2002/10/18
by B.M
今回は少なめです(笑)。
そろそろヤバい。
えーと、いつもの通りドラゴン誌から採取しました。
2つとも個性的でやりがいのありそうなクラスです。
ジャスティカーは”殺さないけで捕まえる”ことに長けたマニアックなクラスです。
ダンジョンものでは能力を発揮できませんが、シティアドヴェンチャーでは頼りになる存在でしょう。
襲ってきた敵の手下を、殺さずに情報を聞き出したいとき。
(またもや)パーティの前から逃げだした宿敵を追っているとき。
魔法で操られてしまった仲間を傷つけずに無力化したいとき。
ジャスティカーはそんな難題に立ち向かえます。
かなり興味深く、やりがいのあるクラスだと思います。
キャンペーンの方向性によってはエースも狙えるでしょう。
ダンサーは一見お笑い系です。
が、呪文レベルが毎レベル上昇し、さらに半端なく特殊能力が多いので実はお得なクラスです。
難点はベースアタックが上昇しにくいことなので、パーティに戦闘系が十分揃っている時に選択するといいでしょう。
なんといっても踊り子は男のロマンですからね。
パーティに1人いれば、荒くれ者どもの荒んだ心も和むのではないでしょうか?(笑)。
BM的にはパーティに1人必須のクラスだと訴(略)。
(実は、女の子だけのクラスでは無いのですが…
…おそろしいことに、イラストではドワーフのおっさんが楽しげに踊っています(死))
ザ・ジャスティカー/2001年12月号(290号)
ダンサー・オブ・シャレス/2001年12月号(290号)
◆ザ・ジャスティカー
転職前のクラスの例:レンジャー、ファイター
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d10
呪文:なし
総合評価:B
法の番人、悪に正義の裁きを下すもの、それがジャスティカーです。
『罪を憎んで人を憎まず』とでも言えそうな「ブリング・ゼム・バック・アライヴ」は気絶ダメージを与える能力。
「サブデュエル・ストライク」はその名の通り気絶ダメージを増加させる能力で、最大4d6まで上昇します。
「クリッピング・ストライク」でSTRを低下させることもできます。
さらに「ホッグタイ」で敵を捕縛できます。
これらの無力化技能はなにげに便利だと思います。
無用な殺生を避ける事ができる、というのは精神衛生上素晴らしい効果かもしれません(笑)。
なにより、シティアドヴェンチャーではいろいろと役に立つのではないでしょうか。
「ストリート・サーヴェイ」は名前は格好いいですが、単にギャザーインフォメーションが増(以下略
最終奥義「インテューション」は追っている目標がどちらの方角にいるか分かってしまう技能。
『んん、あっちだ!』とか言ったりして、ドラゴン●ールの世界ですな。
(奥義にしてはちょっと地味ですが…)
◆ダンサー・オブ・シャレス
転職前のクラスの例:クレリック
ベースアタック:ウィザード
セーブ:2つ
HD:d6
呪文:レベル毎+1
総合評価:A
娯楽を追及するシャレスのダンサー。
もちろん、単に踊るだけでなく歌ったり楽器を使ったりするのも大好きな愉快なクラスです。
「キャットファミリア」。得です。ウィザードと同じくファミリアを貰えます。単に、得です。
しかもレベルがあがると「シェイプチェンジ」できるようになります(なんとダイアータイガーまで!)。
すげー便利。
その他には交渉系の技能が上がったり、DEXやCHRチェックにボーナスが付いたり。いろいろと。
「タッチ・オブ・シャレス」は相手をスタンさせてしまう抱擁(接触)。この能力の起動によりAoOを誘発しないというのがミソ。
「ダンス・オブ・ザンディラー」は踊りながらこっそりとスペルを”サイレント(フィートと同じ)”で投射できるというもの。
もちろんそのために高いレベルで呪文を覚える必要はありません。隠し技として使うのも一興かと。
あ、蛇足ですが「フィーヴァードエネミー」もあり(略)。