TOPプレイリポート>下水掃除


この度、D&D普及も兼ねたセッションを行いまして、参加者のほとんどがD&D初体験ということで
1レベル用シナリオの「下水掃除」を使わせて頂きました。
そのセッションのリプレイが完成し、また参加者からも許可を頂いたので、
シナリオ配布元であるこちらに投稿しました(掲示板より。多少語尾改変)


『下水掃除』
文:匿名希望人A



※ このリプレイにはCDS:PEの「下水掃除」シナリオのネタバレがあります。
 プレイ前の人でDM以外は閲覧不 可。


 使用シナリオ:下水掃除(CDS:PE投稿シナリオ)
 使用ルールブック:コアルールブック三冊
          武器装備ガイド(三版だが情報量と参照が便利なので導入)
          他(リプレイ本編参照)














 去る九月の連休中。サークルの合宿と称してサブカルチャー三昧な泊り込みを敢行。
 先輩方の企画や持ち寄られた漫画本、ゲーム、そしてコミックマーケットの戦利品。
 他の集団活動と比べるとその自由度の高い合宿は心地よいものであった。
 しかし予定していたD&Dセッションは、参加者不足と予定が合わない事により遅れに遅れ、終に明日は最終日というところまで来てしまった。
 何としても今夜決行しなければ、重たすぎるコアルールやサプリメントを頑張って持ってきた苦労やシナリオをプリントした意味がない。
 TRPGをする(と言うよりも“できる”)人を探しつつ、アリアンロッドに参加して目星をつけたり何だり。
 ソード・ワールド等のTRPGセッションも、この頃になるとあらかた終了しており、途中で合宿から帰って行ってしまった人を差し引いても、とりあえずシ ナリオ規定人数は揃える事ができた。
 そして最終日前日、お昼を過ぎた頃。時間の空いた人からキャラメイキングを始めたのだが……


●参加プレイヤー(DM以外はキャラメイキング順)
※今回、自分以外の参加者は全員D&D初プレイということで(というか県内でD&Dオンリーなのは自分と同級生ぐらいだが)、能力値で 5d6振るハイパワーキャンペーンとしてみる。
 正直、初心者で能力値にマイナス行ってるのは厳しいというか軽く死ねるので、せめて期待値11ぐらいの能力は欲しいわけである。
 尚、各キャラクターの詳細情報は、キャラシーを各自持ち帰ったため、DMの記憶のみで思い出せる範囲しか書けない。そもそも各自6つの能力数値を全員分 覚えられるほど私の頭は良くない。
 ニュアンスだけでお楽しみください。


 先輩A:リスティー:人間の女性:ファイター
 《強打》《薙ぎ払い》《迎え討ち》という、特技で攻守両面を補った感。
 まったくルールを知らない人に一から教えるのがどれだけ大変かよく分かった(特にD&Dは他のTRPGと比べてメイキング作業が多い)
 とりあえず前衛か後衛、戦闘か偵察か回復か魔法かのアンケートを取り、種族とクラスについてアドバイスし……と、いう事でできたのがコレ。
 スケイルメイル装備でグレートソード両手持ちの、やや攻撃方面重視。
 あと戦利品および松明運搬係でもある。
 5d6とは言え、筋力18は中々見れない。


 同年A:リア:エルフの女性:ローグ
 出目がどうなるかは振ってみるまで分からないのだが、しかし5d6のハイパワーキャンペーンで能力修正値合計が5以下というのは流石に酷い。
 DM権限で振りなおさせ、種族修正も加えて「これぐらいなら良し」となる。
 ただし筋力が低いため、レザーを着たらショートスピアとダガー程度しか持てない事が判明。
 純粋に斥候、探知系として期待されるが……(本編参照)


 同年B:トールス:ドワーフの男性:ファイター
 先に能力値の振りなおしを述べたが、この人もまた修正値合計が5に達しなかったため、DM権限で再度のロールを許可した(と言うよりも、最早強制。初心 者であの能力では開始早々に脱落する)
 しかし所持金決定の6d4で1が4つなのには、その場にいた全員が爆笑した。
 これはDM権限で振りなおさせる分けにもいかず、厳しい経済状態で何とか武装と防具を取り揃え、冒険に必要なものは他の人に買ってカバーしてもらう事に した。念のため先の二人には余った所持金を無理に使わせなかったが、まさか本当にこうなるとは思っても見なかった。
 何とかスケイルメイルと木製ヘヴィ・シールドを装備。(木製は安くて本当に助かる)
 ドワーヴン・ウォーアックスが軍用武器扱いになるので色々と助かった。


 先輩B:ペリドット:ハーフエルフの男性:クレリック
 ソードワールドのGMを勤めていたため、お風呂上りにキャラメイキングとなった。
 女史曰く「今日のソードワールドで出目が凄く良かった」との事で、実際能力値決定ではかなり良い結果であった。ソードワールドの参加者が哀れである。
 ペイロア信者で、スケイルメイルと木製ヘヴィ・シールド装備。しかし筋力の関係で武装までは持てないので、回復専門の方向となる。
 とりえず途中まではキャラメイキングの手伝いをしていたのだが、そこに隣の列の机でTRPGをしていた先輩に掛かってきた電話によって、中断する事にな る。


 先輩C:アルフ:チェンジリングの男性:クレリック
 電話の内容:「あと三十分後にそっちに着いて参加するよ」
 この時点で先輩Bのキャラメイキングは軽く三十分ぐらい必要であったので、二つ返事でOKを出す。キャラクターシートは七人分用意してあったし、初プレ イなら人数を増やして難易度を下げてもらったほうが良いと判断した。
 がしかし。次に電話から出てきた言葉によって一瞬思考が停止した。
 「じゃあ戦闘系と回復系のキャラクター、二人分作っといて」
 ………………。
 ……他人のキャラでプレイして面白いかなー……。
 ……って、え? ……自分が作るの?
 とりあえず色々思うところはあったが、確かに既に時間の余裕は無かったし(到着予定時刻で21時を過ぎてしまう)、一から説明していてはプレイ前に日が 昇る。
 こんなのTRPGじゃねえよとか思わなかったと言えば正直なところ嘘になるが、ここは現実を優先させる事にした。
 先に説明していた三人が説明してくれたので、先輩BのキャラメイキングはPHBと三人に任せて、自分はキャラクターシート二枚に向かい合った。
 ……今から三十分以内に二人分か……。
 ……1レベルセッションにしておいて本当に良かった(焼け石に水)
 神経削るほど急ピッチで作ることになったので、そのへんの鬱憤を「じゃあどんなキャラにしても、例え先輩と言えども文句は言えまい!」などという反逆精 神で、おもむろにモンスターマニュアルVを取り出し、レベル修正値0のモンスターキャラクターを作成する事にしたのであった。
 チェンジリングは斥候向きであるが、姿形を変えられるので交渉役に良いかなー等と画策してみんとす。基本装備等はペリドットと同じ。
 ちなみに、最低限のロールプレイのために信仰や属性を任せたら、あろう事か中立にして悪のヴェクナ崇拝者にしていたのでDM権限で即効止めさせた。さも なくば抹消である。
 説明不足の恐ろしさを実感。
 最終的にはコード信者でグレートソードを持ったクレリックになった。いつも思うのだがコード信者は僧兵の間違いではないだろうか。
 信仰を変更したため、盾を外してスケイルメイルのみの防具となる。


 先輩D:ケイジ:ウォーフォージドのバーバリアン
 同じ理由でウォーフォージドをベースに、ファイターは二人いたのでバーバリアンを取らせてみた。(パラディンになるには能力値が低かった)
 ACはパーティ1を誇り、また人造であるため様々な特典がつくなど、メンバーの中ではかなり強めのキャラである。
 ただし、その分デメリットもあるのだが。
 最初の遭遇戦の後、MMVを見ながら能力の把握に手間取っていたように見えた。正直反省している。
 「斧がいい」とのことで軍用武器における最大のダメージダイスd12(期待値で言えば2d6のグレートソードが上)を使用するグレートアックスを装備さ せてみる。ウォーフォージド特技であるミスラル製の体でACも格段に向上させた。
 唯一のD&D経験者との事だったが、3.5版そのものは初めてだそうで。


 DM:ファルマン:人間のウィザード
 D&Dの魔法というのは選択、準備、発動が面倒である。防具を着れない秘術呪文の術者はモヤシである。
 はっきり言って初プレイに使うにはキツイため、DMが攻撃魔法の枠を埋める事にした。
 キャラ作成で言えば、実は合宿前から用意していたので一番最初となる。
 はじめの一歩3.5が無ければ戦闘呪文特化のウィザードになっていたかもしれない。
 当初、あんまり活躍させる気はなかったのだが……。



 ●状況開始●
 この時点で21時半を軽く超え、時刻は22時に届かんとしていた。
 キャラメイキングが一段落したので、早々に開始を宣言する。

 今回はDM以外がD&D初プレイということで、いきなりシナリオに入る前に雑魚との戦闘体験をしてもらおうと、オリジナルの遭遇を追加することにした。
 シナリオについているクロックポート周辺の地図(配布資料1)をテーブルの上に置き、皆に導入部のあらましを語った。
 シナリオに書かれていたものは、ちょっと自分の好みに合わなかったため、以下のように変更しました。
 DM「さて、1レベルの時点でパーティを組んでいるかどうかは微妙なところなので追求しないが、みんなはある時こんな貼り紙を街中で見た。”クロック ポートで下水掃除をしてくれる者を募集しています。”」
 (アルフ「下水か。じゃあ行かない」 一同笑)
 DM「”報酬は要相談”」
 (一同:相談かー)
 DM「というわけで、クロックポート行きの駅馬車がイズレン(配布資料参照、北に至イズレンと書いてある)から出ている。で、この仕事に応募しようと 思った皆が乗り込んで、クロックポートまで行くわけですが……」
 グラスゴーの村(配布資料参照)付近で〈知識:地域〉判定をさせる。難易度は11に設定すると、リアが成功した。
 一同「で、何が分かるの?」
 DM「ああ。この辺野盗が多いね」
 いきなりの発言に沸く一同を無視して方眼マップに駅馬車を書き、そこに皆にコマを置かせる。DMは御者のコマを置き、
 DM「では〈視認〉と〈聞き耳〉判定を」
 ここで登場させたのは、モンスターマニュアルV収録のゴブリン亜種「フォレストキス・ゴブリン」。脅威度が低く、また普通のゴブリンではつまらないた め、こいつらを使用することにした。ちなみにこの遭遇用にMM3を持ってこなければ、ケイジとアルフがPHBの基本種族かMMのモンスター種族になってた のは、ここだけの話。
 結果は普通のフォレストキス・ゴブリン(1d6判定で四体登場決定)が感知されず、ボスが〈視認〉で発見された。ボスのほうが〈隠れ身〉が低いというの は何だかなー。まあバーバリアンだし。
 DM「はい、ここに何かいるのが見えました(馬車の進行方向に白い囲碁石を置く)」
 一同「そこかよっ!」
 いやだって、まさかボスだけ見つかるとは思わなかったし。
 ちなみに配下の雑魚は馬車を取り囲んでいるのだが分からなかった。
 というわけでイニシアチブ判定。そして初の戦闘が始まった。……の、だが。



■フォレストキス・ゴブリン戦■
第1ラウンド
ペリドット 21  待機
リア    20  馬車から飛び降りる
トールス  20  馬が止まるまで待機
リスティー 19  馬から下りて終わり
フォレスト 11  ゴブリンA,ゴブリンCがネット攻撃 成功
アルフ   11  馬車から降りて転倒(伏せ状態)
馬      9  おののく
御者     7  馬車を止める
トールス   待機 馬車から降りて転倒(伏せ状態)
ボス     6  リアに攻撃 リア瀕死
ペリドット  待機 リアにキュア・ライト
ケイジ    3  馬車から飛び降りる。

 上記は戦闘中のログである。名前の後の数字はイニシアチブ数値。
 まずペリドットが先行するも、クレリックなので怪我人が出るまで待機。
 リアは馬車から果敢に飛び降りる(進行方向に対し右側前面)。馬車が移動中なので跳躍判定をさせるも成功。
 次にトールスだが(イニシア順番は彼のほうが早かった。ゴメン)、馬車はまだ走っている状態なので、馬が止まるまで待機。
 リスティーも馬車から飛び降り(左側前面)、これでファイターとローグが地面に立った。
 さて野盗ことフォレストキス・ゴブリンの雑魚のターンである。
 ここで黒の囲碁石四つが馬車を取り囲み、降りていた二名に向かってネット攻撃を敢行する。ここでDMの目が走り、二人とも絡みつかれた状態に。
 戦闘僧アルフが馬車から飛び降りるも(右側後方)、跳躍判定に大失敗して転倒、伏せ状態に。
 念のため馬のターン。おののき、このラウンドは何もないが次のターンで馬車ごと一体どうなるか分からない。さーどうなる!?
 次の御者のターンで馬車にブレーキがかかって事なきを得ました。(一同:御者グッジョブ!)ちなみにこのブレーキ装置は今回限りの装備ですので、実際の 駅馬車にそんなもんはついてません。
 ここで待機していたトールスが、馬車が止まったために飛び降り……跳躍判定に失敗して転倒しました(左側後方)。伏せ状態二人目。
 モカ1:この時点で馬車は止まっていたので本当は跳躍判定はいらなかっ た。しかし結果が無残なものだったので、この時点で気づきはしたが状態は回復させなかった。ゴメン。
 さてフォレストキス・ゴブリンのボス(バーバリアン)のターンである。一番近場でネットにからまっていたリアに攻撃。出目が走り命中、更にダメージで何 とリア1ラウンド目にしてhpが-6になってしまう! グレートアックスは脅威度1でも外道すぎです。
 怪我人が出たのでペリドットがキュア・ライト・ウーンズをかけ、hpは0以上にならないも容態安定状態に。
 最期にケイジのターンであるが、ここのログを取り忘れていた。とりあえず馬車から降りたことは確かである(右側前面)
 モカ2:待機アクションを取ったにも関わらず移動と標準アクション使いま くりである。この点を指摘し忘れていたため、今回のみ許可することにした。次回はよく言わねばならない。


 第2ラウンド

ペリドット 21 待機
トールス  20 起き上がりネットに絡まる
リア    20 瀕死状態 容態安定
リスティー 19 〈脱出術〉判定 失敗
フォレスト 11 ひきよせようとして失敗
アルフ   11 起き上がる
馬      9 ざわつく
御者     7 リスティ
ボス     6 ペリドットに攻撃
ペリドット 待機 ステップして自身を回復
ケイジ    3 ゴブリンCを攻撃して失敗

 いきなり戦闘部隊が壊滅した一行。6名(御者入れて7名)中4名が何らかの状態異常である。三分の二以上の被害は全滅と言います(byヴ王)
 ここで皆が「野盗にやられるなんて……」と言っていたので、そういえば〈知識〉判定を忘れていたのを思い出す。ということでリアが挑戦するも失敗。念の ため御者にやらせるも出目が悪く、結局正体不明のまま続行することになった。こういう重要な時に限って結果が悪い。
 引き続きペリドットは怪我人が出るまで待機。
 トールスは起き上がろうとするも、機会攻撃を誘発し、ネットに絡まってしまう。
 リアは瀕死。
 リスティーは〈脱出術〉判定で抜け出そうとするも、難易度が高すぎて失敗。というか普通は抜け出せませんこんなの。
 と、ここでゴブリン雑魚は絡め取った連中を引き寄せようと筋力判定を試みるも、対抗ロールで全員失敗。
 アルフは起き上がり、しかし機会攻撃でネットに絡まれる。犠牲者4人目。
 馬はざわついてるけど変化無し。
 御者は手にしたクォータースタッフでリスティーのネットに攻撃。(一同:御者ナイス!)しかしあろう事かダメージロールで痛恨の1を出してしまう(ネッ トのhpは5)
 そしてボスはペリドットに攻撃。もうスケイルメイル+木製ヘヴィシールドが紙みたいな攻撃ロールで命中という出目の良さ。
 ペリドットは待機アクションでステップし自身を回復させる。
 最後にケイジがゴブリンCを攻撃するも当たらない!
 何というか、かなり敗色濃厚となってきた。
 

 第3ラウンド

ペリドット 21 ケイジにガイダンス
トールス  20 〈脱出術〉判定 ファンブル
リア    20 瀕死状態
リスティー 20 〈脱出術〉判定失敗
フォレスト 11 ゴブリンBがアルフを引き寄せる
アルフ   11 脱出術判定失敗
馬      9 ざわつく
御者     7 ボスにコーズ・フィアー
ボス     6 
ケイジ    3 ゴブリンCに攻撃 撃破

 まだシナリオ本編に入っていないにも関わらず、この時点で一時間近くが過ぎんとしていた。ここでDMは強引でもいいから遭遇の早期終了を決意する。とに かく時間が無いのだ、本編とまったく無関係な試用遭遇は切るべし。
 ペリドットはケイジにガイダンスをかけて託す。
 リアは瀕死。
 トールスとリスティーは共に〈脱出術〉判定に挑戦するも片方ファンブルの惨い結果に終わる。
 そしてアルフを捕らえたゴブリンBが引き寄せに成功してしまう!
 アルフは〈脱出術〉判定を試みるも失敗し、更に機会攻撃で噛み付かれてしまった!
 馬はざわついている。
 さて、ここで唯一被害も受けず馬車の上でのんびりしている御者のターンである。
 御者はリスティーのネットにクォータースタッフを叩きつけることを止め、ボスに向かって指を突き出し「仕方がないな……」と呟きつつコーズ・フィアーを かけた。
 意志セーヴが弱いのはバーバリアンの宿命です。セーヴは見事に失敗。
 ついでに御者は馬車のブレーキを外し、馬車が揺れだします(一同:なんて事を!)
 ここでDM権限でルール確認無しでボスを撤退させます。これ以上戦闘を長引かせられません。
 と、ここでようやくケイジが初のヒットを出し、自分にネットをかけようとしたゴブリンCを屠る事に成功します。


 第4ラウンド

ペリドット 21 馬車に飛び乗りレバーを戻す
トールス  20 待機
リア    20 瀕死
リスティー 20 〈脱出術〉失敗
フォレスト 11 撤退

戦闘終了

 ラウンド開始早々、ペリドットが馬車に飛び乗り、レバーを引いて再びブレーキを馬車にかけます(DM予想外)
 リアは瀕死。
 トールスは待機。
 リスティーは〈脱出術〉判定失敗。
 といった所で、ボスが撤退し、一匹撃破されたため残りのゴブリンも撤退していきます。
 これにて戦闘終了。

 分析:DMの出目が良すぎたため、脅威度が跳ね上がった。
    ネットによる効果が初期レベルでは解決しにくい。
 教訓:時間が無いのに余計な遭遇を入れるのは止めましょう。
    ネットは凶悪。
    出目は運だからどうしようもない。



●クロックポートへ●
 とりあえず切り倒したゴブリンが一体いたので、正体がフォレストキス・ゴブリンだと分かった事にした(ノートPCに画像を用意してきたので活用したかっ た)
 モカ3:トールス「ゴブリンって事はドワーフの種族能力が使えたん じゃ?」DM:ゴメンなさい。
 ここでペリドットが皆を見捨てて逃げようとした(ように見えた)御者を問いただします。
 対する御者はポツリと「ふむ……この程度か」と呟く。
 と、ここで勘の良いモニター画面の前のみんなは気がついていると思いますが、この御者、正体はDM謹製のウィザードのファルマンである。
 ファルマン「私はファルマンと言う。今回の件の事を依頼主に頼まれたが、連れてくる者がどの程度か確かめたくてな」
 要するに実力のほどを知りたかったというわけで。
 責められるかと思ったら、依頼主絡みという事で苦戦を強いられた一同は気まずい雰囲気になっていた。ゴメン、正直スマンかった。
 とりあえずファルマンに「まあ思ったより難敵が出てしまったようだな。すまなかった」と謝らせといた。本当に申し訳ない。
 モカ4:ちなみに馬車のブレーキを外したのは、フォレストキス・ゴブリン が馬みたいな大きめの動物が苦手だから、ボスを恐怖させると同時に下っ端もビビらせる目的があった。が、〈知識〉判定に失敗しているのだからファルマンが それに気づいてるわけがない。

 一路クロックポートへと向かう一行。〈治療〉判定ではhpを回復できないが、とりあえずリアの容態安定状態を保つために看病するペリドット。
 町に到着し、地図(配布資料2)を手渡す。まずはリアを回復させるために、ファルマンはファラングンの廟(配布資料参照)へ馬車を運びます。
 まさか到着早々世話になるとは思ってもみなかったティモシーさん(シナリオNPC)登場。ファルマンから事情を聞いてリアにキュア・ライト・ウーンズを かけてもらいます。
 これで何とかリアのhpが全快。ここから分かるように、本当にリアのhpは低い。ウィザードのファルマン(hp6)よりは流石に高いも、前に出る斥候と しては不安です。
 他の面子は転んだり絡みつかれたりと大変でしたがダメージは受けず、ペリドットは自前の呪文で全快済みでしたので、何とか全員が(呪文以外は)消耗なし となる。
 今日はこのままファラングンの廟で一泊することに。(ファルマンは魔術師ギルドに報告しに行く/依頼主の所でないのは後述)



●クロックポート 一日目 ●
 朝になってファルマンが迎えに来ます。
 一行は依頼主の“酔いどれナマズ”亭主人カートルに会うため、ナマズ亭へ。
 ナマズ亭の内部地図(配布資料)を置くと、周りから「すげー」という声が。他のTRPGでは滅多にお目にかかれない、カラーなバトル・グリッドは新鮮 だったようです。
 中に入り、ファルマンはカウンター席へ。
 ファルマン「やあカートル」
 カートル「よう、よく来たな。ところでこれを試してみな」
 ファルマン「ん? これは何だい?」
 カートル「材料? 食ってから教えてやるよ」
 シナリオに書かれたこの台詞を言いたいがためにファルマンをカウンター席に座らせたと言っても過言ではない。
 一方、皆は客が少ないのを良いことに思い思いのテーブルに付く。まさか一緒の席に座らないとは、シナリオ考案者も思うまい。
 時間が時間だけに朝食を取る一行。目玉焼きとか肉とか色々注文(でもケイジは本当は必要ない。ウォーフォージドだから。でも一応食えない事は無いので注 文を聞く)
 そしてウェイトレス娘に運ばれる、安くてボリュームたっぷりの大衆料理(ここでデモンパラサイトを思い出したのは、似たような料理屋が出てきたから)
 と、ここでシナリオの文面を読み上げ、イニシアチブへ。
 (ちなみに、先の会話のせいでペリドットあたりから「ここの亭主はネズミを使って悪さを企んでるんじゃ」とか「亭主が黒幕?」「いや実はファルマンが」 等と言う会話がラット用の白囲碁石を置いている最中に聞こえた。戦闘開始早々亭主が攻撃されたら困るので、直前に「あ、またてめえらか!」というカートル の台詞を追加しておいた。この時ばかりは冷や汗ものである)


■ナマズ亭騒動■
第1ラウンド
リスティー 22 ラットに攻撃 失敗
ケイジ   18 同上
ファルマン 18 退避
トールス  14 攻撃 駆除
ペリドット 14 攻撃 失敗
アルフ   11 挟撃 失敗
ラット   13 挟撃 失敗 行動 機会攻撃失敗
リア    11 攻撃 失敗

 近接戦闘に向かないファルマン以外はラットを攻撃するわけだが、サイズボーナスが入ったACは中々抜けない。一方、ラット側もPL達のACを超えれな い。
 このシナリオ、1レベル用にしては当たりにくい敵ばっかりである。
 何とかトールスが一匹駆除するも、まだまだ残っている。


 第2ラウンド

リスティー 22 待機
ケイジ   18 攻撃 撃破
ファルマン

戦闘終了
 
 ケイジが一匹仕留める(一同:絶対テーブルをカチ割ってる)
 ファルマンはする事が無いので〈知識〉判定を試み、成功する。
 と、ここでラットの噛みつきダメージが1d3-4ということが判明し、一同から「意味ないじゃん!」との声が。
 時間も惜しいため、DM権限で時間を早め、ラットの半分を駆除、半分が逃走ということで終了させた。

 分析:サイズボーナスにより相手のACが格段に高かったが、反面ダメージは皆無で ある。
 結論:時間が無い場合はDM判断で飛ばしても良いかもしれません。

 モカ5:例えダメージ合計が0になったとしても、最低1ポイントのダメー ジを受ける事を失念しておりました。よってこの判断はおかしい。



●下水道へ●
 戦闘終了後にファルマンから今回の依頼主として紹介されるカートルさん。
 最近ネズミの出没が増えて、ナマズ亭のような飲食店や食物倉庫などに被害が出て、また一般市民だけでなく裕福層にも苦情が多く、このままでは商売上がっ たりだ。という、シナリオにある事ない事を説明する親父さん(DMの脚色済み。こういうのは色々それらしいのを付け加えると説得力が増す)
 と、ここでリアが「任せてください。こう見えても私達はネズミ退治のプロです」という見栄をはる。〈はったり〉判定をしてきたので、DMが亭主の〈真意 看破〉判定を行うと、まさかの成功。ついでに娘のほうも試してみるとこちらも成功し、リアは二人から生暖かい視線を受けることになった。哀れ。(教訓:い らん事はしない)

 カートルに担当区域となる下水道の入り口まで案内される一行。
 その前にファルマンが〈情報収集〉を行うも、魅力が低いため良い結果は得られず。
 この判定は無論のことPLへの無言の勧めであり、狙い通り他のメンバーも〈情報収集〉判定を行う(得られる情報に貴重なものが多いのと、〈情報収集〉判 定をDMに言われずとも行うだけの場数を踏んでいないため、ここは半ばボーナス的意味合いが強い)
 先にお世話になっていたため、ティモシーさんからの情報によって彼女への高感度が上がる。ティモシーさんの株価高騰。
 達成値で20を超えなかったため、最も重要な情報が得られなかったとはいえ、ひとまず得られた情報に従い、ライト・ハンマーを軒先に吊るしている民家の 前へ。
 一同の会話「じゃあ黙って持ってく?」「それは止めようよ」
 などと物騒な事を話し合った後、ケイジがドアをノックして家の人と話し合うことに。
 「このハンマーがネズミに効くと効きましたが云々」
 さて、ここでこの主人が何故ハンマーを軒先にぶら下げていたのかシナリオに未記入だったため(子どもはネズミ避けと言っていたが、父親までそう思ってい るとは限らない)、急遽「親戚からネズミ避けに効くと言われていたから下げてみた」という理由をでっちあげる。
 ご主人「でも効果は全然なくてねえ」
 しかし後に役に立つので、「良かったら貸してあげてもいいよ」と申し出て、一行に持たせることに成功する。
 その後このライト・ハンマーはペリドットが持ち歩いていたはずだが、さて。

 というわけで下水道に潜る一行。
 DM「下水道の入り口が見える。その前には浮浪者が何人かたむろしてるね」
 アルフ「浮浪者も駆除する?」
 一同「いやいやいや(苦笑)」
 情報にあった板を調達せずに突入したのだが、何故かは後に判明する。
 とりあえず、〈視認〉判定に成功したので、イニシアチブ。


■下水道 ダイア・ラット戦■
第1ラウンド
ファル   26 〈知識〉 判定失敗
アルフ   22 攻撃失敗
リスティー 22 攻撃 撃破
ラルフ   19 待機
リア    15 攻撃 失敗
ペリドット  9 待機
トールス   5 攻撃 失敗
ラルフ   待機 攻撃 撃破
ケイジ    3 機会攻撃 回避 攻撃 撃破

戦闘終了

 行軍編成を決めた後、下水道に入って早々ダイア・ラットのお出ましである。
 まず先行したファルマンが〈知識〉判定を行うも、失敗してしまう。
 さて次に……ラルフって誰だ。
 どうやらログを取っている際にミスしたらしく、謎の人物が入り込んでいた。
 アルフとの間違いであるのは確かだが、当時の記憶が曖昧でよく覚えていない。
 とりあえず一人目のアルフは攻撃失敗しており、また次のアルフが待機しているところを見ると……DMがイニシアチブ順を間違えて仕切り直した際に削除し 忘れたと見える。
 さて、ともかくリスティーのターン。ここで一匹撃破。
 次いでアルフが待機。立ち位置の関係上、すぐには動けない。
 リアも攻撃を行うもはずれ。斥候には純粋な戦闘は厳しいか。
 ペリドットは怪我人が出るまで待機。
 そしてトールスも攻撃を敢行するも外れる。
 ここでアルフが待機アクションで攻撃し、見事これを撃破。
 最後にケイジが機会攻撃を受けながらも回避しつつ、回り込み撃破。
 ダイア・ラットの順番が来る前に戦闘は終結した。

 分析:ダイア・ラット自身は上記から分かるように、病気以外は大した脅威はない。
        が、このような狭い範囲における遭遇では、中々に手強い相手となる。
       
今回は前衛メンバーが全員打って出れる行軍編成となった。
        おいおい探索していけば変化していくだろうが、今は正解だったと言える。
       
イニシアチブに助けられること大である。これが逆だったらどうなった事か。
 教訓:初期におけるイニシアチブは生死を分ける。
        雑魚も場所によっては手強い。


●下水道 行軍開始 ●
 倒したダイア・ラットをつまんで食べようかと言い出すケイジに、再度〈知識〉判定で成功したファルマンが「病気持ち」だと伝えるも、ウォーフォージドだ から問題無いなどと漫才をしばし。
 ここでT字路のどちらへ向かうかという話へ。
 色々あって、〈跳躍〉判定が難しいから右の道に進む事となる。
 モカ6:この時、リアが左側の通路へ渡ろうとしたのだが、〈跳躍〉判定に 失敗した。が、ここでDMが難易度を間違えていたため、本当は成功していた。水路に落ちたリアを引っ張り上げる作業までさせてしまい、本当にすまんかっ た。更に、情報にあった板を何故持って来なかったのかと聞いたところ、「板じゃなくて糸って聞こえた」とのこと。正直すまんかった。
 左の通路に先行して索敵するリア。
 見える範囲での光景を述べられ、少し前進する一行。
 ここで、左手に見える通路へ渡るために板を取ってこようという話に。
 約15分ぐらいかけた事にして〈捜索〉判定を命じる。クロックポートは港町で、桟橋や貧民街などがあるため、難易度は低めに設定してみた。
 すると、なんとここでクリティカルを出し、とっても頑丈な板を手にする事ができた。どれぐらい頑丈かというと、ウォーフォージドが乗っても大丈夫なぐら い(イナバの物置のノリで)
 リアの中の人「これぐらいしか役に立って無い……」
 いや、正直ローグとしての役目は十二分に果たしているのですが。D&Dの大事な所は戦闘だけではありません。

 T字路を右に曲がると、左手の水路の向こうに何やら見える。
 と言う事で板を水路に渡し、その上を超えながらリアが先行偵察を行う。
 しかし〈聞き耳〉も〈視認〉も失敗し、何も探知できなかった。
 ここでケイジら前衛組も渡り出すが、やはり何も分からない。
 そうこうしているうちに、とうとう通路の先にある部屋に踏み込んでしまった!
 イニシアチブ!


■モンストラス・センチピード戦■
第1ラウンド
リア    20 移動 終了
トールス  17 移動 終了
ムカデ   15 移動 終了
アルフ    8 待機
ペリドット  7 待機
ファル    7 〈知識〉判定 成功
リスティー  4 待機
ケイジ    3 攻撃 失敗
アルフ   待機 移動終了
ペリドット 待機 行動放棄
リスティー 待機 武器を抜く

 何がどうなってるのか分からないため、リアもトールスも移動だけして終了。
 そこですかさず、ムカデことモンストラス・センチピードは壁を登攀し天井にまで達する。
 後衛のアルフとペリドットは、まだ事が前衛での事であったためか待機。
 ファルマンは〈知識〉判定に成功。敵のデータが大体判明する。
 リスティーもまた待機。
 ケイジがここで攻撃! しかし失敗!
 ここで待機していたアルフが前進、ペリドットが怪我人出なかったので行動放棄、リスティーが武器を準備する。
 双方共に被害のないままラウンドが終了する。


 第2ラウンド

リア    20 攻撃 失敗
トールス  17 移動 終了
ムカデ   15 後衛に迫る 機会攻撃で二体撃破
アルフ    8 攻撃 撃破
ペリドット  7 待機
ファル    7 待機
リスティー  4 攻撃 失敗
ケイジ    3 攻撃 撃破

戦闘終了

 リアがムカデに攻撃するも外れる。やはり攻撃ボーナスが低いのは痛い。
 トールスは移動速度の問題で動く事しかできなかった。
 と、ムカデが天井を這いながら、後衛へ向かう! 前衛突破ムカデラガン。
 が、ここで天井の低さが仇となる。前衛組の機会攻撃範囲を通過したため、都合四回にも渡る機会攻撃を誘発してしまった! これで二匹が動いただけで撃破 される。
 続いてアルフが一匹を仕留める事に成功する。
 ペリドットとファルマンの術者二名は怪我人もする事も無いので待機。
 残った前衛二人が攻撃し、イニシアチブ最後のケイジによって、最後のセンチピードの撃破に成功した。

 分析:この場所は前衛と後衛が分断される構造であり、上手く前衛を部屋までおびき 出せれば、迂回しての後衛急襲は可能であろう。
        しかし天井が低いため、どうしても前衛の機会攻撃を誘発する。
        打開策としては、水路側から攻め込めば間合いの長い武器を持っていない限り攻撃はされない。

 教訓:前衛と後衛の分断は戦略の基本です。
    機会攻撃範囲は把握しておきましょう。


●下水道 東端の部屋へ ●
 モンストラス・センチピードがいた部屋を〈捜索〉するもゴミしか見当たらないため、探索を再開する一行。
 東に向かうと曲がり角に出くわす。角からリアが〈視認〉を行い、何やら通路の右手からも奥へ続いているようだ。と見えた。
 ひとまず一行はそこまで進み、まずはリアが奥を覗き込む。
 〈視認〉判定を行わせるが、残念ながら部屋のような空間で、ハエが飛び回り、何やら黒い物体があるぐらいしか分からなかった。
 ……当然、この描写で何かがいることは中の人達には分かったのだが。
 そしてリアが部屋に一歩を踏み込んでしまった! 起き上がり襲い掛かるゾンビ!
 さーイニシアチブ!


■ゾンビ戦■
第1ラウンド
リア    23 攻撃 ダメ減
ペリドット 19 移動 〈知識〉判定
トールス  19 移動
リスティー 13 移動
ファルマン 12 移動
ケイジ    8 移動
ゾンビ    5 移動 攻撃失敗
アルフ    5 退散判定 二体退散

 まずは部屋に踏み込んだだけあってリアが先行し、ショートスピアでゾンビに攻撃! ……がしかし、ダメージ減少によってまったく効果がなかった。せめて ダガーで斬り付けていれば、結果は変わったかもしれないが。
 続いて〈知識:宗教〉を持つクレリックのペリドットがゾンビを視界内に納め、〈知識〉判定を行う。判定に大成功し、ゾンビのデータを得る事ができた。特 にダメージ減少とか。
 さてその後の面子だが、まだ通路にいたために移動するぐらいしかできなかった。とりあえず前衛組が部屋に飛び込み、精神攻撃が効かないアンデットには手 も足も出ないファルマンは後をクレリックにまかせて退避。
 さてゾンビの攻勢。だが移動か標準のどちらかしか取れないため、リアに接敵していた一体が攻撃失敗した以外は、よろよろとリアを包囲するぐらいしかでき なかった。(リア:ひー!)
 ここでアンデット退治の専門家、クレリックのアルフが退散判定を行い、何とか二体のゾンビに影響を与える事に成功する。
 これで実質的な敵は残り二体。


 第2ラウンド

リア    23 スッテプ
ペリドット 19 待機
トールス  19 突撃 失敗
ペリドット 待機 移動 退散判定 一体成功
リスティー 13 移動 攻撃 ダメ9
ファルマン 12 移動 終了
ケイジ    8 移動 攻撃失敗
ゾンビ    5 撤退 機会攻撃一体撃破 攻撃失敗
アルフ    5 攻撃 ダメ6

 ショートスピアをダガーに持ち替えると機会攻撃を誘発するということで、ステップして離脱するリア。
 そこへトールスが突進をかけるも、出目が振るわず失敗してしまった。
 トールスが突撃するために待機していたペリドットは、アンデット退散を行う。特技で《退散強化》を取ってはいたが、出目がアルフより良くなく、一体に効 果を及ぼすに終わった。
 ここから出番の回ってきた前衛組のターン。
 リスティーが一体に9ポイントのダメージを叩き込む。
 続いてケイジが攻撃するも失敗してしまった。
 しかし、ゾンビのターンでアルフやペリドットから逃げようとするゾンビを機会攻撃で襲い、一体を屠る事に成功する。一方、残った最後のゾンビも攻撃に失 敗。
 そしてラウンドの最後に戦闘僧アルフが追撃で6のダメージを叩き込んだ。
 残るは一体と逃亡二体。


 第3ラウンド

リア    23 待機
ペリドット 19 待機
トールス  19 攻撃 ダメ6
リスティー 13 攻撃 撃破
ファルマン 12 待機
ケイジ    8 攻撃 撃破
ゾンビ    5 撤退
アルフ    5 攻撃 ダメ8
ペリドット 待機 行動放棄
リア    待機 攻撃 ファンブル

 純粋な戦闘要員ではないリアとペリドットは揃って待機。
 残った一体にトールスとリスティーが続けざまに攻撃を敢行し、これを撃破することに成功する。
 ウィザードは空しく待機。
 ケイジが逃げた一体を追い、これにトドメを指す。
 残ったゾンビは部屋の隅に追い詰められてしまった!
 それをアルフがグレートソードで打ち据える。
 どうにも怪我人が出なかったのでペリドットは行動放棄。
 そしてダガーに持ち替えたリアがゾンビに攻撃を繰り出し……なんとファンブルしてしまった。
 DMの立場からしても、哀れとしか……。


 第4ラウンド

リア    23 移動 攻撃 失敗
ペリドット 19 待機
トールス  19 攻撃 失敗
リスティー 13 攻撃 撃破

戦闘終了

 残った一体をみんなでフルボッコ。まあアンデットなので特に倫理には反しないだろうけど。
 しかしリア、トールスと尽く攻撃が外れてしまう。全ては出目が悪いのです。
 ここでリスティーがグレートソードを命中させ、ようやく戦闘終了。

 分析:部屋と通路の構造が、前衛の展開を阻む形になっている。
        イニシアチブと編成で、いかに素早く中に攻め込めるかが重要となるかと。

        武器は大抵の場合、斬激武器がほとんどとは言え、リアのような単純武器ぐらいしか持てないキャラクターの場合、ダメージ減少に悩まされることになるだろ う。
        複数の種別の武器の運用は大事である。今回の場合は材質によるものでは無かったため、大事には至らなかった。

 教訓:武器は数種類扱えるようにしましょう。
    偵察員が打撃力に欠ける場合は無理せずに帰還しましょう。
    〈知識〉判定は重要です。


●祭室●
 ゾンビを倒した後、〈捜索〉を開始する一行。まるでモンスターハンターの剥ぎ取りである。
 ここでペリドットがクリティカルを叩き出したので、財宝全部発見してしまいました。
 当然の事ながら、祭壇に書かれた文字の存在も……。
 見つけたペリドット本人が言語で奈落語を持っていたため、それを読み取る事に成功。
 ここだけの話、実はアルフのキャラメイキング中に、〈言語〉に一点振って奈落語を取得させようとしていた。が、その最中に横で「上は天上語、下は奈落語 まで話せる!」とペリドットのキャラメイキング作業をしていた先輩が発言したもんだから、ほくそ笑んで計画を中断した経緯があった。誰も読めないでは面白 くなかったが、しかし仕組んだように取得させるのも問題だろうと思っていた矢先の事だったので、大変有難かった。
 ペリドットに文字の日本語訳をメモに書いて渡すと、予想通り困惑したリアクションが帰ってきた。
 ちなみに、今回は文字の内容を「俺を邪神に捧げてくれ」に変更している(後述)
 とりあえずその事を皆に告げるペリドット。これで探索の雰囲気もガラっとホラーに……なりませんでした何故か。
 まあD&Dは初とはいえ、他のTRPGで鍛えられている人も多いですから、割合陰謀劇には慣れているんでしょうきっと。くやしくなんかありません。
 それより当面の問題としては、これだけ財宝類がわんさか出たというのに、下水道掃除の報酬が銀貨単位では暴動が起きやしないかという懸念が浮上した事に あった。


●下水道 隠された道 ●
 祭室を出て北上を開始する一行。
 その最中、「まさか……いや、そんなはずが……」とブツブツ何やら呟いているファルマンは軽く放っといて。
 ずんずん進んで、一番奥の左折する角まで到達。
 左手に見える滝をどうやって登るか等と相談しつつ、とりあえず滝の横まで進む……と、そこでリアとトールスが北壁の違和感に気がつく。
 ドワーフの石工による違和感と、エルフの隠し扉を感じる能力によるものである。キャラメイキングの際に、どちらかの種族を選択してくれるPLがいれば良 いと思っていたが、両者とも揃った事は幸運と言えよう。
 早速リアが怪しげな箇所に〈捜索〉を行い、隠し扉を発見する事に成功する。
 モカ6:発見した扉をケイジが力任せに開けようとしたため、罠が作動し後衛にいたペリドット達を瓦礫と激流に襲った。が、実は最初の〈捜索〉で罠を発見 できるだけの数値に達していたのに、DMが難易度の記述を見忘れていたのだ。ゴメンなさい。
 扉についた罠にリアが〈装置無力化〉判定を行って、何とか解除する事ができた。
 そして現れる謎の秘密通路……。
 が、ここで問題が。
 シナリオでは、例えこの通路を発見する事ができたとしても、呪文やhpを消耗しているだろうから、これ以上の強行軍はできないであろう、と予測して書か れてあった。
 が、しかし今回は規定人員の最大数越えである七名で乗り込んだため、恐ろしい事にクレリック二名の退散能力以外はまったくもって消費されていなかった。 敵が手強いと思っていたが、相手が七名の大所帯ではまったくそういう事は無いようだった。
 せめてフォレストキス・ゴブリン戦でそこそこの損害で済む程度だったならば、そのまま突入する事も可能ではあったのだが。瀕死状態が出ている中で行ける ものではありません。
 そんなDMの懸念も放っといて、ずんずん未知の領域へ行かんとする一行。
 DMとしては、いまだ下水道内の遭遇戦も終わっておらず、また準備も無しにこのまま進ませるわけにもいかず。
 結局DM権限でシナリオを少々変更することにした。
 一行が隠し通路をしばらく進むと、眼前に巨大な壁が出現した。
 〈捜索〉してみるも仕掛けや何やらは見つからず、ただ地面との隙間から風が吹いてくる程度の事しか分からなかった。
 (これに関しては後述)


●下水道 何かが潜む水面 ●
 DMの陰謀により下水道に戻された一行。
 後ろで「こんな……こんなバカな……」とブツブツ言ってるファルマンは放っといて。
 滝の横を昇れば先に進めるのだが、しかし〈登攀〉判定にマイナスいってるメンバーもいるため、まず身軽なリアが上に登り、ロープを垂らして援護すること に。
 と、ここで〈聞き耳〉及び〈視認〉要請が。
 試してみると、水路の角から何やら水音がした気がしたような……しかし何かがいるようには見えなかった。
 いぶかしむリアをそっちのけでケイジを先頭に続々と登ってくる一行。念のため先には進まず、上り終えた者全員が〈聞き耳〉と〈視認〉判定を試みるも、音 だけは聞こえて姿が見えないという状況は変わらずじまい。
 触らぬ神に祟りなしという事で、一行は迅速にそのエリアからの離脱を図るのでした。
 
 ここに潜んでいたのは酔っ払いが言っていた白ワニことクロコダイル。(一同の会話:そういえばさっきの〈情報収集〉で何かいるとか言ってなかったけ)
 一行が位置(マス目)を特定するか、隣接するか、〈視認〉に成功すると襲い掛かってくる手筈(?)になっていた。
 時間が押していた事もあり、上記の条件いずれかを満たさない限り大人しくしてもらいました。結果は上記の通り。
 エリア離脱する直前に、演出的効果を狙って最後の〈視認〉判定を行わせてみるも、誰も成功しなかった。こいつの〈隠れ身〉を破るには、1レベルキャラク ターでは無理がある。
 ところで、ここに落ちている〈捜索〉で発見可能なアイテムが、今の一行にはかなり重要だったと今気が付く。1レベル開始時では資金が足りずに諦めた防具 がこんな所に落ちているなんて……まあ、例え判定して見つけても着たがる人がいるかどうかは別問題だが。特にペリドットとか。


●下水道 西へ ●
 ワニがいたエリアの北面には別の下水道区画へと続く通路があったのだが、そこには鉄格子が行く手を阻んでおり、先には進めなかった。
 ケイジ「よしじゃあ鉄格子を破壊して」
 一同「えー!(爆笑)」
 硬度とか判定とか時間とか常識に則り遂行されませんでした。
 
 鉄格子の向こう側は今回の掃除任務の管轄外なので、諦めて自分達の区域の探索を続行する一行。
 更に西に向けて進む。
 この辺りは特に何も無いため、時間短縮のため淡々と処理していく。
 やがて再び段差になっているエリアに到達。その向こうは南へと下水道は折れ曲がっていた。
 モカ7:シナリオの文面をそのまま伝えてしまったため、本当は一行のいる 側が高く、その先が低くなっているはずが、逆になってしまった。
 段差には梯子があったため、特に急いでもないので〈登攀〉判定は無しで進ませる事にした。
 一行の半分ほどが梯子を昇り(本来は逆だが今回は勘弁)おおよそ半分が昇り終えた頃。
 先陣のリアが曲がり角の向こうを〈視認〉している後ろ、丁度トールスが段差の上に上りたった時、〈聞き耳〉で何かを感知した!
 イニシアチブ!


■ダークマントル戦■
第1ラウンド
トーリス  22 〈視認〉失敗
ファルマン 21 終了
リスティー 19 終了
黒タコ   19 ダークネス
リア    18 〈隠れ身〉
ケイジ   10 離脱
ペリドット  5 待機
アルフ    3 離脱
ペリドット 待機 行動放棄

 とりあえず、トーリスって誰だ。
 このあたりからDMが精神的に不安定になってきているのが分かる。
 異変に気が付いたトールスが当然早い。しかし物音が聞こえただけなため、ここで〈視認〉判定を試みるも、失敗してしまう。
 次いで、トールスの前と、後ろで梯子に手をかけていた二人は異変に気が付いていないので何も出来ずじまいに!
 そして黒タコことダークマントルがダークネス呪文を一行にお見舞いする! いきなりエリアのほとんどが闇に包まれた!
 突然の事態にリアは〈隠れ身〉を試みるも、相手は擬似視覚を持っているので意味がない!
 と、ここで何とケイジら前衛組はダークネス呪文の範囲から離脱を図るという、まさかの逃げの一手に出た! まあ、確かに《無視界戦闘》を誰も持っていな いから仕方ないとは言え。
 運悪くリスティーの後ろで梯子待ちをしていたペリドットは待機しかできず、結局行動放棄となってしまった。


 第2ラウンド

トーリス  22 〈聞き耳〉(DMボーナス) 防御専念
ファルマン 21 離脱 機会攻撃失敗
リスティー 19 待機
黒タコ   19 攻撃失敗
リア    18 離脱
ケイジ   10 離脱中
ペリドット  5 待機
アルフ    3 撤退
ペリドット 待機 行動放棄
リスティー 待機 機会攻撃受ける 組み付き失敗

 目の前が真っ暗になった(でもポケモンセンターの前では目覚めなかった)だけに終わった第一ラウンドとは違い、第二ラウンドは最初から全員が異変に気づ いていた。って言うか気づいていないとおかしい。
 DMがボーナスで〈聞き耳〉判定をフリーアクションでトールスにプレゼントし、何者かが自分の頭上にいる事に気が付いた! だが見えないので防御専念す るしかない!
 そんな事も知らないファルマンだが、ウィザードだけあって闇の範囲から離脱を図る! 途中で機会攻撃を誘発し、ACの低さに冷や冷やしたが奇跡的に外れ る。
 そして〈呪文学〉判定を試み、この暗闇がダークネス呪文であると看破した! ……の、だが。持続時間が分単位である事が判明し、少し待ったぐらいでは効 果が切れない事まで分かってしまった!!
 後はログの通り、トールスの背後にいるリスティーとペリドット以外はエリアより離脱を図りまくる。全力で置いていかれる三人が哀れだが、確かに無理に交 戦するよりは正しい判断である。特攻かますヤツが一人もいないのが物足りないが、まあ妥当だろう。
 最後にリスティーが梯子を昇って突破を試み、ダークマントルから機会攻撃として組みつかれるも、何とかこれをはがすことに成功する。


 第3ラウンド

トーリス  22 攻撃失敗
ファルマン 21 撤退
リスティー 19 攻撃 撃破

 とりあえず何が何だか分からないため、ここは全員撤退だ! ……と、思いきや。
 ここでトールスが果敢にも頭上を攻撃する! ……しかし残念ながら外してしまう。
 ファルマンは打開策を持っていないため、撤退するしかない。
 ここに来てリスティーがダークマントルのACを超え、失敗確率判定に成功し、なんと一撃でダークマントルを屠ってしまった!
 術者であるダークマントルが倒れたため、闇が晴れるとともに戦闘終了。

 分析:今回はDMの勘違いによって逆になってしまったが、いずれにせよ段差による 前衛後衛の分断が高い確率で起こり得る。
    初期においてディスペル・マジックを用意していないとダークネス呪文の解除 は難しい。
        クレリックの誰かが準備してくれる事を期待したが、回復に専念してしまったようだ。ファルマンの罪は重い。

    戦士系が《無視界戦闘》を取得しているか否かが死活問題。種族による暗視や 夜目に頼りきってしまったのが敗因であろう。
        ダンジョンでは光源が消えれば即視認困難に陥るため、暗視を持っていない種族は特に注意である。

 教訓:魔法対策をしておかないと話になりません。
    《無視界戦闘》は暗いところに潜るなら選択の余地アリ。
 今回のMVP:機会攻撃なんのそので攻撃を敢行し、見事一撃で切り倒したリス ティーさん。


●下水道 出口へ ●
 良い意味で予想外の勝利を収めた残された人々(未来少年コナン原作タイトル)。
 一方、全力で南に向かって撤退した面々は、東に折れ曲がる所まで到達し、その先が一行が入ってきた入り口であることを確認する。
 で、一旦トールス達のところまで戻ってそれを報告する。そのついでに〈捜索〉するあたり、技能の〈捜索〉の説明で「剥ぎ取りみたいなもんかな」と発言し た影響がどれほど皆さんに印象的だったかを思い知る。
 ここでは足止め袋が手に入った。思うにこれは最終決戦への布石だったのかもしれない。が、まさか「いらねえ」発言が出るとは思わなかった。一ラウンドだ けとはいえ、結構便利なのだが。
 とにかくこれにて全エリアの探索は終了したのでした。
 依頼された内容もとりあえずクリア……あれ。ネズミの巣ってどこだ。



●ナマズ亭へ●
 ひとまず依頼人カートルさんのもとへ向かう一行。
 シナリオの本筋である下水道の探索で、なんとこの時点で全員無傷である。モンスターPCが二名と、総計七名の大所帯である事も一因であるが、前衛組が 1d10以上のダメージダイスを持つ武装だったのと、DMの出目が振るわなかった事が主な原因である。特にダイア・ラットやモンストラス・センチピードは 攻撃する間も無く全滅させられたし、ゾンビは攻撃が当たらなかったし、ダークマントルは予想外にも一撃で倒されてしまった。もうあのクロコダイルでも何で もぶつければ良かったんじゃないかとも思うが、時既に遅し。
 むしろ最初のフォレストキス・ゴブリン戦が一番やばかったのは何故だ。決まっている、DMの出目が回りすぎたんだ。
 とにもかくにも、一仕事終えて良い感じ……とは流石にいかない。
 隠し通路の事もそうだし、始終暗い顔で何かを思案しているファルマンの事もそろそろ気になってくる頃だ。


●レベルアップ●
 カートルに依頼されたネズミの巣を潰す任務の成功を報告するファルマン。無論そんな事実は無いのだが。
 ともかく報酬を受け取るパーティ。ダンジョン内での戦利品がえらい価格になるから、正規報酬に期待していたのでは無いかと危惧していたが、そんなことは 無かった。安堵。
 カートル主人はネズミ退治の礼に、一晩の宿泊を無償で提供してくれた。更に喜ぶ面々。
 と、ここでレベルアップ作業に入ってもらった。一応1レベル用シナリオであるが、そろそろ経験点が1000を突破している頃だし(特にゴブリン戦とか) 1レベルのままで最終決戦に挑むのは初プレイでは辛かろう、という判断からである。
 このレベルアップ作業で時間を少し食う事になる。ただこの頃になると皆疲労がピークに達しかけていたため、一時休憩としては良いタイミングだっただろ う。ケイジの中の人など夢うつつでプレイしかけていたのだから。
 モカ8:バーバリアンの技能ポイント計算を間違っていた事が判明。重ね重 ねケイジには申し訳ない事をしたと反省。
 そして一晩立つと、一緒に泊まったはずのファルマンの姿が忽然と消えていた。


●ファルマン包囲網●
 朝起きて、ウィザードの姿が消えていた事に気づく一同。
 食堂に降りると朝食の準備をしていたカートルから「ファルマンなら魔術師ギルドに行ったよ」と教えられる。
 ここで今まで何もツッコミすら入れなかった一同がファルマンについて相談を始める。
 「実はあいつが黒幕で」「いや、何か目的があって下水道に入ったけど、それが無かったとか」「とりあえず一度とっちめないと」
 予想外にファルマンに対する疑惑が深まりつつあった。そんなつもりは毛頭なかったのだが、いつの間にか十三忍者におけるウェストのようなキャラクターに なっていたようだ。まあ登場があんなんだったし、無理はないか。
 そこで魔術師ギルドに向かう一行。どうするのかと思っていると、ギルドの建物の入り口出口裏口に張り込んでファルマンを捕縛しようという。まじですか皆 さん。
 当然こそこそしている分けでもないファルマンは、堂々と正面玄関から現れ、そのまま御用となりました。
 一行(主にペリドット)から事の次第を尋問されるファルマン。
 ペリドット「じゃあ〈交渉〉判定……あなたは、私達に何か隠していますね?」
 一同「それ〈交渉〉じゃない! 尋問!」
 DM「はいそれじゃ変わりに〈真意看破〉振ってください」
 成功しました。〈はったり〉に振ってないというか、〈はったり〉する必要も無い。
 ここで一連の彼の暗躍について暴露。
 魔術師ギルドの下部構成員という感じの彼は、当初は本当にネズミを退治しようと思い、一行と共に下水道へと潜った。
 ところが、そこで思わぬ事態、つまりゾンビやら隠し通路やらが発見される。
 実は魔術師ギルドでは最近頻発している失踪事件について、何やら怪しげな裏があるのではないかと噂になっていた。
 ファルマンのような下っ端には注意程度しかなされていなかったが、何かあるというのは聞いていた。
 それが何の関係もないはずの下水道掃除の最中に、それに繋がるような異変(ゾンビ、隠し通路)を見出してしまい、狼狽してしまったのだ。
 彼はカートルには嘘の報告で納得してもらうと、魔術師ギルドにこの事を報告しに来、そして皆に捕まったのである。

 ファルマンは、事が事だけに、部外者の皆には黙っていた事を告げ、本来の依頼は終わったのだから、このまま帰っても良い旨を伝える。
 一同はそれに対し、構う事は無い、一緒に行こうと返答した。
 中々に感動できるシーンである。
 まさかこの後、一同があんな行為に突っ走るとは思いも付かない。


●殺人鬼の館へ●
 さて、本来ならば隠し通路を通って行った先の屋敷を見つけるのだが、今回は諸事情により通路の先が屋敷だと分かってすらいない。
 そのため皆に〈生存〉判定を試させてみると、なんとクリティカルが。
 これにより、隠し通路の最奥、行き止まりになっていた場所が、地上ではどのあたりになるのかが判明する。
 そこに建っていたのは、寂れた館。
 あからさまに怪しいが、ひとまず〈情報収集〉を行う面々。と、ここでも20越えが出たため、ライア弟からの重要な情報を聞き出すことに成功する。
 いよいよ持って怪しい。
 さて、ここで皆は館に潜入……すると思ってました。
 ええ、普通どんなに怪しくても、怪しい故に裏口とかから進入とかするものです。

   まさか破城槌持って正面突破図るとは思わなかった!!

 真顔で「扉ぶち破るのに必要な達成値いくら?」と聞いてくるが、そんなもんぶつければ破れますってか想定外です。やけにPHBのイラストを見て興味を 持ってるなと思っていたら、本当に購入するとは。
 シナリオ製作者も、こうなるとは思ってもみまい。
 DM「そんなことやってただで済むと」
 一同「だって部外者だし」
 旅の恥は掻き捨て状態。
 ファルマンは世間体とか色々あるので必死に食い止めようとするが、後ろからペリドット達に拘束される始末。こういう時ウィザードは弱い。
 そして扉にドーン! あーあ、本当にやっちゃったよ。


● 突入 グレゴール亭●
 まさかの正面強行突破をやってのけた一同。
 世間体が気になるファルマンは無視して中に突入していきます。
 と、ここで部屋の中に何かがいる事に気が付きます。
 〈知識〉判定によってそれがドレッチという下級デーモンであることが判明。
 そして当然の事ながらイニシアチブ!


■ドレッチ戦■
第1ラウンド
リア    27 攻撃 失敗
リスティー 17 移動終了
トールス  16 移動終了
ペリドット 15 待機
ドレッチ  14 召喚失敗
ファルマン  9 マジック・ミサイル ダメ5
アルフ    8 ブレス
ケイジ    5 攻撃 ダメ2

 まずは近くにいたリアが攻撃するも、失敗。
 告いで前衛二人はドレッチに接近する事しかできない。少し位置が遠すぎた。
 ペリドットは怪我人が出るまで待機。
 ドレッチはここでタナーリ召喚能力を発動。
 ここではDMがルールを変え、メインを数体召喚するつもりでした。
 が、しかし成功判定で失敗し、召喚ならず。
 ここでファルマンがマジック・ミサイルをお見舞いし、5ダメージを叩き込みます。
 アルフはブレスを皆にかけます。1レベル呪文ではお手軽簡単にパーティ強化ができるナイス呪文。
 そのかいあってか、ケイジがドレッチに攻撃を命中させ、ダメージ減少で削られるも2ダメージを与える事に成功します。


 第2ラウンド

リア    27 スッテプ攻撃 失敗
リスティー 17 ステップ攻撃 失敗
トールス  16 攻撃 失敗
ペリドット 15 待機
ドレッチ  14 スケアー 成功(リスティー)
ファルマン  9 移動終了
アルフ    8 移動終了
ケイジ    5 ステップ攻撃無効化
ペリドット 待機 移動終了

 ダイス運が悪いのか、前衛三人が続いて命中ならずという結果に。
 ペリドットは待機。
 ドレッチは肝心の召喚が失敗したため、普通に攻撃しても当たりそうにないので腹いせにリスティーにスケアーをかける。
 セーヴに失敗し、リスティーが恐れ状態に。
 前衛が取り囲んでいるためファルマンとアルフは移動しかできない。
 ここで我らがケイジが攻撃を命中させるも、残念ながらダメージ減少によって無効化されてしまった。


 第3ラウンド

リア    27 攻撃 ダメ2
リスティー 17 逃走
トールス  16 攻撃 失敗
ペリドット 15 待機
ドレッチ  14 スティンキング・クラウド
ファルマン  9 遠隔攻撃失敗
アルフ    8 攻撃 失敗
ケイジ    5 攻撃 撃破

 先行、ここでリアが珍しく攻撃を命中させ、ダメージを与える事に成功する。ショートスピアで2ダメージだから、ここでクリティカルを叩き出したのだろ う。すいませんよく覚えてません。
 スケアーを喰らったリスティーは戦線離脱。
 トールスも出目が振るわない。
 怪我人誰も出ていないのでペリドットも待機。
 一人を追い払っても尚周囲を取り囲まれているドレッチ。一体多数はそりゃ恐怖というわけでスティンキング・クラウドを発動し、ペリドットまで含めた範囲 に霧が広がる。
 アルフらはセーヴに成功するもほとんどがこれでダウンしてしまった!
 唯一効果圏外だったファルマンがリスティー撤退で空いた隙間からクロスボウを撃つもハズレ。
 その隙間にアルフが突っ込むも、残念ながら失敗。
 で、ケイジ。ウォーフォージドにスティンキング・クラウドなんて効くわけもなく! 平気に元気にアターック!
 一体にしては健闘したドレッチここに沈む。

 分析:この大所帯でドレッチ一体は戦力不足だった。せめてメインでも追加しておけ ば良かったかもしれない。
    今回初のPCに対する魔法攻撃。2レベル程度のセーヴではやはり術者レベル 2の呪文は防ぎきれないようだ。
    ダメージ減少/冷たい鉄あるいは善 と〈知識〉判定で判明したにも関わら ず、すっかり冷たい鉄製ライト・ハンマーの存在を忘れていた。
        あの譲渡イベントは意味があったのに……。記憶って大事ですね。

 教訓:相手に合わせて頭数は変えましょう。
    魔法を使ってくる相手は接近&フルボッコで迅速に確実に潰しましょう。
    アイテムは把握しておきましょう。


●決戦の舞台へ●
 ドレッチ戦終了後、DMが取り出しますは魔物の書T奈落の軍勢。
 これでデーモンの死に際を決定してみる。
 DM「はい、では自爆判定」
 一同「えー!?」
 無論ただの描写だけなのだが、とりあえずそう言ってみる。このセッションにはダーク分が足りてない。
 空中に空いた穴にドレッチは吸い込まれていきました。
 ドレッチを倒した一行は、二手に分かれて屋敷内を探索することに。
 ケイジ達は北周り、リア達は南回りに進む。
 北組は何やら地下へと続く階段を見つけるが、そこには巨大な岩が落ちており、その先にはいけなかった。
 ここが隠し通路の行き止まりである。ラスボスがあんなのなので、通路を封鎖するためにでかい岩を置かせてもらった。かなり無理やり感があるが気にしな い。
 一方、南組みは寝室らしき部屋でベッドに寝かされた白骨死体を発見する。ここでスケルトンを出すことも出来たが、とにかく時間が切迫していた。そろそろ 夜が明けそうだったのだ。同じ理由でスォームも無かった事に。
 ちなみに、ここでは色々アイテムが落ちていたのだが、〈捜索〉に失敗したため何も見つけられなかった。下水道といい今回といい、何故かそういう場面で良 くない結果になる。
 寝室の向こうに回ると、裏口に何やら仕掛けてあるのが〈視認〉で分かった。リアがそれに近づいて確認すると……外向きに矢が発射される仕掛けでした。あ る意味正面突破は正解と言える。
 そこに北組から上へ続く階段を見つけたとの声が。
 一行は隊列を組み、二階へと昇っていく。

 階段を一段一段踏みしめる度、頭上より聞こえるかすかな悲鳴のような音は大きくなる。
 それが女性のものであると分かる頃、目前にはカーテンで遮られた階段の終わりが見える。
 彼らはためらわず踏み込み、そして――

 イニシアチブ!


■最終決戦■
第1ラウンド
グレゴール 21 待機
ケイジ   20 攻撃 撃破
アルフ   15 ブレス
トールス  15 攻撃 撃破
リア    11 攻撃 失敗
大ラット  10 リアに攻撃 ダメ6
リスティー  9 移動終了
ファルマン  8 移動終了
ペリドット  5 移動終了
ライア    1 防御専念

 一番最後にラスボス組のイニシアを振ったら20が出ました。うわぁい。でも待機。
 飛び込んだ先には、机の上で壺を持って必死に応戦する娘と、それを取り巻くダイア・ラットが三体。
 一同「この壺は……いい物か!?」
 価格は設定されてませんねえ。

 前衛を張っていたケイジが一体を屠り、アルフがブレスで祝福、続くトールスも更に一体を一撃の下に葬り去る。
 残る最後の一体にリアが果敢に攻撃するも、かわされ、逆に噛みつきにより6のダメージを食らってしまった。
 出遅れたリスティーと後衛に控えていたファルマン、ペリドットは階段を上がりきり、二階へと足を踏み入れる。
 最後に机の上の娘(ライア)は防御専念。NPCにやらせると生還率が上がる。


 第2ラウンド

グレゴール 21 待機
ケイジ   20 攻撃 失敗
アルフ   15 移動終了
トールス  15 攻撃 失敗
リア    11 移動終了
大ラット  10 攻撃失敗
リスティー  9 移動終了
ファルマン  8 攻撃 撃破
グレゴール 待機 リスティーに攻撃 ダメ13
ネズミ怪物 待機 ピュートリドハスク ケイジ2R無防備
ペリドット  5 10回復
ライア    1 ファルマンに組み付き

 開戦早々から乱戦となるも、手際よく片付け優勢の一行。しかし……やっぱり親玉は待機。
 ちょこまかと避けられるか、戦士二人の攻撃をかわすダイア・ラット。しかし自身の攻撃も外れる。
 リスティーが参戦するも空しく宙を切るに終わった。
 さて……ファルマンである。
 DM「どうするかな」
 先輩B「ほら、机の上に乗れば障害物無いんじゃ?」
 そこに立つと下手するとライアに殺られそうなのですが。
 まあファルマンのクロスボウが当たって一撃で屠るわけでもなし。と思って机に登って発射してみると……当たっちゃったよオイ、しかも撃破しちゃった。
 ダイア・ラットを片付けた面々。だがそれも束の間、突如南のカーテンの向こうより来る巨漢! そして北側から現れるは、ネズミのような、しかし手や顔が どこか人間のようにも見える生物が二体。
 ここでDMは今セッション最後のサプリメント、コール・オブ・クトゥルフd20を取り出した。
 先輩B「あえて考えないようにしてたのが来た……」
 足りないダーク分というかコズミック・ホラー分を届けにきました。
 このネズミはラット・シングことネズミ怪物。今回のシナリオにはうってつけのクリーチャーであるため、参戦を決定させた。
 ラスボスこと殺人鬼・グレゴールは、手にしたヘヴィ・メイスでもって最も近くにいたリスティーに襲いかかり、今回始まって以来初めての二桁ダメージを喰 らわせる!
 そしてネズミ二体は近場にいた二名にカース・オブ・ピュートリドハスク呪文を投射し、パーティの要の一人たるケイジがセーヴに失敗してしまった!
 DM「……ウォーフォージドって幻術に対する耐性持ってたっけ」
 先輩C「……(MM3確認中)幻術は(耐性できる欄に)載ってない」
 あえなく脱落するケイジ。そしておぞましい効果が……
 ……ウォーフォージドに内臓が腐り落ちる幻影を見せる呪文がかかったらどういう事になるんだろう。
 とりあえず「君の腹部装甲が剥がれ落ち、歯車や内部機関がボロボロと崩れ落ちていく」という風に説明してみた。これはこれで少しダーク。
 この呪文は本来2レベル呪文相当であるから、効果時間をd4ラウンドに短縮させ、結果2ラウンド立ちすくみ状態となる。
 残るペリドットはリスティーを回復させるも全快には至らなかった。だがまだ十分戦えるだけの余力はあるだろう。
 と、ここで問題のライアのターン。
 DM「…………。……怯えた娘がファルマンに抱きつきます」
 一同「えー!」
 先輩B「なんでファルマンがそんな美味しい事!」
 DM「先輩が机に登れって言ったからじゃないですか! ……とりあえず組み付き判定」
 一同「えー!?」
 《組みつき強化》持ってる奴相手にウィザードが勝てるわけないじゃんか。
 哀れ出目でも敗北し、ファルマンは怪力娘に組み付かれてしまった。合掌。


 第3ラウンド

ネズミ怪物 28 ケイジに2ダメ
グレゴール 21 攻撃ファンブル
ケイジ   20 行動不能
アルフ   15 トールスにエンラージ・パースン
ト−ルス  15 攻撃 9ダメ
リア    11 ステップ挟撃 失敗
リスティー  9 回避選択
ファルマン  8 組み付き失敗
ペリドット  5 マイナー・ウーンズ回復
ライア    1 組み付け失敗

 突如として現れたグレゴールとネズミ怪物に挟撃されてしまった一行。冒険者パーティの四柱のうち、秘術呪文使いが無力化されてしまい、一同は魔法援助抜 きで勝てるのだろうか! という事になりつつ第三ラウンド。
 実は一番イニシアが早かったネズミ怪物。無力化したケイジに噛り付くが、しかしサイズが災いして命中しても1ポイントしかダメージを与えられない!
 先輩C「……これでケイジのHPは残り20強しかないや」
 一同「いや、それで十分だから!」
 リアやファルマンの最大値より高いですから。
 さてラスボスグレゴールの攻げ……ファンブルしちゃったー!!
 ケイジはうなされ中。
 ここでアルフがトールスにエンラージ・パースンをかける。大型サイズのコマ代わりに紙コップを使うのなんて始めてみた。
 巨漢VS巨漢、狭い屋根裏部屋で場所が無い、床が抜けるんじゃなかろうか、などという事を尻目に、トールスのドワーヴン・ウォーアックスが炸裂! 9ダ メージ!
 そんな頂上決戦が南側で繰り広げられている中、北側ではリアがスッテプして挟撃を試みるも失敗してしまう。
 リスティーは《回避》をグレゴールに設定し、行動終了。
 今読み返して気づいたが、これは《回避》の対象選択を標準アクションと勘違いしていたのでは無いだろうか。気づかなかったとはいえ、注意できなくて悪い 事をした。
 ファルマンはライアを引き剥がそうとするも失敗。そろそろ骨が折れそうだ。
 ペリドットはリスティーを更にキュア・マイナーで回復させる。
 さてライアは組み付き状態から押さえ込み状態に移行させんとする。
 ライアの出目が高くて青くなる。勝てるかこんなもん。
 が、ここで奇跡は起きた。劣勢のファルマンが出目の良さで勝利したのだ! ビックリ!
 一同「これで組み付き状態から脱出するんじゃないの?」
 モカ9:本来はできない。先ほどのファルマンのターン時に成功していれば 脱出できていた。が、徹夜で疲れきっていたのか、朦朧とする頭で脱出したと誤判断を下してしまった。ごめんなさい。


 第4ラウンド

ネズミ怪物 28 リアに2ダメ
グレゴール 21 攻撃失敗
ケイジ   20 行動不能
アルフ   15 攻撃ファンブル
トールス  15 攻撃失敗
リア    11 攻撃失敗
リスティー  9 攻撃失敗
ファルマン  8 攻撃 撃破
ペリドット  5 リアに9回復
ライア    1 へたり込む

 ケイジには文字通り歯が立たない事を悟ったネズミ怪物は、その矛先をリアに変える。
 続けざまに命中し、リアのhpも風前の灯となってしまう。
 さて……出目が悪すぎて書く気にもならないぐらい全員が外しまくる。半数が判定失敗って何だよ。
 双方ともに決定打を与えられぬままリアだけ脱落寸前となってしまった。
 DMとしては手加減はしない。本気で全滅させる気でかからなければ、相手に失礼であるからだ。ここでリアが脱落し、死亡したとしてもそれは仕方の無い事 として諦めてもらうしかない。
 が、その前にファルマンのターンが来た。
 まあ初プレイだし、とりあえず生き残るための努力は最大限してから殺そうか。などと思いつつクロスボウでネズミ怪物の一体に攻撃を仕掛ける。
 ……ここでなんとクリティカルである。一撃でクリアー!(ネタが分かりにくいです)
 モカ10:クロスボウ・ボルトを装填してません。初歩的ミスです。
 その空いた間隙にペリドットが入り、リアを9回復させ、何とか持ちこたえさせる。
 ライアは邪魔なのでへたりこませといた。そりゃあ、今まで抱きついていたウィザードがいきなり目の前でクロスボウ発射すれば驚くさ。


 第5ラウンド

ネズミ怪物 28 攻撃失敗
グレゴール 21 攻撃 ダメ10
ケイジ   20 移動 機会攻撃6ダメ 攻撃失敗
アルフ   15 トールスに8回復
トールス  15 攻撃 ダメ10
リア    11 ネズミ撃破
リスティー  9 攻撃失敗
ファルマン  8 グリース
ペリドット  5 リスティー10回復
ライア    1 へたり込んでいる

 挟撃されつつもネズミ怪物一匹を屠るも、グレゴール方面がまったく進展しなかった前ラウンドだが、ここに来て戦況が動き始める。
 ネズミ怪物は引き続きリアを攻撃するも失敗。
 グレゴールはトールスにヘヴィ・メイスを炸裂させ10ダメージを叩き込む。
 ここに来て復活したケイジが機会攻撃を受けつつ前進して攻撃するも、命中ならず。
 アルフに8回復してもらったトールスは、おかえしとばかりに10ダメージをグレゴールに叩き返す。
 一方、お返しとばかりにリアが挟撃で急所攻撃を入れてネズミ怪物を倒し、これで残るはグレゴールただ一人。
 その引導を渡さんとリスティーがグレートソードを振るうも、流石に踏みとどまるか、命中には至らなかった。
 が、ここでファルマンがグリース呪文をグレゴールの足元に叩き込む。
 当然、こんな重装備で敏捷が落ちているラスボスが〈平衡感覚〉にランクを振ってるわけもなく。そしてあったとしても達成値10に対し出目が5では、最早 だれの目にも結果は明らかであった。
 地響きを立てながら、巨漢は床に崩れ行く。
 ライア引き続きへたり中。


 第6ラウンド

グレゴール 28 起き上がる ケイジにより機会攻撃で討たれる

 伏せ状態がいかに攻撃する側にとって有利かは、全員がゴブリンとの戦いで身に染みて覚えていたことである。
 ゆえに、ここで攻勢に出ない者はない。
 巨漢は再び立ち上がり、そのヘヴィ・メイスを振り落とさんとした。
 だがケイジはそこを見逃さなかった。
 機会攻撃で得物たるグレートアックスをその体に打ち落とす!
 そして……狂いし殺人鬼は二度と立ち上がることなく、再び床へと没していった。


●後日談 冒険は終わり、明日が始まる ●
 みんな忘れてると思うけど強行突破というか家宅侵入を派手にやったから当然町中は騒然となってます。と言うか、なってないとおかしい。
 皆がグレゴールを倒した頃、警備隊が近所の通報で駆けつけて来ます。
 で、ペリドットが〈交渉〉で状況を説明。
 相変わらずこの人は出目が良すぎです。警備隊の隊員は事情を察してくれました。
 その後、現場検証と事情聴取に付き合わされた一行は、カートル親父の待つナマズ亭に一泊することに。

 で、後日談。
 ライアからシナリオ通り刺繍が施された織物を渡されますが、皆はこれを辞退。
 ペリドット「いいよいいよ。アナタの花嫁道具に使いなさい」
 ライア「あ、有難うございます……!」
 いい人の集団で良かったねライアさん。
 なので今回はサービスで全員に警備隊から報奨金が出たことにしました。もう最後だからって好き勝手し放題ー。

 皆はナマズ亭にて、ファルマン経由でその後の調査で分かった事を聞かされます。
 DM「さて……とりあえず下水道でワニが見つかったね」
 一同「あー、やっぱり」
 倒していなかったからね。調査にいった人も大変だ。
 で、以下のような事が判明します。

 ・グレゴール亭の地下から下水道に通じるルートが、他に複数見つかり、そこで他の 犠牲者の遺体が発見される。

 これはDMオリジナル。狂信者が生贄に捧げたにしてはゾンビの数が少ないなー等と思ったので。
 DM「で、それから本棚からネクr……ゲフンゲフン(咳き込み)」
 一同「ゲフンゲフン(咳き込み)」
 CoCd20導入したからね。お約束。
 最後に、ファルマンは皆に向かって、深々と礼をし、かくして……一連の事件は幕を閉じたのでした。


  


○全体評価○
 今回はCDS:PE掲載シナリオ「下水掃除」を使用させて頂きました。
 DM以外全員がD&D初プレイということで、数レベルから始めるよりも1レベルから開始したほうが良いだろうという判断から、1レベル用シナリオとして 選びました。
 世界観は今回あまり関係が無いため、特に設定はしませんでした。
 当初、DM含めて5人が集まれば良いだろうと思っていたのですが、突然の先輩参加による人員増大により、セッション中にあれやこれやと変更した箇所が幾 つかありました。結局太刀打ちはできませんでしたが。
 随所にDMのミスが目立ちます。ルール間違いはもちろん、敵の移動方法にもポカミスやらかして機会攻撃喰らって全滅しております。
 日頃PLしかやらないと、いざという時に右往左往する結果になりそうです。
 ただ、今回は開始前のPL作成作業で精神を使い、トドメの2キャラ同時作成で開始前にしてフラフラという酷い状態になっていたのも起因しています。
 キャラメイキングの時間は十分に取りましょう。

 今回は希望者にCDS:PE記載のコマ用シートを使用しました。
 最後のグレゴールも大型用コマを使っております。
 記述どおり、敵役やNPCには碁石を。今回は同種のクリーチャーが複数出てくるため、置きやすさもあって重宝です。チェスやオセロなどボードゲームのコ マはどこでも有用なようで。

 やはり人数が規定数を突破したのは、脅威度調整に支障をきたしたようです。
 なるべく日陰になって「役立たず」「何もしない」などと言われたウィザードも割りと活躍してしまったし。
 いっそのこと最終決戦でドレッチでも出すべきだったろうか。それともCoCから……ゲフンゲフン。

 シナリオにはちょこっとしか書かれていないNPCが予想以上に活躍していたのは楽しかったです。
 特にティモシーとカートル親父は物語に関与するところ大きく、印象に残ったのではないでしょうか。
 DM判断でいろいろと発言を残せた事は、TRPGの醍醐味の一つかもしれません。
 そういえば冷たい鉄製ライト・ハンマー返しに行ってないや。

 ファルマンの存在はシナリオに大きく裏設定をつける結果となりました。
 元々ウイザードだから魔術ギルドと関係あるだろうと思って構成員の一人にしたのですが、どんどん冒険が進んでいくうちに、ギルドの内部事情なんかを持ち 出して説明する必要が出てきたりしました。これはかなり予想外で、シナリオにギルドの事が詳しく書かれていないとはいえ、製作者に悪い事をしたと思ってい ます。

 以下各自のキャラへの感想。
 リスティー:ダークマントル戦での活躍華々しい。パーティの主要打撃キャラとして頑張った。割と常識人。
 リア:かなり不憫な役回りだったが、本来の斥候としての職務は全うした。最後の反撃ナイス。
 トールス:リスティーとはまた違った主戦力。最終決戦で壁になったので後衛を攻撃できなかった。実はかなり手を焼いている。
 ペリドット:出目の良さと行動力が目立ち、回復役と交渉役をこなした。実質的パーティの先導者。
 ケイジ:戦闘でもギャグでも美味しい所を持っていく。打たれ強さは折り紙つき。最後の行動不能からの逆転は見事。
 アルフ:回復も戦闘もこなす万能キャラ。前線張れて回復できるのは強い。多分単体では一番粘るんじゃなかろーか。

 〈知識〉判定に成功するたび「知ってるのかライデン!?」という声が上がっていた。

 セッション終了後の会話。
 一同「一番やばかったのは最初の野盗だった」
 ゴメンなさい。

 モカ11:ペリドットの性別を間違えていた事本当にすいませんでした(首 吊)

 最後に。
 DM慣れしていないため、随所でポカばかりやらかして申し訳ありませんでした。
 ただ、セッションが滞って熱が冷めることを危惧したため、急ぎ足になってでも進めさせました。
 リアルで時間が無かった事も原因ですが、やはり待たされる事のつまらなさはPLとして勘弁願いたいですから。
 というわけで、皆さん初参加にも関わらず、正式なD&Dとは言えないものに仕上がったかもしれない事は首吊っても足りませんが、精一杯頑張って墓穴掘っ て自滅したので、悔いはありません。さあ好きにしろ。




 後片付けが終わった時には、もう7時15分前になっていました。
 横で我々よりも先に始めたTRPGグループがまだプレイを続行しているのに驚きつつ、仮眠を取るために自室へ戻る。
 束の間の夢は終わり、日常が始まる。





今回のモカ総数:11
溜めたモカを、リプレイ作成で清算 したことにする。

  2007/10/05 そろそろ眠りたい時間帯。無論午前。
  2007/10/24 やっつけ仕事で書いたため生じた記入ミス等訂正。