モンスター・マニュアル3.5版ウェブ拡張
Design: | Skip Williams |
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Editing: | Penny Williams |
Typesetting: | Nancy Walker |
Design Manager: | Ed Stark |
Cartography: | Rob Lazzaretti |
Web Production: | Julia Martin |
Web Development: | Mark A. Jindra |
Graphic Design: | Dawn Murin |
Based on the original DUNGEONS & DRAGONS® game by E. Gary Gygax and Dave Arneson and on the new edition of the DUNGEONS & DRAGONS game designed by Jonathan Tweet, Monte Cook, Skip Williams, Rich Baker, and Peter Adkison.
モンスター・マニュアルにある編成の項目はさまざまなクリーチャーがしている構成の種類について、いくつかの示唆を与えている。この項目は君にクリーチャーが日々どう生活し行動しているか考えさせる例として意図されている。座って隠れ家にいるクリーチャーの集団に関する冒険や遭遇を創造する時、この編成の項目(や他のクリーチャーの描写の要素)を創造性の踏み台に使って良い。
ここに書かれている隠れ家の例は戦争するホブゴブリンに使われている砦である。またホブゴブリン部族の隠れ家の要素も含んでいる。
この砦はホブゴブリンが好みそうな種類の丘に位置している。この隠れ家はホブゴブリンの集団の侵略用前哨拠点の一種である。目標は範囲内にある人間あるいはエルフの集落、通過する商隊、あるいは鉱夫の宿営地さえ含む。
隠れ家自身は地下にある。厚い植物(木、絡みつく茂み、あるいはその複合)は隠れ家の表面を覆い、さまざまな入り口が同様に隠されている。
この砦はホブゴブリンの奴隷によって掘られたトンネルと部屋の連なったものである。地表から15フィート下にある1階層のみであるが、いくつかのエリアは他よりもわずかに下にある。特定のエリアで文章に書かれていない限りその砦の要素は以下の通り。
壁:壁は土に石を詰めたものだ。壁の〈登攀〉DCは20である。
天井:この砦の内部の天井は8フィートの高さである。
床:床は土と石でできている。その材質は壁とほとんど同じで、違うのは床は突起が少なく泥で固められていて葦と藁が敷いてあり、踏むと音が鳴るようにしてある点だ。この床を歩くと音に関する〈知覚〉との対抗判定としての〈隠密〉判定に−5のペナルティを受ける。
扉:砦にある数少ない扉は補強された木製であり、特記ない限り施錠できる。エリア7にいるアデプトおよびエリア8にいる軍曹はそれら全ての鍵を持っている。
強固な木製の扉:厚さ2インチ;硬度5;hp20;破壊DC23;〈装置無力化〉DC20
光源:ホブゴブリンは生来の暗視に頼っており、特記ない限りどのエリアにも明かりはない。
以下の数ある節はこのマップにおいて重要である。各エリアの短い描写は下にある。
ホブゴブリンは高度に組織だっておりよく訓練されている。侵入者が砦に入った場合、彼らは殺されるために部屋にとどまるなどということはしない。代わりに、前もってされていた計画に従って行動する。それぞれのエリアの進展の節の描写はそこのホブゴブリンがどんな任務についているかの説明をしている。彼らは君が異なるアクションに正当性を与える状況にしない限り、受けた命令に従う。
エリア8にいるホブゴブリンの軍曹ヴルースクは問題が起こり次第突撃する。エリア8の進展の節の描写にはヴルースクが最も使用を好む計画が含まれている。状況が異なる試みを求めるものであれば、自由に軍曹の行動を適切に変えてよい。
3つのエリアそれぞれは20フィートの長さの垂直な穴で地表から続いている。それぞれの穴の頂点は切り株、岩、房、茂みに偽装された隠し扉で蓋がされている。クリーチャーが入り口を使っているのを見ていない捜索者は〈知覚〉判定(DC20)に成功しなければ発見できない。ホブゴブリンは追跡防止に1つの入口を使い続けないように注意していて、砦から出入りするときは後戻りもするようにしている。
これらの入り口はホブゴブリンの防衛への熱情を反映している。彼らは通常粗末な木製の梯子を使い(〈登攀〉DC−5)砦と地表を行き来しているが、梯子は使用しないときは壁にしまいこまれる。守衛はなにか隠し扉が開かれゴブリン語で合言葉が言われた時だけ縦孔の梯子を元に戻すことになっている。梯子は使用後即座に外されしまわれる。梯子を使って中へ入るには通常1分ほどかかる。しかしホブゴブリンは急速に降りる用意をしている(下記の罠の節参照)。
入り口の壁は砦の他の部分の壁と似ている。しかし、その石は特別にぐらぐらしていて、表面は障ればぼろぼろになり崩れる。これにより縦孔の基本〈登攀〉DCは30である。
それぞれの入口のそばの段差(地図参照)は高さ約5フィートある。最低中型サイズあればその段差には登りやすい(DC10)が、小型クリーチャーはDC20の〈登攀〉判定が必要である。
クリーチャー:1体のホブゴブリン・ブローラーがそれぞれの入口を見張っている。
ホブゴブリン | CR1/2 |
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XP200
男性あるいは女性のホブゴブリン(ピット・ボス)・ブローラー1
LE中型の人型生物(ゴブリン類)
イニシアチブ+3;感覚暗視60ft.;〈知覚〉+5
防御
AC17、接触13、立ちすくみ14(+4鎧、+3【敏】)
hp13(1d10+2+1)
頑健+4、反応+5、意志+1
接敵面5ft.;間合い5ft.(10ft.フライング・ブレード、15ft.ウィップ)
攻撃
移動速度30ft.
近接ウィップ+3(1d3+2)あるいはフライング・ブレード+1(1d12+3/×3)あるいは素手打撃+3(1d6+2)
遠隔ボーラ+4(1d4+2)あるいはネット+4、ジャヴェリン+4(1d6+2)
戦術
戦闘中フライング・ブレード、ウィップ、素手打撃、ボーラ、ネット、そして〈威圧〉を用いての、ダメージ、足払い、武器落とし、絡みつき、援護、士気くじきを臨機応変に行う。
一般データ
【筋】14、【敏】17、【耐】15、【知】10、【判】12、【魅】8
基本攻撃+1;CMB+3;CMD16
特技《素手打撃強化》B、《早抜き》
技能〈威圧〉+3、〈軽業〉+5、〈真意看破〉+5、〈知覚〉+5;ACP−2
言語ゴブリン語、共通語
SQ多様なる武術
他の装着品ウィップ、フライング・ブレード、チェイン・シャツ
特殊能力
多様なる武術(変則)ブローラーは移動アクションで、保持していない戦闘特技1つの利益を得ることができる。この効果は1分間持続する。ブローラーはこの特技の前提条件を満たしていなければならない。ブローラーはこの能力を、1日に4回だけ使用することができる。ブローラーは持続時間が過ぎ去る前に再度使用することで、以前に選択した戦闘特技を別のものに置き換えることができる。
ピット・ボスウィップに習熟し、ウィップを使用した武器落としや足払いにおける戦技判定に+1の種族ボーナスを得る。
戦術:見張りは典型的に縦孔の近くの縁にいて、上の隠し扉を監視している。訪問者が正しい合言葉を言えば、見張りは梯子を配置する。正しい合言葉が来ない場合、見張りは覆いつき落とし穴を解錠し、共通語で「時間がかかるのでそのまま飛び降りろ」と言う。正しい合言葉を言わなかった侵入者が跳躍を渋るようなら、このブローラーは留め金をかけた落とし穴の上で跳ね、床が頑丈であることを示し、そのあと床から離れ留め金を外す。
侵入者が落とし穴に落ちない方法で降りた場合、見張りは道を妨げようとする。彼は段差の前に立ちエリア2から仲間が来るまで防御専念する(エリア2参照)。
他のホブゴブリンたちはこの段差の両脇に位置どる。真中の1人は侵入者を攻撃し、攻撃ロールに高い位置にいることによる+1のボーナスを得る。両方の増加したホブゴブリンは援護アクションをし、一方は中央のブローラーのアーマー・クラスを、もう片方は攻撃ロールを上昇する。
覆い付き落とし穴 | CR1 |
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種類機械;〈知覚〉DC20;〈装置無力化〉DC20
効果
起動条件場所式;再設置自動;市価1,000gp
効果深さ10ft.(1d6、落下);ピット・スパイクス(攻撃+15近接、1スパイクが1d6);DC15反応セーヴで回避
罠:頑丈な覆いのされた落とし穴がそれぞれの縦孔の底にある。これらの落とし穴は砦に強行した侵入者に激しい衝撃を与えるだろう。
落とし穴の覆いは支点が中央にあり、留め金が外されているとき自由に回転できる。片面は厚く補強されていて、隠し扉から飛び降りても1d6の非致傷ダメージを受けるか、〈軽業〉判定(DC10)に成功すればダメージを受けない。通常であれば表面が柔らかいところに着地するときでさえこのダメージと判定はもっと大きいものだが、この落とし穴の覆いは特別に緩衝材として設計されているのだ。
覆いの留め金が外れているとき、縦孔から落ちた者は上記の通りダメージを受け、落とし穴の覆いは回転し犠牲者を落とし穴の下へ入れる。この落とし穴は深さ10フィートあり、底には棘が並んでいる。落下と棘は2d6ポイントのダメージを与える。留め金のない落とし穴の覆いに足を踏み入れた者は反応セーヴ(DC15)で落ちるのを避ける試みができる。
進展:ここでの戦闘は最寄の詰所(エリア2)の見張りの注意を引きつける。長引いた交渉や戦闘でない騒音は最終的に最寄の詰所の歩哨の注意を引く(エリア2の進展の節参照)。
入口の見張りは砦の中で何が起きようとも持ち場に留まろうとする。エリア2のブローラーに呼ばれた場合(そこの進展の節参照)、見張りは落とし穴の覆いの留め金を外してから離れる。
これらのエリアは入り口の詰所の補助として存在する。ここには丸机、椅子、多少の食料、そして入り口の見張りよりもいくらか簡単な義務がある。
クリーチャー:2体のホブゴブリンが常に任務としてここに居る。毎時間ごとに見張りは最寄の入り口の者と交代する。この交換は誰もが休みつつ注意できるようにすることを助ける。
ホブゴブリン(2) | CR1/2 |
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XP200
上記参照
hp13
戦術:ここのホブゴブリンは砦を出入りする権利のない者を妨害するよう命令されている。ここにいる最寄の入り口で行動している音を見張りは聞くが、それが1d4+1ラウンド持続しない限り戦闘にならない音は無視する。しかし入り口での戦闘音を聞いた場合、1人はそこにいるブローラーの防衛を手助けようと向かい、もう一方は1ラウンドでエリア4へ駆け、警告し、駆けて戻ってくる。その任務が達成し次第、2人目の見張りは入り口の戦闘に参加する。
砦内部の戦闘音はここの見張りをその1d4+1ラウンド後に警戒させる。砦の中では頻繁に様々な種類の戦闘音が響くので、即座に反応はしない。任務に服していないホブゴブリンは模擬戦闘をし、エリア10とエリア11の奴隷同士囚人同士での賭け戦闘が時折起こり、エリア9での崇拝も同様にうるさいからだ。調査しようと決心したなら、見張りの1人はその騒音の場所へ行き、もう1人はエリア4に警告をしに行き、持ち場に戻り同僚を待つ。騒音の場所へ行った歩哨が1d4+3ラウンド帰って来ない場合、持ち場に戻った歩哨は入り口の見張りを呼び、2人で乱闘に加わりに行く。その2人はまずエリア4か8にその命令をもらいに行くが、どちらにも指示を出すべき人がいない場合彼らは自力で戦闘を探す。
侵入者が大音量を出すことなしに入り口の見張りを通過した場合、これらの見張りは可能な限り彼らを足止めしようとし、エリア1に書かれたものと似た戦術を使う。
進展:詰所での戦闘に進展した場合、残りのホブゴブリンは様々な進展の節に書かれている通り最終的に集合する。
この部屋への扉は施錠されておらず簡単に開く。
ホブゴブリンは不要なものを全てここに捨てる。この場所はひどく臭う料理のゴミクズやいくつもの糞尿のお山がある。この部屋が満たされたとき、ホブゴブリンは奴隷にこのゴミを地表に運ばせ砦から離れたところに捨てさせる。
ホブゴブリンはここで食べ、寝、そして休憩する。キャラクターがこのエリアに入ったとき以下を読むか意訳すること。
2つの燃える暖炉からの明かりはこの長い広間を弱く薄く照らす。ここの空気には強い煙、焦げた肉、そして汗まみれの肉体の匂いがする。
丸太の組み木の低い寝台はこのエリアの北と南の壁に並んでいる。部屋の中央にはこれらも丸太製の2つのテーブルと1ダースほどの椅子がある。2つの傷ついた木製の粗雑ではあるが人の形をしたものが東側の壁に立てかけられている。革でできた大きな目立つ耳がつけられていて、とてもおかしな印象を与えている。
北の壁の西の端には、小さな暗い迫持の窪みがある。南の壁の中央付近は土を塗り固めたものでなくぴったりとした石でできており、残りの壁が複雑に見える。その壁の中央には木製の扉がある。
6つの寝台が北の壁にあり、9つが南にある(ホブゴブリンのいくらかは仲間と寝所を共有しなければならない)。寝台はとても低く、その毛布は葉と布の皮でできている。寝台それぞれには個人的なアイテムがその下やそばに多少ある(宝物の節参照)。それぞれの寝台の下には水を拭くための布、水のための粘土の水差し、そして1つか2つの使い古した調理器具がある。
ホブゴブリンは暖炉を調理のために使い、そして通常一日中火を絶やさない。天井には2つの小さな穴があり外に煙を出せるようになっていて、それは地表に達するときには気付かれないように散る構造になっている。この機構は十分なものではないが、ホブゴブリンはもう煙には慣れている。調理器具の小さな集まりはそれぞれの暖炉の傍に積まれている。
2つの木製の人型は武器の練習の対象として存在する。皮の耳はもっとエルフに似るように付けられたものだ。
エリア4Aと4Bに暗いアーチ型入り込みと石の壁の節がある。
クリーチャー:この部屋は23人のホブゴブリン・ブローラーの住居であるが、6人しか一度にはいない。9人はエリア1と2に見張りとして立っていて、別の8人は外で巡回、あるいは略奪している。
3人のゴブリンは常にここに居て、家庭的な雑用をホブゴブリンの主人のためにしている。
ゴブリンの奴隷(3) | CR1/3 |
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ゴブリン・ウォリアー1
Bestiary参照。但し装備を持っていない。〈水泳〉+4の代わりに適切な〈職能〉+3か〈製作〉+4を持つ。
hp6
ホブゴブリン(6) | CR1/2 |
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XP200
上記参照
hp13
戦術:この部屋にいる6人のホブゴブリンのうち3人が起きており、他の3人は寝ている。彼らは鎧を着ながら、武器を寝台の枠に吊るしてあるいは寝台の下に隠して寝ている。寝ている者は他のホブゴブリンが助けを叫ばない限りどれだけ妨げられても目覚めない。寝ている者が起きて寝台から出るのに全ラウンド・アクション、武器を取るのに移動アクションを必要とする。一度武装した場合、寝ていた者は下記の戦術を取る。
起きている3人のホブゴブリンはこのエリアへの侵入者に即座に反応する。彼らは戦線を構築し、1人は奴隷の1人にエリア6に、1人にエリア7に、3人目にエリア8に行けという(フリー・アクション)。ブローラーは最も当たりそうな対象に一斉にジャヴェリンを投げる。彼らは遮蔽を得ている敵を越えて遮蔽を得ていない敵を選び、鎧を着た対象を越えて鎧を着ていない対象を選ぶ。近接攻撃の間合いの敵に対してブローラーは可能ならば挟撃できる位置をとろうとする。通常の試みはまず最弱の敵を排除することにある。敵を傷つけることが難しい場合、彼らはより簡単な対象へと切り替えるか援護アクションで攻撃ボーナスを増加する。
奴隷たちは不従順の価値の重さを十分に知っているため、彼らの命令に自発的に従う。6、7、そして8のエリアの進展に詳細がある。
進展:同僚が警告をしに来た場合素早くホブゴブリンは反応する。彼らはすぐさま仲間を起こし奴隷をエリア6、7、そして8に戦術の節に記載したとおりに移動させる。即座に6体のホブゴブリンは準備し、反対の命令を受けない限り行進する(エリア8の進展の節参照)。
エリア1あるいは2の戦闘はここのホブゴブリンの注意を1d3ラウンド後に引く。なにか悪いことに気付いた場合も、彼らは上記の通り行動する。
このエリアでの戦闘は結果的に、それらのエリアの進展の節の通りエリア1と2の見張りを引き寄せる。そしてまたエリア8の軍曹とエリア7のアデプト、エリア6のダイア・エイプのつがいも連れてくる(それぞれのエリアの進展の節に詳細がある)。
宝物:小さな袋や箱が部屋のそれぞれの寝台の近くにしまわれている。その容器は寝台の下にあるか木枠に吊るされているかしている。PCが寝台を捜索した場合、以下を集められる:300gp、600sp、12ヘマタイト(それぞれ10gp)、8マラカイト(それぞれ10gp)、10モス・アゲート(それぞれ10gp)、8金と琥珀の装飾のある象牙の賽(それぞれ8gp)、2銀の杯(それぞれ12gp)、3金の腕輪(それぞれ25gp)、エリニュス・デヴィルの蛇紋石の像(80gp)。
このエリアの壁、天上、床は全て石でできている。ホブゴブリンは全ての食料と飲料をここに貯めている。地上での狩りの結果得た多くの物、つまり加工されたいくつかの肉が天井の鉤に吊るされている。わずかな乾パンの樽と干し果実の木箱、そして多少のエールと葡萄酒の樽が棚に並んでいる。
このエリアには石造りのこの縦孔は100フィートの深さがある。とても冷たい水が高さ30フィートから満たされている。木製の桶の付いた80フィートのロープが壁面の西側の輪に付いている。奴隷たちはこれを使って井戸から水を掬っている。
この小部屋には地上から集めた岩を岩から作った粗野な炉がある。一組の炉、鉄床として使われている大きく平坦な石、そして汚い水で満たされた頑丈な二つの石は沈黙のうちにその用途を語っている。壁にかけられた鉤には一対の吹子に加え金槌と火箸の一式がかかっている。
炉の横にある樽には鋼と鉄の古い蹄鉄、釘、鎖の欠片だけでなく、矢尻、刻みの入った斧の刃、曲がったダガー、壊れた剣、そして砕けた兜が寄せ集められている。〈知覚〉判定(DC15)に成功することでガラクタの中にところどころが折れ、壊れた銀のサーレンレイの聖印(クレリックの盾から取ったもの)が見つかる。この聖印には10gpの価値があるが、洗い修理すれば25gpの価値を持つ。
エリア7のホブゴブリン・アデプトは時折金属製品をここで作成するが、それはホブゴブリンたちが、炉の煙を見れるほど近くに敵が近くにいないことが分かっている時だけだ。通気口は幅約6インチで炉から直接地表へつづいている。
この部屋の南側の扉は南側から閂がかかるように鳴っているが、施錠はされていない。
ホブゴブリンはこの部屋に一対のダイア・エイプを捕らえている。キャラクターが入ったとき以下を読むか意訳すること。
扉が開き排泄物と腐った生肉の悪臭漂う薄汚い部屋が明らかになった。北の壁に1つの明かりが爪と歯を備えた、一対の痩せた野生のエイプが見える。エイプの奥の北東の角にはとても大きな木製の梯子が立てかけられている。目に見えないその上はエイプたちを容易に収納するには十分な広さの縦孔がつづいている。
エイプは侵入者に喜んでいるようにはとても見えない。彼らは血塗れの歯を剥き出しにして、半分唸り、半分絶叫の人外の音を吠えた。
ダイア・エイプ(2) | CR3 |
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XP800
Pathfinder RPG Bestiary
hp30
北東の角の梯子は一番上まで約12フィートある。3つの地面いっぱいの土台は地表からの縦孔の終わりへと分かれている。ホブゴブリンたちは砦の緊急脱出通路としてこれを作った。キャラクターはシャベルやソードで1分間も掘ると、泥が取れて地表への道が開く。北の壁に置いてある松明は消えずの松明であり、エイプに明かりをもたらす為にここに置いてある。それは簡単に取れる。
クリーチャー:上記の通り。この部屋には2体のダイア・エイプがいる。
戦術:エリア7のアデプトはこれらのエイプをクリーチャーと戦えるように訓練している。彼らはゴブリンでもホブゴブリンないクリーチャーを見た場合攻撃する。エイプが1匹しか戦えない西側から敵が来た場合、最寄りの1匹が突撃している間にもう1匹が南の扉へと駆けてエリア7の敵を攻撃しようとする。(エイプたちはあまり賢くないが、砦の配置を知っていて、かつ戦うことに喜びを見出している)
進展:PCたちがホブゴブリンを警戒させることなしにここに来た場合、エイプたちの絶叫は有効な警報となる。エリア7のアデプト、フーアトチュクが生きていた場合、彼は最初にここに来る。
一行がここまで来る前に通常の警報が起こった場合、エリア4のホブゴブリンは1人の奴隷をここへ送る(そしてエリア7と8それぞれにも)。現れたとき、ゴブリンは南の扉へ行きエリア7のアデプトがエイプたちを開放するのを待っている。フーアトチュクが3ラウンド以内に現れない場合ゴブリンは南の扉の閂を降ろして逃げ出す。
一度部屋から出ると、エイプたちはアデプトがいない場合エリア7へ行き彼を探そうとする。フーアトチュクがそこにいないかあるいは死んでいる、あるいはエリア7へいけない場合、エイプたちはエリア4へ行き見るか嗅いだ敵を攻撃する。アデプトがエイプを突撃させない場合、ゴブリン奴隷は北の壁の消えずの松明を持ってエイプたちを連れて移動する。アデプトが来ると、ゴブリンは着いていくが機会があり次第エリア10へ行く。
この部屋には鉄枠の快適な寝台と羽毛のむしろと枕がある。炉の火は熱を供給し、角の小さな書き机には羊皮紙とペンのインク入れと水時計が一組になって置いてある。羊皮紙の半分は空白だ;残りには個人の旅行の手記が書かれている(下記のクリーチャーの節に詳細がある)。
北の壁の窪みには人型生物の頭蓋骨が並んでいる(多くは人間とエルフだ)。それらの上の壁は小さな、銀でできているメイスがある。この黒と赤の芸術的なほうろう細工は殴るのには向いていない。このメイスは奴隷制の神格アスモデウスの象徴である。道具や武器としては使えないが、75gpの価値がある。
クリーチャー:ホブゴブリン・アデプトにとってはこの部屋が自室である。彼は大抵この部屋で将来の略奪の計画を立て、砦の者へどんな説法を話すかを考え、そして日誌をゴブリン語で書く。
その日誌にはフーアトチュクが8日毎に説法するようになってからのこれまでの日々が詳しく書かれている。彼はまた多くのページを神学的沈思で埋めていて、これらは説法の基礎の形をとっている。加えて、戦闘で得た戦利品と奴隷全てについて書き続けている。彼の日誌には、現実に砦に現在あるより遥かに多くの戦利品と奴隷をこの部隊は集めたことが書いてある。多くのここにない宝物と奴隷は地方の首長に送られている。ホブゴブリンたちは剣奴の勝負や神アスモデウスへの供物として、残った金を使い、残った奴隷を殺している。
フーアトチュクはエリア6のエイプの餌やりと訓練を継続してもいる。彼はエイプの巣の中の悪臭も含めて、衛生にはまったくと言っていいほど気を使っていない。
フーアトチュク | CR2 |
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XP600
男性のホブゴブリン(奴隷狩り)・エキスパート2/アデプト2
LE中型の人型生物(ゴブリン類)
イニシアチブ+7;感覚暗視60ft.;〈知覚〉+7
防御
AC16、接触13、立ちすくみ13(+3【敏】、+3鎧)
hp22(4d6+4+2)
頑健+3、反応+3、意志+5;対[病気]+2
攻撃
移動速度30ft.
近接クオータースタッフ+1(1d6−1)
遠隔ライト・クロスボウ+5(1d8/19〜20)
準備呪文(CL2;精神集中+3)
1レベル―ブレス、コマンド
0レベル(回数無制限)―ガイダンス、メンディング、ライト
一般データ
【筋】9、【敏】16、【耐】13、【知】10、【判】12、【魅】8
基本攻撃+2;CMB+1;CMD14
特技《戦闘発動》、《イニシアチブ強化》
技能〈鑑定〉+5、〈製作:金属製品〉+6、〈製作:罠作り〉+6、〈交渉〉+3、〈動物使い〉+6、〈治療〉+6、〈威圧〉+5、〈知識:宗教〉+4、〈真意看破〉+6、〈知覚〉+7、〈騎乗〉+7;種族修正+2〈生存〉
言語ゴブリン語、共通語
戦闘用装着品クロスボウ・ボルト(10)、スクロール・オヴ・ディスペル・マジック、スクロール・オヴ・キュア・クリティカル・ウーンズ、ワンド・オヴ・バーニング・ハンズ(38チャージ)、ワンド・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(22チャージ)
他の装着品クオータースタッフ、ライト・クロスボウ、高品質パレード
ラットの使い魔 | CR― |
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N超小型の動物
イニシアチブ+2;感覚夜目、鋭敏嗅覚;〈知覚〉+4
防御
AC15、接触14、立ちすくみ13(+2【敏】、+1外皮、+2サイズ)
hp11(4HD)
頑健+2、反応+4、意志+7
防御的能力身かわし強化
攻撃
移動速度15フィート、登攀15フィート、水泳15フィート
近接噛みつき+6(1d3−4)
接敵面2・1/2フィート;間合い0ft.
一般データ
【筋】2、【敏】15、【耐】11、【知】6、【判】13、【魅】2
基本攻撃+2;CMB+2;CMD8(12対足払い)
技能〈隠密〉+18、〈水泳〉+10、〈登攀〉+10、〈鑑定〉+0、〈交渉〉−3、〈動物使い〉−1、〈治療〉+3、〈威圧〉−1、〈知識:宗教〉−1、〈真意看破〉+3、〈知覚〉+4;種族修正+4〈隠密〉
SQ共感的リンク、呪文共有
特殊能力
鋭敏感覚使い魔が手の届くところにいる間、使い魔の主人は《鋭敏感覚》の特技を得る。
共感的リンク使い魔の主人と使い魔は1マイルまでの共感的なリンクを持っている。使い魔の主人は使い魔の眼を通して見ることはできないが、共感によって意思疎通をすることができる。このリンクの限定的な特性のため、伝えることのできるのは大まかな感情のみである。
戦術:この部屋が攻撃された場合、フーアトチュクはエリア6に逃げ、エイプに助けさせる。彼はブレス呪文を即座に発動し、次いでコマンド呪文を最も身体的に優れていそうな敵に発動する。彼はワンド・オヴ・キュア・ライト・ウーンズを必要に応じてエイプに使う。他には、彼はワンド・オヴ・バーニング・ハンズとクロスボウを適切な対象にせっせと使う。
進展:ここで揉め事が会った場合エリア6のエイプが襲ってくる。同様に、フーアトチュクはエイプがその棲み家で攻撃されている場合助けに行く(エリア6参照)。
フーアトチュクは沈思に耽っていて砦で起こっていることに伝令(典型的にはエリア4のゴブリン奴隷)が呼びに来るまで気付かない。問題が伝えられると、フーアトチュクはエリア6へ行きエイプたちをエリア4に送り、その後消えずの松明を持って付いていく。
三人組がエリア4に着いたとき、3人全員は見つけた敵へエリア4と6の節で描写したとおりの戦術を使って攻撃する。エリア4に敵がいない場合、フーアトチュクとエイプたちは軍曹の指示するところか戦闘音のするところへ最善を尽くして波状攻撃しようとする。
緊急事態には、ゴブリンたちはフーアトチュクを呼びにエリア4へ行き、アデプトがエイプを戦わせるときは、逆に可能な限りエリア10へ向かう。ゴブリンがフーアトチュクがいないか死んでいることを知った場合も、彼女は即座にエリア10へ向かう。
この砦の軍曹ヴルースクはここで生活している。彼の部屋はエリア7に似ているが、水時計や髑髏や邪印の壁龕はない。書き机にきちんと置かれた台帳にはホブゴブリンが得た収集品と略奪品の詳細に書いてある。
軍曹の記録帳はエリア7のアデプトものとだいたい同じだが、かなり読みやすい。ヴルースクはまた砦のブローラーの勤務当番表、台帳、そして使われ必要とされた給金の記録を持っている。ヴルースクの部隊の戦果の詳細が書いてある記録(全てニグラーグという名のホブゴブリンの首長の場所宛)の包みが、積まれたものの底にある。ここの記録は全てゴブリン語で書かれている。
クリーチャー:ヴルースクは大抵の時間を将来の略奪の計画を温めることに使っている。彼は彼らに自身の計画で最善を尽くしてもらう為、彼の部隊とアデプトからの進言を受け入れる。彼はまた彼の首領のために記録と報告書を書くことに、十分な時間を費やしている。
ヴルースク | CR3 |
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XP800
男性ホブゴブリン(魔術師狩り)・モンク2(弓道家)/レンジャー2
LE中型の人型生物(ゴブリン類)
イニシアチブ+4;感覚暗視60ft.;〈知覚〉+13
防御
AC17、接触17、立ちすくみ12(+1回避、+4【敏】、+2【判】)
hp34(2d10+2d8+2+4)
頑健+8、反応+10、意志+5
攻撃
移動速度40ft.
近接素手打撃+4(1d6+1)
遠隔コンポジット・ロングボウ+9(1d8+1/×3)あるいはコンポジット・ロングボウ連打+8/+8(1d8+1/×3)
特殊攻撃得意な敵(エルフ+2)、連打
戦術
戦闘中ヴルースクは可能ならば自身の部隊の後ろで弓で術者を苦しめる、あるいは必要ならばファイター・タイプを打ち倒す助けをするやり方で戦うことを好む。この軍曹は近接戦闘にも同等に慣れている。エリア4のブローラーと同様、ヴルースクは最初に弱い敵を排除しようとし、より強力な敵への補助を断つことで弱体化させる。
単独で戦う場合、ヴルースクは可能ならば近接戦闘は避けようとする。近接戦闘が避けられない場合、彼は入り口か隅に立ち、挟撃されないようにする。
一般データ
【筋】12、【敏】18、【耐】15、【知】10、【判】14、【魅】8
基本攻撃+3;CMB+4;CMD21
特技《致命的な狙い》、《近距離射撃》M、《完璧なる打撃》M(弓に使用できる)、《武器熟練:ロングボウ》M、《矢止め》M、《素手打撃強化》M、《回避》、《精密射撃》R
技能〈登攀〉+8、〈隠密〉+10、〈軽業〉+11、〈知覚〉+13、〈生存〉+8、〈治療〉+8;アイテム修正+5〈知覚〉;クラス修正+1〈生存〉(痕跡追跡のみ)
言語ゴブリン語、共通語
SQ追跡、野生動物との共感
戦闘用装着品2ポーション・オヴ・メイジ・アーマー、20コンポジット・ロングボウ・アロー
他の装着品高品質コンポジット・ロングボウ(+1【筋】ボーナス)、アイズ・オヴ・ジ・イーグル
宝物:ヴルースクは施錠された頑丈な箱を寝台の下に隠している。彼だけが鍵を持っている。
鉄で囲われた頑丈な箱:厚さ2in.、硬度5、hp35、破壊DC27、〈装置無力化〉DC25。
箱の中には350gpの入った皮の袋、28ppの入った皮の小袋、そして3つの真珠(それぞれ500gp)のつながれた糸と8つの希少な香辛料の包み(それぞれ25gp)とクローク・オヴ・エルヴンカインドの入った施錠されていない木箱がある。金貨はヴルースクへの給金である;他のアイテムはホブゴブリンたちが獲物から奪った宝物である。
進展:敵が砦に入ったとき、突撃の言葉は最終的にヴルースクへ到達する。軍曹はエリア6から来るであろうエイプを目当てにエリア4に発とうとする。彼は僅かなブローラーを時間稼ぎのために送るが、エリア4での主な戦闘のために少なくとも彼の部隊の半分を待機させる。
エリア4で戦闘があったとき、ヴルースクは敵を部屋の東に寄せようとし、エリア1と2から来た者と有効に挟撃できるようにする。
部屋の中央には大きな暖炉がある(いつも冷たいが)。暖炉の南側には枝の丸太に斬られた生木で作られた2つの長椅子があり、その北には大きく黒い両刃の斧が嵌め込まれた切られた大きな角材がある。斧も角材も血塗れだ。
角材はただの虚のある血塗れの木の一部で、首を刎ねやすいような形に斬られている。斧は高品質グレートアックスでその武器の部分は黒い鋼であり、取っ手の部分は暗い木材で、これも黒く塗られている。
ゴブリンの奴隷(4) | CR1/3 |
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hp6
上記参照
戦術
戦闘前PCがこの部屋に入った場合、ゴブリンたちはキャラクターたちの足にしがみつき慈悲を乞い、奴隷から解放してくれと頼む。攻撃された場合、ゴブリンたちは一撃を避け砦から逃げようと最善を尽くす。
この部屋への扉は外側から閂がかかるようになっているが施錠されていない。
クリーチャー:7人のゴブリンの奴隷が汚い環境で生きているが、ここにはそのときには4人しか居らず、PCたちがかなりの騒音を起こさない限り寝ている。彼らは不潔さを気に留めない。
ゴブリンそれぞれは藁と小枝の小山を寝台にしている。奴隷たちはまた自身の調理炉と調理器具、加えてわずかな給金を持っている。
進展:緊急事態には、エリア4のゴブリンの奴隷は任務を実行し、ここで命令を遂行し、ゴブリンの仲間を開放する。それができた場合、ゴブリン全員は入り口やエリア6の緊急脱出口を使って砦から逃げ出そうとする。
PCたちがここのゴブリンたちに質問しようとした場合、PCたちの得る協調の度合いはホブゴブリンたちにどれほどのことが起こったかによる。ゴブリンたちがホブゴブリンの主人が打ち倒されたと信じた(あるいは知った)場合、彼らはPCたちに媚びへつらって誠実にされた質問に答える。ゴブリンたちは砦について全て知っているが、PCが既にホブゴブリンたちを倒していた場合、そのような情報にはほとんど価値がないだろう。ゴブリンたちはホブゴブリンの周辺のエリアへの計画については何も知らない。彼らはホブゴブリンの首領ヴルースクとフーアトチュクについて知っており、このエリアの「大物ホブゴブリン」について答えられるが、誰がそうなのかは知らない。彼らはニグラーグという名(エリア8の章参照)を聞いたことがなく、そのような人物をどうやって見つければいいか考えつかない。
ゴブリンたちはPCたちが砦内のホブゴブリンを倒したと信じない限り協力的にはならない。彼らはひと塊になり、そして通常は竦みすすり泣きながら質問に答える。
どの場合でも、PCたち(とホブゴブリンたち)から逃げる最初の好機を待ち、実行しようとする。
エルフ(4) | CR1/3 |
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エルフ・ウォリアー1
CG中型の人型生物(エルフ)
イニシアチブ+2;感覚夜目;〈知覚〉+2
防御
AC11、接触11、立ちすくみ10(+1【敏】)
hp6(1d10+1)
頑健+2、反応+1、意志−1(心術効果に対しては+1)
完全耐性魔法的睡眠効果
攻撃
移動速度30ft.
一般データ
【筋】13、【敏】13、【耐】10、【知】12、【判】9、【魅】8
基本攻撃+1;CMB+2;CMD13
特技《武器熟練:ロングボウ》
技能〈知覚〉+3、〈隠密〉+2;種族修正+2〈知覚〉
言語共通語、エルフ語、森語
この細長い部屋はホブゴブリンが囚人の個室として使う蓋付きの穴が2列ある。それぞれの穴は深さ20フィートで、その壁は砦の入り口と同様である(〈登攀〉DC30)。穴は上で施錠できるようになっている;それ以外はその蓋は砦の他の扉と同様である。
4人の1レベル・エルフ・ウォリアーがここに投獄されている。彼らはダメージを受けていてヒット・ポイントがそれぞれ2しかない。彼らは飢えで死にかけていて戦うことはできないが、PCたちが主張すれば喜んで戦う。
PCがこれらの囚人を開放した場合、この地域のエルフは助けたエルフそれぞれにつき謝礼75gpを支払う。
スキップ・ウィリアムスは1974年からゲーム産業で働いていて、高校の間から戦争ゲームやロールプレイングを始めていた。彼は卒業後TSR社の仕事に就き、D&Dゲームを出版し、(人曰く)歴史に残っている。スキップはD&Dゲーム3版(ヴァージョン3.0と3.5)のデザイナーでありそのモンスター・マニュアルの監修者である。彼はまたフォーゴットン・レルム・キャンペーン・セッティングの著者でもある。スキップは複数のゲーム会社の自由契約企画で常に忙しく1986年以来ドラゴン・マガジンのセージをしている。プレイヤー・キャラクターにとっての素早く非情な死を配置しないとき、スキップは台所や庭園を整えている(彼のボルシチは批評で絶賛されたことがある)。
君がBestiaryのクリーチャーの1つの隠れ家を描写したいとき、その編成の項や、他のどのような生活空間を作り快適に感じるかについての情報を使用してよい。著者Skip Williamsは君に無料でホブゴブリンの隠れ家をダウンロードできるようにした。君は冒険設定に最適な完成した地下の集合住宅をその頭目の一般データ、訪問者への戦術、攻撃された時の計画も含め手に入れられる。なにを迷うことがある? 今日、十分に発展したこの隠れ家で君のキャンペーンを補強しよう!
(本文の最初の第一段落引用。)
(本文の最初の第二段落引用。)君はPathfinderのホブゴブリンの頭目の詳細が分かるだろうし、君が冒険設定に使用できる十分に発展した砦を得られる。しかしこの砦のホブゴブリンたちは殺されるために座り続けるなどということはしない――代わりに、前もってされていた基地の防衛の計画に従って行動する。ホブゴブリンの部族が住む起伏のある土地にこの砦を配置するだけで、プレイの準備は整う!
経験点(ストーリー経験点含む) | 約8,800XP |
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4人が次のレベルになるのに必要なXP | 16,000XP |
脅威度から求められる宝物 | 約8,030gp |
実際の宝物 | 約9,349gp |
クリーチャーは10フィート落下するごとに1d6ポイントのダメージを被る。落下により致傷ダメージを被ったクリーチャーは伏せ状態で着地する。
行動 | DC | 成功 | 失敗 |
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キャラクターが進んで飛び降りる | 15 | 1d6分のダメージを無効 | 1d6分は非致傷ダメージに |
一定の距離を意図的に飛び降りる 成否にかかわらず移動の終了時点では伏せ状態になる |
落ちる距離(ft.)に等しい。 少なくとも10フィートの助走距離を取れない場合、DCは2倍になる。 |
ダメージ0 | 通常ダメージ |