ドラゴン307
2003/5/22

by メイジ

わしじゃ!。
メイジじゃぁ!!!。
HFO−ラムじゃと?。戦士ぃ?。ふん。
剣や斧でチマチマ戦っとるんじゃない!。バットを使えバットを!!。

<メイジ、またしても役に立たないの巻>
いよう!。
苦渋と長考の末、306号を先にレビューしたおかげで307号レビューが遅れたの。
ふふ、いずれ分かるさ…このワシの選択の意味が…(嘘)

前にも話したことがあるが、わしのレビューではそれぞれの記事のタイトルの色で内容が分かるようにしてるぞい。

黒字…読み物、通常のコラム、プレイングガイド
青字…実用記事(データが主の記事)
赤字…DM用情報

そんな感じじゃ。
全国の良い子のプレイヤーのみんなは赤字のタイトルの記事は見ないフリするんじゃぞ。
目を塞いで指の間からチラチラ見るぐらいならいいぞい。
あんまり覗いているとDMに目を突かれるがな。
 

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オリジン行きてぇーーーーー!!。
ジェンコンにも行きてぇーーーーっ!!!。

House Rules(p.18)
今回は”文化の違いによる反応修正”なのじゃが…
冒頭にちょっと見逃せない一言があったのでチェックしてみるワシじゃ。
それは『D&Dのルールではクラスは専門性を持ってデザインされている。例えば、ファイターは戦闘において最高の力を発揮するように。』
ウワハハハハハハハハッ。
上手い言い方じゃ!!(笑)
国会議員も裸足で逃げ出す名答弁!!。
さすがのワシも度肝を抜かれたぞい。
たしかに、戦闘で最高の力を発揮するよな…それ以外になんもできんだけじゃがな。
っつーかその戦闘力だってそもそもたいした事ねーんじゃが。

さて、ここでついでにHFOの最新の報告(HFO-20030517BM)をしておこう。
なんと、ファイターは少ないスキルがさらに役に立たないハメになっていると発覚しやがったのじゃ。
今までファイターといえば”飛んだり跳ねたりする”クラスとして有名じゃったが、それすらも怪しくなってしまった。
なぜか?。
〈Jump/跳躍〉にはアーマーチェックペナルティが足されるからだ。
重い鎧を着込めるのがファイターの(数少ない)利点じゃ。必然的にペナルティをくらってしまうのでその辺の行動は得意とは言えん。
同じ理由によって〈Climb/登攀〉と〈Swim/水泳>も得意だとは言えなくなってしもうた。
軽い鎧、または素っ裸で歩いておれば問題は無いのじゃが、そうするとパーティから捨てられる可能性があるので止めておけ。
残ったのは〈Ride/騎乗〉、〈Craft/製作〉、〈Handle Animal/動物使い〉の3つじゃ。
これをファイター3大技能として…いや、動物系の技能が多い割には別に動物に対する特殊能力も呪文も一切無いな……〈Animal Empathy/動物共感〉も無いしな…アニマルコンパニオンとかスペシャルマウントを貰えるわけでも無いしな…いや…これは…別にたいしたことないんじゃ…
な、なんじゃ?。
ワシは泣いてなんかおらんぞ。ただちょっと目に汗が入っただけじゃ…

〈製作〉 をファイターの偉大なる技能として崇めよ!!称えよ!!研鑚せよ!!

製作万歳!それでこそファイター!!
戦闘が終わった後に道端に腰掛けてシャリっと木像を彫れ!それをケンダーに自慢したりしろ!
宿屋に泊まったら内職で靴を作れ、弓を作れ、パラディン様のマントを夜なべして縫え!!

ファイターとは、物作ることと見つけたり。

日本語訳を”ファイター/職人”にしやがれ!。
〈Craft/製作〉は全てのクラスがクラススキルだけどなーーっ!!

はぁはぁ。
なんだか絶対にドラゴン誌のレビューじゃない気がしてきたが続けようか。
ワシももう後を書くのがめんどいのでこの辺でレビューを止めたくなってきたところじゃが(おい)。
この記事は言う。
『…それらのクラスの利点を生かして活用しなければならない。”もっと力を”などと言わずに。』
まあ、この後半部分は分かる。
ファイターはファイターにできることをすりゃあ良い。
戦闘力を求めてファイターをパーティに入れるようなヤツはおらんしの。
できること…か。
ふ、ふふ、ファイターか…
おっといけねぇ、目が汗をかいてきやがったぜコンチクショー。
もう前が見えやしねぇ。
今日のレビューはここでおしまいじゃ。
 

Open Skies(p.20)
なんかBMがうるさいので続きを書くことになった。ちっ。
”シルヴァー・ストライク”という特殊な(特殊じゃなきゃ記事にならんが)ギルドの紹介じゃ。
いくつものプレーンにまたがるギルドで、主に羽の生えた生物が構成員じゃ。
それに乗る人も入れるようなのでチェックじゃな。
 

Monsters In The Alley(p.28)
こりゃあ完璧にDM用じゃな。
PCを驚かすためのクリーチャーが4体ほど用意されとる。
どのようにして驚かすかは…秘密じゃ(当然じゃな)。
 

Risen Dead 2(p.38)
アンデッド用のテンプレート4種。
普通のクリーチャーにこの修正をほどこせばアンデッドとして使えるというシロモノじゃ。
どうせクレリックに土にされたり、パラディンに叩き壊される運命じゃがな。
 

Heros of Cormyr(p.46)
脅威の”紫のハイナイト様”を産出したコアミアのプレステージクラスの記事じゃ。
パワーに目がくらんだ亡者どもが舌なめずりしてるのが見えるようじゃわい。…じゅるり(ぉ
おっとと、いや、これは口が汗をかいたんじゃ。
冒頭でコアミアのクラスについて、そしてコアミアのプレステージクラスがどの本に載っているかについてがまとめてある(重要)。
んー、こういうまとめは便利じゃのう。

パープルドラゴンナイト→FRCS
パープルドラゴンハイナイト→ドラゴンアニュアル5号(2000年)
ウォーウィザード/Magic of Faerun

だ、そうじゃ。もっとやってくれ。
ではプレステージの紹介と行こうか。
ふむ。ここはめんどいので専門家のBMに任せようかのぅ。

*****

どうもーBMです。
メイジの野郎、仕事サボりやがって。
あのバカ、なんで最初の1ページの原稿(の数行)にあんなに力入れてんだ?。
だからアイツは万年HF(バキッバキッ、バキキッ)

…喜んで紹介させていただきます。いててて。
今回は”あの”コアミアのクラスだけあって凄いのが揃ってますよ!(予想)。

◆バトルプリースト
[最大5レベル]
転職前クラスの例:クレリック
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:最大+3レベル
総合評価:B
出典:ドラゴン307
 ウォープリーストみたいなもんです。
 多人数に効果を及ぼす鼓舞、治癒、行軍系の能力を備えています。
 ドメインが2つも増えるのは便利かも。
 最後の「フライトフルプレゼンス」で『泣く子はいねぇがーー!!』。
 …脅かすだけかよ(笑)。
 戦争のような多数vs多数(しかもザコがほとんど)っつー状況なら間違いなく大活躍でしょう。
 敢えてダンジョンで使うならザコをひっつかまえて置いてそれを利用して「フライトフルプレゼンス」を…。
 

◆カウンシルメイジ
[最大3レベル]
転職前クラスの例:ウィザード、ソーサラー
ベースアタック:ウィザード
セーブ:1つ
HD:d4
呪文:毎レベル+1
総合評価:
出典:ドラゴン307
 ヒドい。
 合体魔法能力「コーポレーティヴ・キャスティング」がヒドい…。
 (T&Bのフィートから容易に想像できるとは思いますが)多人数でスペルをかけることによって色々なボーナスが付いてしまうのです。
 増えれば増えるほど…(しかもT&Bのフィート版の弱点が無くなってます)。
 スペルキャスターの多いパーティでは絶大なパワーを誇るでしょう。
 あまつさえ毎レベル呪文が貰えるし。
 アイテム用フィートは貰えるし。
 なんだこれ。
 (最大3レベルで良かった(汗))
 

◆ノーブルアドヴェンチャラー
[最大4レベル]
転職前クラスの例:金持ち(成金とも言う)
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:C
出典:ドラゴン307
 裕福でないとなれないクラス。
 それってノーブルと関係無いんじゃ…などというツッコミは却下。成金万歳。金で爵位を買え。
 まあディレッタントですね。いわゆる。
 ボーナスフィートあり、スキルボーナスあり。
 リーダーシップが付いたりもします。
 ファイターから行く場合はHD以外に全く損が無いので成金を目指してみてはいかが?。
 

◆ムーンドローヴァー
[最大3レベル]
転職前クラスの例:クレリック、ドルイド
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:毎レベル+1
総合評価:A
出典:ドラゴン307
 ナイドラを信仰する沼の民の僧。
 沼が出身なだけにカドプレパスとお友達になったり…。
 それが高じてデスアタックに耐性が付いてみたり。
 新しいドメインが貰えるので損は無いクラス。
 さあ、沼でヤツと戯れましょう。
 

◆ロイヤルスカウト
[最大5レベル]
転職前クラスの例:ローグ、レンジャー、バーバリアン
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:C
出典:ドラゴン307
 名前が格好良いですね。探検家の二の舞は嫌ですが…。
 「Uncanny Dodge(直感回避)」の貰い方がちょっとオイシイ(ローグと合計してチェックできる)。
 泣けるほどスキルが上がります。+2ずつ。泣ける。
 「Evasion(身かわし)」も貰えるし、なんかローグとかぶってるなぁ(笑)。例によって。
 最後は邪悪を発見する能力を得ます。
 …やや名前負け気味。つーか”ロイヤル”はダメか。
 

凄いのが居ましたねやっぱり(笑)。
評議会には逆らえませんや、ってことで。いや、逆らうもんじゃないけど(笑)。
この最大3レベルとか4レベル、っつーのが新しい路線でしょう。
どうみても3レベル分のクラスを無理矢理10レベルに引き伸ばして大変なことになったケースがありますからね。
テンペストとか。
これは良い傾向だと思いますね。
ってな感じでプレステージクラス紹介は終了。
メイジ、後もちゃんとやれよ。

*****

ロイヤルって名前のヤツにはロクなのがおらんのう〜(笑)。
ちゃんと辞典も更新しろよBM。
 

Elminster's Guide:The Haunted Bridge(p.56)
”幽霊橋”の紹介じゃ。
幽霊っつーのにもビックリじゃが、橋のスケールの大きさにもビックリじゃ。
情緒があってええのう。
 

Revision Update(p.60)
今月は”一発死呪文”を筆頭としたスペル関する変更が載っとるのう。
この、情報を小出しにしてくるところがエロいのう。

ハームはウィルセーブが可能になる。殺しきれないダメージ呪文に変わる。
ホールド系は毎ラウンド抜けるチェックが可能になる。
ヘーストの弱体化。各種ボーナスと追加攻撃1回に変更になり、1ラウンドに2回スペルを投射するのが不可能に。
ポリモーフをリファイン。制限が厳しくなった。

こんな感じじゃ。
ま、酒の肴にでもしてくれ。
ドラゴン309号から本格的にリヴィジョンの波が押し寄せるらしいぞい。
 

Silicon Sorcery:Shadow Bane(p.65)
オンラインゲーム「シャドウベイン」の世界から2つの新レイスの追加じゃ。
シャドウとアルフボーンじゃな。
ちなみにワシのドラゴン誌はおまけで挟まっている地図(ウェステロス)の糊のおかげでこの記事の端っこの部分が読めんのじゃが、これは何かの陰謀じゃろうか?。
 

Good Monster Cultists(p.70)
良いモンスターと共闘するためのプレステージクラスじゃ。
…おーい、BMよい〜(笑)

*****
プレステージクラスかよっ!(三村風)
ういー、BMですー。
これはチト特殊なクラスですなあ。
良いモンスターと共存しているPCだけが成れるという。
 

◆ホワイトホーン
[最大5レベル]
転職前クラスの例:<Ride/騎乗>できる女性
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:C
出典:ドラゴン307
 清らかな乙女がユニコーンに乗るという、絵的に美しいクラス…?。
 …角が生えちゃうんだけどね。
 角で傷を癒すと言うユニコーンばりの能力が手に入ります。
 …最後はマジカルビーストになっちまいますが。
 もっとキレイに作ってあげろよ(笑)。台無しだろ。
 

◆フォロワー・オブ・ザ・スカイサーペント
[最大5レベル]
転職前クラスの例:ソーサラー、ドルイド
ベースアタック:ウィザード
セーブ:3つ
HD:d8
呪文:最大+2レベル
総合評価:C
出典:ドラゴン307
 翼竜友の会でしょうかね。
 毒の牙が生え、長い尻尾が生え、羽が生えて空を飛べるようになりますです。
 で、アウトサイダーとなるわけです。
 呪文は対して増えないし、その割にはBAB低いんで戦うにはツライし…。
 利点はセーブが良い、ってことぐらいか?。 
 

◆ツリーフレンド
[最大5レベル]
転職前クラスの例:ドルイド、レンジャー
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:C
出典:ドラゴン307
 ドライアードとイイ感じになるとなれるクラス。色男用。
 季節によって外見が変化する「シーゾネルチェンジ」がイカす。よっ、色男!。
 樹木の力を借りて治癒したり、チャームパーソンしたりとなかなか癒し系のキャラ(笑)。
 最後はめでたくフェイになってカリスマも増加!。
 よっ!2枚目!。
 

◆アーティスツ・ヴェンジェンス
[最大5レベル]
転職前クラスの例:バード(芸術家)
ベースアタック:クレリック
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:最大+3レベル
総合評価:C
出典:ドラゴン307
 なんか凄まじい名前のクラスですが…。
 芸術を邪魔された時、怒りに燃えた芸術家がリレンドの力を借りて立ち上がるクラスです(笑)。すげーよ。
 表現の自由を勝ち取るために働いてくれそうなイカすクラスですな。
 能力は〈Perform/芸能〉やバードの呪歌関係のものが中心。
 羽と尻尾が生えてアウトサイダーになりますが、そんなことよりもこのクラスはインパクト勝ち(笑)。
 とんでもないクラスを考えたもんだ(笑)。
 

っつーわけでキレイ系からイケてない系、イケメン系から思想系まで多種多様なプレステージクラスが揃ってます。
強くはないけどね(笑)。
楽しい奴等であることは確かです。

はぁ、疲れたよ。
俺はもう帰るぞ。

*****

なかなか楽しげじゃのう〜。
スカ●サーペント以外は(笑)。
 

Cover Story:The Saga of Westeros(p.79)
ウェステロスの伝承、じゃ。
今月の特集らしいの。
デカい地図も付いておったしの。
 

Cover Story:The Ice Wall Campaign(p.82)
ん?
こっちもCover Storyか?。
これもウェステロス特集の一環じゃな。
氷の壁キャンペーン(直訳)ねぇ…。
NPCとかモンスターの対応表、そしてプレステージクラスじゃ。
ん?ぷれすてーじ?
おーい、BM、また出番じゃぞー。
 

おーい。
 

おおおおーーーい。
 

…あの野郎、本当に帰りやがった。
まあ良い。たまにはワシがレビューしちゃる。
どれどれ…レンジャー・オブ・ザ・ナイツ・ウォッチ?。
れんじゃぁ〜??(失笑)。
HDが減っておるし、《Great Fortitude/頑健無比》なんかもらっとるぞ、コイツ。
5レベルまで上げて最後が《Leadership/統率力》。
夢も希望も無いクラスじゃの。
弱い、つまらん、ショボい。
止めとけ止めとけ。
はいレビュー終わり!。

どうじゃ、ワシにも悪口だけなら言えるぞい。
え?違う…??
 

Cover Story:The Royal Campaign(p.88)
今度はロイヤルなキャンペーンについての情報。
もちろん今月の特集ウェステロスでじゃ。
…ロイヤルねぇ(笑)
 

DM's Toolbox - Monster PCs/Can I Play a Troll?(p.102)
モンスターを使いたがるPCの尻に焼け火箸を当てる方法じゃ。
…違った、モンスターを使いたがるPCと仲良くする方法じゃな。
けっ。