プレイリポート inゲヘナ

DM:いしかわ

 

 

 

概略

 舞台は巨大な岩塊をくり抜いて作られた祭祀所である。

 PCは最初30x30x10の「準備室」をスタートとし、その中央に空いた60ftの縦穴を降りて60x80の広さの「祭祀所」に移動しなければならない。「祭祀所」には2体のマッドゴーレム(Dragon#302:CR10)と悪魔Chasme(BoVD:CR10)に守られた祭壇があり、祭壇に埋め込まれた“種”を持ち帰ることが出来ればクリアである。

 

1.準備室〜通路

準備室の北側の壁は仕掛け扉(発見には能動的SearchDC35)になっており、その向こうにはトランスミュート・ロック・トゥ・マッド呪文で作られた泥が満ちている。この扉は「祭祀所」のChasmeの機械操作により開放され、泥は通路に向かって流れ出す。

Chasmeは挑戦者が通路に入ったのを察する(Listen等)と、泥を解放する。泥はPCを巻き込んで縦穴を落ちる。流れの強さはWindランク換算で「暴風」扱い(空気でなく水なのでFort DCは23)。LHで 移動不可、MでKnock Down(落下)、SmallでBlown Away。加えて縦穴にいたものは泥の流れによる非致傷ダメージを8d6受ける。

また、通路の最後にはグレーター・ディスペリング・スクリーンがパーマネントされており、ここを通過したすべての魔法はディスペルチェックを受ける(チェック値:d20+13)。よって、「泥」がスクリーンに触れたときにはディスペルチェックを行い、成功したら泥は岩に戻る。つまり、通路の形の岩の柱と化し、PCを封入する(このときRefDC18に失敗すると、石の中で身動きできなくなる)。

 

2.祭祀所

 通路の先には60x80x10の空間がある。ここの床は泥(やはりトランスミュート・ロック・トゥ・マッド呪文で作られている:深さ15ft)に覆われているが、その泥の海に浮かぶように黒い石でできた祭壇(25x30)があり、そこには邪悪な神像が祀られている。その像の周りには神像を守るかのように、あるいは崇拝するかのような姿をした様々な形の邪神や悪魔が作られている。このうち、神像からもっとも離れたところにある2体(泥製)の像はマッドゴーレムである。なお、祭壇には中央にCircle of Nausia (BoVD;20‘に侵入したものはDC15に失敗するとすべての行動に-2かつnausted)が投射してある。

 部屋の周辺には、無数の、黒光りする石に彫刻された悪魔の像がある。Chasmeはこの悪魔像の後ろに遮蔽を取る形で隠れている。

 

 

 

戦術

 準備室でしこたまかけられた補助系魔法を強制的にディスペルスクリーンを通過させることでうち消し、弱体化したところをマッドゴーレムにengulfさせるor泥に沈めさせる。その間、悪魔像の陰に隠れたChasmeは隠れつつSp能力であるディスペルマジックで強そうなPCのFly呪文を消し、泥に沈めた上でWater WalkingおよびSwim speedを持ったゴーレムに攻撃させるか、沈んでいるところにディスペルマジックを投射し、その部分の泥を岩に戻す。また、Drone能力等をフルに使いPCを無力化できたらテレキネシスでそのPCを供儀台に→黒いナイフ(sacrifical knife:生贄修正+3)で刺し(coup de grace)、生け贄に捧げる。Alter+2、unharrow+2、ナイフ+3ほか、生贄のアライメントやレベルの修正を足し、ChasmeはKnowledge(region)を行う。成果に応じたrewards(BoVDp27)を得て、PCを攻撃する(ちなみにコレ、実際可能なのかどうか未だ不明(笑)。儀式に何Rかかるかよくわからん。知ってる人教えて)。

 ちなみにChasmeがPCに発見されたらテレポート・ウィズアウト・エラーで別の像の後ろにテレポートし、可能な限り上記の行動を繰り返そうとする。目標はスペルユーザーをゴーレムに飲み込ませて無力化すると同時に、堅い前衛をコンクリ詰めにして泥に沈めること。

 このエンカウントのポイントは「ダメージを受けにくいゴーレムが暴れてる中で、Chasmeがどれくらいエロくなれるか」。豊富なSp能力を極力見つからないよう隠れながら使いまくり、特に「泥の海の上で飛行能力を失わせる→沈める」「テレキネシスでゴーレムの方に移動(Bull Rush)させる→AoOでEngulf」とか、やらしい行動でPCを苦しめたい。

 

 

 

結果 

グッドパーティが挑戦。

ゲヘナ到着後、テレポートでTrent(ダンジョンのゲートを管理している)のところに行こうとするも、テレポートのチェック時になんと“00”を振る(笑)。とんでもないところまでぶっ飛ばされた結果、その日+次の日を再準備などで消耗。ついでにプレイ時間も消耗(笑)。

 エリア侵入後、予定通りPC達を岩に封じ込めることに成功するも、半ミノタウロスによるKensaiの連打攻撃と、Tauric Human (spark) / Anarchic Draconic Unicorn(もうどんな生物なのか想像もできません)の蹄パワーアタック全開で2Rで脱出しくさる。脱出口が開いたのをこれ幸いと次々飛び出してくるPC達(飛び出す度に「泥には触れないからね!」と念押しされた。普段どんなひどい目にあっているのか(笑))。こっちは毎Rディスペルを飛ばしているにもかかわらず、なんでかFly呪文だけ消えなかったり、サイオニックで飛んできたり。おかげでこっちの目論見からは大幅にずれていく。釈然としねー!

 マッドゴーレムは殴打武器以外無効という能力を持っているにもかかわらず、件の半・半獣人の手持ち武器は Chain Rush(殴打)。あまつさえあっさりトリップされて転んだところをタコ殴りにされる。

 ピーンチ!というところで時間終了。

惜しい。

 

 

総括&反省

・テレポートミスで時間が消費されてなかったらやられてたかも。危ねー。

・時間がない。かなり手慣れてる、チームワークでは今大会1番だったであろうグッドパーティでも出発まで30分以上かかっている。もうちょっとプレイ時間を多くとった方がいいかもとか思った。

・プレイヤーが冒険慣れしてるだけあり、エロい状況への対応能力が高い。石に閉じこめられてもあっさり脱出してくるし。おまけにグッドパーティなのにLGいないし。さすが普段からとーちゃん卓で戦ってる人たちと感動(笑)。

PCのSTの高さを見誤ってた。DC20とかほとんど全員通してきやがんの。

やっぱりこういうエンカウントはトッププレイヤー対応で作んないとダメかと反省。当初の予定通りMudGolemを強化して、代わりにChasmeをディスペル使えるだけの、もっと弱い悪魔にしときゃ良かった。情けは人のためならずとはこのことか。【違います】

・運用の上では反省多数。石の柱に封じ込めたはいいけど「破壊される」となった段に壁の厚さを決定してなかったり(石の“硬さ”だけしか頭になかった)、「コンパス」の効果を取り違えてたり(“種”の位置を示してくれるもんだと思ってた)。 

正直スマンかった。