※ブービーブラザーズとは?
D&D3rdの基本クラスでは無いクラスが揃ったためにつけられた名称。
ルールブックを読み返したり、ソード&フィスト(サプリメント)を読んだりするたびに
『ファイターのがつえー』
とか叫んだり、傷を治す時には
『クレリックのが良い!!』
という絶叫が響き渡るパーティです(笑)。
…勿論、ワザとそれらのクラスを選んだんですけどね。
ジェックは2ndで悲惨だったローグを選んだんですが、サードではちょっとマシになっていて予想外に強かったため、
『こんなことならバードにしたほうがよかったかな。』
などと言ってました(笑)。
2001/2/25
於レイコン2/25
なんとこの時期に初のプレイであります。ちょっと遅すぎるんじゃねえの?とか思ったり(笑)。シナリオは例によって(?)市販なので詳しくは書けません。しばらくはサードのバランスを見るためにも市販シナリオをやってみようかと思っています。
参加者
・BM/マスター
いや、ホントにもう7番に6点、5番に10点…(鼻血)カンベンしてください。
・こんこん/グレゴリー
薄幸のレンジャー。
上級職の弓使いを目指して作成された。
キャラは弱くないのだが、あいかわらずこんこんのダイス目が(略)
・dandan/アラミル
バーバリアン。怪しい宗教に目覚めて旅立ち。
自称”アラミル オブ パワージェイ”だがサッパ意味わからん。
俺としては、それはポマージの読み間違いでは?というツッコミをしてみたいのだが。
・ジェック/ライゼ
女鞭使い(ローグ)。パーティのエロ担当。
上級職のラッシャー(ムチ使い)を目指して性別が男から女に変更された。
経歴表のおかげでかなり複雑な家庭環境になった。
・右近/ホーンウッド
実は貴族の息子ってなドルイド。
しっかし古今東西の経歴表ってヤツには必ず”貴族”があるねえ(笑)。
・NPC/シャイローゼ
試しにソーサレスをやってみた。
ファイター、ウィザード、クレリック、ローグを極度に嫌う(トラウマ?)。
役所はアラミルの姐御なんだが、パーティの姐御と化しているかも。
パーティ一番の強欲である。
(1)キャラメイク
クラスを選んだうえにフィートとスキルを選ぶので結構考えるところが多くて最初は大変かもしれません。上級職(プレステージクラス)になるために必要なスキルやフィートなどもあり、なかなか簡単には決まりません。
苦しくもあり、また、楽しくもありといった所でしょうか。
今回はキャラクターの背景設定を決めるのに”ヒーロービルダーズガイドブック(発売中)”を使用しました。まずはオフィシャルからってことで。このガイドブックはキャラクターの出身、家族、過去の事件などをランダムに決めてくれます。キャラクターを作る度に毎回設定を考えるのは大変ですから、こういうアイテムは役に立つと思います。使いやすさと面白さで、経歴作成システムのなかでも秀逸な出来だと思います(※1)。笑えたのが”経歴(仕事)表”みたいなものを振った時。ルーンクエストでは農民ばかりできるため”農民表(辞典参照)”と呼ばれる経歴表です。d%で20以下で農民なんですが、なんと4人振って3人がめでたく農民。おそるべし農民表…。
このサプリメントで経歴を決めたプレイヤーの感想としては
『キャラクターが作りやすい』
『冒険に出た動機を考えるのが楽』
『家族が分かるとイロイロと考えられるので楽しい』
『時代はサードでしょう』
などで、ワンショットアドヴェンチャーやコンベンションで使うには適しているサプリメントであると言えるでしょう。
(2)新システム
まずはDC(ディフィカルティクラス=難易度)システム。”ダイス+スキルランク+能力値修正”で全てを判定するというトラベラーでお馴染みのシステムです(※2)。
プレイヤー側にしてみればいくつ以上出せば良いのかの指針が無く、やりにくいのではないかという印象がありました。”15以上”などと決まっているものはわかりやすいのですが。
マスターをやってみて思ったのもそれで、プレイヤーの納得の行く難易度設定に苦労しました。が、慣れてくればこなせるようになると思います。
(3)プレイ
ヒーロービルダーズガイドブックで詳細に経歴を決定したわりにはいきなりダンジョン。プレイ前から『細かく決めてもいいけど今回はダンジョンだよ』と言ってはおきましたが(笑)。
dandanが『冒険に出る所からやりてえ』とワガママ(笑)を言い出したので、彼は両親の所を出発するところからスタート。ソーサレスのNPC(シャイローゼ)は彼のお姉さんという設定になりました。
シャイローゼ『さあアラミル!この宝の地図の通りに出発よ!』
アラミル『今週も宝の地図かい、姉さん…』
シャイローゼ『今週ってなによ?(※3)』
そんなかんじで(笑)。
酒場で(アラミルではなく)シャイローゼが宝捜しのメンバーを集めます。
女権パーティの誕生か。
お姉さんは若いころに冒険者に襲われたことがあるのでファイター、ウィザード、そしてクレリックにローグが大嫌いです(笑)。ホーンウッド&グレゴリーは最初から知人の設定だったのであっさりと合流。ライゼリードはローグだったので姉さんはちょっと困りましたがライゼが女だったので、なんとか認めてパーティ結成。
シャイローゼ『(バードだったらもっと良かったのに…)』
ま、あとはダンジョンなんで。
特に記すことも無いですか。ネタバレになるだけだし。
戦闘はキャラクターに少し厳しい感じがします。
キャラクターを多少強めに作成しないとキツイかもしれないです。
つーか、毎回オグルが良く出るなあ。
(毎回ってなに?)
時間が無くなったのでダンジョン途中で終了。
以下次号です。
グレゴリー『ワナがいっぱい。2択はダメだ。』
ライゼ『次回は2択!!。まじで2択。本当−に2択?。もういやん。』
アラミル『なんだこれ。2択はどうにかしれくれんかー。』
ホーンウッド『でもねー…次は2択かねー…かんべんしてってかんじ。』
…よっぽどワナの2択が厳しいらしい(笑)
ってなわけで次回サードプレイリポート”間違った選択”をお楽しみに!。
※1…”家族”の項目が詳細で、やはりアメリカ人は家族を大切にするんだな、とか関係ない(?)感想を持ったり(笑)。
※2…合理的なので日本人には受けが良いらしく、ソードワールド、ワースブレードを始め様々な国産ゲームが付和雷同的に使用しています(笑)。サードもリニューアルするにあたってこのシステムを導入しました。