4thCage
CDS:PE4thオレツウェイ>第5話 村でも厨房





※ご注意※
『シャドウフェル城の影』のネタバレ が含まれていますので、気をつけてください!!



D&Dフォース プレイリポート オレツウェイ
第5話 村でも厨房
プレイヤー:ダンナ、ジェック、ヤモン、ほりび、ユージ
DM&文章:びぃえむ
使用サプリメント:『シャドウフェル城の影(日本語版)』


★キャラクター紹介
“天空を焦がすKnight”メルティアー ナ・サファイヤエメラルド
 ヒューマン・ウィザード
 魔王軍四天王の一人にして、曹操孟徳の生まれ変わり(夏侯惇の生まれ変わりを探しているらしい……)。
 魔術で火を自在に操り、その一億度の炎は天をも焦がす。
 金に汚く、金のために冒険していると広言してはばからない。
 職業はナイト(キャバリア・クラス=キャバクラ)。
 略称は「メル」


“風のマイスター”波璃衣ハリー・L・オニーバ
 ハーフリング・ローグ
 Lはライトニングの略。
 あの“マイスター”であり、何でも器用にこなす天才で、剣も魔法も超一流、かつスカウト的能力も抜群。
 マイスターが何なのかはDMもよく知らない。それぐらい凄い。
 自分一人でなんでもできるので、自分が一番好き。
 愛用の武器を失っていて、今は市販品のダガーを使っている。
 略称は「オニーバ」


”逆襲の天使”ヨアヒム・ワイルドハート・ウリエル
 ハーフエルフ・クレリック
 迫害されながら幼少期を過ごし、人間とエルフの狭間に揺れ動く少年。
 彼の内に秘めたる獣性が解放される時、人は逆襲の天使を見ることになる。
 戦闘になると解放されっぱなしに見えるが(笑)
 略称は「ヨアヒム」


“逆襲のZERO”スターフラッシュガイナードン・バルスカル
 ドワーフ・ファイター
 「スターフラッシュガイナードン」でひとつの名前なので間違えないように。
 万の魔神と幾億の魔物を撃ち滅ぼし、地上界と天界を救った勇者の末裔らしい。
 しかし彼は感受性が強すぎ、敵の痛みが分かり過ぎてしまうために上手く戦えない。
 勇者としての使命と、普通の少年としての良心の板ばさみになっているようである。
 戦いたくないと言いつつ敵を屠るその姿に、人は嫌悪悲 しみを禁じえないだろう。
 その手に携えるのは「スターフラッシュモール」
 略称は「ドン」


“スペシャルで2000回の”エレクトラム“初号機”
 ドラゴンボーン・パラディン
 自分の生まれた意味を知り、なすべきことをなすために、旅を続ける古代帝国の生物兵器。
 セッションに遅刻して来たり、プレイ中に漫画(デビルマン)を読んでいたりと、その厨具合は本物である(褒め言葉)。
 そんな、良い意味で(中 身が)リ アル厨房の彼は、厨房エキスをキャンペーンに注入し続けている。
 愛用武器は「コキュートス・ブレード」
 略称は「初号機」



★目次
§5−1 ウインターヘイヴン到着
§5−2 ラフトン亭へ
§5−3 こんどこそラフトン亭、遂にアレが……



§5−1 ウインターヘイヴン到着

 あ、そういやウインターヘイヴンというのは「冬越村」を厨房っぽくした言い方です。
 最近だと「冬越」でも厨くさいんだけど、やっぱ「殺」とか「狂」とか入ってないと。
 「冬」が「不楡」で、「越」が「濾」だったらイケたかも……。
 いや、最後の「し」はやっぱり「死」か?
 いやいや最近(?)の流行でいけば「シ」か????
 (どうでもよい)


BM「(マップを出しながら)こんな感じの村です」
ドン「要塞ですね」
ヨアヒム「このサイズで村なの?」
BM「いや村っていうかヘイヴン」
オニーバ「説明する気ないよね、このマスター(笑)」
BM「地図にないところにも小屋があったり、村の周囲にも小屋があると思ってください」
メル「なんでこんな厳重なんだろ」
オニーバ「これじゃないと冬が越せないんじゃない?(笑)」
BM「冬に何があるんだ?(笑) なんか怖いな」
オニーバ「そりゃあもう……大変なことが」
メル「この村は、永遠に冬を越せない……」
ヨアヒム「冬に怪物がやってくるとか?」
BM「じゃあそれで」
ドン「……今、余計な敵を増やしませんでしたか?(笑)」
オニーバ「気のせい」

 気のせいではない。
 俺は覚えてるぜ……フフフ……。

BM「農夫のかっこうをした村人が、あなたたちを不思議そうに見ています」
ドン「何か僕達に不思議なところがあるんだろうか?」
メル「(笑)」
オニーバ「まぁ……無いとは言えないがね」
BM「ツッコミ待ちみ たいな一団が何を言っているか(笑)」
オニーバ「この世界では、これ(自分達の格好)が標準かもしれないしね」
BM「ああ……フォース……厨房……そうか(笑) じゃあそれで(笑)」

 ありますよね。
 半裸の女性とかが町を歩いていても不思議じゃない世界。
 それがフォース・ワールド!

ドン「僕達の──抑えてはいるが──パワーが漏れ出して、住民に伝わってしまっているのかもしれない……」
初号機「あなたはいちいちうるさいです(笑)」
ドン「これは危険だ。……みんなパワーを抑えろ(小声で)」
オニーバ「フッ、もうやっているさ」
初号機「あ゛ぁぁーー!!!(もどかしげな絶叫)」
BM「こらえろ。俺だってツラいんだ(笑)」

 オレツウェイはオレツラァイ。

BM「(誰に話しかけようかな……よし、判定で決めるか)ではここで、【魅力】判定をやってください」
オニーバ「なに【魅力】判定って?」
BM「おい(笑)」

★フォース厨講座 その4 〜 能力 値判定
 オニーバ(の中の人)はサードを散々やって いる筈なのに、こんなことをシレっと聞く辺り厨です(笑)
 まあRAINBΦWの仕様なので気にしないでください。
 (つい最近もセッション中に『5フィートステップって斜めに行けるんだっけ?』という名言が生まれました)

 いや、版が変わったから判定方法が変わったかも知れない、という深読みですねこれは。
 さすが風のマイスター!

 ではフォースにおける能力値判定とは何か?
 PHBによると『攻撃でも技能でもないものを判定する』とあります。
 なぁーるほどぉー。
 つまり、何かを殴ったり、専門技能を発揮したりすること──以外、が能力値判定となりますね。

 この場合、DMは『話しかけ易そうな人に声をかけよう』と思ったので、技能ではなくてPCの雰囲気で決めようと決定。
 なので「存在感、説得力、指導力」をあらわす【魅力】の能力値判定にしたわけです。
 
 判定の仕方は、

 レベルの半分+能力値修正

 に1d20を足すというもの。
 サードと違って「レベルの半 分」があるのに注意!
 まあこの例では、全員1レベルなんで関係ないですが(笑)
 (切捨てになるから)




メル「私【魅力】100なんだけど?」
BM「ま、まぁみんな三桁はあると思うけど、ここは仮の数値で……」
メル「えー」
オニーバ「横暴だよこのマスター」
BM「良いから振れや(笑)」

 しぶしぶと仮の数値(キャラクターシートに書いてある数字)でロー ルするプレイヤーたち。
 厨房にとって大事な【魅力】だけに、全員気合が入っている。
 むしろ戦闘よりも気合が(笑)
 厨世界では「カッコいい=強い」であるから、もしかしたら一番気合が入るところなのかも知れない。
 (厨は「カッコいい」と「強い」以外のパラメータは要りません。強くてカッコいいか、カッコよくて強いかの二択)

オニーバ「まぁ、仮だけど11」
ドン「12」
ヨアヒム「15ぉー」
初号機「14です」
BM「メルは?」
メル「黙秘」
一同「(笑)」
BM「おい(笑)」
メル「レディに聞くものじゃ無いわね!」
BM「そ、そうですかすいません(笑) じゃあ15のヨアヒムに声をかけようかな」

 マダムっぽい村人が、ヨアヒムに声をかけてきた。

マダム「……まぁ、素敵なお方」
BM「どうやらヨアヒムに惚れたようです」
一同「(爆笑)」


メル「早っ(笑)」
ヨアヒム「そんな簡単に惚れるもんなのか???」
オニーバ「そりゃそうでしょうー。だって厨だもん」
ドン「まあ厨だからしょうがない」
ヨアヒム「そういうもんかー?(笑)」

 納得した様子。

マダム「素敵なお方、こんなところに何の御用でしょう?」
ヨアヒム「カラレルという名前を聞いたことがありますか、マダム?」
マダム「カラレル……聞いたことはありませんわねぇ。きっと、ラフトン亭に行けば物知りの人がいらっしゃいますわ」
オニーバ「ラフトン亭……どこ?」
ヨアヒム「それはどこでしょうか、マダム」
マダム「突き当たりにある宿屋ですわ。ご案内いたします」
ヨアヒム「ありがとう、マダム」
マダム「素敵なお方、お名前を教えてください」
ヨアヒム「……名乗らないといけないんだよね?(笑)」
オニーバ「そりゃそうでしょ(笑)」

 あまり納得していない様子。

ヨアヒム「誰が呼んだか知らないが……」
BM「知らないのかよ(笑)」


ヨアヒム「逆襲の天使ヨアヒム・ワイルドハートとは私のことです」


オニーバ「自分で言ったーーー(笑)」
ヨアヒム「言わせたんだろぉ!!!(笑)」
BM「道端でそんなこと言ってるヤツがいたらアホですよ(笑)」
ヨアヒム「おいっ(笑)」
オニーバ「いや、この世界では普通なんだろ?」
BM「あー……まあ、そうだよね(笑)」

 しかし惚れたマダムはうっとり。
 目を潤ませながら呟いた。


マダム「素敵だ」
一同「(笑)」



メル「適当だー(笑)」
オニーバ「投げやり過ぎる(笑)」
BM「いやいや。じゃあ胸を揺らしました」
ヨアヒム「もう良いです(笑)」
BM「……こんなモンでいいスか?」
オニーバ「いや、全然足りないね(笑)」
BM「えー」
ヨアヒム「いやいや、もうマダムはそれぐらいでいいです」
オニーバ「マダムは(笑)」
ヨアヒム「残しておいてください、他の若い人に」
BM「何を言ってるんだ(笑)」

 そんなこんなで、ヨアヒムが一人惚れさせた後にラフトン亭へ。

★キャバクランキング 中間発表(1)
 初号機 1人(クックちゃん)
 ヨアヒム 1人(マダム)  

 意外にもメカと僧侶が先制。
 いま一番ウケるはずのマイスター、ナイーブな少年の巻き返し はあるのか?


ヨアヒム「一つッ!」
オニーバ「何が一つなんだ(笑)」
BM「ウラのあるキャラだよなあ(笑)」
初号機「そのうち刺されるんじゃないですかコイツ(笑)」
オニーバ「厨房世界だから大丈夫でしょ」
BM「なぜなら厨だから」
ヨアヒム「……5分で12体を落としてみせる」

オニーバ「たっ、たった5分で12体が全滅だとぉーー(イスからずり落ちながら)」
ヨアヒム「リック・マダムだけに(笑)」


一同「(笑)」
BM「語呂がいいな(笑)」
ドン「宇宙戦用マダムか……」

※注:正しくは「ぜ、全滅? 12機のリ●ク・ドムが 全滅? 3分もたたずにか?」です。




§5−2 ラフトン亭

オニーバ「よし、(メルは女だから除いて)4人でウインターヘイヴンの女を全滅させるぜ!」
初号機「5分で?(笑)」
BM「そりゃ(厨だから)やればできるだろうけど(笑)」

 「やる」って言われたら「できた」って答えるだけですが。

ヨアヒム「カラレルという男が、ここで拝死教を広めようとしているらしいのだ」
BM「おお、ゲームを進める発言」
オニーバ「えらいねー(笑)」
BM「言ってる場合かお前らは(笑)」
ヨアヒム「(無視して)……その拝死教の本部がここにあるのではないかと思ってな」
ドン「逆襲の天使ほどの人そう言うのなら……それは本当に恐ろしい敵ですね。きっと四 天王クラス……」
BM「なんでも四天王だ(笑)」
メル「何人いるんだ四天王」

 4よりは多いんではないかと。

ヨアヒム「2000回の人はパラディンだよね?」
初号機「2000回の人(笑) はい、パラディンです」
ヨアヒム「拝死教は、オレツウェーーーーーイの敵となろう。ぜひともご助力願いたい」
初号機「それほどまでに、邪悪な教団か?」
ヨアヒム「おそらくは」
初号機「きっとそいつらはわたっ、私達の前にとっ、遠からず現れるであろう……その……たたきつ……たたっ……」

BM「何回噛んだお前?(笑)」
初号機「大事なことなので2回噛みました(笑)」


★南ファーガンド ワールドガイド (3)

オレツウェイの教義
「大事なことは2回言う」

 ※派生として、大事なことは2回噛むとか。あるらしい。



 ラフトン亭の中には、仕事が終わった人たちが集まっていた。
 辺りには料理と酒の匂いがたちこめ……

BM「そしてテーブルには……」
初号機「タイム。私の背負っている少女の家は?」
オニーバ「そういや(笑)」
ヨアヒム「12番か?(地図を見ながら)」
オニーバ「それとも16番か?」
メル「ここで24番に飛び込んだー」
BM「うるさいうるさい(笑)」

クック「私の家は14番なの」
一同「(笑)」


 番号で会話したほうが早い。

ヨアヒム「大きい家だね」
オニーバ「いいとこのお嬢ちゃんみたいだぜ?」
初号機「では家まで送ろう」
クック「ありがとう騎士様(惚)」

 門番に事情を説明すると、門番は尊敬の眼差しで初号機を見つめた。

門番「これはこれは……お嬢様を助けていただき、ありがとうございます。是非パドレイグ卿にお会いください」
初号機「卿? ……では、堂々と入ります」
オニーバ「俺らも行くか」
BM「では、奥から立派な身なりをした白髭の紳士が出てきました」
パドレイグ卿「どうしたクック、遅かったではないか。……そちらは?」
初号機「かくしか」
パドレイグ卿「なんと! いやどうもありがとう。おっと申し遅れた。私は町の領主パドレイグと申すも の」
ヨアヒム「町?」
オニーバ「村じゃないの?」
パドレイグ「…………。私は町の領主なので、この村とは…………あまり関係がないというか
メル「えー(笑)」
BM「たぶん村長は別にいる」
オニーバ「それは……モカですよね?(笑)」
BM「いやフォース七不思議のひとつ」

 『シャドウフェル城の影』p35参照。
 間をとって編集のSさんに1モカということでひとつ。
 (だいすけさんに目配せ)

パドレイグ卿「ともかく、お礼がしたい。食事でもどうかね?」
BM「ではここで、ふたたび【魅力】判定を」
一同「ええー!?(笑)」
初号機「はぁーい(ころころ……)19です。……って、なんでみんな振ってないんですか?(笑)」

 そりゃそうだ(笑)

ドン「いや、おっさんはちょっと……」
オニーバ「俺もパス」
BM「お前しか振ってねえな(笑)」
初号機「いやいやいやいや(笑)」
BM「……ってことは初号機の一人勝ちってことだね」
メル「がんばったな(笑)」
オニーバ「あー残念だー(笑)」
初号機「いやいやーーー!(笑)」
オニーバ「もう、お前のキャラはそういう担当なんだな、と(笑)」

 一枚目になろうとして三枚目を引き続ける男、初号機。

パドレイグ卿「君のようなハンサムで若いドラゴンボーンに助けてもらって、本当に嬉しいよ……」
初号機「(笑)」
パドレイグ卿「……今夜は泊まっていってくれたまえ」

初号機「ハハハハハ(爆笑)」

オニーバ「いや、笑ってる場合じゃないよ?(笑)」
パドレイグ卿「まさか断らんだろうね? 私に恥をかかせないでくれたまえよ?」
初号機「あああーー(声にならない叫び)」
パドレイグ卿「君、たくましい身体つきしてるね?」
初号機「ひー、いや、しかし、我々は先を急いでいるので……」
オニーバ「我々? いや、俺たちは先にラフトン亭に行ってるから(笑)」
メル「初号機だけ泊まっていきなよ」
初号機「えっ、ちょっ、いやっ(笑)」
ドン「じゃあそれで」
一同「じゃあそれで」
初号機「ウッヒョーーーー」

 これで腐女子人気もばっちりだーー【棒読み】

BM「なんか、は厨と違うから入れないとか言ってたような……」
オニーバ「どっちでもいいよ(笑)」
ドン「これで初号機が2点目ですね」
オニーバ「やられたなぁ」
ドン「すごいなぁ。まさか、おっさんまでメロメロにしてしまうとは……」


★キャバクランキング 中間発表(2)
 初号機 2点(クックちゃん、パドレイグ)
 ヨアヒム 1点(マダム)  

 急角度のシュートをものにし、得点圏の広さをアピールした初 号機。
 ストライカーとしての嗅覚が備わっている。



初号機「どうせオイラはスペシャルで2000回ですよ……」
オニーバ「もうオチ役だと言うことを分かった方がいいね(笑)」
ヨアヒム「さすがパラディン殿、人の心を掴むのが上手い」
オニーバ「ナイスフォロー(笑)」
BM「良い言い方した(笑)」
ドン「さすが2000……」
オニーバ「なにを2000回なんだろう(笑)」
BM「いやな話になってきたな(笑)」

 イヤだ。




§5−3 こんどこそラフトン亭、遂にアレが……

 初号機を置いてラフトン亭に戻って来た一行。

ドン「パドレイグ卿が、塔の賢者に話を聞けとか言ってましたね」
オニーバ「先に賢者の所に行くか?」
メル「お酒ー」
オニーバ「じゃあラフトン亭。パドレイグ卿のツケでいいらしい」
ドン「太っ腹だなぁー」

 出迎えたのは、人なつこくて心が広く、そして美形の女主人サル ヴァーナ・ラフトン。

メル「なんか最後無理矢理だった(笑)」
BM「いや、美形だから」
オニーバ「美形の女主人かー」
初号機「(そっちのがよかったーーーー)」
BM「じゃあ……」
オニーバ「(ころころ……)20でた!(笑)」
BM「はええよ(笑) つーかスゲエな」
ヨアヒム「ぬぉぉー(笑)」
ドン「かなわないなー」

 ラフトンは一行を見るなり、オニーバに色目を使った。

ラフトン「あら……かわいいボウヤね?」
オニーバ「い、いや、僕はそんな……」
一同「(笑)」
ラフトン「あなたお姉さんの好みよ。奢ってあげるからこっちにいらっしゃい」
オニーバ「え? ……う、うん」
ドン「急にそんなキャラになりましたね(笑)」
オニーバ「(偽装してみた(笑))」
BM「手口がきたねぇコイツ(笑)」


★キャバクランキング 中間発表(3)
 初号機 2点(クックちゃん、パドレイグ)
 ヨアヒム 1点(マダム)
 オニーバ 1点(ラフトン)

 オニーバがショタパワーで先制点ゲット。
 同じ属性っぽいドンとの勝負はどうなるのか!?(どうでもよい)



 その後、ラフトンに詳しく話を聞いたり、酒場に来ていたアイリアン老人に話を聞いたり。
 まあすっとばして女NPCを見つけたところから。

BM「酒場の隅で、女エルフが一人で飲んでますね」
オニーバ「おっ(ころころ……)5!?」

 もはやDMに聞かずに【魅力】判定を始めるプレイヤーたち。
 厨プレイヤーの鑑ですね。

BM「早いよ!!(笑)」
オニーバ「早いがダメな子だった(笑)」
ヨアヒム「早くてダメな子?」
一同「……」

 しーでぃーえすぴーいーは健全サイトです。

ドン「4!?」
ヨアヒム「ななー」
オニーバ「全滅か(笑)」
ドン「手ごわいですねこの人(笑)」
BM「そのエルフはどこか陰のある女性で、一人で静かに飲んでいます。そして……美 人
オニーバ「言うまでも無いな(笑)」
BM「君たちが近づいても、無視して酒を飲んでいます」
オニーバ「おっ」
ドン「燃えたんですか?(笑)」
オニーバ「……いや、気難しそうな女性はいやだなぁ」
BM「ウゼぇぞ(笑)」
ラフトン「(小声で)ニナランは一人が好きみたいだからね。そっとしておいた方が……」
ヨアヒム「では、ここで私が」
メル「おおー(笑)」
ヨアヒム「礼儀正しく声をかけます……」



ヨアヒム 「……キャバクラは?」



 遂にでましたこの挨拶……。

一同「(爆笑)」
BM「えー、この世界でも標準なのぉソレ!??(笑)」
オニーバ「そうなんだろ(笑)」
BM「プレイグループ用の挨拶じゃなかったんだ(笑)」
ヨアヒム「キャバクラとか?」
BM「しつこいよコイツ(笑)」

 ニナランは冷たく手を振り、追い払うしぐさをした。

オニーバ「うわー、ダメだこれは(笑) なんかすごくダメだ(笑)」
ヨアヒム「キャバクラは?」
メル「しつけぇぇぇぇぇ(笑)」
ニナラン「あの、私これからカラオケなんで(?)」
ヨアヒム「キャバクラとか?」
ニナラン「あの、すいませんもう行きます」
ヨラヒム「キャバクラ?」
オニーバ「おい! あんまりしつこいと……アレだよ (笑)」
BM「なにかがマズいよね(笑)」
オニーバ「マズい(笑) なにかが非常にマズい!!(笑)」

 なにがマズいのか良く分からないが。
 それにしてもニナランはつっけんどんであった。

ニナラン「私は一人で飲みたいんです。あっちへ行ってください」
オニーバ「ツンツンしてやがるなー」
ドン「でもほら、貴方の師匠……ドーヴェンさんのことだけでも聞かないと?」
オニーバ「ああ、あの、ドーヴェンと……」
ニナラン「ドーヴェン? そんな人は知りませんね。あっちへ行きなさい」
ヨアヒム「カラレルは……?」
ニナラン「知りません。私にかまわないでください」
オニーバ「ぬう……」

 腕を組み、いつになく真面目に考え込むオニーバ。


オニーバ「……あの人を落とす方法があるに違いない」


一同「(笑)」
BM「そういう腐れた考え方し かしないんだ(笑)」
オニーバ「いや、今はまだフラグが ね……」

 厨の強がりがUZEEEEEEEEE!!!!

メル「ウザいな(笑)」
ドン「フラグが足りないっていう問題なんだ(笑)」
ヨアヒム「うーん、どっかで立てないとなー」

 ……と、そこへローブを着た学者風の美形が登場。
 学者帽をかぶり、眼鏡をかけたイケメンだ。

オニーバ「いや、もう美形はどうでもいいけどね(笑)」
メル「ここで眼鏡キャラを導入ですか」
BM「そろそろてこ入れが……」
オニーバ「アンタてこ入れを気にしすぎだよ(笑) つーか始まったばかりだよ!!(笑)」
BM「てこ入れしないと大変なことになるんじゃよー」
オニ−バ「何に追われてるんだ(笑)」
ドン「で、それが賢者ヴァルスラン?」
BM「そのようです。彼は入ってくると、ラフトンに挨拶しました」


ヴァルスラン「やあ、キャバクラは」
ラフトン「あーら、キャバクラとか!」



一同「(笑)」
メル「なんか挨拶慣れてる感じ(笑)」
オニーバ「どういう世界なんだ!!!(笑)」
BM「フォースだからねぇ」
ヨアヒム「フォースだからなのか(笑)」
オニーバ「だめだ、厨というかおかしい世界になりつつある(笑)」
ドン「話を聞いてみましょうよ。あのー、ヴァルスランさんですか?」
ヴァルスラン「フッ、私がそうだが?」
ドン「キャバクラは」
ヴァルスラン「ああ、キャバクラとか」

 この挨拶も割と馴染んでいる様子。
 ここで「城塞」、「ドラゴンの墓」、「カラレル(カルト教団)」などについて聞く。
 ヴァルスランはシナリオ通り「塔に帰って調べてみる」と言ってくれ る。
 なんていい人なんや。無報酬やで。

 村を回って話を聞いたり、次にどこに行くか相談したり。
 この辺はシナリオ通りで特に書くこともないので色々すっ飛ばす。

BM「市場にはたくさん屋台が並んでいて、中に美人のエルフが店番をしているものが……」
ドン「(ころころ……)17?」
オニーバ「15」
ヨアヒム「20だ」
BM「まだ何も言ってねー(笑) つーか、ヨアヒムの勝ちですね」
メル「強いなー」
BM「では、その娘はヨアヒムに一目惚れしたようです」


★キャバクランキング 中間発表(4)
 初号機 2点(クックちゃん、パドレイグ)
 ヨアヒム 2点(マダム、エルフ娘(デルフィナ))
 オニーバ 1点(ラフトン)

 おとなしいクセして要所で落としまくるヨアヒム。
 まさしく影の実力者と思われる(何が)。



初号機「(え? なんか、この旅はナンパ旅なんですか?(笑))」
オニーバ「違うよ……勝手に、勝手に向こうが惚れてるだけだから」
BM「厨的にね」
初号機「(そうかー(笑))」
エルフ娘「美しい旅のお方、良かったら花を見ていきませんか?」
ヨアヒム「では、花を手に取りながらその娘をじっと見つめます」
エルフ娘「あの、花を……」

ヨアヒム「君より美しい花なんてないさ」

一同「なんだこいつーーー(笑)」
BM「何を言い出したんだこいつは(笑)」
オニーバ「バカ(笑)」

 彼女はデルフィナと名乗った。
 村の北に行って花を取るのだが、最近ゴブリンが出るとかなんとか。

ヨアヒム「では私がそのゴブリンを退治してあげましょう」
デルフィナ「まあ!」
オニーバ「勝手にクエスト受けてるよね(笑)」
デルフィナ「ありがとうございます。あの、お名前を……」

ヨアヒム「君だけに教えるが……」
一同「おいおいおいおい!!!(笑)」


ヨアヒム「私は逆襲の天使、ヨアヒム・ワイルドハート」
オニーバ「何回聞いてもバカだなぁ(笑)」
BM「クソ真面目な顔で言ってるんだろうね(笑)」
デルフィナ「逆襲の……天使……美しいわ。なんて美しいのかしら」
ドン「ラクな世界ですね(笑)」

オニーバ「うわー、なんか鳥肌が立ってきた(笑)」

BM「うはは(笑)」
オニーバ「やべぇよこのゲーム。やべぇ」
BM「さすがフォースだよね」
ドン「さすがですねぇ」
メル「やっぱり4版は破壊力高いねー(笑)」
オニーバ「恐ろしいよこれ」

 そう、フォースは凄い!!
 みんなもやれ!!

 フォースの破壊力をまざまざと味わった一同。
 しかし、これはまだ序の口なのであった!(多分)
 これからもっともっと厨の洗礼を受けるであろう!(言ってみた)
 
 次回オレツウェイキャンペーンは、番外編として『補習』の様子をお伝えできれば……
 という予定です。
 ちゃんと記事になるか不安(笑)


キャバクラは!?






2009/03/29 by B.M