4月29日 RAICONプレイレポート
ゲーム:D&D3rd
キャンペーン:エレグソン一家物語

 *ただしエレグソン一家の2人が2人とも欠席だったため「外伝」に。
シナリオ:DANGEON誌#85より “Ever-changing Fortunes”

文:石川
内容補填:ヤモン
編集:BM

 <概要>
DANGEON誌のネタバレ注意!

 前回の冒険の帰り道。娘を見舞うためにエレグソンたちと別れた一行は街へ向かった。
 街に着いたPC一行は、甲高いカタコトの言葉で「タスケテ!」と連呼するフードの小男を見かける。すげなく振り払う守備兵達。旅人達も遠巻きに見ているだけ。そこで慈愛を旨とするパラディン アレイが話かけてみたら、なんと小男はコボルド*1だった。アカラと名乗るコボルドはしきりに「カゾク、大変!アカラ困る。助けて!」と南西のヴィジョンピークを指さしている。よくよく話を聞いてみれば、「カゾク」が「トカゲ」におそわれて大変だ、ということらしい。

道中の森に巣くう山賊の襲撃を受けながらも易々と撃退しつつピークに向かう一行。
途中の酒場で出会ったパラディン「クマ」に聞いたピークの話や、妙に整ったアカラの身なりや言動、そしてアカラの言う「カゾク=コーフ」という言葉などから、アカラの言う「カゾク」がドワーフのことであると推測した一行*2は、ピークに数多くあるというドワーフ鉱山のことと目星をつけて、山中に分け入る。

アカラの案内もあり、無事鉱山に着いた一行は、しかしその鉱山の姿に疑問を抱く。入口に掛けられた橋は無惨に破壊されているし、正門は内側からしっかり閉じられびくともしない。それでいて、入り口に設けられた排気口からはもうもうと煙が吐き出され、鉱山が操業中であることを伺わせる。門を叩いたり大声を上げたりしても人の出てくる様子はない。

アレイ:「アカラ、鉱山の入り口ってここだけ?」
アカラ:「入り口、ココ」

 一行は門の隙間から中をうかがおうとしたり、勝手口はないかと調べてみたりするが、いずれも空振りに終わる。そして、さんざん探し回った後のこと。
エレーネ:「・・・・アカラ、どっから出てきたの?」
アカラ:「下。川の下に通れるトコロある(あっさり)」
一行:「・・・・・・。」
まあ、「出てきたところ」は聞いてないからねぇ。異文化とのコミュニケーションは難しい(笑)。

 さて、アカラが脱出に使ったという通路は自然洞に通じており、そこはコボルドのすみかとなっていた。PCに気がつき、待ち伏せやフォーメーションを駆使して襲いかかってくるコボルド達。

エレーネ:「アカラ、カゾクってあれ?」
アカラ:「チガウ。モットおおきい。そんでコーフ。」
アレイ:「ディテクト・イービル*3使う……OK、全部イービルだ。殺す。」

問)パラディンにとって正義とはなにかを答えなさい。(200文字以内)

いくら待ち伏せしてようが、フォーメーションを使おうが、AD&D時代より更に弱くなったコボルド*4など全く相手にならず、一行はあっさり突破。鉱山の真下、給水設備*5に通じる地下水脈に到着する。給水装置は今も稼働しており、どうやら鉱山は生きているらしい事は推測できる。しかしそこから上階の鉱山に侵入する術もない。やむなく別ルートに向かったPC達だが…。

DM:「はい、じゃあ全員Searchチェック。DC26*6ね。
全員:「出るわきゃねぇー!」
DM:「じゃあサプライズ。Flat-footed*7なのでDexボーナスをACに加えられません。あとAoO*8も出来ないからね」
全員:「きたーねぇー!
DM:「えーと、スピアが突き刺さってアレイに6点。それまで何もいないはずだったところに、トカゲのような人影が立っている*9。奴は牙の並んだ口の脇からよだれを垂らしながら君たちをあざけるように大笑いすると、もう一本スピアを投げつけてきた。と、同時に壁からトビトカゲがふわりと舞い降り....(コロコロ)アレイの顔にへばりついた。ひっぺがすまでblindness効果を受けるからね」
全員:「きたーねぇー!
DM:「それからトカゲ人は君らが地下水路から上に上がろうとしたところを狙ったよ。てことは君らは水中にいるんだね。ACと攻撃のペナルティ受けるから気を付けて。」
全員:「きたーねぇー!

 『きたねえ合唱団』と化したPC達を全く意に介さず、冷徹にDMは攻撃を続ける。
 相手がトログロダイト一体+ほとんど戦闘力のないトビトカゲ2匹だったにも関わらず、戦闘は熾烈を極めた。なんせトログロダイトは体中鱗だらけのくせにその上からチェインシャツを着込んでいるためACが高く、なかなか攻撃が命中しない。数に勝るPC側は何とかflanking状態に持ち込むべく敵を取り囲むが、そのたびにトビトカゲ1号2号が戦闘系キャラクターの顔にへばりついては視界を奪い*10、そこをトログロダイトが狙ってくる。そして、トログロダイトの吐き出す臭気(stench)*11がアレイのSTRを下げるに至り、PC達の危機感は頂点に達した。

アレイ:「ぐわあー!きたーねぇー!
レイン:「スライディングでよけて斬りてえぇ(笑)!*12
エディン:「むしろ油ビン使いてえぇぇ(笑)!*13

 辛くもトログロダイトを倒した一行は、ようやく鉱山内部へ。それまでの自然洞とは異なり、岩を削って作られたしっかりとした通路が続く。ドワーフ製なのでちょっと天井が低いものの、排気ダクトやトロッコ用レールなどを備えた近代的な鉱山だ。居住区では再び2匹のトログロダイトと遭遇するも、呪文を駆使して何とか撃退し、部屋の片隅で動き続ける装置の中から“動力源”*14である女ドワーフを助け出す。
 食事をして回復した女ドワーフから多くの情報を仕入れ、かつ彼女を伴った一行は、鉱山を調べて回ったすえに銅のインゴットを大量に貯蔵した倉庫にたどり着く。

レイン:「・・・寝たい。」
エレーネ:「同じく。」
アレイ:「俺も。」

そう。術者軍団はここにたどり着くまで幾多の戦闘をくぐり抜けた代償に、呪文を使い尽くしてしまっていたのだ。『見つかったら見つかったとき。このまま行っても呪文なしじゃ勝てねえって』という力強い判断から、一行は倉庫で睡眠をとることになった。ものすごく幸いなこと*15に「トログロダイト殺し犯捜索隊」も訪れることなく充分な睡眠を取った一行は、全呪文能力を回復した状態で、ドワーフ達が捕らわれているという坑道最深部へとむかう。

本当なら奇襲をかけたいところだが、女ドワーフから「相手はDark vision能力を持つトログロダイトとエルフの術者」との情報を入手していたPC達は『闇に紛れて攻撃すると、むしろ相手に有利かも』と判断*16し、正々堂々と攻撃を仕掛けることに。

DM:「さて、坑道を進んでいくと、また自然洞っぽいところに出た。岩を切る音は洞窟の奥の方から聞こえてくるから、トンネルを掘っている最中に突き当たったものらしいと想像がつく。洞窟を進むにつれ、鎚音が大きくなり、やがて作業現場らしいところに到着した。
「堅そうな岩壁を手枷足枷をかされたドワーフ達が手にした鎚で叩き、女ドワーフが飛び散った破片を拾い集めている。そして彼らの後ろを取り囲むようにしていたトログロダイト3匹が、君たちの手にした明かりに気がついて振り返ると、なにやらギャアギャアとわめきはじめた。と、その後ろに立っていた黒い肌のエルフ*17が3匹に素早く命令を下した。その声に併せるかのように、地面に倒れていたドワーフがずるりと起きあがり、うつろな目で君たちをにらみつけると、のろのろと武器を手に近づいてくる。」

 前述のようにトログトダイトは単体でもけっこう手強いのですが、今回は3匹です。しかも1匹は両手にクラブを持っていました*18(当然favored enemyはhumanです(笑))。

全員:「きたーねぇー!
DM:「他に言うことないんかお前ら(笑)。」

 ドワーフゾンビはプリーストのターニングアンデッドであっさり追い払い、また先ほどの経験から、何とかflanking状態を作り出して1匹ずつトログロダイトを屠っていったPC達でしたが、前線に立っていたアレイがクリティカルによる3倍ダメージで即死しました*19。まあ、ダイスが走ったらこんなもんだよなあ(ダイス目が1回目19、2回目20。まさにドキンちゃん現象*20)。
 その後、アニメイトデッドで倒れたトログロダイトとアレイ(!)をゾンビに変えてPCを襲わせ、さらにはキュア呪文で自分の体力を回復*21しながら魔法のメイスでPCを殴りつけた黒い肌のエルフですが、ついにはPCの剣に倒れました。その際、ゾンビ化していたアレイもターンアンデッドされたあげく、某PC(特に名を秘す)より背後からざっくり斬りつけられ、2度目の死を迎えました(笑)。

さて、この戦闘中に私(DM)は大きな間違いを犯していました。
AD&Dでは呪文はラウンドの最初から投射の終わる瞬間までが準備期間であり、1R中には呪文投射以外の行動(移動とか)を一切許されず、また投射までに攻撃を受けると呪文が消散(Fizzle)してしまったのですが、D&D3rdになってからは移動後呪文投射などが可能になり、Fizzleするタイミングがいつなのかがわからなくなってしまったのです。そのため30分ほどゲームを中断してルールをひっくり返し、かつプレイヤーの友人に電話までして(←ひでぇ(笑))話し合った結果、とりあえず2nd同様、投射までに攻撃をうけ、Concentrationチェックに失敗したらFizzleということに決定しました。
しかし、あとで調べてみたら、呪文は投射の瞬間に攻撃されたときのみFizzleすることになっていたのです。つまり、黒い肌のエルフは「攻撃されると呪文を唱えるのをやめる環境とPCとにやさしい黒エルフ」だったということになりますね。くっそー*22

 さて、助けられたドワーフ達はPC達に感謝の気持ちとしてインゴットを20本ずつ差し上げようと申し出てくれたが、慎み深いPC達はそれを受け取らずに鉱山を去ろうとする*23。そこでドワーフ達は報酬の代わりに、とPC一人一人に特製の武器を作ってくれる約束をしてくれた*24。また、術者であるエレーヌは武器の代わりに呪文の巻物を受け取った。

 さて、2回死んだ(笑)アレイを生き返らせるため、PCは奔走することになります。D&Dのルールでは「一度からだを離れた魂は、そのレベル×1日以内に蘇生呪文を受けないともう戻ってこれなくなる」という決まりがあり、逆に言えば2LVのアレイには蘇生のために2日間しか猶予がない、という事になります。そしてホームタウンから鉱山までの道のりは2日半(笑)。ドワーフからロバを借り、大慌てで道中で出会ったパラディン「クマ」に相談すると、酒場の馬を貸してくれた上、ホームタウンの教会に紹介状を出してくれました。「クマ」の取り計らいのおかげか、アレイの日頃の行いがよかったのかはわかりませんが、教会はアレイの蘇生を認め、レザレクション呪文を投射してくれました*25。なお、アレイはその代償としてクエスト呪文*26を投射され、名実共に教会の忠実なる僕となりましたとさ。どっとはらい。

<プレイヤーの声>
レイン :『コボルトを信用してついて行ってみた。行った先でドワーフを救い、貸しをつくっておいてマスターワークの弓を手に入れた。』
エレーネ :『鉱山にいたのはドローのネクロマンサー、そしてトログロダイト。あまつさえアレイがアンデッドになって襲ってくるし。メロメロになりながら何とか撃破。スクロールを頂いたので満足です。』
エディン:『ドワーフ鉱山に行ったらトログロダイトの巣になっていた。それより新しいfeatを取ろう。』
アレイ:『最後に殺されたあげくにアニメイトデッドで操られる。とーりょー。何とか生き返ったらレベルが下がっていた。とーりょー。』
エレグソン(父):『メルクリアングレートソード、期待しているぞぉぉぉ!!!』
エレグソン(子):『親父、俺は生涯ローグを貫くぜ!。…変えるかもしれないけど。でも気持ちは生涯ローグだぜ!(変わるかもしれんけど)。』
 
 

<注釈>
*1:
「コボルト」ではなく「コボルド」 。なお、昔はイヌ頭あるいは角の生えた子鬼という感じだったが、3rdになって「地下に住む、は虫類系のヒューマノイド」に変更された。よってコボルド語ではなく「ドラコニック(ドラゴン語:は虫類系ヒューマノイドのコモン語にあたるようだ)で会話が可能なのだが、あいにく誰も使えなかった(当たり前だ)。普通はこんなところ(地上)に出てこない。あと馬が嫌い(本当)。
 

*2:
アレイ以外の全てのキャラは、かなり渋々ついてきていたのだが、アカラから「ドワーフは金を掘っている」 と聞いてからは俄然やる気になっていた。まあ、大嘘だったんですが(笑)。
 

*3:
邪悪(evil)な存在を探知する呪文。DM泣かせ。
 

*4:
ヒットポイントが1d4。持ってる武器(石槍)のダメージが1d4-2。これで一体どうしろと?
(甘いっすよ石川さん、ジャムラインなんか1d4−3でしたよ。ブービーのプレイリポート参照(笑)。BM)
 

*5:
シナリオにはカラーの図入りで『アルキメデスの給水塔』原理を使った給水機や排気設備の解説が書かれていた。雑誌の記事でこのグレード。国産ゲーム誌よ、見習え。ちなみにドワーフは「比較的高度な科学技術を有する種族」 として描かれているので、このような設備があるものと思われます。
 

*6:
DCとは難易度のこと(ソードワールドでいう「目標値」)。ちなみに能力ボーナス+技能+1d20でDC以上を出さないと成功にならないので、低レベルキャラクターにとってDC26はほとんど絶望的な数値です。
 

*7:
3rdから新しく導入された概念。戦闘の準備が出来ていないときに襲われると、自分の順番が来るまでの間[flat footed状態]と見なされ、防御力が下がり、反撃も出来なくなる。
 

*8:
これも3rdからの概念。すごくわかりにくくてD&Dオフィシャルサポート誌でも質問の山が築かれていた。まあ、シミュレーションゲームでいうZOCってやつですね。敵の真ん前で隙を作るような行動をとると無条件に1発殴られるルール、とでも思ってください。
 

*9:
トログロダイトは体色が岩肌に近いため、洞窟などでは保護色として働き、隠れる際に+8(!)のボーナスを得ることが可能である。ひでえ。
 

*10:
いわゆるblindness効果。防御力が低下すると同* 時に攻撃命中率も下がる。しかも顔に張り付いているため、他のPCが攻撃することもできない(貫通してPCを傷つける危険があるから)。ひっぺがす時爪で引っかかれてダメージを受けるという極悪機能付き。グレートヘルムを被っているとダメージが回避される(こんこん大喜びだ!→グレートヘルム撲滅委員会参照)と明記してありますが、装備表にはヘルメットが有りません。どないせーっちゅーねん。
 

*11:
トログロダイトはすんげー臭い液を放出して、吸ったキャラクターのSTRを減少させるという特殊能力を持つ。ビデオゲーム「 D&D tower of doom」、 「 shadow over the mistara」 (カプコン)などの登場キャラ、トログロダイト(青いトカゲ人。ぴょんぴょんはねては槍をぶんまわす)が時々吐き出す、緑色のガス有るでしょ?あたるとピヨるやつ。あれだよあれ。
 

*12、13:
*11を受けて。くだんのゲーム中ではスライディングで攻撃を避けたり、油ビンを投げて敵を焼き殺したり出来た。
 

*14:
ドワーフは高度な科学技術を持っている(*5を参照)。でもそれを動かしてたのはでっかい廻り車(ほら、ネズミ飼うときに巣箱の中でカラカラ回るアレだよ)の中を歩く女ドワーフの脚力である。ハイテクなんだかローテクなんだか…。本当は地下に住んでるコボルドを捕まえてきて回させているらしいが、支配権がトログロダイトにうつった瞬間からより力の強いドワーフへの切 り替えが為されたらしい(笑)。
 

*15:
かなりのエンカウント率(敵の出現確率)だったのに、結局1回も出なかった。ちっ。
 

*16:
「なにをいう!正々堂々正面から行くのだ!」
パラディンアラン談。
 

*17:
いわゆるdrowエルフ。地下に住む。他ゲームのダークエルフのモデル。すんげー強い(spell like ability(呪文同様の効果を持つ特殊能力)を、呪文の他に使ってくる。極悪)。
 

*18:
D&DではヒューマノイドはPCと同様、何らかのクラスに就く事が出来ます。で、このトログロダイトはたまたまレンジャー(両手に武器を持って2回攻撃してくる)だった、と。また、レンジャーはクラス特性としてfavored enemy(「得意な相手」 )を選択することが可能なのですが、このトログロダイト・レンジャーはたまたまhumanを選択していたため、対人間攻撃力が高かった。きたーねぇー。
 

*19:
普通のゲームではHPが0になると死亡するが、D&Dでは-10になるまでは(意識を失うだけで)死なない。しかし、このときアランはクリティカルにより21点のダメージを受け、一撃で-10HPまで低下したため『即死』した。(ちなみにこのトログロダイトはフツーとはちがうスピア(spiked spear)を持っていたため、普通のスピアとちがって19の目でもクリティカルを起こします。よって、アランはクリティカル率が間違ってたせいで死んだのではなく、ちゃんと死ぬべくして死んでました。よかったよかった(よくない))
 

*20:
レインボー事件簿参照。ダイスの目が走ってフツーなら死なないキャラが瞬殺される事を指す。ちなみに第一被害者は筆者(DM)のプリーストでした。1%重要。
 

*21:
レイン「やり口が汚ねぇ」
エディン:「極悪!」
 全員:「 きたーねぇー!」
などと暖かいお言葉をいただきました。つーかお前ら回復しまくってるやんけ(笑)。
 

*22:
Fizzleしてなかったら、まずプロテクションフロムグッド(goodのアライメントを持つ者からの攻撃があたりにくくなる)、ついでサモンモンスター?でアースエレメンタルが召喚され、contagion(病気になる呪文)がPCプリーストに投射されて回復呪文が使えなくなったところにファイターにはhold parson(対象を金縛りにする)、後方のPC術者はdarkness(闇を作り出す呪文)で闇に包まれたうえ、spiritual weapon(輝く武器が宙を舞い、敵をぶん殴る)で殴られてました。もっと何回も回復してたろうし。惜しい。
 

*23:
100ポンドのインゴット1本の価値が1gpしかない(銅はすごーく価値が低いため)と知った瞬間、みんな急に慎み深くなりました(笑)。
 

*24:
いわゆるmasterwork weapon。高品質で、命中判定に+1のボーナスがつく。買うと300gp以上する。
 

*25:
体を離れた魂を呼び戻す呪文。ようは生き返る。本来2LVパラディンなんてぺーぺーには使用されることのない呪文(本来なら投射してもらうのに10万* GPほどかかる)だが、「クマ」 の口添えのおかげで特別に許された、ってことにしとこう。まあ、『試しに20LVまでやってみようキャンペーン』中途で死なれちゃ困る、ってのがDMのホンネなのだが。だからホントなら蘇生に伴い1LV下がるんだが、今回はそれもなし(レベル回復呪文が9lv呪文として存在;それを使用した、ってことになった)。代わりに『クエスト』呪文を課した。
 

*26:
術者の望む任務を果たすことを強制する呪文。逆らうと毎朝必ずダメージを受ける上、苦痛のためあらゆる作業がうまくできなくなり、呪文による回復もできなくなるため、どんなキャラクターでもまず死ぬ。