[レインボー事件ファイル:01]
10万ヒット記念(先読み気味)
ドキンちゃん事件
2003/07/30
by B.M
こんにちわ、BMです。
このサイトもついに大台に乗ろうとしています。
大台に乗ると何かイイコトがあるのかと言われてみれば、実はなーーんにも無いような気もしますが
……っつーかモカつっこみが増えてツライだけ?……???。
…うーん?。
(閑話休題)
とにかく乗るのです。
乗ったからにはしょうがねぇ。
例によって何を記念してるんだか分からない記事とも言えないような駄文でございます。
あまつさえ。
CDS:PE がCDS:PE.5 になろうかというこの大事な時に。
ノスタルジックにセカンド時代の思い出話でございます。
いや、今書いてる13忍者の原稿(7話)に”ドキン”が出てきたんで補足っつーことで。
いちおう主旨としてはまぁそんな感じで。
<ある、なついアツの日>
サードのサイトなんで恐縮ですが、それはまだサードが発売されていないころのお話になります。
レインボーはセカンドばかりやっていたのでした。
それはもう1週間に平均7セッションとかありえないペースでモリモリと。
土日は泊りがけでモリモリと。
そんなモリモリ時代のお話でございます。
とあるキャンペーンで石川さんがプレイしていたのは、氏にしては珍しい(or唯一)のグッドのキャラクター。
理想に燃える立派な善の僧侶様!。
味方を助けるために自分のマジックアイテムを神殿に寄進するという立派な心の持ち主!。
ありえない!(オーディエンス!)
レア!。
どれくらいレアかっつーとレアクロミウムフォイルカバーくらいレア。
…と、いうレアな僧侶様だったのですが。
名はサイオスと言います。
彼は、とある冒険で最大hpが9の所に2点ほどダメージをくらっていたのです。
つまり7/9だったのです。
サイオス『なー、俺キュア何発か余ってるんだけどさ。…大丈夫だよな、2点ぐらい?。……うーん、ま、大丈夫だろ。』
そしてザコとの戦闘が始まりました。
サードと同じく硬い鎧を着れるクレリックはそう簡単には攻撃を受けません。
しかしそれを覆すような事態が発生してしまったのです。
そう、BMが使っていた敵用のマーカーは”ドキン”だったのです!!!(ここ、盛り上がるとこ)。
…いや、ア●パンマンのあのキャラが書かれた金色のメダルなんですがね。
…他にもウル●ラマンとか”邪悪なるワームビースト”の駒とか使ってたなぁ。
…って思い出してみると当時からロクな駒を使ってねぇな俺ら(笑)。
サイオスに何度目かの攻撃がいった時…ついにドキンの魔力が放たれたのです(悲しそうな口調で)。
BM『うーん、さすがにスラッシングだから(※)当たらないなー。……(ころころ)……あ、すいません(笑)。』
サイオス『なにぃ!(笑)。』
BM『うーん、20出ちゃいましたね。』
サイオス『こんなところでくらいたくないなー。ま、いいや。何点?。』
BM『えーと…(ころころ)……ええーーっ!!?。』
恐るべきドキンの魔力によって、
20を上にした20面ダイスの横に8を上にした8面ダイスが
並んだのでした。
おお、なんとヒドイ仕打ちなのでしょう、神よ!(憤りをこらえ切れないと言った風で)
サイオス『え?…ってことは……ことは……ことは…
ドギィーーーーーン!!!!!!
。』
あの時の石川さんの悲痛な叫びは一生忘れないでしょう(首を振り、両手を広げながら)。
そのまま床に倒れこんで数分動かなかったのを覚えています。
我々はそれを呆然と見届けた後に……腹を抱えて笑い転げたのでした(ぉ
ていうか死んだ理由を”やっぱり破戒僧だった”などと言っている他のレインボーメンバーたちも相当ヒドイですが。
サイオス『ああ、やっぱりあの時に治していれば!…2点は重要だった…2点重要…2点重要…(ガクッ)。』
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このお話の教訓:2点重要byサイオス
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<後日談>
敬虔な僧侶だったサイオスは(これまた石川さんのキャラにしては珍しく)復活できることになりました。
(むろん借金まみれになってですが。)
セカンドでは蘇生は確実ではなくレサレクションチェックというd%のチェックがあるのです。
まさかと思っているサードプレイヤーの方もいるでしょうが、レサレクションチェックに失敗すると復活できません。
しかも、完全に元に戻るのではなくConstitution 【耐久力】 が1ポイント減少したうえでの復活なのです。
…セカンドは無闇に辛いですな。
だがそれがいい。
サイオスはConstitution 【耐久力】 が高いので、レサレクション%は高めでした。
キャラクターシートを修正しながら石川さんはつぶやいていました。
サイオス『えーと、レサレクションが96%から94%に下がるのか。ま、これぐらいならどーってことないな。』
BM『そーですね。えーと復活する前の値だから96%で振ってください。』
サイオス『そんなん96%も94%も変わらないって。…(ころころ)…って、
なにぃぃぃぃぃーーーっ!!!!!!!
。』
そのダイスの目はキッチリ
「95」を示していました。
サイオス『ひぃぃぃぃぃ。今、冥界が見えた、冥界が見えたよ。』
BM『やっぱ96%重要じゃないんですか?(笑)。』
サイオス『ああ、重要だ!。
2%重要、2%重要、2%重要!!!!!!
。』
それからというもの、サイオスが2%の重要さを説いて回るようになったのは言うまでもありません。
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このお話の教訓:2%重要byサイオス
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<補足トリビア:DKNK>
その事件から1日後。
石川氏より”ドキンメダル使用禁止令(DKNK)”が布告された。
それは10年以上経った2003年の今でも解除されていない。
そのことが事件の衝撃の大きさを物語っている。
恐るべき魔力を目にしたレインボーのプレイヤーたちは言う。
『あのメダルは冥界へ通じる鍵だ。あれは、人間が触れてはいけない禁断の知識なんだ…。』
しかし、いつの日かドキンは復活するだろう。
人間の心に悪ある限り、ブラックゴーストは何度でも蘇るのだ…(フェードアウト)。
※注釈 「スラッシングだから」
セカンドでは武器のタイプ(SPB)ごとに鎧ACへの修正が変わるのでした。
特にスラッシングは板金系の鎧に弱く、自分がプレートメイルで相手がSタイプの武器だったら鼻歌の一つでも出ようかというほどの修正でした。
というわけで密かにPタイプやBタイプが珍重されるゲームでもありました。
まあそれでも20が出ちゃあオシマイなんですがね(他人事)。