Psionic Power Lists!!
  for 3.5E

040916
040920 エラッタ適用(LapinさんThanks!)
071001 Power List  by hal

作成:いしかわ




 
前稿The Spell Lists!!でも述べたように、D&Dの魅力のひとつはその豊富なデータ量にある。
 しかしながら、その豊富さが時として初心者の壁となり、新たなルール導入や、場合によってはプレイへ二の足を踏ませる原因にもなっているのは非常に残念なことだ。
 いしかわは、その膨大にして混沌たるルールこそがD&Dの本質であり、それを噛み締めてこそのD&Dであると考えている。ルールの山に立ち向かう勇気こそが、D&Dの未来を切り開いてゆくのだ。

 しかして「量が多いだけで二の足を踏むような初心者なんぞイラネ」という主張を目にすることもある。これまた誠にもって残念な意見であると言わざるを得ない。そうしたプレイヤーたちには声を大にして問いたい。
 君たちは
養殖という言葉を知らないのかと。
 せっかく稚魚がそこら辺をふわふわ泳いでいるというのに、それを他のFEAR魚とかSNE魚とか(まあこっちは絶滅しつつあるようだが)に食われていくのを指をくわえて眺めていてよいのかと。
 優秀な猟師は決して雌や仔を狩ることはせず、雄の大きな個体だけを狩るという。それが一時の収入源にはなっても最終的には自分の得になることを、太古から自然に学んできた猟師たちと同じことがなぜ出来ないのか。
 幼子を一人前のヲタに育て上げてこそ、われらの目指す豊饒に輝ける約束の地は完成するのである。


 さて、D&Dのルールのひとつにサイオニックというルールがある。
 いまだに和訳されておらず、訳語も今ひとつ定まっていないルールではあるが、3e以前はそのあまりの超能力っぷりに最強
(にコワれた)ルールであるとまで云われていたものだ。
 時代は下り3e〜3.5eの時代を経て、サイオニックルールは様々な調整---ぶっちゃけた話、大幅な弱体化---を受けた。その結果、昔パワーな人々を魅了したイカれっぷりは影を潜めたものの、サイオニックルールはかなりバランスの取れたルールに変貌を遂げた。
 にもかかわらず、そして3.5e版サイオニックが発表されてから結構な日数が経っているにもかかわらず、使用者が少ないという現実がある。

「いやあ、今あるセッティングだけでいっぱいいっぱいだから」
「もう新しいシステムはいいよ、覚え切れないし」
「サイオニックってなんかよくわかんねえ」

 ううむ。これはいかん。
 かような偏見を元に楽しいサイオニックが使われないようでは困る。
 だって、サイオニック導入しないとマインドフレイヤがPCに簡単に倒されてしまうではないか。
 サイオニック持ちのビホルダー作ってPCに絶望のうめき声を上げさせることが出来ないではないか。

 そう思っている矢先、比類なhal氏がすべてのパワーを網羅したサイオニックパワーリストを作成してくれた。


ダウンロードせよ!

サイオニックパワーリスト (excel版)


[pdf版・クラス別パワーリスト]
サイオン/ワイルダー
(インデックスはこちら

サイキック・ウォーリアー
(インデックスはこちら



※旧ver.(1レベルパワーのみ) 

<pdf版> <excel版>




 これを使えば必要なパワーだけリストアップしたり、インデックスで次のレベルに何のパワーを習得するか、どのクローリング・タトゥーを用意すべきかを簡易に決めることが可能となろう。




 さあ、新しいルールを導入しよう!混沌こそは世の本質にして真の理なり!

 
覚悟を決めろッ!覚悟こそは幸福だぞッ!

 

 あなたの卓に素敵なサイオニックライフの訪れんことを。

   
More power may be with you.










 
なお、本稿はるの字氏のリクエスト・添削・デザイン指導・アドヴァイスなどを元に作成されました。多謝!
 040921 Lapin氏のご指摘に基づきWotCで発表されたエラッタを適用しました。ありがとう!