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Web Dungeon誌掲載シナリオ

抄訳作成プロジェクト
---シナリオ集---
since 100221
Al Sur & Friends
 ようやく4thが面白くなってきたけれど、遊ぶシナリオの数がない、というのをちょくちょく聞くようになりました。じゃあWeb Dungeon誌に載ってるDLシナリオを片っ端から訳そうかとも思ったのですが、とりあえずさすがに時間が足りません。

 というわけで、片っ端から抄訳を作ってみることにしました。
 順番、および邦題に関しては、鯛足烏賊さんのblogに掲載のものに、了解を得た上、準拠させていただいております(抄訳それぞれについても、参考としてblog記事にリンクを張らせていただいています)。

 内容は

 ・冒頭の紹介文
 ・冒険の背景
 ・冒険の概要
 ・冒険の導入

 ……となっています。抄訳っていうかアタマのほう訳しただけですね、すみません。

 けれど、ここまで読んで面白そうだと思えば、遊ぶつもりで英語シナリオを読んでも、まず外れはないでしょう。冒頭部さえ楽に読めてしまえば、あとは遭遇を読むだけです。冒頭部の内容がより詳しく展開されるだけで、冒頭部からは予想もつかない展開になったりはしません。そして遭遇は英語というよりD&D語で書いてあるので、コア・ルールブック3冊をお持ちで、そして何度かDMをされた方なら、運用するのには問題は生じないでしょう。

 というわけで、英語の壁を少しでも効率よく薄くできるのなら幸いです。

 ※100315 更新に基づきリンク変更


金欲の深坑
“Depths of Avarice”
作者:Tim Hitchcock/適正レベル:13/適正キャラクター数:指定なし
 高名な貴族の厄介者の息子であるヴァルムーアは父の遺言書から名前を消されてしまった。このようなことをわざわざ公にするのは珍しいことではあったが、老テッソントは自分の遺産はそっくりヴァルムーアの弟のサノペッドに譲るつもりであると公表したのである。その返礼にヴァルムーアは一族の宝物庫から大量の宝石を盗み出すと、とある冒険者集団の指揮官となり、享楽的で因果な冒険に満ちた人生へと踏み出した。
 そして、かの放蕩息子は自分の財産を回復する好機を手に入れた。が、彼と、そして彼が生来の権利として要求する富との間には、恐るべき呪いが立ちはだかっている。
100426


縛鎖の網
“Web of Chains”
作者:Owen K. C. Stephens/適正レベル:13/適正キャラクター数:5
 英雄たちは略奪者の支配下にある村にやってくる。
 略奪者たちは地元の人々を働かせ、その地に産する資源を根こそぎにしようとしているネオギの奴隷狩りの先遣部隊であり、資源はというと船で川下に運ばれ、奴隷市場と砦を建設するのに使われている。
 英雄たちが川を下って砦の場所まで行くと、彼らはさらなるネオギどもに遭遇する。そしてついにはネオギの部族を束ねる偉大なる老主に立ち向かうことになる。
100426


ミスレンダインの闇の中心
作者:Greg Marks/適正レベル:12/適正キャラクター数:指定なし
“秋の都”と呼ばれるエラドリンの都市ミスレンダイン。地下深くではフォモールの深淵がじっと鎮まっていた。
1ヶ月前、この街の評議員サフレニアは、堕落のしるしを認め、調査を行なったが、そのせいで彼女はその背後に潜む闇の存在の注意を惹いてしまった。サフレニアの暗殺が行なわれようとしているとき、このエラドリンの議員は定命の領域からやってきた英雄たちの一団と出会う。都市の命運をかけた決死の追跡劇がはじまる。
100418

死よりも悪いこと
作者:Robert J. Schwalb/適正レベル:12/適正キャラクター数:5
 フェストゥアド・イルソックは、その退廃と行動の不毛さで街じゅうに知られた貴族である。彼の財力には際限がなく、彼の蕩尽に比べればその街で行なわれるいかなる浪費もちっぽけなものとなってしまう。
 そんな有力な好事家が荒野で失踪した。PCたちは彼を追跡すべく、キャラバンを追う。
100418

カインセップ屋敷の怪異
作者:Skip Williams/適正レベル:12/適正キャラクター数:5名
 この屋敷は、かつてはカインセップ一族の所有する荘園屋敷だった。しかし、一連の不幸な事件や災害のせいで、カインセップ一族の最も若い世代はすっかり姿を消してしまった。そしていまや、一族最後の一人が隠遁するばかりとなっている。
 しかし、いまやその屋敷は数々の怪異が語られる屋敷と相成った。出入りするものもなく、荒れ果てた屋敷の中には怪物たちが行き来する……。
君たちは、この屋敷を調べるよう依頼された。
100411

フォート・ドウラーの大虐殺
作者:Matthew Sernett/適正レベル:8/適正キャラクター数:5名
 つい最近、強大なホワイト・ドラゴンの襲撃をもはや恐れずに済むようになったばかりの場所で、とある前哨基地が一大勢力へと育ちつつあった。砦の壁は頑丈で、そこに暮らす軍人達も非戦闘員たちも、安心してにぎやかな日々を送っていた。
 しかし、謎めいた旅人が、とても実現しそうもない予言をもたらしたときから、一連の事件がフォート・ドウラーを――そしてそこに住まうすべての人々を――再び脅かし始めた。
100411

黄金孔雀のオアシス
Tim Eagon/適正レベル:7/適正キャラクター数:5名
 最近、顔を隠した放浪のエラドリンの一団が、砂漠の集落を襲っては図書館の中身を根こそぎにし、優秀な賢者たちを誘拐している。エラドリンたちは流砂の下に半ば埋もれた有史以前の様々な遺跡の多くを荒らしまわっているという。
 そんななか、ある兄弟団の優秀な学者がさらわれた。犯人達はオアシスに向かっているらしい。
100315

禁断の炉の中心
Luke Johnson/適正レベル:7/適正キャラクター数:5名
ケチ・シャーラットのゴブリンたちは、"剣を守る者"の旗の下にダカーンの部族を結集させるために無数の計略を練っている。その中には、破壊された創造炉を、その中にいる禁断のクリーチャーごと手に入れてしまおうというものもある。そして、この計画について、"剣を守る者"たちは、まさかと思うような協力者を得ている――ブレランドの政府のために働くはずの、とあるエラドリンのアーティフィサーを。
100315

異教徒

Scott Fitzgerald Gray/適正レベル:5/適正キャラクター数:5名
行方不明のパラディンを探す旅は、PCたちをとある狂信者たちの宗教戦争で引き裂かれた辺境の地へと導く――そして彼らはそこで、いにしえの邪悪と対峙することになる。
 『異教徒』は5レベルのキャラクター5名を対象としたD&D4版の冒険シナリオである。
100307

暴れカラスの岩山
Bruce R. Cordell/適正レベル:4/適正キャラクター数:5 名
ある荒れ地の大洞窟は、“暴れカラス団”と呼ばれる傭兵団の根城となっていた。が、傭兵たちの姿が見られなくなってもうずいぶんになる。
噂によればどうやら“暴れカラス団”は全滅したらしい。もしそれが本当なら、彼らが一度ならぬ略奪、褒章、そして竜のねぐらへの襲撃を繰り返しては貯めに貯め込んだ宝物は瓦礫の下でそのままになっているということだ。
100307

帝国の残骸
Kolja Raven Liquette/適正レベル:3/適正キャラクター数:5名
エルクリッジは平和な谷で、暴力とは無縁な農民と職人たちばかりが暮らしている。ところが谷に野生のドレイクが侵入し、家畜や人々を襲い始めた。谷の防衛は急を要するが、もっと大きな謎がある――このクリーチャーたちはどこからやってきたのか、どうして連中は谷を襲うのか。
100228

嵐の塔
Christopher Perkins/適正レベル:3/適正キャラクター数:5名
砦の街フォールクレストの守護卿は、ゴブリンやジャイアントを押し返すために、とある壊れかけた塔の修復を命じた。しかし、今や塔は痩せこけて顔を黄色い髑髏に見えるように塗りたてた人間と徒歩のスケルトンの混成部隊に占拠された。
衛兵隊をこれ以上損なうわけにはいかないと考えたファリングレイは、冒険者の一団を雇うことに決めた。
100228

レルキンガムの関税
Eytan Bernstein/適正レベル:3/適正キャラクター数:4〜6名
PC たちは、デローネン国の宰相にして邪悪な高僧でもある男と先を争うことに
なる。彼はレルキンガム市にある通商の要点、レルキンガム水路を通ろうとするものに、人間の犠牲を要求するという法を制定・布告しようとしているのだ。件の宰相がレルキンガム市を邪悪な運命に突き落とす前に、PC たちは彼のところにたどり着けるだろうか?
100221

氷の塔の脅威
Sean Molley/適正レベル:2/適正キャラクター数:5名
この冒険は、『フォーゴトン・レルム・キャンペーン・ガイド』の第1 章に掲載されたサンプル冒険シナリオとうまくつながるようにデザインされている。ラウドウォーターやその周辺地域、そしてPC たちをこれから始まる冒険に送り出す際の出資者となるべきNPC たちを紹介するシナリオである『オーガ王の塚』の続編として、非常によくできたものとなっている。
100221