まさにやりたい放題!
エレグソン一家スチャラカ騒動記
最終更新(2002/04/12)

 サードをパワープレイでやるとどうなるか?をテーマに始まったエレグソン一家物語(キャンペーン)。なにしろまだまだやりこんでいないゲームなので途中でフィートを取り直したりするのは日常茶飯事。プレステージクラスも続々と追加されるため、プレイ中に次の目標が変わることも。そんな阿呆なエレグソン一家の騒動記をまとめていきたいと思います。

(1)さあ、始まりだ!(2001/3/17)
 まずはPHBのみでのプレイ開始。HFO(※1)をポリシーとするBMが早速ファイターを選ぶ。あとは基本職を適当に埋め、なんとなくバードとパラディンを足してパーティの完成(この”クラス構成”は結局後の方まで変わることはありませんでした。クレリックの治癒呪文が豊富なため、セカンドのように2人いなくても大丈夫のようです。)。

(2)親子誕生!(2001/3/17)
 キャラメイクが終わった後でS&Fが発売された。これに2人組で攻撃するとボーナスがつく<デュアルストライク>というイカすフィートがあった。これを取ってみよう、ということでエレグソン親子が誕生した。

(3)プレステージクラスに向けて調整!(2001/3/17)
 ホッジがウェポンマスターを目指すことにした。S&Fの中でファイターがなれるものとしては最強クラスのプレステージクラスだ(このクラスの詳細は”ウェポンマスターへの道”にて)。早速”メルクリアングレートソード”というこれまたS&F収録の最強武器を<ウェポンフォーカス>し、来るべき転職に備える。

(4)息子は忍者に(2001/3/17)
 S&Fを見た結果、どうもシーフからはニンジャになると強い。攻撃がファイター並でSTがモンク並、という基本性能の高さが光る。スタインはこれを目指すことにし、ここに最強の親子が誕生した…筈だった(笑)。

(5)激震!!超絶毒々悶絶エラッタ!!(2001/4/29)
 が、そんな親子の幸せは長く続かなかった…というか次のセッションまで続かなかった(笑)。エラッタが出まくったのである。エラッタ…それは嘆き。エラッタ…それは怒り。エラッタ…それは投資金額が回収不能になる絶望(?)。とにかくWOC名物のエラッタ攻撃で親子の夢は無残に砕かれた。思えば、儚い幸せだった(涙)。
 ちなみに、親子がくらった邪悪なエラッタとは

・メルクリアングレートソードが大幅パワーダウン。ウェポンマスターになった時の旨みが激減。なめんな。
・ニンジャの攻撃がシーフ並に、STがシーフ並に…ってこれじゃシーフじゃん!!(怒)

 とりあえず、ニンジャは大幅に損なので止めてみる。ウェポンマスターもなにげに調整をくらってしまったので、腹が立つから違うクラスにすることにする。F@#K!。

(6)傷心の余り宗教に目覚める(2001/4/29)
 ニンジャにはなる必要が無さそうなのでスタインはシーフ続投の方向性で。ホッジは次に”フィスト・オブ・ヘクストール”のプレステージクラスに目を付ける。地道に<ブルータルストライク>で、殴ろうかと。
 旅の途中での変更だったため、周囲が驚く。特にパラディンのアレイが。
アレイ『おい、お前盾に何を描いてんだ?』
ホッジ『何って、邪神ヘクストール様だよ。』
アレイ『おいっ!思いっきり俺の敵じゃねえか!(笑)。』
ホッジ『じゃあ、お前も俺の敵ってことで。』
アレイ『”ことで”じゃねえ!。つーかお前性格はどーした。もとはTNだろうが。』
ホッジ『変えた(こともなげに)』
アレイ『<スマイトイービル>するぞ(笑)。』
ホッジ『だいたいお前の信仰する神って手が2本しか無いでしょ。よわッ!。ヘクストール様は6本あるんだよ?。お前の神の3倍つええよ。』
アレイ『スマイト決定。』

(7)買い物中の発見(2001/6/24)
 金が余ったのでマジックアイテムを売買することになる(詳細は”ある日の買い物”を参照)。その途中で強力なアイテムをホッジが発見する。
 それはS&F掲載の”ヴィシャスウェポン”。使用者に1D6のダメージを与えるかわりに敵には2D6の追加ダメージを与える。なかなかアツイ武器だが、これとゴーストウォーカーの相性がバッチリなのである(くわしくは”ゴーストウォーカーになろう”を参照)。
 さっそく次の目標をフィスト・オブ・ヘクストールからゴーストウォーカーに変えることにした。うーむ、我ながら節操ねえ〜(笑)。
 しかも前回が館の1Fで終わってたので、2Fに行ってホッジは変身したことになる。

スタイン『あれ?親父どーしたの?ヘクストール様の描いてある盾はもういいの?』
ホッジ『ああ、あれか。弱いからやめた。』
スタイン&アレイ『おいっ!!!(笑)』
ホッジ『これからは渋〜くゴーストウォーカーで行くんで、よろしく。』
DM『性格は?』
ホッジ『戻しました、TNに。やっぱパーティリーダーはTNじゃないとね。』
DM『絶対そんな理由じゃねえ〜。』
スタイン『館の1Fの間だけか…最短記録じゃねえの?(笑)』
ホッジ『だいたいあの神、手が6本もあってダサイんで。手がたくさんありゃあ強いってもんでもないっしょ。』
アレイ『言ってることが違い過ぎ(笑)。』

(8)パラディンの脅威(2001/7/15)
 DOF発売。ここに書かれた新フィート、<ディヴァインマイト>が恐るべきシロモノだった…。具体的に言うと”ターンアンデッド回数を消費してXラウンドの間ダメージに+Xする。Xはあなたのカリスマボーナスに等しい(MTG風)”ってものなんだけど、これがアレイにピッタリだった…。

アレイ『え?ということは俺の場合4ラウンドの間ダメージ+4?。つえー。』
ホッジ『それが1日7回!?。終わった…ファイターの時代は終焉した。』
スタイン『なあ、このカリスマが上がるポーションを飲むとどうなるんだろうな?』
アレイ『えらいことになるな。』
ホッジ『終局。終わり。いわゆるEND…』
スタイン『とりあえず、カリスマが上がるアイテムでも買うか。』

(9)バード君の変身(2001/7/15)
 プレイ前、なにげにバード・レインのキャラクターシートを見たスタインが絶叫した。

スタイン『なにこれ。なんで能力値がこういう割り振りなの?』
アレイ『なんでこの技能がこんなに低いの?』
ホッジ『おい、なんで<ポイントブランク>と<ラピッドショット>を取ってないんだ?。』
スタイン『つーか、なぜ装備がショートボウ!』
レイン『ええと…』
一同『やり直し!!』

 というわけでレインが大変身。能力値を配分しなおし、技能を変え、武器も新調した。全くの別人(笑)。
 問題はレインのプレイヤーがRPG指向だったのにたいして今回のキャンペーンがパワープレイ指向だったことでしょうか。

(10)スタインの再就職(2001/8/26)
 ニンジャの道を断たれて路頭に迷っていたスタインに新たなる道が!。新サプリメントTOBの発売である。これに載っている”アーケントリックスター”が強い!とにかく強い!無駄な説明はいらないくらいの強力クラス。平たく言うと強いシーフ。
 さっそくアーケントリックスターになるための条件を考え直すスタインだが、ここで問題発生。なんとアーケントリックスターになるにはメイジであることが前提だったのだ。そこでスタインが取った手段とは…

スタイン『親父…俺ってメイジだったよな?』
ホッジ『へ?』
スタイン『いや、俺さあ、アーケントリックスターになることにしたから。』
ホッジ『あ、ああそれでか。うん。お前はメイジだった。間違いない。』
アレイ『ちょっと待てぇい!』
ホッジ『ディヴァイン野郎は黙ってろ。』
スタイン『何言ってるんだよ、アレイ。俺昔から呪文使ってたじゃん。』
アレイ『え、ええ〜?(笑)』

 まあ。後から強いサプリメントが出る、という今の状況があるが故の事態なわけでして。とーぜん”親子でデュアルストライク”の夢は完全に断たれました(笑)。
 もう、いっそ家族でなくてもいいかも(笑)。

(11)バード君の大変身(2001/8/26)
 え?この前変身したばかりだろうって?。いやいや。まだまだこんなもんじゃないですよ(?)。
 ほとんどのキャラクターが次のプレステージクラスを決める中、レインが決まっていませんでした。

ホッジ『まだ進路が決まらないのか。お前の実力なら国立は固いぞ(?)。』
レイン『といっても何があるかわからないよー(勉強不足)。』
アレイ『めんどいからパラディンのままで良い。強いし(勉強不足)。』
エディン『俺も分からないから、ホッジのオススメのそれでいいや(勉強不足)。』

と、いう単なるめんどくさがりやのパーティなのでホッジが苦労して調べることに。

ホッジ『うーむ。まあDMGに載ってるアーケンアーチャーが認められれば良いんだけど…。』
DM『いいよ(アッサリ)。』
ホッジ『けってー。』
レイン『何それ?』
ホッジ『いいからこのページをコピーして研究しなさい。強いから。』

 アーケンアーチャーは強いです。これも余計な説明のいらない強力クラス、です。

ホッジ『あれ、アーケンアーチャーってエルフじゃないとなれないんだ。仕方ないな…』
レイン『そりゃあ、仕方ないな。人間だし、俺。』
ホッジ『仕方ないから…
お前エルフになれ。』
レイン『ええー!?』
ホッジ『それしかないじゃん。いいだろ、耳が長くなるだけなんだから(※2)。』
レイン『ま、いいか(軽い)。』
スタイン『何いってんだよ。昔からじゃん(笑)。』
ホッジ『メイジのスタインとエルフのレイン。これが我がパーティの名コンビじゃないか(笑)』
エディン『ありえねー』

てなわけで遂にレイス変更者が現れる始末。
すげーなあ(笑)。

(12)信仰の自由(2001/11/24)
 前回「勉強不足」の称号を得たプリースト・エディンは、その汚名をそそぐべく自らの強化に乗り出す。といっても信仰する神を選択し直しただけなんだけど(いや、ホントはプリーストとしてはスゴイおおごとのはずなんだが)。
 とはいえ、3Eでは信仰する神のドメインとアライメントが非常に重要なので、エディンは悩みに悩む。ドメインはボーナススペルの種類と特殊能力に直結するからね。アライメントはgood以外あり得ないけど。
 で、パラディン・アレイ(ハイエロニアス信者)の強硬なすすめを振り切って決定したのはKord。カオティック・グッドの神なので回復呪文数の問題もないし、Luckドメインの強力さが光る神だ。ダイス振り直しはスゲエ。
 
(13)「とりあえずなってみた」(スタイン談)(2002/12/27)
 (11)でメイジだった過去が明らかになったスタインだが、実はメイジではなくソーサラーだったことが判明した(笑)。
スタイン『こっち(ソーサラー)の方がローグとかアーケントリックスターとの相性がいい!ような気がする』
 ローグ3/ソーサラー4の兼業ローグとなって意気揚々と冒険へ。もちろん修得した呪文はローグとしての仕事を支える重要なものばかり。

そして・・・
スタイン『クックック、俺のインビジビリティスニークを喰らいな!』
 と見張り役の傭兵(2lvFig)を攻撃。したのはいいが、ダメージは9点。
 ん?こないだまでの「生きてる相手なら問題なし」(2001/11/24リプレイ参照)の爆裂ダメージは?
スタイン『あ、ローグレベル下がったんでスニークダメージも下がってます』
DM『・・・・・・(それは本末転倒なのでは?)』 

 他にもシークレットドア探しではエルフの特殊能力に負け、聞き耳では高Wisのキャラに負け、罠を探すためのSpotチェックには成功せず・・・・と明らかに弱体化(※3)。
スタイン『もーダメ!元に戻す!』
 短い魔道士人生だった(笑)。

(14)エルフ増殖中。なのか?(2002/12/27)
スタイン『うー。やっぱりDEXないとダメだなあ・・・・』
 短い魔道士人生に終わりを告げたスタインだが、それをおいても能力値が低いがための苦衷が尽きない。
スタイン『俺もレインみたくエルフ化の時期が来たのか?((11)参照)でも親父がいるしなー』
アレイ『じゃあ親父も一緒にエルフ化の方向で』
スタイン『おいっ!』
DM『いや、単に「親子」って言ってるだけだから、養子という手も』
スタイン『ああ、それならOKかも(あっさり)。』
  パーティ全員がエルフになってしまう日は近い(笑)。



※1
 戦士向上委員会のポリシー。Human  Fighter  Otokoの略。

※2
 RPGよりもパワープレイに重点を置いたゲームでは、エルフは”耳の長い人間”という扱いになっていることが多いですな。エルフのメンタリティが、特殊な人生観がどうこうよりルール的な有利不利でレイスが選ばれますからね(苦笑)。
 ちなみにアレイがエルフである理由は”強いから”です(爆笑)。もちろんパラディンである理由も…。エルフのパラディンというより耳が長くてちょっと行儀の良い戦士(笑)。

※3
 まーねー。スキル強化のマジックアイテム買い込めば、とりあえずシーフスキルの不足は解消できるんだけどねー(つーかそんなんばっかしやな)。