Steal This Hook! | 09/12/2005 |
ダグ・ベイヤー
エベロンでの冒険のアイデアが欲しいか? すぐに欲しいか? 長い文章を延々と読む暇がないにもかかわらず君のキャンペーンの次のセッションに完璧に適合するフックが今すぐに欲しいか!? よろしい、ならばミニフックだ。目を血走らせて躍起になるDMよ、今日のSteel this Hook!は君の為にある。それは驚くべき多彩さとチェックするのに全く時間の掛からぬお手軽さを併せもつ特別版、題して狂気のミニフック50連発! さあ、たらふく喰らうがいい!
1. エルデンリーチの「門を護る者」のコミュニティにおけるスキャンダル――半ば焼けてしまった樹皮で装丁された書物――について、彼らは大いなる松の木オアリアンとの相談を余儀なくされる。
2. ラザーのライガー大公は大公のアドバイザーが未知の次元会の顕現地帯であるかもしれないと睨んでいるグレイ・タイドの神秘的な霧を調査すべくPC達に命を下す。
3. あるローアマスターの研究によれば、PCの一人がドラゴンの予言において極めて重要な役割を演じるらしい。
4.最近、黒い縞のクローフットがあるハーフリングの巡視を食べてしまった――彼の持っていた、宝石で飾られた特注の、極めて重要な意味を持つ鍵とともに。
5.道徳的な導きを必要としているPC達に後援者がアドバイスをくれる。ダーグーンの七つの洞窟を旅し、ゴブリン類とワイバーンを避け、洞窟の中に渦巻くドラゴンマーク(「ドラゴンの予言書」参照)の中で瞑想を行うのだ・・・「しるし」が現れるまで。
6.ブレランドの王室は有名な盗賊を探すという目的を隠してフェンシングと弓術のトーナメントを開催する。
7.スレインでチェンジリングが不当に火刑に処せられ、それが驚異的な数のチェンジリングの暴動を引き起こす。
8.混沌を崇拝するものたちの謎のカルト集団がシャドウマーチの古代の次元封印を破壊する事を目論む。混沌の次元界キスーリに通じる顕現地帯で封印を解放するつもりなのだ。
9.フロストフェルで起きた雪崩が、かつて存在した巨人の文明の遺跡を露わにする――そして、彼らに使役されていたエレメンタルのしもべが長い眠りから目を覚ます。
10.PCたちは変身したラークシャサがアンデールの大公の戴冠式に出席すると言う情報を手に入れる。
11.シャーンのオークションにリッチの骨が出品される。あるエージェントが彼の組織の代わりに入札に参加すべくPCを雇った――だがこの遺骨を競り落とした直後、このエージェントは死体で発見された! 今や多くの組織の目がPC達に注がれている。
12.PCの一人の血筋は前ガリファー時代の王族に連なるものである事が発覚し、その遺産と称号を争うライバルである公爵は様々な妨害の手を打ってくる。
13.バグベアの部族によるマーグール同盟は東ズィラーゴの町を脅かすゲリラ活動を行うが、ザランベルグの学者は彼らの活動が来るべきより大きな脅威の陽動に過ぎないのではないかと疑っている。
14.巧妙に変装したウォーフォージドの連続殺人犯がコランベルグのどこかに潜んでいる。
15.クンダラク氏族の高位に位置する男性があばらの間を刺された死体で見付かった。コルンダ・ゲートのドワーフ銀行員の組合はシヴィス氏族を非難して復讐を誓う。
16.最終戦争歴史教会はブレランド軍が30年前のある任務で非常に重大なアーティファクトを喪失したことを発見する。
17.チャンバー、アーラム、そしてカイウス三世のエージェント達がPCたちを取り込むべく暗躍する。ゼンドリックに向かう不運な船の上で、PC達は状況を理解しないままこの暗闘に巻き込まれてしまう。
18.ある女性がトレントの枝の上から降りられなくなった彼女の猫を助けるべく助けを必要としている。
19.小さな町の警察署長は町で頻発するホムンクルスによる暴行及び窃盗事件の背後に存在するであろうアーティフィサーを探し出すため、PC達に協力を依頼する。
20.シャーン在住のアーティフィサーの助手を装い、ビホルダーの手先が恐るべきエルドリッチ・マシンを製作するための材料を探すためにPC達を雇う。
21.モルグレイブ大学はクバーラの遺跡から重要な遺物を回収する為にPCたちと、別の冒険者のパーティと契約する。さぁ、レースの始まりだ――勝者にはもっと大きな契約のチャンスが待っている!
22.シャーン警護団はフライング・カーペットとスパイダー・イーターで我が物顔に街を荒らし回るギャング、エアボーン・グラディエイター団を捕縛できるならば誰であろうとその一員となる栄誉を与える。
23.盗賊の一団はサークル・オブ・サウンド(エベロン・ワールドガイドp271)を用い、華麗な連携プレーで重要な魔法兵器を盗み出す。ただ不運だったのは、彼らの足元にたまたまPC達がいたことだ!
24.あるシルヴァーフレイムの教会からフレイムキープへの巡礼に出た三人が道中で次々と行方不明になる。四人目の巡礼は護衛のためにPC達を雇った。
25.カルナスの実業家が「出る」と噂の広大な農場を購入した。彼は勇敢な調査員を雇用するが、一つ言っていない事がある――農場に出る幽霊の大半は彼と個人的面識があるのだ。
26.身元確認のミスにより、PCたちとカルナス当局はともに困った事態に陥っている。その混乱はチェンジリングか、あるいはドッペルゲンガーが原因なのかもしれない。
27.エルフの夫婦がリヴィング・スペルのはびこるダンジョンの入口近くで消息を絶つ。
28.「門を護る者」の一員がシャドウマーチに英雄たちを召喚する。ドラゴンシャード発掘事業の影に正体不明のビジネスパートナーが見え隠れするのだ。
29.PCは家族の失われた遺品がニュー・サイアリの市場で売られていることを知り、そしてその流れをたどって「イカーのゴミ漁り団(エベロン・ワールドガイドp205)」に辿り付く。
30.PCは飛行船でシャーンに向かう途中、メデューサの暗殺者が密航したと言う情報を耳にする。
31.近辺の木と作物が謎の枯死を始めたのと時を同じくして、幻を視たシフターの子供が未知の言語で話し始める。
32.英雄はデーモン荒野で"膿み傷"のホルト(Festering Holt)率いる盗賊団を追跡する。そして明らかになったのはエルデン・リーチから地下組織による奴隷売買で無数のヒュ―マノイドが誘拐されていると言う事実だった。
33.「願いをかなえる森の魔女」の伝説がエルデン・リーチの一部で熱狂的なブームを巻き起こす。
34.マックリーの崇拝者達はムロール・ホールドの山砦に浸透し、だまし討ちでこれを占拠する。そして次に隣の山砦に偽の文書を送付するのだ・・・。
35.貪欲なマインド・フレイヤー率いる密輸組織の実態を解明し、盗まれた貴重なロケット(ズィラーゴの王族の物だ)を取り返すべく、PC達が雇われる。
36.「銀の網の目」(silver tracery、「Races of Eberron」p120。同書の追加特技でウォーフォージド専用。全身を銀の網の目模様が覆い、ウォーフォージドの肉体武器を錬金術銀武器扱いにする)を纏ったウォーフォージドがPCたちの前に現れ、協力を依頼する。異常に武装化されたワーウルフの群れを退治するのに手を貸して欲しいと言うのだ。
37.古代のオークの洞窟にある印は邪悪な存在の眠りを妨げるかもしれない占星術的出来事が起こるかもしれないことを予言する。
38.あるアンダイング・カウンシラーがアストラルの旅から帰還する。彼の持ち帰ったのは数匹のコアトルが封印された、忘れられた牢獄を示す予言だった。
39.明らかに誠実なラークシャサがPC達に接触し、彼の過去の行いについて適切な賠償が必要なのだと主張する。
40.英雄達はシンビアントを移植された悪党を追いかけ、ブレランド、スレイン、そしてモーンランドの腐敗せざる荒野(訳注:フィールド・オブ・ルインズのことか?)を駆け巡る。彼のみが知る暗い秘密を欲するが故に。
41.ブラックガードがそのアジトに巨大なチェス盤を作る。そして、スレインの囚人を選びだす・・・生きたチェスのコマにするためだ!
42.守護兵ギルドの秘密を探り出そうとするフィーンドが憑依能力(エベロンワールドガイドp99)でデニス氏族の女戦士の印象指輪に憑依した。
43.冒険者はアルカニクスの浮遊塔の魔法の源を断ち、塔を落そうとするドリーミング・ダークの陰謀をくじかなければならない。
44.アーティフィサーは彼が必要とするソアウッドの危険な山岳地帯での輸送のために護衛を必要としている。
45.そのバードは小さな街の中心部で空気のなかから現れた。彼は傷つきやつれており、恐ろしい怪物で一杯の野蛮な地から転移されてきたと主張する。再び連れ戻される前に彼は助けを求める。
46.ヴォルの血の信者は密かにシャーンのストリートギャングのリーダーをチャームする。ギャングの仕事を破壊とこそ泥から、誘拐と秘密の血の儀式に変えようというのだ。
47.PC達はゴロダン・アッシュロード(エベロンワールドガイドp190、ゼンドリックからの亡命者であるファイアジャイアント)から情報を得なければならない。ゼンドリックでのアーティファクトの探索に彼の情報が絶対に必要なのだ。
48.パーティが乗るライトニング・レイルは最初の停車駅で妙な音を立てた。ヒュウヒュウ鳴る音に気付いたとき、彼らはブレーキの機構が破壊されたことにも気付く。このまま次の駅に到着すれば、致命的な大事故を引き起こすのは確実だ。
49.モーンランドで伝道活動をしていたアデプトから手紙が来る。だが彼はロード・オブ・ブレイズに捕まっていると言うのだ!
50.仲の悪い三兄弟はそれぞれ別の信仰を選んだ。一人はシルヴァー・フレイム教会、一人は翡翠爪騎士団、そして最後の一人は地下竜教団。それぞれが兄弟を改宗させようとして、それぞれの同僚と組織にとんでもない騒ぎを引き起こすことになる。