その他のプレステージたち(5)
〜Three New Ninja Classes〜
SILENT WARRIORS
(ドラゴン誌2001年11月号(289号)より)
2002/10/09
by B.M
S&Fで余りの強さにエラッタをくらったニンジャ・オブ・ザ・クレセントムーンを見れば分かる通り…
…彼らのニンジャに懸ける情熱は本物です(笑)。
それはもう太古のウィザードリィの時代から受け継がれるアメリカン・ニンジャ神話と言ってもいいぐらい。
よって、今回の3つのクラスも相当にぶち壊れてます。
使用する際には必ずDMと相談しましょうね(笑)。
ポイズンフィストは毒手を使うモンク。
攻撃の方は(なぜか)イマイチなのですが、アクロバティックのボーナスの凄さが鼻血もん。
ま、ウェイトレス・フットのが凄いんですけど。
ゴースト・フェイスド・キラーはファイターから行けるプレステージにしては高水準。
ニンジャの(真の)クリティカル”首をはねられた!”を使用できるのはコイツ。
基本的にはローグから戦闘ローグになる用のものなのでしょうが…
おこぼれを預かってちゃっかりファイターも強くなっておきましょう(笑)。
……ちなみに、残念ながらイービル用です。
悪いDM諸君、CMの間にメモの用意ですぞ。
ウェイトレス・フットはおそらく最強のアクロバティッククラス。
半端じゃないスキルボーナスが付き、さらにそれらを"Take10"できるというハイパワークラス。
戦闘向きではない(スニークが増えない)とはいえ、セーブとベースアタック、HDはかなり良好。
スニークに頼らない幅広い活躍が期待できるスーパークラスです。
ローグ→ファイターから転職してフィートを補えば、パーティ2位(パラディンの次)の地位奪取も夢ではないかも!?。
技能ボーナスの凄さは現時点では間違い無く最強です(なんと、合計すると+170相当!!!!!!!)
ハッキリ言ってシーフ本のどのプレステージクラスよりもアクロバットが得意です(笑)。
シーフでアクロバットを極めようと思っていた人…ご愁傷様です(含むDandan)。
なんか、真面目にチマチマと計算してスキルを取るのが馬鹿らし(以下略
青:通常のプレステージクラス
赤:ヒロイック
緑:NPC用
◆ポイゾン・フィスト
転職前のクラスの例:モンク
ベースアタック:クレリック
セーブ:3つ
HD:d6
呪文:なし
総合評価:C
毒手。毒を持った手で攻撃するモンクです。
「スニークアタック」が最大3d6まで上昇。
その他の攻撃能力とセーブはモンク並、とまあ基本的な部分はなかなかです。
が、肝心かなめの攻撃力の方がイマイチ。うむむむむ…。
「アクロバティックス」でスキルルールのバランスをぶち壊しかねない素晴らしいボーナスを持ちます。
心の準備は良いですか?。
バランスなど4つのアクロバット系技能に+20です。
+20。
おいおいー。いいんかー?(笑)。
あまつさえそれらに"Take10"を選択することもできます。
もう、ほとんどなんでも自動成功状態(笑)。アイテムと併用するととんでもないことになりそうです。
これはシ−フアクロバットの立場が無いよなー(笑)。
で、まあメインの毒の具合はどうかというと、これはまあまあ、と言ったところ(むしろイマイチ)。
CONやSTRを奪うので地味に効くかもしれませんが…。
◆ゴースト・フェイスド・キラー
転職前のクラスの例:ローグ、ファイター
ベースアタック:ファイター
セーブ:1つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:A
歌舞伎?。顔に化粧をしたイービル用の不気味な戦闘クラスです。
「スニークアタック」が最大3d6まで上昇。ファイターから行けるクラスにしては珍しい!(笑)。
「ビヨンド・サイト」はムーブイクィヴァラントアクションとしてインヴィジビリティが使えるというもの。便利かも。
「デス・アタック」その名の通り、目標を殺して(または麻痺させて)しまえる能力。
一発死はファイター系にとっては貴重品です。
「フライトフル・アタック」は恐怖に満ちた一撃。さぞや恐ろしい攻撃なのでしょう。
それを見た者をパニック状態にしてしまいます(含む味方(笑))。
「ビヨンド・タッチ」はインコーポリアル状態になる能力。インコーポリアルについてはMM参照。
最終奥義は「スピリット・ソード」。インコーポリアル状態で相手をぶん殴るという卑怯な攻撃(笑)。
かなりパワフルなクラスです。
◆ウェイトレス・フット
転職前のクラスの例:ローグ、モンク
ベースアタック:ファイター
セーブ:2つ
HD:d8
呪文:なし
総合評価:A
ウェイトレスの生脚…ではなくて”重さの無い足”。なんだか身軽そうな名前の強力なクラスです。
「アクロバティックス」でスキルに莫大なボーナスが付きます(ポイズンフィストと同じ)。
あきらかに、やりすぎです(笑)。
「リープ・オブ・ザ・クラウズ」。ジャンプの距離がキャラの身長によって制限されなくなるという能力。
これにアクロバティックのボーナスが加わると…。飛びすぎっ!(笑)。
「ライト・ステップ」。これもやりすぎ。かなりやりすぎ。
ムーヴサイレントリーに莫大なボーナスが付き、あまつさえ"Take10"が選択可能に…。
その他にも便利そうなフィートやスペルライク能力、セーブボーナスをタダでバンバン貰えます。
1レベルに2つ貰える事も多く、まさに大盤振る舞い。
INTを使う技能全てへのボーナスもあり、現時点では”技能ボーナス最強”のプレステージクラスなのは間違いありません。
最終奥義はフリーアクションで空を飛べるようになるもの。
攻撃力は上がりませんが、その他の充実ぶりは凄まじいクラスです。