ドラゴン306
2003/5/5

by メイジ

わしじゃ!。
メイジじゃ!!。
メイジなんじゃっ!!!。
ミミズだってあめんぼだってメイジだって生きとるんじゃっ!!。

<メイジ、レビューを始めるの巻>
いよう!。
メイジアドバイスの方で答える機会が少なくなってきてちょっと寂しいワシじゃ。
まあしかし盛り上がってるようでいいことなんじゃがな。
そこでBMのヤツを精神注入棒(バット)で叩きふせ懐柔してドラゴン誌のレビュー権を奪い取っ譲渡してもらったぞい。

え?なんで307号がもう出てるのに306号なのかって?。
ジャケ買いじゃ!。
なにしろ

こんな感じじゃからのう(笑)。
ユー、ペイ!(笑)。
なんつーかちょっと違う広告に見えないことも…ゲホゲホ
いや、ワシはそんなサイト見にいったりしてないですよ?。
めっそうもない、ワシはしがないメイジですじゃ。

ゴホン。
というわけで男は黙ってジャケ買いじゃ。
そうすれば失敗したとしても『ジャケ買いだったから』とすんなり諦めが付くし、当たりだったら『ジャケ買いだったのに!』と嬉しさも一塩じゃ。
これ即ち買い物が2倍楽しくなる法!!。
合言葉は『男は損』じゃ。

<レビューの掟>
わしのレビューではそれぞれの記事のタイトルの色で内容が分かるようにした。

黒字…読み物、通常のコラム、プレイングガイド
青字…実用記事(データが主の記事)
赤字…DM用情報

そんな感じじゃ。
全国の良い子のプレイヤーのみんなは赤字のタイトルの記事は見ないフリするんじゃぞ。
 

広告
「ゼノサー●」とか「ダークク●ウド2」とか「パンツァードラグー●オルタ」とかコンピュータゲームの広告ばっかりじゃい!。
まあ、NWNは良いとしてだ。
…泣けるのう。

House Rules(p.18)
原則としてこのサイトではハウスルールは扱わない予定なのじゃが…(笑)。
ここで紹介されている「ドルイドのスポンテニアスキャスティング」は面白いぞい。
ドルイドはクレリックのように呪文を「サモンネイチャーアライ:X」と変換できるというものじゃ。
いかにもドルイドらしくて良いと思うが。
 

Betraying Your Evil Nature(p.20)
悪い人必見のダエモン、デーモン、デビル特集ぅ〜。
悪そうなお姉さんに誘惑されて(?)悪のPCを作っちまうという記事じゃ。
自分の善悪の価値観を見出すという意味では悪のプレイも一興かもしれんが…。
ものすごーくDMと他のプレイヤーの協力と理解が無いとできないことなので導入は慎重にな。
そもそも普通のキャンペーンには上手く適合しないじゃろうなぁ。
 

By Evil Bound(p.26)−DM用
DM用のモンスターデータじゃ。

PowerFantasy(p45)
Action-Movie Stunts inD&Dという副題が付いとる。ま、その通りの内容じゃ。
(アクション映画のスタントような動きをD&Dでやる、っつー意味じゃ)
暴れまわったり、敵を投げ飛ばしまくったり、ロープでアクションしたり。
インディ=ジョーンズかトゥームレイダーか。とにかく暴れまくりたい人にオススメじゃ。
ジャンゴ=フェットのような鉤付きワイヤー(ルパンのような、とかバットマンのようなのが分かりやすいか?)を射出するアイテムも紹介されてるぞ。
楽しげじゃ。
 

Killing Cousins(p.52)
アウタープレーンの住人で、ライバル(イリジッドとかギスヤンキ)を殺す事に生涯を捧げるギスゼライの紹介じゃ。
ニセメイジ先生の天敵じゃな(爆笑)。
PCとして使えるようなデータが揃っとる(フィートやアイテムの追加もある)。
いままでのように一括してレベル補正をかけるやり方ではなく、レベル20までの表があってクラスレベルが上昇する場合と上昇しない場合に分けられておる。
なんでこうやってすぐ特例を作るんかなぁ(笑)。

こいつらはサイオニクス、精神感応能力を持つのにいっこうに争いを止めない困ったちゃんたちじゃ。
ドロドロとしたキャンペーンになりそうじゃのうー。
『ボクたちは分かり合える筈シュシュシュシュ。』
『俗物が!気安く人の心に入ってくるニョロね!。』
とかやるのかのう(注:絶対にやりません。)。
ま、いくらなんでも特殊すぎるレイスなのでこれもDMと要相談の案件じゃな。
 

Racial Variants(p.60)
デミヒューマンレイスのヴァリアントデータ集じゃ。
しかもただの追加ではなく”そのレイスが水棲だったらどなるか?”みたいなアプローチなので応用が効く。
具体的には6種(アクアティック(水棲)、アークティック(寒冷地)、ディープ(地下(悪))、デザート(砂漠)、マジックブラッデッド(スパーク=半魔法生物)、ワイルド(ワイルダネス))が用意されていて、それぞれそのヴァリアントになった場合の変更データが列挙されている。
例えばワイルド種になると移動速度が5フィート上がるが魔法能力を失う、みたいな感じじゃ。
アクアティックドワーフでもマジックブラッデッドオークでも作りたい放題じゃ!。
 

Urban Traps(p.66)−DM用
DM用のトラップ集じゃ。
 

Revision Update(p.72)
さて、この号あたりからサードのニューバージョンについての情報が出始めておる。
サードを改良したものになるらしく"D&D3.5Revision"などと呼ばれておる。
すでにWoCのR&Dではテストプレイが進んでおるらしい。ええのう。

今月紹介されていたのはDR(ダメージ軽減)のバランス調整じゃ。
”XX/+Y”の形であらわされるアレじゃ。
このうち”XX”はCRに対して高すぎたので減少するらしい(MMのデータの調整がある模様)。
”+Y”の部分は”必要ダメージソース”の表現になる。これは”魔法”とか”特殊物質:銀”とかじゃな。
これに準じてモンクの素手攻撃のボーナスの表現も「モンクの手はDRに対して”魔法”攻撃扱いとなる」とか「”アダマンタイト”扱いとなる」などと変更されるようじゃの。
 

Paladins Of GREYHAWK(p.96)
グレイホークの方も細々と展開しているようじゃの。
(リビング・グレイホーク)ジャーナルも相変わらず続いてるし、今回は”グレイホークのパラディンたち”っつ記事が掲載された。
NPC集じゃ。
 

DM's Toolbox - How to make players(p.102)
アドヴェンチャーの導入やルーリング(判定)などの基礎が書かれとる。
初歩的なことばかりじゃが、基本ゆえに大事な事が多い。
 

Dungeoncraft -Fantasy cities3(p.106)
シティアドヴェンチャーについてじゃ。
作り方から運営の仕方まで。