Mage Advices!5     編:石川

 

 掲示板“Mage Advice” 過去ログ

:〜040527(200,000hit記念) No.2349まで 

 

 

 これまでにMage(バット使い)が掲示板上で答えた質問を一覧にしました。

 なお、ゲーム用語の多くやプレステージクラス名などは多くが原語(英単語)のままなので、ブラウザで検索など行う場合は原語でも入力してみてください。

 

<使用上の注意>

・ゲームサークルRAINBOWのメンバーや来訪者の皆さんが、質問者に回答したものを、石川が編集したものです(「俺の質問かってに編集すんな!」「俺の美しい答を改変しやがって!」などと思われる方はご一報を)。

 よって、間違った回答が含まれている危険があります。

WotCホームページ上にあるのと分類の仕方が微妙に違う場合があります(石川が独断で変更している場合があります)。

・常に最新版との照合を行っているわけではないので、内容が怪しいと思った方は原文を参照してください。

 

 なお、FAQは(特記されていない限り)オフィシャルな回答ではありません。特に、ルール根拠(ページ数など)の示されていない回答は解答者の「ここはこうだろう、と思う」といった程度のアドバイスに過ぎません。この点を念頭に置いた上でご利用ください。

 

「この解釈は間違っている」であるとか「このルールはどうなの?」などのご意見・ご質問(歓迎!)は本HP Mage Advicesまでお願いいたします。

 

 

 


Q:僧侶の呪文リストには含まれていないけど、領域呪文に含まれている呪文のワンドがあったとき、

1.その領域を選択していないクレリック
2.その領域を選択できないクレリック
は使用できますか?

A:いずれもできません。ワンドには信仰呪文や秘術呪文の区別は無く、ワンドに込められている呪文がそのキャラクターのスペルリストぬ含まれているか否かだけで判定します。しかし、領域を選択していない場合・選択できない場合にはスペルリストには無いものとみなします。

例えば「力の領域」2レベルの「ブルズ・ストレンクス」はクレリックの通常の呪文リストに含まれています。よって、普通のクレリックでも力の領域を持つクレリックに作られたワンドを使うことは可能です。同様に、このワンドをソーサラーやバードが使用することも可能です(過去ログにもあるように、ワンドは制作者の込めた呪文形態と関係なく使用できます)。
 一方、火の領域2レベルのプロデュース・フレイムはクレリック呪文リストには含まれていません。よって火の領域を持たないクレリックはこのワンドから呪文を投射する事はできませんが、一方でドルイドを1レベルでも有していれば、このワンドを使うことが可能になります。


Q:テンプラーに興味を持ったのですが、スパイクドチェインが宗教に合う宗教が在るのなら、その宗教を教えて下さい。

A:WoCサイトのグレイホークの神格一覧で一柱だけ発見。
神格:Hero-God of Wave Motions(波動の英雄神格)
名称:Tsolorandril(そーらんどりる?)
属性:秩序にして中立
領域:知識、秩序
聖印:繰り返し打ち寄せる波をあしらった球形
お好みの武器:スパイクトチェイン
どんな人や物が崇拝してるかは「不明」で「起源も定かでない」(Unknown or mysterious origin)

またFRならKossuth

神格:エレメンタルフレイム、炎による浄化を司る上級神
名称:Kossuth
属性:中立(秩序にして中立)
領域:破壊、火、Renewal、Suttering
お好みの武器:Tendril of Flame(スパイクトチェイン)

があります。


Q:戦の領域の領域特典について、PHBには「信仰する神の好む武器に対して《軍用武器習熟》(必要なら)と《武器熟練》をただで得るとありますが、
1:神様の好む武器が、特殊武器だった場合は、別個で習熟する必要があるのか?
2:神様の好む武器が複数ある場合、どれか1つを選ぶのか、それとも全てが《武器熟練》されるのか?
3:PHBでは、ハイローニアスは、ロングソードと書いてあるが、ワールドガイドにはロングソード、バトルアックスとある。はたして、PHBに記載の無い神様の好む武器を、グレイホークワールドガイドを基準にしてもいいのかどうか?

A:Sageに質問メールしたところ以下の回答を得ました。

Q1「信仰する神の好む武器に対して《軍用武器習熟》(必要なら)と《武器熟練》をただで得るとあるんだけど、それが単純武器とか特殊武器だったら?」
Sage:「単純なら習熟いらねえじゃん。《武器熟練》はどの場合でももらっていいよ。特殊武器習熟が貰えるかどうかはDMが決めろや。」
Q2:「2つ以上の好む武器がある場合は?」
Sage:「DMが決めろや。」
Q3:「聖カスバートとかって殴打武器全般が『好む武器』じゃん?コレってどう扱えばいいの?」
Sage:「殴打武器ならどれ選んでもいいってこった。あと欲しくないと思えば選ばなくてもいいぞ」


Q:武器を両手で持ったときに、盾を装備しているキャラクターは盾のAC入らないのでしょうか?

A:武器を両手に持ったら、基本的に盾を装備することはできません(PHB(日)105ページ「防具の説明」参照)。基本的に、バックラー以外の盾は「前腕につける」ものではなく、手で持つものです(ラージシールドは腕につけた上に持ち手を手で持ちます)よって、スモールシールドやラージシールドを装備した場合、武器を両手持つことはできません。
 なお、バックラーは、ボウ・クロスボウをペナルティなしで使えます。また、バックラーをつけた手で近接武器を持って攻撃する場合は攻撃ロールに-1ペナルティで攻撃できます(バックラーを持った手で攻撃したラウンドは、盾のACは加算されない)。
 また、sageによれば、バックラーを装備した状態で両手持ち武器を使用することはできません。また、呪文の動作要素を充たすこともできなくなります。


Q:アニメイトデッド(PHB178)はクレリックならば術者レベル5、ウィザードならば術者レベル9が必要となります。もしも、術者レベル3のウィザードが師匠から秘術系スクロールを買い、30%の暴発判定に幸運にも成功し、ゾンビを作成できたとします。さて、このゾンビは術者に従うのでしょうか?
前提条件:スクロールの術者レベルは9です。これにより最大で9HDの下級アンデッドが作成可能です。ただし、死体の入手難易度の問題から、ここでは大型のオーガなどの死体を使い、7HDの大型ゾンビを作成したものとします。

A:Sageに質問メールしたところ以下の回答を得ました。
Q:3レベルのウィザードが9レベル術者の作ったコントロールアンデッドスクロール使ったら、9レベル術者としてアンデッドコントロールできるの?
A:たしかに9レベル術者の作ったスクロールを使った場合はCLは9thとみなす。でも、コントロールに関しては使用者のレベルでやってくれ。というわけで質問の場合なら9x2=18HDのアンデッドが作れるけど、3lvx4HD=12HD(*)分しかコントロールできないよ。

*・・・質問文の頭に「わしは日本で3eでプレイしてるDMです」って書いといたのに余裕で3.5eで回答されました(笑)。3eでは術者レベルx2HDまでなんで6HD分しかコントロールできないって事になりますね。

どうしてこう解決するかというルール的な根拠が示されていませんが、妥当な線の解決案ではあると思います。またローグの場合は「呪文能力を真似る」で求められた術者レベルでコントロール数を計算すればよいでしょう。アニマルフレンドシップ呪文もこの考え方でやれば問題なさそうです。


Q:一時的ヒット・ポイント(PHB129)と魔法効果の組み合わせ(PHB153)に関する質問です。@エイド(PHB188)の重ねかけ、Aヴァンピリック・タッチ(PHB184)の重ねかけ、Bエイドとヴァンピリック・タッチの併用、を行った時に術者の一時的HPはどのように変化するのでしょうか?
 同じ呪文からのボーナスは累積しない事になっていますが、一時的HPに関しては記述がありません。また、同じ呪文を同時使用すると最も優れたボーナスが適用になると記述されています。さらに、同じ呪文の効果は累積しなくても、どちらかが先に効果を失っても他方が効果を発揮するとも書かれています。

たとえば2回のエイドによって一時的HPを5点と8点獲得したとします。この状態で10ダメージを受けた場合、C優れた8点が適用されて、本当のHPに2ダメージを受け、次の攻撃には一時的HP5点が適用される。D一時的HPは累積され、本来のHPには被害は無く、一時的HPは3点残る。E両方の一時的HPに対して同時に10ダメージが適用され、本来のHPに2ダメージ。のどれが正しいのでしょうか?

A:FAQによると
They don’t stack with the temporary hit points you get from an aid spell, nor would the effects of two vampiric touch or aid spells stack.
とあるので、スタックはしないようです(body feeder weaponは特例ってこと?)。
 ということは一般的な解決法として「最良のものを適用する」と考えれば「一時的hpは8ポイントのみ。よって本体に2ダメージ」と言うことになると思います。


Q:ダンジョンマスターズガイドのマジックアイテムの章の「スクロール」ですが、あれって最低術者レベルで作成されてますよね?DCはどのように決定されますか?また、巻物作成で自分のキャラクターが作成したスクロールを使用する際、DCは作成した自分のキャラのDCを使用するのでよいのでしょうか?
A:「巻物のセーヴ難易度」はDMG和p176「魔法のアイテムの能力に対するセーヴィング・スロー」に記述されています。
 ある呪文のセーヴィング・スロー難易度は、作成者の術者レベルや能力値に関わらず、「10+呪文レベル+その呪文を発動させるのに最低限必要な能力値のボーナス」または「10+呪文レベル×1.5(端数切り捨て)」で求めます。
 なお、これは巻物に限らず、様々な魔法のアイテムに対して適用されます。


Q:秘術呪文LV1のシールドの遮蔽ボーナスが適用される「向き」はグリッドを使用する際、どのように扱えばいいんでしょうか?PHBの記述だと「術者自身を中心に見た戦場のどちらか半分からの攻撃を防ぐ」とあるのですが?

A:「シールドの向き」ですが、私が参加していたあるセッションでスクエアマップを使用していた際は、「術者のいるスクエアの連続する任意の2辺」に対して有効として運用していたような記憶があります。私的には、おそらくこれが一番無難な方法かと思われます。


Q:大旋風のダメージに《ダーティファイティング》の効果ってスタックされるのでしょうか?「攻撃をフルアクションにすることでダメージに+・・・」だったと思うので、もともとフルアクションの攻撃には付かないと思うのですが。

A:できません。いずれも全ラウンドアクションなので、1R中にはどちらかしか行えないからです。


Q:FRCSではキャラクター作成時にRegionaにlPreferなキャラを作ると特別な特技を選択できたり、余分な装備を選択できると書いてあるようですが、、31ページからのリストでは↓のような書き方がされている事があります。
(A)ロングソードかレイピアかショートソード
(B)2レベルのスクロールなんか二つ
(C)300GP
この場合、「ロングソード」、「レイピア」、「ショートソード」、
「2レベルのスクロールなんか二つ」、「300GP」の中から一つ、ということでしょうか?
それとも「ロングソード、レイピア、ショートソード」のなかからひとつと、さらに「2レベルのスクロールなんか二つ」、「300GP」がもらえるという事でしょうか?

A:前者のどれかからひとつ選択であってます。なんとなく300gpが一番得なようですが、武器の名前の後ろに*が付いてる物はマスターワークアイテムなので、武器の価値は300GPを確実に超えますし、スクロール等も高価なマテリアルコンポーネントが必要な物を探せば300GPを超える物があるかもしれません。


Q:Masters of the Wild で紹介されているFaster Healingですが、これの能力値の回復の表で、Faster Healing持ちの場合上から2/2/2、+〈治療〉で3/3/3、通常が0/1/2、+〈治療〉で0/2/4、となっているのですが、これっておかしくないですか?
 Faster Healingあるほうがベッドで完全な休息とって〈治療〉してもらっても普通の(Faster Healingのない)ベッドで完全な休息とって〈治療〉したほうが回復量が多いなんて・・・

A:まったく同じ内容の質問がMotWFAQにありました。
ファストヒーリング持ちの人は2/2/3に、治療アリなら3/3/5にそれぞれ修正して下さい
だそうです。


Q:グレイホークワールドガイドを読んでいたら、ヴェクナ様とアイウーズが激しく憎しみ合っている記述を発見。あまり接点が無さそうなこの2神の間に何があったのでしょうか?

A:2ndの最後期のサプリ Die! Vecna Die!(細かい間違いあるかも)で、この2神の対立の経緯はわかります。

アイウーズがヴェクナの作ったタブレットを手に入れて、ヴェクナを倒してその力を吸収する方法を知り、わざわざヴェクナの居城まで攻めに行ったらそれが全てヴェクナの罠で逆にヴェクナに吸収されてビックリ。ヴェクナは手に入れたパワーでSigilで大暴れ、冒険者に倒されてしょんぼり。


Q:Toom and Bloodで紹介されている上級クラスのMage of the Arcane Orderなのですが、これの前提条件に”one of which must be Cooperative Spell.”っていう記述があります。直訳すると「いずれのものが組合の呪文であるに違いない。」→「ギルドの認めている呪文を修得していること」ってなると思うのですが、同書p.23のThe Arcane Orderの項目にも呪文の記載がないように思います。
どう解釈すればよいのでしょうか?

A:それは呪文ではなく、Cooperative Spellという呪文修正特技(T&Bp39)です。
この呪文修正特技は、『術者が2人(以上)習得してて、双方が同じ呪文をこの特技修正して同時(隣接して)発動させると、DCや術者レベルを上昇させることができる。この呪文修正特技は、消費スペルスロットは上昇しない。』というものです。


Q:罠を発動させてしまったり、解除されてしまうと、その罠に応じた経験値が入るとのことですが、この経験値の求め方をどのようにして決めるのでしょう?

たとえば『縦10フィート*横10フィート*深さ20フィートの落とし穴の中に縦10フィート*横10フィート*高さ10フィートのゼラチナスキューブが待ち受ける罠(〈捜索〉難易度は25、〈装置無力化〉難易度は20、反応セーヴ(落とし穴を回避する為の)難易度は20、ゼラチナスキューブの脅威度は3)』だと脅威度はいくつになりますか?

A:モンスターのCRもそうなんですが、実のところ罠のCRを確定する公式のようなものはありません。というのもCRは状況によって値が簡単に上下するし、単純に足し引きできるような質のものではないからです。それでも、和DMGp115の辺りにある参考例で脅威度の基準とすれば基本となる罠のCRを(一応)出せます。

たとえば上記の例であれば落とし穴・・・脅威度1・キューブ・・・脅威度3なので、和DMGp101の「複合した遭遇数による計算」では4相当になるかと。

 しかし、「脅威度はそれがPCに与える脅威を元に考えるもの(DMGp103)」だとすると、穴に落ちてもダメージはなさそうだけど、脱出口のない縦穴のなかのキューブに沈められると言うのは相当にデッドリーな訳で、『状況修正』などを加算してもう少し高めに設定してもよいかもしれません。たとえばいしかわならキューブの解説を読む限り、飲み込み(日本語訳不明)はかわせそうもない、ということは自動でDC16のパラライズと1d6の酸ダメージを与える能力のあるpitとみなせるように思うので、「酸の海になる床」よりちょっとましな程度のCR5。で、脱出が非常に困難そうなのでそれにCR+1して、CR6と判定します。


Q:Magic of Faerunの179ページのHeavy Weaponについてなのですが、扱いずらさの為、Exiotic Weapon Profを習得してないと攻撃ロールに−4はわかるのですが、2段落目(上から8行目)のA character can wield・・・から下の6行に渡って「使用者より1サイズ小さいサイズのヘビーウェポンを両手で使用すれば攻撃ペナルティーを受けないよ」と説明されていますが、この攻撃ペナルティーは幾つのペナルイティーになるんでしょうか?
Exiotic Weapen Profをもってなくて、さらに使用者と同サイズのヘビーウェポンを使用したらペナルティーは幾つになるでしょう?

A:文から解釈するにProf.所持無し者が装備する場合
自分のSizeより小さい武器&片手 -4
自分のSizeより小さい武器&両手 ±0
同Size武器&片手 -4
同Size武器&両手 -4
という事でしょう。ペナルティーを「受けなくなる条件」が「自分Sizeより小さい武器を両手で扱う」事なのでそれ以外は通常のペナルティー(Prof.無しによる-4)を受けるという事でよいと思います。


Q:Arms&Equipment GuideなどにのってるFull BladeをPlatinumにした場合、この武器を攻撃ペナルティーなしに使用する場合(勿論、両手持ちです)Exiotic Weapon Profでまず「Full Blade」を習得したあとに「Platinum Full Blade」のExiotic Weapon Profをまた習得しないとペナルティーなしで使用することはできませんか?それとも1回のExiotic Weapon Profで「Platinum Full Blade」を選択すればOKでしょうか?さらに「Platinum Full Blade」一度の取得でFull Blade(これはHeavy Weponではない通常のFull Bladeです)をペナルティーなしで使用することはできますか?

A:要するに特定の武器のHeavy Weaponに習熟するときにその元の武器を習熟している必要があるか、と言うことででしたら、正式な回答とは言えないのですが、元の武器の習熟を前提条件とするのが妥当ではないでしょうか。もし、元の武器の習熟を前提条件としないとするのであれば、元の武器は習熟していないのですからHeavy Weaponでない場合は-4ペナルティとするのが良いと思われます。そうでなけばあからさまにFeatの優劣ができてしまいますので。


Q:シュリケンは準備の必要があるのでしょうか?また必要なら1回の準備で何枚準備されるのでしょう?

A:まず、3.0FAQ(http://www.wizards.com/default.asp?x=dnd/er/20030221a)によると「Shurikenは1回攻撃あたり3発なげていいよ。ただし《Quick Draw/早抜き》所持してないと、準備→射撃で1ラウンド1射(3発)しか投げれないから気をつけてな」とあります。また、別回答には「一回の抜く行動で手に握れる分引き出していいよ。たとえばダガー、シュリケンなどは中型生物なら複数本同時にとりだしてOK。」(自分より大きいSizeの武器は不可。自分のSize以下だとSizeごとに+1本。柄が細い槍やダガーなどはさらに+2本同時に握って引き出してよいという表付属。)と回答されています。
 同様に上記FAQで《Weapon Specialization/武器開眼》+Shurikenについても回答があって「ダメージボーナス得ていいよ。けれど30Ft以内&+2点/1射3発(最初の一発にだけ適用)ね。」だそうです。


Q:特定の魔法の武器防具、つまりエルヴン・チェインやドワーヴンプレートに対し、強化をすることは可能ですか?

A:DM次第でしょうが、DMG246pに「作成者は特に制限なく魔法のアイテムに新しい魔法能力を追加することができる」と書いておりますので、特定の武器・防具も強化できるのではないかと(※)。

なお、パワーアップに必要な金額が不明な場合(ライノハイドなど)は元々持っているエンハンスメントボーナス(+修正)と元の価格からがんばって計算するのがよろしいかと。あるいは『金額の決まっていない特殊効果はその武器・鎧特有の効果である』として、その種のアイテムの強化を認めないDMもいるでしょう。

※この「作成者」は『そのアイテムを作った人』か『アイテム作成可能な人』かはいまだに議論されています。注意。


Q:デス・ナイトは ECL+5と明記してあるのに、ヴァンパイア、リッチ、ゴースト、ライカンスロープなどは何の記述もありません。キャラクターに後から能力(?)が付加されるのは同じなのに、 ECLをあげなくてもよいのでしょうか?

A:各テンプレートのECLはSavage Speciesというサプリメントに一覧表になってます。いろんなクリーチャーをPCとして使う場合のレベル修正とかも乗ってるので、変なクリーチャーでもPCOK環境なら導入すると楽しいですよ。ちなみに、ECLやLAが明記されていないモンスターについては、PCとして使用することは不可能であるとするべきだと思います。

Q:では11レベル・ウィザードからリッチ化して、その後ウィザード・レベルを成長させた場合は、16レベルまでしか上昇できないってことになるんですか? 逆に、17レベルでリッチになったら、キャラクター・レベルは20を越えるのでしょうか?

A:はい、リッチウィザードは17レベルからエピック突入ですね。というわけで、16レベルを超える場合、エピックハンドブックが必要になります。


Q:GeomancerのDrift能力のステージ4-3の、「or gain +1 effective level of any class you have that grants rage as a class feature, but only for determining the benefits of rage.」が理解できません。
A:この一文は「(1レベルのバーバリアンのように激怒することができる)または、特典として激怒を得られるクラスのレベルを持っているなら、激怒に関する場合のみそのクラスのレベルを+1することが出来る。」ということになると思います。要は、回数その他の効果を考えるときにレベル+1していいよ、ということかと。


Q:「WotCのHPにいって、Tome&Bloodの追加分をダウンロードしてきてください。」といった記述があるのですが、どこからダウンロードすればよいのでしょう?hp内の、「Downlords」の中にもそれらしいものが見つけられなかったのですが。

A:DownlordsではなくWeb Enhancementの項目からダウンロードしてください。


Q:Deepwood SniperのConcealment Reduction能力についての質問です。こちらのクラス本紹介では、「敵が隠れていてもそのコンシールメント%を下げてしまう」と、記述されているのですが、
遮蔽・・・ACにボーナス
視認困難・・・攻撃に失敗確率(%)
ですので、何だか接点が薄く感じられます。確かにコンシールメントは訳せば「遮蔽」なのですが・・・

A:concealmentは日本語では「視認困難」を指す言葉です。ちなみに遮蔽は[cover]です。

なお、この能力は視認困難による失敗確率miss chanceを10-30%下げる能力です。例えば2レベルのDWSは1/4視認困難を無視し、1/2視認困難による失敗確率を10%にすることが可能になります。


Q:相手の攻撃範囲内を10フィート以上動かしてもらった場合、機会攻撃は発生しますか?PHBのP.122の機会攻撃の誘発では「敵の機会攻撃範囲内での移動するか・・・」の移動とは、自分の足の移動だけをさしているのか、それとも場所を移すという意味での移動も入っているのでしょうか?

A:移動「させられて」もやっぱり機会攻撃は発生しそうです。「突き飛ばし」で移動されたときにそう裁定するようなので(PHBp137)。


Q:モンクの朦朧化攻撃で、朦朧状態になった敵はそのラウンドの、それ以降のモンクの攻撃の修正にも影響しますか?
例えば「10レベルモンクが攻撃のロールをする前に朦朧化攻撃を宣言。攻撃成功。相手のセーヴィング・スロー失敗。相手朦朧化」になったとします。
「10レベルのモンクは素手攻撃ボーナスが+7/+4/+1なので2回目以降の攻撃は+6(+4+2)/+3(+1+2)で相手は敏捷力をACに足せない。」であっているでしょうか?
又朦朧化攻撃は攻撃ロールの前に宣言としかないので2回目以降の攻撃の時でも良いのでしょうか?「1体普通に殴り敵を倒して、5フィートステップして次の敵に朦朧化攻撃と」は可能ですか?

A:呪文や特殊能力の効果は発効した時点から影響します。よって2回目以降は『+6(+4+2)/+3(+1+2)で相手は敏捷力をACに足せない』となります。ちなみに朦朧状態は1R間継続します。つまり、次のラウンドのモンクの行動の直前まで維持されます。
#無論、敏捷力ボーナスを失っているので、モンクがローグレベルを持っていれば急所攻撃も可能です

また、日本語版PHB121ページ「移動相当アクション」には『君はアクションの前か間か後で、1回の5フィート・ステップができる』、同121-122ページ「部分アクション」より『部分アクションの1部として1回の5フィート・ステップを行えることが多い』同PHB124ページ「全力攻撃」より『ステップは攻撃の前、後、あるいは攻撃と攻撃の間のいずれかで行える。』などの記述があるので、問題なく行えるでしょう。攻撃の対象も攻撃の直前に決定で問題ないと思われます。


Q:真なる中立の神に仕える真なる中立のクレリックがいるとします。このクレリックは任意発動にインフリクト系を選択しています。もしこのクレリックが善の属性に変化したらどうなりますか?

A:特に裁定がない様なのでDM次第となりますが、いしかわは「変わらない」と判断します。解説によれば任意発動は善/悪のではなく正/負のエネルギーをコントロールする能力であるように読めるので、属性が変わっても、コントロールする技術が変化するとも考えにくい気がします。

 ただ、和PHBのP.30、任意発動の欄を見ると

1.善のクレリックと善の神格をあがめるクレリック:キュア系呪文へ
2.悪のクレリックと悪の神格をあがめるクレリック:インフリクト系呪文へ
3.自分自身とあがめる神格が善でも悪でもないクレリック:最初に選んだ系統へ
の変換が可能とあり、質問の場合、3.から1.へ前提が変更している(インフリクト系呪文へ変更できる前提を満たしていない)ので、任意発動も変更になる、と考えるDMもいるでしょう。


Q:ブラックテンタクルを狭い場所(2*2の部屋とか)で使った場合触手をどうやって発生させるのが良いですかね?

大型で間合い2マスなので触手の閉める範囲は1マスですよね…2*2の部屋に9レベルウィザードが触手を呼ぶと…みっしり?

A:3eの場合は中心から15ftで本数制限がありますので、狭い場所で使用すると本数自体はそのままですが効果範囲が部屋で制限されるのではないでしょうか。この場合、触手はクリーチャーとは異なり「空間(マス目)を占めない」とすると処理しやすいかも。
Q:ブラックテンタクルはインビジブルやコンシールされてる相手でもグラップルしてくるので要注意ですね!ところで触手の目標に関する文には「触手は自分から10ft以内の"クリーチャーか物体に"掴みかかる」「Mサイズより小さな"物体"には掴みかからない」という記述がありますが、物体とクリーチャーの区分がしにくいような障害の場合どうすればよいのでしょうか。Sサイズのアニメイテッドオブジェクトは組み付かれるけれど、Sサイズの回転ノコギリのトラップは組み付かれないのかな??

A:”クリーチャー”というゲームタームには明確な定義がありますので、どんなに動いていても非クリーチャーでSサイズ以下の相手には絡みつかないかと。


Q:チル・タッチの呪文の記述に「この近接接触攻撃を術者レベルごとに1回行うことができる」とありますが、例えば、3レベルウィザード/2レベルファイター(基本攻撃ボーナス:+3)が、命中判定+3で目の前の敵1体に1ラウンド中に3回接触攻撃を行うことは可能でしょうか?その場合、標準アクションではなく全ラウンドアクションになったりするのでしょうか?

A:接触呪文については日本語版PHのP151の「接触呪文とチャージ消費」に「術者は毎ラウンド、接触攻撃を行うことができる。術者は標準アクションとして1人の仲間に接触でき、全ラウンドアクションとして6人までの仲間に接触できる…」とあります。これらをまとめると、

1. 敵に触るときは「接触攻撃」で「1回の攻撃」(要攻撃判定)
2. 味方に触るときは「接触」で「標準アクション」(攻撃判定不要)
ということになります。つまり、敵と味方では必要アクションが異なる、ということです。

 ちなみに素手攻撃と同時にチャージ放出をすることもできます。この場合は接触攻撃ではなく通常の攻撃として判定し、命中すれば通常の素手ダメージに呪文ダメージを追加できます(FAQより)。よってモンクとマルチしてるような場合には、連打で呪文による接触を増やすこともできます。


Q:(水棲)の副種別を持つクリーチャーをポリモーフさせて(水棲)の副種別を持たないクリーチャーに変身させた場合、「肉体の基本的な能力はすべてもらえるので、地上での呼吸も問題なく行える」と解釈して問題ないでしょうか?(例えば、オクトパスをグリックに変身させるとか)

A:下位呪文に当たるオルターセルフでさえ『エラがあれば水中呼吸可』とあるので肺がある生き物に変身できれば陸棲呼吸可、でよいかと。


Q:「使い魔のHPは主人の半分」ということですが、
1. 主人のHDやCONが変動した場合
2. 使い魔のHDやCONが変動した場合
3. 主人が自分に対してエンデュランスを唱えるなどしてHPが変動し、これを呪文共有した場合
使い魔のHPはどう変動するんでしょうか
 あと、ワンド、スクロール、アイテム等から呪文を"発動"した場合それを呪文共有できるんでしょうか。

A:3.0版のFAQを調べてみたところ、使い魔(Familiar)の項にそれらしき記述がありました。
 ・使い魔のHPは、主人のヒットダイス、耐久力修正、《追加hp》によるHPを合算したものの半分。
 ・主人が一時的HPを得ても、使い魔のHPには影響しない。

まず、1.については単純に「使い魔のHPを主人のHP(変更後)の半分」に変動させて問題ないと思います。一方、2.についてですが、使い魔自身のヒットダイスや耐久力がHPの決定に寄与しないので、この場合は変動しないのではないかと思われます。
 3.について、FAQを見ると「a permanent increase in Constitution.」とわざわざ「永久的な上昇」という言葉を使っているので、エンデュアランス呪文などではhpは変わらないと思われます。

なお、スペクトラルハンドでも、ワンドなどから放たれる呪文は「術者が放っている」とみなす、という裁定が出ているので「できる」でOKでしょう。


Q:クジラのソナーって空気中でも使えるんでしょうか?

A:ルール的な分類上ですと単純に「疑似視覚」っていうだけなので、使えるものとして判断しているDMが多いようです。


Q:ウィザードやクレリックはワンドを自由に使える。<ワンド自体4Lv呪文まで
・ソーサラー、ドルイド、レンジャー、パラディン、バードは自分の呪文リストにある呪文のワンドなら使える。
・秘術系呪文使いであるバードには信仰系呪文も含まれているのでバードはキュア系などのクレリックの作ったワンドが使える。<呪文リストにあれば。
・<魔法装置使用>を使えるバードやローグはワンドやスクロールを技能ロールに成功すれば使える。
・ってことはバードは<魔法装置使用>ロールに成功すればバード呪文リストにない呪文のワンドが使える。
ってことなのかな?
そして新たな疑問が・・・
・バード呪文リストには無い(トゥルー・ストライク)を<魔法装置使用>で使う時はその都度ロールする必要があるのか?
・その際、技能の使用(ロールする)において機会攻撃は誘発されるのか?<本来、ワンドの使用時は機会攻撃は誘発されないのだが。

A:まず、ウィザードやクレリックについてもリストにない呪文のワンドは使えません。「呪文リスト」は「自分の使える呪文のレパートリー」ではなく、「自分が習得可能な呪文のリスト(PHBの[呪文]の章にある各職業の呪文リスト)のことを指します。よってソーサラーやバードでも、PHB11章にある「ソーサラーの呪文リスト」「バードの呪文リスト」にある呪文なら、自分が普通は使えない呪文であっても、ワンドから発動することができます。

一方で、バードは<魔法装置使用>ロールに成功すればバード呪文リストにない呪文のワンドでも使用できます。〈魔法装置使用〉の解説には「そのクラスの特徴を持っているかのように魔法のアイテムを起動させることができる」とありますので。ただしこうして使用するためには使うたびに技能チェックが必要になります。
 なお、技能の使用に際して機会攻撃は誘発されません。〈魔法装置使用〉はアクションではない(魔法のアイテムを使用するアクションに含まれる)ので、それ自体は機会攻撃を誘発せず、またワンドの使用は機会攻撃を誘発しないからです。


Q:マスタースクリーンのactionの中の組みつきの「脱出する」の項目には「他人が味方を捕らえている状態を解く」とあるのですが、「他人がおさえこまれているのを解く」のと同じように、組み付きに参加して、対抗判定に勝てば味方を脱出させれるのでしょうか?和PHBのP.137の「脱出する」を見ると自分が脱出する事しか書いて無いようなので、味方を脱出させられるか否かを教えてください。

A:和PHBp137「組み付きへの参加」並びに「組み付き中にできること」の記述によれば、『組み付き中の相手に一回の攻撃を消費して対抗判定に成功することで他人が押さえ込まれているのを解く(=脱出させる)』オプションを選択する事が可能です。

Q:押さえ込まれているのを解かれた状態とはどういう状態なのでしょうか?
例えば、AもBもCも全力アクションで2回の攻撃が可能とします。まず、Aに敵Bが組み付きを仕掛けてきて、組み付きました。敵Bは、2回目の攻撃でAを押さえつけました。自分Cは、敵Bに組み付きを仕掛けて1回目で成功したので続けて、Aが押さえ込まれているのを解く為の行動をして成功しました。
この状態ではAはどういう状態なのでしょうか?てっきりAと敵Bと自分Cは組みつき状態にあると思っていたのですが・・・

A:「押さえ込み」は「組み付き」から派生するオプションであり、「押さえ込み」を解かれても「組み付き」は残ってます。よって、質問の場合「3人が組み付き中」となります。なお、他人の組み付きを解く方法はとりあえずありません。グリース呪文やコマンド呪文などではがすことはできるでしょうが。
 あと組み付きに参加できる人数についてはp138参照。蛇足。

Q:組みつき状態の二人のどちらかに足払いってかけられるのでしょうか?もし、かけられるとしたら、対抗判定で負けた(足払い失敗)場合、やはり相手から足払いを即座に試みられるのでしょうか?組みつき中は機会攻撃範囲がないのに足払いの仕返し(?)がくるのは、どうなんだろうなぁ〜と思ったので・・・。

A:可能です。さしあたりダメとする根拠がないので。一方で、足払い判定に失敗した場合は通常通り『返し』が行われるでしょう。「押さえ込み」なら「身動きできなくなる」と記述があるので機会攻撃などは不可、と言えるでしょうが。
#この場合、現実との整合性は気にせず処理してます。DMによってはその場の状況で可不可を判断する人もいると思われるので、DMに聞いてください。

Q:組みつき中の相手に足払いが成功した場合は、どうなるのでしょうか?もし、片側だけ伏せ状態になるのでしたら残ったもう1人が、マウントポジションをとるように上に乗っての押さえ込みは成立しませんかね?

A:単純に『かけられた者が転ぶ』でしょう。そしてこの状態で「押さえ込み」されたらマウントポジションっぽい状態になっているでしょう。相手が倒れているから「押さえ込めない」といわれると、4つ足動物を押さえ込みできなくなるし。


Q:オークダブルアックスやツーブレードソードなどは、両手武器なので筋力ボーナス1.5倍されるのでしょうか?

A:ダブル系の武器は処理がちょっと特殊です。
1)2つの武器として使う場合
 つまりダースモールみたく武器の両端を使って戦う場合には、和PHBp97”オーク・ダブル・アクス”の解説にあるように、2つの武器を持っているとき同様に扱います。つまり、主攻撃は筋力ボーナス1倍、副攻撃は0.5倍になります。
2)1つの武器として使う場合
 つまり武器の一端しか使わない(=追加攻撃を得ない)事にした場合、両手武器として扱います。この場合、筋力ボーナスが1.5倍になります。


Q:お尋ねしたいのですが、モンスターキャラクター(有効キャラクタークラス+1以上)の「モンスター」部分での技能ランク上限は無いのでしょうか?スリクリーンキャラクター作成で悩んでいます。
A:モンスターキャラクターの技能は単純にモンスターのヒットダイスをクラスレベルに見立てます。スリクリーンの場合、2HDなので2レベル相当として技能ランクの上限を決めます。
Q:モンスターは、特に表記されて無い限り「適性クラス」は無いのでしょうか。
A:「適性クラス」は未訳サプリメントのSavage Speciesによると、特に記述がない場合はそのモンスターの種族そのものが適性クラスになります。つまり、他のキャラクタークラスを取る場合は適性クラスなしとなります。
Q:ハーフ系(ハーフドラゴン等)の技能についてですが。テンプレートの技能欄には「ヒットダイス毎にX+知力修正」とあります。その後に「基本クリーチャーがクラスを持ってる場合、クラス分はそのクラスのルールに従う」とあります。例えば基本クリーチャーが人間だった場合、1HDとみなして、テンプレートの技能ポイントを得られるのでしょうか?
A:テンプレートの技能ですが、人間などの場合、そのHDはクラス(とレベル)によって決まるので、その技能ポイントはクラスに準じます。1HDの人間は1レベルの人間で、1レベル目のクラスに準じて技能ポイントを得ます。


Q:shifter(MotW)について質問させてください。
1.オフィシャルのFAQに、shifterは特定のモンスターが持つ副属性(”火”の副属性など)は得られないとの記述を見かけました。
shifterがファイアーエレメンタル等に変身した場合、自分の炎に焼かれて火傷したりするのでしょうか?
それとも、”火属性攻撃は出来るが、自分以外の炎ダメージは受ける”でしょうか?はたまた、”鎮火したファイアーエレメンタル”になるのでしょうか?
2.shifterは非実体モンスターに変身できますが、特殊能力”Wild”を付加(MotW P28)した鎧を着ている場合、鎧が溶け込んだ状態で(非実態中に)鎧ボーナスやその他付加している特殊能力は得られますか?
3.特殊能力”Wild”関連ですが、鎧が溶け込んだ状態では呪文失敗率等のペナルティはどうなるのでしょうか?

A:1)確かにFAQどおりに「火の副種別」無しだとfire-immuneとかも無くなります。だからって鎮火してたら死んじゃいそうだし(笑)。まあDM次第かと思いますが、「火属性攻撃は出来るが、自分以外の炎ダメージは受ける(冷気でもダメージ2倍にならない)」あたりが妥当じゃないかと。
2)「meldしてもencantmentボーナスが残る」と書いてあるので残って良いと思います。ただ、enc.ボーナス以外の能力はこの書き方だと残らないと思われます。
3)enc.ボーナスが残るだけで鎧そのものはmeldしてるので、失敗確率なしでも良いかと。ただ、Wild能力を付加された重装鎧は非常に強力(重量が無くなってACはそのまま加算)なので、DMによっては「そのまま」と判定するかもしれません。

 ちなみに、動物が着けられるアイテム箇所がWotCのサイト記事に掲載されてますが、それによれば(指があれば)リングは着けられるし、ベルトやなんかも着けられるとのことなので、変身前に着けられるアイテムは全部ハズして仲間に着けてもらう、って事をするとかなりAC稼げます。蛇足。