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CDS:PE4thオレツウェイ>第4話 必殺の一撃!






※ご注意※
『シャドウフェル城の影』のネタバレ が含まれていますので、気をつけてください!!





D&Dフォース プレイリポート オレツウェイ
第4話 必殺の一撃!
プレイヤー:ダンナ、ジェック、ヤモン、ほりび、ユージ
DM&文章:びぃえむ
使用サプリメント:『シャドウフェル城の影(日本語版)』


★キャラクター紹介
“天空を焦がすKnight”メルティアー ナ・サファイヤエメラルド
 ヒューマン・ウィザード
 魔王軍四天王の一人にして、曹操孟徳の生まれ変わり。夏侯惇の生まれ変わりを探しているらしい。
 魔術で火を自在に操り、その一億度の炎は天をも焦がす。
 職業はナイト(キャバリア・クラス=キャバクラ)。
 略称は「メル」


“風のマイスター”波璃衣ハリー・L・オニーバ
 ハーフリング・ローグ
 Lはライトニングの略。
 あの“マイスター”であり、何でも器用にこなす天才で、剣も魔法も超一流、かつスカウト的能力も抜群。
 マイスターが何なのかはDMもよく知らない。それぐらい凄い。
 自分一人でなんでもできるので、自分が一番好き。
 愛用の武器を失っていて、今は市販品のダガーを使っている。
 略称は「オニーバ」


”逆襲の天使”ヨアヒム・ワイルドハート・ウリエル
 ハーフエルフ・クレリック
 迫害されながら幼少期を過ごし、人間とエルフの狭間に揺れ動く少年。
 彼の内に秘めたる獣性が解放される時、人は逆襲の天使を見ることになる。
 戦闘になると解放されっぱなしに見えるが(笑)
 略称は「ヨアヒム」


“逆襲のZERO”スターフラッシュガイナードン・バルスカル
 ドワーフ・ファイター
 「スターフラッシュガイナードン」でひとつの名前なので間違えないように。
 万の魔神と幾億の魔物を撃ち滅ぼし、地上界と天界を救った勇者の末裔らしい。
 しかし彼は感受性が強すぎ、敵の痛みが分かり過ぎてしまうために上手く戦えない。
 勇者としての使命と、普通の少年としての良心の板ばさみになっているようである。
 戦いたくないと言いつつ敵を屠るその姿に、人は嫌悪悲 しみを禁じえないだろう。
 その手に携えるのは「スターフラッシュモール」
 略称は「ドン」


“スペシャルで2000回の”エレクトラム“初号機”
 ドラゴンボーン・パラディン
 自分の生まれた意味を知り、なすべきことをなすために、旅を続ける古代帝国の生物兵器。
 セッションに遅刻して来たり、プレイ中に漫画(デビルマン)を読んでいたりと、その厨具合は本物である(褒め言葉)。
 そんな、良い意味で(中 身が)リ アル厨房の彼は、厨房エキスをキャンペーンに注入し続けている。
 愛用武器は「コキュートス・ブレード」
 略称は「初号機」



★目次
§4−1 必殺の一撃
§4−2 戦い終わって




§4−1 必殺の一撃

 戦闘も佳境に入り、PCたちはそれぞれ必殺技を繰り出していく。
 なんつーかリンかけ(*)状態。JET!
 もはやパーティの勝利は揺ぎ無く、プレイヤーは『もう勝ったで良いんじゃね?』を繰り返す!(笑)
 しかしそう甘くはなかった。
 やはりドラコニック・スキンが硬いのだ。

*……リンガーハットでかけそばを頼む、の意味。お椀を天高く掲げて見開きDA!


オニーバ「ドラゴニック・スキンは苦手なんだよなー」
メル「鎧が無いところを突けばいーんじゃない?(笑)」
オニーバ「いや、敢えて貫く!(笑)」
BM「良い前フリだ(笑)」
一同「(笑)」
オニーバ「行くぞ! スライ・フラーリッシュ! (ころころ……) 対AC17!?」
BM「はずれ(笑)」
一同「(爆笑)」

オニ−バ「なにぃぃーーーーーっ!!!?(笑)」

BM「なんつーか一差先生(*)」

*……一差先生とは、出目が1差で失敗した時に出てくる歌人。
 「賽振るな そこのけそこのけ モンテが通る」
 「邪悪寺院の 折り重なった死体の山 我泣きぬれてDSライトミニ」

オニーバ「や、やはりダメなのか……」
コボルド「ばぁぁぁかめぇぇーー!」
BM「しかし(1差だったから)ドラコニック・スキンの表面に、キズがついたよ」
オニーバ「あと少し……」
初号機「魔法の武器ではない、ただの短剣であそこまでやるとは……驚きだな」

 そして敵の攻撃。
 改心したコボルドの攻撃は、予想通りハズレ(笑)
 どうやら本当に改心しているらしい。なんて便利な世界だ。
 そして関係ないモブに殴られたオニーバが重傷になったりした。

オニーバ「いたい」
コボルド「まさかまいすたーまできているとはな。このあたりをみはっていてよかったぜぇー」
初号機「お前らどんだけデカい組織なんだよ(笑)」
メル「何でも知ってるしね(笑)」
ヨアヒム「で、何なのマイスターって?」
BM「……」
オニーバ「何でマイスターを狙ってるの?」
BM「…………」
メル「つーかどうやってオニーバが来ることを知ったの?」
BM「……それはアレ……あの……ドラエストラの加護」

 じゃあそれで。

オニーバ「いちおう重傷ね」
メル「でも、そんなの関係ないんでしょ?(笑)」
オニーバ「これくらいの傷は、全然問題ない(笑)」
初号機「私もいま9点くらったけど、全然平気です」
オニーバ「どれぐらい平気なの?」

初号機「27点中26点くらってます」
オニーバ「残り1じゃねえかよ!(笑)」


初号機「余裕ですね」
BM「じゃあ、身体のあちこちで赤いランプが点滅して、ピーッピーッっていう警告音が出てきました」
ヨアヒム「え? やばい?」
初号機「大丈夫だけど……血まみれです」
BM「大丈夫らしいので、ほっといて次ヨアヒム」
初号機「大丈夫だなー」
ヨアヒム「じゃあ……」

初号機「(割り込んで)大丈夫です! 全然大丈夫です!」

オニーバ「うるさいから治してやれ(笑)」
ヨアヒム「うむ(笑) ではオレツの治癒を受けるが良い……オレツウェイ!! ヒー リング・ワード!」
初号機「オレツウェーーイ! (ころころ……)13点治りました」
BM「オレツウェイが降臨してます」
初号機「治りましたオレツウェイ様ー!」
オレツウェイ「うむ……勝て!」
オニーバ「『勝て』しか言わないよこの神(笑)」

 神のくせによく出てくると評判。まあ厨だから。
 オレツウェイはとにかく勝つことを目的としているので、こんなもんです。
 強いことと勝つことが存在意義。
 ……あ、あと正義とか善とか。

ヨアヒム「それでは続けて……ヒィィーリングゥ・ストォライクゥゥ!!(ころころ……)対AC20?」
BM「命中です」
ヨアヒム「ではそいつに10ダメージ。オレツウェイ!」

 ヨアヒムの一撃は、ドラコニック・スキンに覆われていない顔面を急襲した!
 コボルドはメイスをまともに鼻に受け、大量の鼻血を噴き出した!

コボルド「いでぇぇー! こっ、このよろいのつぎめをねらうとはーー(以下略」
ヨアヒム「更に治癒が……ローグか? では、マイスターよ、受けよ!」
オニーバ「お、サンクス(上に)」
BM「なにその上に手を振ったのは(笑) まさかオレツウェイに?」
オニーバ「そそ(笑)」
BM「まさに神をも恐れぬ厨房っ ぷり(笑)」

 言ってる場合ではない。
 普通のキャンペーンだったら大変なことになってるぞオイ。
 さて、ナイーブな少年ドワーフのドンはウザさ爆発中。

ドン「これ以上やると、ボクは本気になってしまう! さあ、君達やめるんだ(ころころ……)対AC20?」
初号機「ああ、もう!(笑) こいつは!!(笑)」
BM「言ってることとやってることがズレてないか?(笑) まあ当たり」
ドン「10点」
BM「うげー」
オニーバ「ハハ、もうドラコニック・スキンは効かないよ」
コボルド「ば、ばかなー! そんなにかんたんにじゃくてんがみやぶれるはずが……」

 まさかよろいがないところをこうげきするなんてーー。
 パーティの適応力が勝利の鍵ですね。
 さすがフォース。

BM「つぎ初号機」
初号機「どうしようかなー。よし、ブレスを吐きます。くらえ! 原初の炎を!(ころころ……)あ、反応6(笑)」
コボルド「あまいな! このそうこうはひゃくまんどのほのおにたえる!」
初号機「むう、やはり熱ではダメか……」
コボルド「りゅうのうろこにほのおがきくものか!」
初号機「私の炎では効かないが……天空を焦がすKightの炎ではどうかな?」
メル「アタシか。よし、じゃあソイツを狙ってやろう。剣を抜いた」
BM「剣!?」
メル「あ、正確さのワンドのことね(笑) 剣の形してるから」
BM「そうなのか(笑)」
メル「ワンドも使って炎の矢(ころころ……)反応25?」
BM「当たるなぁ」
メル「アタシの炎は、そんなチャチな防火服じゃ防げないよ! と、9点」
BM「それ、一応確認す るけど[力場]ダメージだよね?(笑)」
メル「そうそう。[力場]の炎」

BM「ぬう……。ここだけの話、本当に[火]ダメージだったら防げるのだが(笑) ぶっちゃけるとな!!」
一同「(笑)」


オニーバ「わけわかんねぇ(笑)」
BM「つーか今、[火]に抵抗が5あって、残りヒット・ポイントは9だった(笑)」
一同「(爆笑)」
コボルド「ふふふ、このていどのほのお……なにぃ!? な、なんだこのしろいほのおは!!?? うっぎゃーーー!!」

さすがのドラコニック・スキンも、四天王が操る炎の前には“紙”に等しかった。
青白い炎がコボルドにまとわりついたかと思うと、突如としてコボルドの全身が白い炎と化した。
それは燃焼や発火というよりは、閃光と言った方が近いものであった。
あの強靭なドラコニック・スキンは見る見るうちに飴のように溶け、コボルドは生きる松明となった。
寸瞬、光が消えた後には、埃のようなものが散らばっているだけであった……。

メル「なめてもらっちゃ困るよ!」
BM「その凄さは、隣に居た初号機の肌が少し焦げるぐらいだね」
初号機「私の皮膚を焼くとは……さすが天空を焦がすKight」

メル「アタシの炎は一億度だからね!」

BM「またザックバランな厨房設定が出たなオイ(笑)」
オニーバ「さすがのドラコニック・スキンも一億度は無理か……」
BM「なんでも無理って言うか、その熱の余波の心配をしてぇ(笑)」
メル「対象だけを熱するので大丈夫」
オニーバ「そこは厨房パワーで」
BM「じゃあそれで!」

 俺は知らん!!!
 フォースは1レベルのマジックミサイルで一億度出るぞ! みんなも撃て!!

オニーバ「さて、俺か。ちょっと趣向を変えてみるかな」
BM「お、次は何?」
オニーバ「風の力でポジショニング・ストライクね。これは対意志な んで」
ドン「それなら貫けそうだ」
オニーバ「いくぜ? ウインド・マイスター・コンツェルト・アクト・ツー!」
BM「いいから振れ(笑)」
オニーバ「大気よ流れよ、我の敵を翻弄せよ! ……えぇい!(ころころ……)あ、12(笑)」
BM「はずれ(笑)」
一同「(爆笑)」
ドン「つ、つえええ」
初号機「スキンつえーーー(笑)」
コボルド「ふ、どこをねらっている!?」
オニーバ「おいーーー!(笑) ……って、これって挟撃入るの?」
BM「入るよ」
オニーバ「あ、それなら14だ」
BM「じゃあ当たった(笑)」


 おおらかだ(笑)
 もはや牧歌的と言っても良い。

オニーバ「ハズレたって? おいおい、お前の眉間を見てみろよ」
コボルド「な、なにぃーー!? さっきのはふぇいんとだったのかぁーー!?(笑)」
オニーバ「じゃあスニークも入るので、18点どうぞ」
BM「痛ぇ! おかしいよ!(笑)」
コボルド「うっぎゃーーー!!」
オニーバ「じゃあ3マス動かすか……これ、味方は越えられる?」
BM「本当は越えられないけど、死んでるからもう何でもいいよ(笑)」
オニーバ「やった(笑) じゃあ、この草むらにぶち込む」
BM「コボルドの死体は風でバラバラになりつつ、草むらにボトボトと落ちました」
初号機「あそこまでのパワーとは……マイスター恐るべし」
BM「そうだね(笑) 普通の武器だもんね」
オニーバ「ふう、おかげでちょっとてこずらされたよ」
BM「本当の武器は?」
オニーバ「無くしたらしい。もし本当の武器を使っていたら……もっと恐ろしいことになってただろうな」
初号機「恐ろしい、ってどういうことだ?(笑)」
オニーバ「そこはBMに聞いて」
BM「……」

 これにて改心してないコボルドは全滅。
 やっと戦闘が終了したのでありました。
 最初の戦闘にしてはツラかったような気がするなあ。
 つーか、戦闘が長いですね。基本的に。




§4−2 戦い終わって

 さて、戦場にはパンツを見せている(もういい)クックと、改心したコボルドが残りました。
 ドンがコボルドに近寄って、片膝をつきます。

コボルド「た、たすけてぇ〜」
ドン「もちろんだよ」
オニーバ「何があったんだ?」
コボルド「お、おれたちは、あのおっそろしいやつのいいなりになっ て……」
ドン「恐ろしい奴?」
オニーバ「そいつはどうした?」
コボルド「お、おいらはいちどだけみたことがある」
ドン「どんな奴?」
コボルド「おおきいごぶりんだった……」
初号機「ゴブリンの大きいやつなのか? それとも大きいゴブリン族なのか?」
コボルド「ごぶりんだった」
初号機「名前は?」
コボルド「なまえしらないが、そいつすごくいばってた。こことおるやつをころせって」
ドン「他には?」
コボルド「ああ、なかでもとくに……」
ドン「特に?」
コボルド「まいすたーってやつをころせって」
一同「(笑)」
オニーバ「なんだとぉ?(笑)」
メル「なんでマイスターを知ってるんだ?」
BM「知らない……俺も知らない」
一同「(爆笑)」


 凄いキャンペーンだなぁ。
 さあ、みんなで考えよう(投げっぱなし)。

メル「どういうこと!?」
BM「知るかッ!!(笑)」
ヨアヒム「良いのかそんなんで(笑)」
オニーバ「なにぃ、オレを狙っているだと?」
コボルド「お、おいらはしらねえ……」
オニーバ「マイスターについて知っているとなると、敵の正体は絞られてくるな」
BM「えー!?(笑) 絞られるの!!??」
初号機「どうやら、あの組織が動き出したということか」
オニーバ「チィ、厄介な相手だぜ」
BM「厄介なんだ。う、うーん、そ、そういうことだろうねーーー!」
初号機「風のマイスターとやら、お主狙われる心当たりがあるのか?」
オニーバ「まあ、そもそも風のマイスターを狙っているかどうかは分からんがな」
BM「そ、そうなんですかーーー!!?(笑)」

オニーバ「色んなマイスターがあるからな」
BM「し、知らなかったーー!!」


 もう好きにして。

メル「それじゃ、もう聞くことないんじゃない?」
BM「DMも知らないんだから、聞いても無駄だ(笑)」
ドン「じゃあ彼を解放します。『君はもう、自由だよ』」
コボルド「あ、ありがとう……(と言いながら銀貨2枚を取り出す)」
ドン「(それをコボルドの手に握らせながら)……それは持ってお行き。さあ、ここにいると悪い奴に捕まるぞ」
コボルド「そうだ……おいら、にげなきゃ!」
ドン「もう争いはやめるんだ」
コボルド「わかったよ! ありがとう、まいすたーたち!!」
ヨアヒム「マイスター達になったんだ(笑)」
BM「いや、知らん(笑)」
オニーバ「俺も知らん(笑)」
ヨアヒム「おいおい!(笑)」
メル「マイスターが何なのか誰にも分からないしね(笑)」
一同「(笑)」

 そうしてコボルドは去って行った。
 しかしドンは憂鬱な顔をしていた。

ドン「彼らを操っていた奴がいる……。また、戦いが始まってしまうのか」
BM「あんだけやっといて良く言うよなー(笑)」
初号機「そうだ、レディを助けないと」
BM「膝を擦りむいてるぐらいで、大きな怪我は無いみたい」
初号機「助け起こしましょう」
クック「ありがとうございますぅ〜」
ドン「ここは危ないです。早く逃げてください(……そう、ボクたちが大変なことを起こさないうちに)」
初号機「いちいち内心の声がうるさいんですけど(笑)」
ドン「傷つき易いんですよ?」
初号機「うぜーー(笑)」

 そして、頼んでないのにクックが説明を始めだす。

クック「私はウインターヘイヴンから薬草を摘みに来たんです」
初号機「ウインターヘイヴン? 我々の目的地だな」
オニーバ「ほう。奇遇だな」
ヨアヒム「おお、我もだ」
クック「本当ですか?」
オニーバ「ちょうどよかった」
クック「では村までご案内いたします」
初号機「その前に、怪我をしているところに手を当てます。レイ・オン・ハンズ
クック「あ、ありがとうございます」

 少女は顔を赤らめ、背景には丸い点描がたくさん出た!

初号機「分かり易いですね(笑)」
オニーバ「手抜き(笑)」
クック「ありがとうございます騎士様。私はクックと申します」
初号機「私は……スペシャルで……2000回の……台無しだよ!!!(笑)」
一同「(爆笑)」


 惜しい!
 良いとこまで行ったのに(他人事)。

オニーバ「いや、台無しだけど最後まで言わないと(笑)」
初号機「私はスペシャルで2000回のエレクトラム初号機と申します」
BM「お前だけ『迷宮キン●ダム』だ(笑)」
メル「罰ゲームみたい(笑)」

 が、しかし、そこはフォース。
 全然問題ないのであった。

BM「いやでも、厨房ワールドだから大丈夫」

クック「(目をキラキラさせながら)まあ……なんて素敵なお名前!」

一同「(笑)」
初号機「じゃあ、少し照れます(笑)」
クック「スペシャルなんですね!」
初号機「そう、2000回なんです」
クック「2000回も……」

 しばし見つめ合って二人だけの世界へ。
 いやぁ、厨房だなぁ。
 (言ってみる)

メル「わからんなぁ(笑)」
初号機「その脚では歩きにくいでしょう。さあ、私の背中に」
クック「ええ、初号機ですものね」
初号機「しかもスペシャルですよ」
オニーバ「その会話成り立ってるのか!?(笑)」
メル「成り立ってるような成り立ってないような(笑)」

 厨房的には成り立っていると判断。

BM「大丈夫です。ラブラブです。背景には良いBGMが流れてます」
オニーバ「情景説明が手抜きだよ!!!(笑)」
ドン「じゃあ、そんな幸せそうな少女の姿に、かつて自分と一緒にいた少女の面影を見ています」
BM「はあ?(笑)」

ドン「……あの子も幸せだと良いんだけど……」
BM「何勝手なこと言ってんだ!!(笑)」

オニーバ「誰のことだよ!!(笑)」
初号機「常にうざい!!(笑)」
ドン「ウルウルと瞳を潤ませます」
初号機「やってろ!!(笑)」
 
 さて、ここで一段落。
 戦闘も終わったので、ひとまず“小休憩”を取ることに。

BM「はい、では小休憩です」
メル「あ、金目のものない!? 金目のもの!!」
BM「そういうキャラだっけ?(笑)」
メル「一応意地汚い担当」
オニーバ「紅一点なのに、そんなの担当していいのかなぁ(笑)」
メル「さあ、金をよこせ!」
BM「えーとまず、こいつらが使ってた武器とかがある」
オニーバ「お……それって小型?(笑)」
BM「それは邪悪寺院の時のクセだね(笑) ……んー、今回クイックスタートだから、サイズのルールが……」
オニーバ「無いの?」

BM「あるよ。『大型のクリーチャーは2×2マスを占める』」

オニーバ「武器は?(笑)」
BM「特にルールないから、なんでも使えるんじゃないかな」
オニーバ「大型のクリーチャーがダガー持ってても1d4なの?」
BM「それは……知らん(笑) しねえよそんなこと(笑)」
一同「(笑)」

 知りたい人はルールブックとか読むと良いのでは?

BM「その時に考えればよろしい」
オニーバ「確かにどうでもいいや(笑) で、短剣は無かったかな? 俺の魔法の短剣のかわりになるような凄いやつ」
BM「短剣はあるけど、凄そうなものは無いねぇ」
オニーバ「ちぇ」
BM「あと、回復力を使うと急に傷が治るのでどうぞ」
ドン「回数までだったら何回でも使えます」
BM「なんつーか、傷が治る道理が 全く分からないので、各自厨パワーをでっちあげて良い」
オニーバ「風のマイスターにとっては、傷ぐらい治すことは簡単だ」
BM「たぶん折れた骨とかも急につながったりする」
ヨアヒム「出血が止まったり?」
BM「余裕です。潰れた眼球も再生するし、破裂した内臓も元通りに」
ドン「どういう生き物なんですかこの世界の人たちは(笑)」
BM「知りません(笑)」

ドンの周りに神々しいオーラが立ち昇って傷を消した。
ヨアヒムの傷はオレツウェイが手当てしてくれる。
初号機はナノマシンで身体を再生する。
オニーバは春風に吹かれると、なんか急に傷がキレイになくなっていたりいなかったり。

初号機「ほう、これは心地よい春風だ」
オニーバ「マイスターを傷つけたままにするなんて、無理なことさ」
BM「知らん知らん(笑)」
メル「……で、金になりそうなものは!?」
BM「特になさそう。強いて言えばスリング兵が持ってたスリング弾がちょっと特殊っぽいかな」
メル「たいした金にならなそう……」
オニーバ「金のために戦ってるわけじゃないし、良いじゃん」

メル「アタシは金のためにやってるの!! 悪い!?」

オニーバ「ご、ごめん……」
一同「(笑)」
BM「露骨(笑)」
メル「まあいいや。その辺の武器とか、後で売るから持ってってよ」
BM「ヘイ、ユー自分で持ちなさい(笑)」
メル「重いからイヤ(キッパリ)」
初号機「なんだこいつー(笑)」

メル「良いから誰か持っていきなさーーい!!(笑)」

 
 ……ってなわけで、なんとか最初の戦闘が終わった一行。
 次は(やっと)ウインターヘイヴンです。
 厨房どもは村で何をするのか?
 次回オレツウェイキャンペーン第5話『村でも厨房』にご期待ください!

キャバクラは!








2009/2/28 by B.M