笑)。

BM『最後がよくなかったなぁー。』
ヤモン『ジャブ、って言われちゃうとツラいよなー。つーか、どういう状況なんだ?』
BM『こう、黒ずくめの男が13人やってきて…。』
右近『…かわるがわるジャブをしていくという。』
ヤモン『ジャブ以外だったらなんとかなりそうだったのになぁ。』
右近『スラストとかスライスとか…。』
BM『キックとかでも意味が広がったのになぁ。』
ヤモン『ジャブはなぁ…(←こだわっている)。』

そこはがんばって論議するところではない。
っていうかこれだけで小1時間潰れた。
 
 
 
 

§1−3 職業で悶絶

サクサクと能力値を振ってクラスの選択に入る。
ここではどんな数値が出ようがおかまいなしで、Dice of Fury の時のような興奮は一切無い。
みな、淡々と振っている。タンタン。

BM『さて、能力値振り終わったところでやりたい職業を割り振りますか。』
石川『このパーティだと…俺がスペルキャスターやったほうがいいか?』
BM『そーですね。ウィザードは負担が大きいんでやってもらえると助かりますね。』
石川『うーす。じゃあ俺はプレステージを選んでるわ。』
だいすけ『レンジャーがやりたい!。』
BM『アツい!!(笑)。もちろん良いですよ(笑)。』
だいすけ『レンジャーとローグで渋く行きたい。』
BM『楽しそうですね。えーと、とりあえず…このDandanのキャラは目が走ったのでカリスマ18パラディンで良いですか?(笑)。』
石川『いいだろ。』
だいすけ『いいんじゃないの?。』
BM『ヤツは何でもいい、って言ってたんで天麩羅屋パラディン(※2)ということで。』
石川『凄い嫌がらせだ(笑)。まあ、断じてHFOなんかやらせてあげない、と。』

ここでDandanに直接聞いてみることにする。
仮にも仏のBMと呼ばれるこの私である。
エンターテイメント業界一痺れる優しいDMと称されるこの私である。

BM『ちょっと聞いてみます。(電話して)…あ、もしもし?。Dandanのキャラは天麩羅屋パラディンになったよ。』
Dandan『えぇー!?。…別にいいけど。』
BM『どっちなんだよ!(笑)。で、名前だけ決めてくれ。なんか金が少ないんでヤモンのキャラに借金することになりそうなんで。』
ヤモン『借用書を書くから名前教えろ(笑)。』
Dandan『うーん…”ジッター”かな。』
BM『あいよ。ジッターね。…(電話終了)快く引き受けてくれたよ(笑)。名前はジッターだって。』
ヤモン『じゃあ、えーと”ジッターに20GP貸している”と(笑)。』
BM『そっちの名前は?。』
ヤモン『うーん、”ヴァロック”かな。』
BM『じゃあ”ヴァロックに20GP借りている”と(笑)。』

早くも借金(笑)。
なんだかヤモンのキャラは所持金がやたらに多かった。
クレリックとパラディンなので接点があるだろうと思って借金してみた。

ヤモン『俺、クレリックにしようと思うんだけど…クレリックって次に何をプレステージで選べばいいんだろう。』
BM『俺が独自にまとめたこのファイル類を使ってくれ。こっちがルールそのもので、こっちが日本語でリストにまとめたもの…っつーかサイトにアップしてる”プレステージクラス辞典”をプリントしたものだけど(笑)。』
ヤモン『ホントだ。うおー、このリンクをクリックしてぇー(そのまま印刷したのでウェブページのように見える)。』
BM『無茶言うな(笑)。これでもまとめるのに相当時間かかってるんだぞ。』
石川『1つ1つ無駄に説明文書いてるからなー(笑)。』
右近『…と、盛り上がってるところ悪いけど俺は生モンク※3)で。』
BM『たしかに、生モンクってそのまま上げてても強いっつーイメージがあるけど実践したことないもんね。』
右近『モンクが生でいけるかどうか試してみる。14 Swimming Ox's Burst だしね。』
BM『そうだね。』
ヤモン『いや、わかんねーよ!(笑)。』
石川『いや、だから雄牛ってそんなに泳ぐのか?(←まだ言っている)。』

この時点で右近のモンクは〈Swim/水泳〉を上げまくる事に決定。
水中戦に強いモンクか?(笑)。

石川『結局キャスターレベルを下げないプレステージって数が少ないんだよね。』
ヤモン『クレリックよりマシですよ。あー、もう選択肢がすくねー。』
石川『エレメンタルサーヴァントかエイリアニストだな。うーん、しかし…。』
だいすけ『このスライム人間やろうよ。』
石川『惹かれるよな?。』
BM『いや、惹かれないでくださいよ。あきらかに間違ってますよソレ。』
ヤモン『ああ、またコンテンプレーティヴは嫌だなー(※4)。』

次のプレステージクラスを見据えて技能を取り、フィートも取る。
何レベルで何を取り、何を上昇させるか。その人生設計※5)が大事である。行き当たりばったりでは破綻する。
今回は”巻き戻し&取り直し”無しなので一層大変である(…それが普通といえばそれまでだが(笑))
クラス本も出揃ったし、使うルールの範囲は分かっている。
ならば最初に悩めるだけ悩んで進路を決めておくのは大事である。
ここを疎かにすると成長したあとで『ああっ、あの時なんであのフィートを取っていなかったんだ俺はーーっ!』と冬の海に向かって叫ぶハメになる。
冬の海は寒いぞ。やめておけ。
 
 
 
 

§1−4 キャラクター完成

それぞれが悩みに悩んだ末に人生設計が完了した。
その過程も併せて各キャラクターを紹介しよう。
実はこれはキャラクター作成指南にも…なっている(かもしれない(笑))。
キャラクターを作った事が無い人は参考にして欲しい(っていうレベル)。

ケース1 サイラン(モンク)の場合 〜14 Swimming OX's Burst

キャラクターシート
 
 
 
モカ

 

サイラン氏はニュートラルグッドなのですが、モンクはローフルが必須だったかと思います。 (5/23-21:54)

…その通りです。サイラン(右近)氏を問い詰めたところ『はい、間違いました。1モカ受けます。』という快いコメントを頂きました。…分かってるな、モカの恐ろしさを(笑)。
*****

前述のように生モンクなので一番分かりやすいのでまずはコイツをまずは紹介する。
レインボーで一番キャラクターの能力値が高い男として有名(つまり世間一般では無名)な右近が振っただけあって強烈な数値である。
モンクは能力値が高くないとできないので、これがチャンスとばかりにモンクを選択。

何故モンクは能力値が高くないとやりにくいか?。
それはモンクの全てが能力値に直結しているからである。
もちろん戦闘クラスなので殴るにはStrength 【筋力】 が必要。
フィートを活用するにはDexterity 【敏捷力】 が必要だし、大切なACにも直結する。
ACボーナスやスタニングアタックの修正はWisdom 【判断力】 から来る。
STR、DEX、WIS。最低でもこの3つにある程度の能力値を振らないとモンクは厳しい。
体を鍛えている割にはHDがd8なので、欲を言えばConstitution 【耐久力】 も欲しい。
誰でもなれるファイターとはわけが違うのである(笑)。
ファイター(やその他の戦闘クラス)の攻撃力/防御力はマジックアイテムで容易に補う事が出来るが、モンクはそうはいかない。
モンクは体が資本なのである(笑)。

と、いうわけでいつもはモンクを見送っていた右近が、高い能力値を得てモンクに飛びついたのは当然の結果と言える(笑)。
さっそく割り振った後にレイスはエルフを選択。

右近『いやー、実は電車の中でヤモンと話してたんだよね。モンクやるには最低でもSTR、DEX、WISが必要だって。』
BM『前から狙ってたよね、モンクを(笑)。』
右近『っつーわけでめでたく高い能力値が出たので今回はエルフモンクで。EMOで。』
BM『ん?。なんでエルフなの?。ドワーフとかのが良くない?。』
右近『モンクはACがどうやっても普通には上がらないんで、Dexterity 【敏捷力】 が上がるエルフにしてみた。』
BM『たしかに。鎧とか着れないしな。』
右近『くらって耐えるっつーよりヒラリとかわすイメージで今回はやってみたい。』
BM『CONが低いと大変じゃない?。』
右近『いや、くらわないから(笑)。全部かわす!。今回はCONは捨てる。』

という視点で割り振った能力は上から
15、18、12、13、17、9(エルフの種族修正済み数値)
Strength 【筋力】 に最大値を振らないところがミソ。…とはいえ1上げれば16になって+3がもらえるように調整してある。エロい。
かわすことをテーマにしているのでWisdom 【判断力】とDexterity 【敏捷力】が一番高くなっている。おかげでACはなんと17。
Constitution 【耐久力】はいらない…と、言いつつ有り余る能力値を持っているのでとりあえず+1は確保。つぇぇ。
まさに”蝶のように舞い、蜂のように刺す”イメージ通りのキャラになっている。

次にスキルの考察。
右近『やっぱ〈Swim/水泳〉は取らないとマズいでしょ。Swimmingだし(笑)。』
BM『その割には4まで上げてないけどな(笑)。』
右近『ローグの補助ができるように〈Hide/隠れ身〉、〈Move Silently/忍び足〉、〈Listen/聞き耳〉なんかを上げてみた。』
BM『なるほど。荷物も軽いから一緒に行動できるしな。つーかローグより軽装だしな(笑)。』
右近『そっちに4を振ったので残念ながら〈Swim/水泳〉までまわらなかった(笑)。』
BM『まあ、Oxだしなぁ(謎)。』
右近『いやその辺はバーストするんで(意味不明)。』

そしてフィート選択。
右近『とりあえず、PHBとS&FとMOW全部見たね。』
BM『見たね。』
右近『例によって取るものは…限られてくるね。』
BM『どうするよ。例によってレインボーオススメ超安定フィート(※6)いっとく?(笑)。』
右近『どっちにしろイニシアチブは重要なんだよね。』
BM『キャスターとかをいきなり殴る任務もあるし…移動力上がるから…ね、なにしろジッター(パラディン)は遅いからなぁ。』
右近『安定しとく。』

というわけでフィートは《Improved Initiative/イニシアチブ強化》に決定。
買い物は…買うものは無いし、金も無い、ということであっという間に終了。
もうちょっと金が有ったらグローブを買いたいなー、とか思いつつ。

BM『で、このキャンペーンではエルフはこんな感じ(※7)なんだけどさ。』
右近『これさー。俺って14 Swimming Ox's Burst なわけでしょ?。やっぱ13Ninja と関係あるんじゃないの?。』
BM『かもね(笑)。関係者ってのはどうよ。14 Swimming Ox が。実は14人目だったとか。』
右近『あー、そうすると昔は14人いたんだ、ニンジャは。』
BM『そうだね。』
右近『で、14人目はなんかの拍子に裏切ったと。』
BM『人間に絶望していたサイランだったが、その14人目のヤツは良いヤツだったので、人間のことも考えてみる気になったとか…師匠でも親友でもなんでもいいが…とかね。』
右近『ということはやっぱり13忍者と戦うんだろうな、俺は。』
BM『分かり易いキャラだね。』

サイラン完成。
エルフのモンクで蝶の様に舞い、蜂の様に刺す。
モットーは『俺はくらわない!』
あと、なんか13忍者と因縁があるらしいぞ。
 
 
 

ケース2 ジッター(パラディン)の場合 〜 Merciful Shaman of Stalling Wood

キャラクターシート

Dandanの委託でBMが作った。
高い能力値に物を言わせたゴリ押しキャラにした。
このパーティの場合サイラン(モンク)というもう1人の高能力キャラがいるので心強い。
パーティのファイナルウェポンとなるべく作成した。
やはりパーティ全員が気ままに作っていると戦闘で負けるので(笑)、1人ぐらいは真面目に強いヤツが必要である。

能力値は上から
15、13、14、8、14、18
素で18が出てるのが悶絶モノである。
これをStrength 【筋力】 に入れるかCharisma 【魅力】 に入れるかが戦闘系として悩むところだと思う。
レインボーのアドバイスとしては断然Charisma 【魅力】 である。

パラディンは確かに戦闘系クラスであり戦闘にはStrength 【筋力】 を使う。
だが、パラディンの真の強さは単なる戦闘能力だけではない。
それを補助する様々な特殊能力がパラディンを最強たらしめているのである。
そしてその能力の源となるのはCharisma 【魅力】 なのである。
この辺に関しては「はじめの一歩」を参照して欲しい。

というわけで問答無用で18をCharisma 【魅力】 に入れる。
2番目に高いのをStrength 【筋力】 に。あとはまあ、無難に。
スペルを使用する関係でWisdom 【判断力】 は14欲しかったのでDexterity 【敏捷力】 より優先した。
やや打たれ弱い気もするが、パラディンなら鎧でカバーできる。
そもそも鎧には最大DEXというルールがあるので中途半端に高くしてもあまり効果が無い。フィートも使える13というのは妥当なラインだと思う。
Intelligence 【知力】 はいつもながら最低値。パラディンはほとんどの能力が重要なのでここまで良い数値がまわる事は滅多に無い(笑)。

高いCharisma 【魅力】 のおかげでセーブはいきなり8/5/6というバケモノじみた数値を叩き出している。
人間でここまで高いのは素晴らしい。
あ、そういや種族は1レベルから《ディヴァインマイト(※8)》を使いたいので人間。
セカンド時代からの癖でパラディンというと人間をイメージしてしまうというのもあるが(笑)。
ってなわけでフィ−トは《Power Attack/強打》と《ディヴァインマイト》。パラディンの基本(?)。
 
 
モカ

 
 

1レベルパラディンはターンアンデッドできないので、3レベルになるまではターンアンデッドの能力が前提条件となっているDivineMightは取れないのではないのでしょうか? (5/23-18:39)

その通りでございます。
以前にエレグソンのパーティでやっていた時はすでに3レベル以上だったので、そのまま違和感無く取得していました。その時の記憶とゴッチャになっていたようで。
キャラクター製作担当者として謹んで1モカ受けさせていただきます。
*****

あまつさえ武器はグレートソード。
パーティの核弾頭として破壊力を極めてみた。
ジッターの仕事はボスに最強の一撃を叩きつけることである。
そのために全ての能力を指向した。
細かい仕事はきっとサイラン(モンク)がやってくれるだろう(笑)。
アイツ強いしな。

防具はスケイルメイル。ま、妥当。
つーか金が無いっ!。
グレートソードが欲しくて思わずヴァロックから20GP借りたぐらい。

スキルは天麩羅屋になるのに必要な〈Knowledge/知識〉の「宗教」を取っておいて、あとは高いCharisma 【魅力】 を生かしたものにした。
おそらくパーティの〈Diplomacy/交渉〉役になると思われる(年齢は一番若いんだけどね)。
みんなCharisma 【魅力】 には低いの振ってるからなー(笑)。
さりげなく〈Heal/治療〉を取ってパーティの第2のヒーラーの地位を狙ってみる(笑)。「レイオンハンド」とキュアもあるしな。
パーティの「主戦力」兼「交渉役」兼「第2ヒーラー」。
割と重要人物である(笑)。

Dandan『Merciful Shaman of Stalling Wood "をExciteで訳したら「森を小屋に入れる慈悲深いシャーマン」だと。出来ねえって。 』
BM『そこをなんとか。持ち前の押し引きでなんとかしてくれ。』
Dandan『…それは善なる戦士じゃないとできないから。』
 
 
 

ケース3 ウエスト(ウィザード)の場合 〜 Sixty Summer Water's Roll

キャラクターシート

石川さんの怪しいキャラ。
能力値は上から7,12,13,16,8,11
低い2つをStrength 【筋力】 とWisdom 【判断力】 に入れている。
…わざわざCharisma 【魅力】 じゃなくてWisdom 【判断力】 に低いのを割り振っているのがアツい(笑)。
悩みに悩んだ(?)末、次のプレステージはエイリアニストに照準を定める。

石川『エレメンタルサーヴァントとエイリアニストだと…うーん…。』
BM『絵的にはエレメンタルサーヴァントのがキレイですよね。』
石川『俺的には圧倒的にエイリアニストなんだよね(笑)。』
だいすけ『そうだよねー。』
BM『どーみてもPCって感じじゃないですよね、ソレ。』
右近『それ、なんか違う(笑)。』
石川『……うーん……エイリアニスト!。』
BM『やっぱし(笑)。』

そこでエイリアニストになるのに必要なスキルをちょこちょこと取る。
(ウィザードはIntelligence 【知力】 に高いのを振る関係上スキルポイントが豊富なのであまり急いで計算する必要は無いのだが。)
あとは〈Spellcraft/呪文学〉とか〈Concentration/精神集中〉とか必須のもの。
そして怒涛の(恒例の)〈Knowledge/知識〉へのオール1ベット。
このゲームの矛盾点を端的に表している(笑)。

武装はお飾り程度のダガーとメインウェポンであるライトクロスボウ。
この武器はウィザードが使う武器の中では最良の部類である。
ダメージにStrength 【筋力】 が加算されない上にDexterity 【敏捷力】 で命中率が上がるからだ。
よってウィザードは余裕があればDexterity 【敏捷力】 にも高い能力が欲しい。
ライトクロスボウのおかげでウィザードは”呪文が切れたらただの人”状態から脱却することができる。1d8は結構痛い。
(右近曰く『ウィザードはハーフリングでも良い』そうで、ハーフリングになって射撃(この場合は投擲)を得意にする(そして耐性や防御力を得る)選択もアリだと言う。)

最後にスペルとフィート。
今回はエイリアニスト志向なのでその辺を考慮した取り方に。
サモナー(召喚師)のイメージで行くと言う。取ったスペルは

・シールド
・サモンモンスター1
・マジックミサイル
・ヒプノティズム
・コンプリヘンドランゲージ
・マジックウェポン

BM『安定呪文と趣味の呪文が上手くミックスされてますね(笑)。』
石川『ん。まず、シールドサモンモンスター1マジックウェポンは鬼安定。特にマジックウェポンは無いと詰む可能性があるんで。』
BM『ってことはやっぱりサイラン(モンク)にもグローブ買わせた方が良いんですかね?。』
石川『無いと役立たずになる可能性があるな。で、まあマジックミサイルも安定で。スリープを敢えてヒプノティズムにしてみた。』
BM『コンプリヘンドランゲージは?。』
石川『それは、この”謎の本”を読むため(笑)。』
BM『ああ、それがSixty Summer Water's Roll  なんですね?(笑)。』
石川『この本に良い事(笑)がたくさん書いてあるんで研究に熱中している所。』
BM『しかし…その知識を手に入れてしまったら…。』
石川『どうなるんだろうねぇ(笑)。』

お次はフィート。
人間によるボーナスがあるので選び甲斐がある。

石川『んー、フィートをどうすっかなー。』
BM『レインボー推薦の超安定コンボ、《Spell Focus/呪文熟練(Enchantment (心術)) 》+《Improved Initiative/イニシアチブ強化》はどうですか?(笑)。』
石川『いやー、まぁ安定なんだけどさー、ソレが。今回はなー。』
BM『…ってスリープ取って無いんですね(笑)。』
石川『そうなんよ。今回はサモン系で行こうかと思ってるんで、サモンを強化するフィートにしようかと思ってるんだよねー。』
BM『あ、あのT&Bのヤツ(※9)ですね。』
石川『それで、こう、いろいろなものを呼ぼうかと。』
BM『あのフィートは全然アリだと思いますよ。…キャスターレベルが2以上じゃないと取れないですけど。』
石川『…じゃあ、安定で(泣)。』
BM『スリープの強化も嫌だけど、実はヒプノティズムの強化も同じくらい嫌ですねー(笑)。チャームパーソンもあるし…っつ−か1レベルは《Spell Focus/呪文熟練(Enchantment (心術)) 》 で安定だなー、ホントに。』

ということで怪しい本を抱えて冒険するサモナー系術者が誕生。
いつの日か…真理に辿り付いた時…彼はいったい…?(笑)。
 
 
 

ケース4 アブロ(ローグ)の場合 〜 Assault of Bronze Overlord

キャラクターシート

だいすけさんのレンジャー志望のキャラ。
上から14,15,11,13,10,9
なんでレンジャー志望なのに最初がローグかというとその方がスキルポイントがオイシイから(笑)。
最初のうちに大量のポイントを割り振れるので、逆にするより断然お得なのです。
ローグ絡みのキャラを作るときは1レベルをローグで始めることをおすすめします。
てなわけでだいすけさんが割り振ったスキルは

解錠:4
解読:1
隠れ身:4
軽業:4
聞き耳:4
芸能:4
視認:4
忍び足:4
すり:1
装置無力化:4
跳躍:4
読唇術:1
魔法装置使用:1

こんな感じで。
やはりローグはポイントが多い。
オールマイティかつ専門的な技能を多数持てるので便利です。

だいすけ『結局レンジャーは1レベルだけ混ぜることになるかも。』
BM『…さすがレンジャー…(涙)。で、次に行くのはどんなプレステージクラスが良いですかね?。』
だいすけ『うーん、楽しいヤツがいいなー。』
BM『ウォッチデテクティブがオススメなんですが…。』
石川『いや、それは特殊すぎるだろ。』
BM『弓系と放浪系でどっちがいいですかね。』
だいすけ『うーん。』
BM『弓系ならこのオーダー・オブ・ボウ・イニシエイトが強力ですね。スニークあるし。さらにこの「バンクショット」がアツイですよ。』
だいすけ『どんな能力?。』
石川『その名の通り壁に反射させて撃つ能力。面白いよ。』
だいすけ『確かに楽しそうだね。それにしようかなー。』
BM『じゃあそれで。』

ここでいつもながらの問題が発生する。

BM『あ。…なれねえや。』
石川『なんで?。』
BM『前提フィートに《Weapon Specialization/武器開眼》があるんですよ…。』
だいすけ『あら。』
BM『…なんでこんこんがエルフになってまでアーケンアーチャー選んだ(※10)のか思い出しました(笑)。』
だいすけ『んー、じゃあまあその辺は育てながら適時考えていくということで。』
BM『一応、ディープウッドスナイパーっつー選択もありますよ。』
だいすけ『それも想定してフィートを取りに行くよ。あとは…シャドウダンサーとかね。』

こうして元はレンジャーだったのだが、いつもながら1レベルだけになるといういかにもレンジャーらしいレンジャーが誕生した(笑)。
パーティの射撃&隠密&スニーク担当として大暴れしそうなキャラである。
 
 
 

ケース5 ヴァロック(クレリック)の場合 〜 Head Defense
 
キャラクターシート

14,16,15,10,17,9と、なにげに高スコアなのがヤモンのキャラ。
前線に出るキャラでも良かったのだがちょうどクレリックがいなかったのでクレリックを頼んだ。
クレリックのいないパーティは相当ツラい(レインボーではセカンド時代に良くやっていたが…)。
奇抜なプレイを推奨するのも何なので、とりあえずクレリックを入れて安定してみた。
安定役をヤモンに頼んだ。いつもながら、スマン。

BM『今回はどうするの?。戦闘系へのシフトは考えてる?。』
ヤモン『んー、今回は戦闘しないでいいかな。Head Defenseだし。』
BM『じゃあグレートヘルムかぶるか?(笑)。』
ヤモン『いや、そんなルールは無くなった※11)けどね(笑)。』
BM『じゃあWテンプラーの線は無いわけね。』
ヤモン『またコンテンプレーティヴは嫌だなぁ。』
BM『といってもなぁ。MOWで入ったヴァーダントロードとか面白そうだけど。』

クレリックは強力なクラスなのだが、唯一の難点はプレステージクラスが面白くない(弱いわけではない)ことだろう。
実際のところスペルレベルを下げずに活躍できるプレステージは意外に少ない。
コンテンプレーティヴ、ディヴァインオラクル、セイクレッドエクソシスト、ホスピテーラー、ヴァーダントロードなどである。

ヤモン『コンテはもう嫌。いや、向こう(エレグソン)でもうやってるんで。』
BM『…っていうとセイクレッドエクソシストとか?。あとはホスピテーラーとか。』
ヤモン『エクソシストはなんか決め技が無いし、ホスピは露骨だから嫌。』
BM『俺もそう思うよ(笑)。ってことはヴァーダントロードだな。』
ヤモン『どんなの?。』
BM『光合成できる(笑)。』
ヤモン『楽しそう(笑)。』
BM『植物の王なんだけどさ。レインボーの冒険(※12)では食料がいらない、って便利だと思うよ(笑)。』
ヤモン『それだ!。』

ヴァーダントロードに決定。
いいのかそんな理由で…っていうかもう餓えること前提なのかよ←張本人が言うな
前提条件のチェックに入る。

ヤモン『《プラントコントロール》(※13)とコントロールプラントはなんとかなるな。信仰はオーバド=ハイで。』
BM『植物のスペルは取れるからねー。』
 
 
モカ

 
 

VerdantLordにクレリックがなるのは不可能です。PlantDefianceの前提条件であるディテクトプランツオアアニマルズを使用できないからです。 (5/23-18:58)

いったい何をチェックしてたんだ俺は(笑)。
ドメインスペルなら取れると思って、必死にスペルのところの”Domain(領域):植物”をチェックしてたわけですが。
冷静になって考えるとドメインスペルは別の表を見れば早かったし間違わなかった…。
何故か取れるから《プラントディファイアンス》もOK!とか納得してました。なんでだ俺。
エンタングルじゃん。
凡ミス。凡モカ。
ってなわけで下の表は役にたたないので注意(泣)。
必死に計算しても足元から崩れるよ、という教訓として見ておいてください。
*****

ヤモン『アローナよりオーバド=ハイのが好みだなぁ。』
BM『それ、”オバドハイ”だと思ってたよ。で、スキルは?。』
ヤモン『〈Profession/職能(薬草師)〉はOK。あとは〈Wilderness Lore/野外知識〉が……あ、あれ?。』
BM『どした?。』
ヤモン『〈Wilderness Lore/野外知識〉無いよ?(笑)。』
BM『ありゃりゃ。しまったな。』

よくあることである(サ−ドでは)。

BM『そうなるとクロスクラスで取るから…13レベルになるな。ドルイドとか混ぜてキャスターレベル下げるってのはありえないでしょ?。』
ヤモン『それはありえない(※14)。』
BM『とはいえ、クレリックは途中で他にやることも無いからな。いいんじゃないの13からでも(笑)。リジェネレートの「Spontaneous Casting/任意発動」さえ取れればいいんだし。』
ヤモン『かもね。コンテは嫌だし(←まだ言ってる)。』
BM『待てよ…っつーことは途中に違うプレステージを混ぜられるな。』
ヤモン『?。』

これぞ転職のバンクショット

BM『結局〈Wilderness Lore/野外知識〉を上げきるまではヒマなんで、キャスターレベルさえ下がらなきゃ違う所に行ってもOKだな。』
ヤモン『コンテ?。』
BM『いや、あれはそもそも10レベルからしかなれないからあんまり面白くない。3レベル分だと防御と治癒、呪文抵抗しか取れない。ホスピは悪くないけど別に面白くないし…エクソシストは?。』
ヤモン『えーと、7から転職するから6レベル分か。能力は…。』
BM『エキストラターニングとか(笑)。あと、コンセクレートのオーラが付く。』
ヤモン『弱くは無いと思うけど…。じゃあそれにするかなぁ。』
BM『あ。』
ヤモン『またかよ!(笑)』
BM『そういや〈Knowledge/知識〉の"the planes"が必要なんだ。』
ヤモン『そんなもんあるわけねーー!!(笑)』

よーく、あることである(サードでは)。

BM『ウィザードを混ぜる?(笑)』
ヤモン『絶対に無い。じゃあもう残ってるのディヴァインオラクルしか無いじゃん。』
BM『そうだね。おめでとう(笑)。』
ヤモン『俺のIntelligence 【知力】 って10しか無いんだけど、スキル間に合う?。』
BM『う…厳しいかも…ギリギリっぽいな。…あ、人間じゃん。レベル毎に1ポイントボーナスあるじゃん。』

素晴らしきかな、人間。

BM『待てよ。そうすると7まではこれとこれを上げて…。』
ヤモン『〈Wilderness Lore/野外知識〉がクロスクラスだから…。』
BM『フィートもそんなに余裕無いな。』
ヤモン『〈Profession/職能〉は後でも良いんじゃん?。』
石川『おーい、俺らメシ買いに行くぞ(笑)。』
BM『あー、分かりました。こっちはちょっと計算しなきゃいけないんで。』
ヤモン『微妙だなー、これ。』

で、メシも食わずに(笑)計算した結果がこれ。
7からディヴァインオラクル、13でヴァーダントロードになる。
 
 
クレリック→ディヴァインオラクル→ヴァーダントロード
(間違いアリ)
レベル
〈Scry/念視術〉
〈Profession 
/職能(薬草師)〉
〈Wilderness Lore 
/野外知識〉
フィート

自由

2.5
 

自由

3.5
 

 

4.5
《Skill Focus(Scry)/ 
技能熟練(念視術)》
10

 


5.5
 

《プラントディファイアンス》
10

6.5
 
11

 
12

7.5
《プラントコントロール》
13

 

BM『人間で良かったな(笑)。ちょっとだけ余裕がある。』
ヤモン『これ、ギリギリじゃねぇ?。』
BM『毎レベル1ポイントだけ余るよ(笑)。8レベルはビッグボーナスで2ポイント!(笑)。』
ヤモン『まあ仕方ないね、これは。いつでも転職できるように準備しておきたい。』
BM『ははは。フィートは6レベルから選択の自由が無いよ。』
ヤモン『さすがに1レベルで《Skill Focus/技能熟練》取るのは鬼だからなぁ(笑)。』
BM『6レベルでも嫌なことにかわりはないけどな(笑)。』

割と自由なフィート選択。やっぱり人間は素晴らしい(※15)。
ヤモン『クレリックのフィートも難しいね。選ぶものが無くて(笑)。』
BM『君はCharisma 【魅力】 低いからディヴァインフィート使えないね。』
ヤモン『戦闘にはしゃしゃり出る気はないんで。その辺は他のヤツに任す。』
BM『ま、クレリックが前線に出て倒れても無駄だしな。』
ヤモン『まあ後衛の他のウィザードとか守る役目で頑張るよ。』
BM『そうするとだな。キュアを早くかけるために…。』
ヤモン『安定フィート?(笑)』
BM『まあなぁ。キュアが早いってのは切実だよな。まあ安定じゃないの?。』
ヤモン『じゃあとりあえず1個目が《Improved Initiative/イニシアチブ強化》で。』
BM『もう1個はリジェネレートとの相性が良い《Extend Spell/呪文持続時間延長》にしたら?。』
ヤモン『あー、リジェネが倍かー。』
BM『1レベル増加で回復量が倍(※16)。強いべ(笑)。ま、使えるようになるのは3レベルからだけど。』
ヤモン『じゃあそれで。』
BM『随分先の話になるけどさ。「スポンテニアスキャスティング」で余ったスペルをリジェネレートにして寝る前にかければほとんど全員が全快だと思うよ(笑)。まるでドラ●エの移動宿屋(笑)。』

パーティのヒーラー兼宿屋(笑)のキャラが誕生。
これがHead Defense なのか?。
 
 
 

§1−5 おまけ

BM『この体重の表ってどうやって使うんですか?。』
石川『このベースに倍率をかけるんだよ。』
BM『…俺、360ポンド(約163kg)なんすけど…。』
石川『まあそんなもんだろ。』
BM『レズナー並ですよ?。』
ヤモン『俺もやたらに重いんですけど。』
石川『…俺、600ポンド(約271kg)。ビッグショーより重い?。』
BM『っつーかルール見ましょうよ(笑)。せっかく日本語版あるんだから。』
石川『えぇー?。』
右近『前に決めた時はセカンドと同じ決め方でやったような気がする(笑)。』
BM『俺もそんな気がしてきた(笑)。』
ヤモン『あ、あった。倍率にさっきの身長のダイスの目をかけるんですよ。』
石川『そうだよな。ビッグ=ショーより重いウィザードってどうかと思ったんだよ、俺も。』
BM『1モカ※17)ですね?』
石川『いただきます。』

<今回のモカ>
・体重はそのままかける(誤)→ダイス目に倍率をかける(正)/1モカ(石川)
・常に真なる中立(誤)→真なる中立(正)/1モカ(BM)
・〈Heal/治療〉はスキル無しで不可(誤)→可能(正)/1モカ(BM)
・モンクなのにニュートラルグッド→ローフルしかなれない/1モカ(右近)
・パラディンは1レベルでターンアンデッドを使えない(ディヴァインマイトを取れない)/1モカ(BM)
・植物ドメインスペルにディテクトプランツオアアニマルズとか、無い。ヴァーダントロードは無理。/1モカ(BM)
・リジェネは持続時間内のダメージに対してのみ有効なので寝る前にかけても意味無し/1モカ(BM)
 
 
BM 5モカ
石川 1モカ
右近 1モカ

 
 
 

§1−6 BMの独り言

ふう、なんとかキャラクター作成が終わった。
とはいえ、まだまだダンナさんの分とHawkさんの分も作らなきゃいけない。
それからジェックがHFOで参戦してくれるらしいし。期待大。
メンバーはこれで8人か。ん、これならなんとかなるだろう。多分。

なにげに能力値が高いのが2人、ポンとできたんで戦闘は楽になるかもしれないな。
パラディンとモンクがどういうカラーの違いを見せてくれるか楽しみだ。
そしてそれらと”差を見せつける”と豪語するジェックのキャラが(笑)。
まあ、恒例としてHFOがパーティのリーダーになるだろうから、今から苦労が目に浮かぶようで楽しみ(笑)。

キャラクター5人を参照しながら背景設定を考える。
魔法が暴走して滅びた都市、というのを思いついたのでそれで行く。
文明が破壊され、野蛮になった場所。
荒野が舞台なんでレンジャーの活躍する場面もあるかもしれない…って、レンジャーは別に野外がそれほど得意じゃないんだけどね(笑)。
魔法は衰退してるんで、禁断の知識に手を出そうとする者(ウエスト)もいる、とか。

これを基本にして日本語版のシナリオをちょっと修正してやればいいだろう。
…ちょっとで済むかなぁ(汗)。

<第1話 了>


*注釈*

※1 Dice Of Fury
ドラゴン誌289号に載っている、チャート好きなアメリカ人の作ったアホチャート。
やたらにでかい表に所狭しと必殺技の名称が書かれている。アツい。
もちろんチャート好き(=アホ)のBMの心に激しくヒットした。
ちなみに横で「カルツ・オブ・アメリカ」をやっていた某ファー●ンさんが飛び入りで振った結果は
Swimming White Winter's Sweep(たゆたう白き冬の一掃)
だった。
なんかダイアモンドダスト系?。
SWWSってのが韻を踏んでて良い感じかと。
 
 
 

※2 天麩羅屋
もちろんテンプラーのこと。
呪文が若干弱くなるかわりに戦闘能力が大幅に上がる。
どれぐらい上がるかと言うとファイターをぶっちぎり、バーバリアンを越えるぐらい。
フレンジードバーサーカーと並んで最強の戦闘クラスの1つ。
詳しくはプレステージクラス辞典(と両特集記事)を参照。
 
 
 

※3 生モンク
生麦、生米、生モンク。
レインボーではモンクだけでマルチクラスしないことをこのように言う。
”きもんく”ではなく”なまもんく”と読む。
 
 
 

※4 また〜
ヤモンは前のキャンペーンでコンテンプレーティヴのコースをやっている。
…まだなってないけどね(笑)。
 
 
 

※5 人生設計
おそらくこのサイトで初めて使ったのは”ウェポンマスター”のコラムだったと思うが。
プレステージクラスを効率良く習得するためにフィートやスキルを考えること。
漠然と考えるだけではダメで、縦軸にレベル、横軸にスキルとフィートを書いたチャートを用意することをオススメする。
”設計”って言われてもなにがなんだか分からない、という人はヴァロックの所にサンプルがあるので参照して欲しい。
 
 
 

※6 レインボーオススメ超安定フィート
《Improved Initiative/イニシアチブ強化》のことです。これはとにかくオススメ。特にスペルキャスターにオススメで、戦闘系でもあれば役に立つこと間違い無し。”早くスリープがかけられる”、”早くキュアがかけられる”、”早く殴れる”と、まあ分かり易い強さを持ってます。そもそもイニシアチブは普通はなかなか上がらない(実質的には能力値を増やすぐらいしか手が無い。まあ、後はアイテムとか)ものなのでこのフィートで上げる意味は大きい。しかもかなり上がるんで。迷ったらコレを取っておけ!っつー感じです。
 

※7 こんな感じ
背景設定参照。エルフは人間を嫌ってる、っつーか人前にあんまり出てきません。
 
 
 

※8 《ディヴァインマイト》
あまりにも有名なDOFのフィート。
パラディンの攻撃力を上昇させるフィート。
持続時間が長いのでファイター用の《ダーティファイティング》やモンク用の《フィスト・オブ・アイアン》と比べても群を抜いて強力。パラディン最強説に一役買っている。
これの判定にもCharisma 【魅力】 を使うので、パラディンはますますカリスマが重要になる。
 
 
 

※9 T&Bのヤツ
《オーギュメントサモン》というフィート。
サモンしたクリーチャーが強くなる。つぇ。
 
 
 

※10 エルフになってまで〜
事の顛末は「エレグソン騒動記」を参照。
黎明期のプレイだったため、プレイ中に新しい(強い)サプリメントが発売され、悶絶しながら人生設計をやり直したりするキャンペーンだった。
ある意味サードらしくて非常にアツかった(笑)。
 
 
 

※11 グレートヘルム
かつてセカンド時代にファイターの頭を守りつづけた男らしい防具。
変革の波に呑みこまれ、ついに歴史から消滅した(爆笑)。
(相棒のスケイルメイルは本当にスケールが大きくなって帰ってきやがったが。)
…その昔はHFOは存在せず”グレートヘルム向上委員会(GKI)”があったということから、その凄まじさを類推して欲しい(笑)。
セカンドではグレートヘルムを被り、サードではHFOをやる。それがレインボー。
男は損。
 
 
 

※12 レインボーの冒険
衣食住に困るところからアドヴェンチャーするのがレインボー流である。
野草を食べて腹を壊したキャラや、借金を返すために宝捜しにでかける旅行資金を働いて稼いだキャラが、現地で移動のためのメシ代を稼ぐハメになる(労働地獄)など人生いろいろ。
…いや、嘘ですけどね?。
本当は私はエンターテイメント業界一痺れる優しいDMとして有名ですよ?。
 
 
 

※13 《プラントコントロール》
MOW収録の植物用フィート。
効果は読んで字のごとし。
 
 
 

※14 ありえない
基本的にキャスターレベルを下げる転職はしないが吉。
パーティのアーケン/ディヴァインの1stキャスターに次ぐ、3番目のキャスターなら良いが。
より高いレベルのスペルが”有る”と”無い”では天と地ほどの差がある。
(そのためソーサラーはサードキャスターにしか成り得ない)
どれくらいの差があるかというと冒険が成功するか/失敗するかぐらい。
まあ、TRPGは成功が目的ではなくてあくまでも過程を楽しむもんなんで、それはたいした事じゃ無いんだけどね。
今回は割りとスタンダードなプレイが目的なので、そういう路線で行こうかと。自主規制。
(レインボーのカジュアルなプレイでは”ドルイドとソーサラーだけ(悶絶)”、とか”クレリック無し(超ツライ)”、とか逆に”ウィザード×2+ローグ×2(前衛無し)”とか…いろいろやってます(笑)。)
 
 
 

※15 人間は素晴らしい
↑自分に言い聞かせている。
いや、変な宗教じゃないですよ、俺(猛汗)。
しかしだ。
これからも後先考えずどんどんと強力なフィートが追加されまくるということは、だ。
フィートを1つ余分に取れる人間の価値は徐々に上がっているんじゃないかと。
実際《ディヴァインマイト》のおかげで人間パラディンも有り得るようになってきたし。
さすが人間。未来は人間のものだ!。
 
 
 

※16 回復が倍
リジェネレートは時間毎に回復するタイプの回復呪文。
これを《Extend Spell/呪文持続時間延長》すれば…
…というMOWを見て考えた最新(笑)コンボ。つえー。
寝る前にリジェネが安定のパーティになるのか?。
持続期間内のダメージだから寝る前は無理(1モカ)。
リジェネレートがスポンテニアスになるヴァーダントロードは強いな、やっぱり。うん。
 
 
 

※17 モカ
レインボーの罰則基準。
10ポイントたまると罰ゲーム発動。
この企画はこの企画で別に集計するんで…まあ…嫌だなぁ…。
(DMが一番くらいやすいから)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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