TOP13忍者プレイリポート>第7話 地下の探索

CDS:PE&レインボー合同
D&Dサード プレイリポート企画


第7話 地下の探索


於2003年6月14日(土)

マスター&ライター:B.M
プレイヤー:ダンナ、石川、ヤモン、右近[敬称略、順不同]
キャラクター:
ガロウズ/人間 ファイター 男
ヴァロック/人間 クレリック 男
ウエスト/人間 ウィザード 男
サイラン/エルフ モンク 男
ノインガム/人間 ドルイド 男
カラカス/人間 レンジャー 男
 


2003/09/07


前後編で終わるつもりが長くなってしまいました「地底の城砦」編もついに山場です。
つーか6月にやったセッションを9月にアップですか。…遅い!。
(一応”作業中のPCがすっとんで最初から書き直した”というありがちな俺の言い訳も聞いてやってください。)
ゴブリンの族長を尋問し、全ての鍵は”下”にあると確信した一行は、ついに下への探索を開始するのでした。
はたして地下には一行の求めるものはあるのでしょうか。
すべてゴブリンの嘘なのでしょうか。
不安にかられながら一行は進みます。


サイラン『さぁーて、下に降りる、か?。』
ガロウズ『うーん、なんか気持ち悪い。吐きてぇな(ファイアーブレスポーションのせい)。』
ウエスト『いや、あと50分ぐらいあるから我慢しろよ(笑)。』
ガロウズ『お、おえーーっ(笑)。』
サイラン『危ないって!(笑)。』
ノインガム『蛇は<Climb/登攀>で降りれるのかな?。』
BM『楽勝でしょう。』
ノインガム『うーん、でも本体(ノインガム)が楽勝じゃないし(笑)。』
BM『ちなみにTake10して10以下になっちゃう人っています?。』
サイラン『俺は大丈夫。』
ガロウズ『俺も鎧が軽くなったから余裕だな。』
ノインガム『8だー(笑)。』
ウエスト『俺も8だー。』
BM『…えーと…7までは大丈夫です。DC7。』
ウエスト&ノインガム『あぶねー。』
ヴァロック『……。』
サイラン『なんか、途方にくれてる人がいますが(笑)。』
ウエスト『…何回も言うけどさぁ(笑)。…ヴァロックさー、その兜外したら?(笑)。』
ヴァロック『…(ころころ)…えーと、足して13。なんだか分からないけど13。』
BM『また振りやがった(笑)。』

<BMの浅知恵袋>
 ”Take10/出目10”とはプレイを簡単にしてくれる便利なルールです。PCが脅威にさらされていず、特別急いでもいない場合にはダイスロールをするかわりに目が10だったとして判定することができます。これがTake10です。

 例えば上の例では<Climb/登攀>判定をしているのですが、ツタを使って降りる行為はDC7です。そしてこの状況ではTake10ができるとBMは判断しました。ウエストはStrength 【筋力】 修正が−2でスキルが無いので技能修正値が合計−2です。彼がTake10した場合、−2+10=8 で判定の結果は8となります。これはDC7以上ですのでツタを使って降りることに(自動的に)成功したことになります。

 そしてヴァロックの場合です。彼はStrength 【筋力】 10(※)でアーマーチェックペナルティが−6(スケイルメイル−4、グレートヘルム−2)です。なんとも大変なことにTake10したとしても判定値は 4にしかなりません。グレートヘルムを外さないと無理ですなぁ。そこで”ヘルムを脱げ”と言われるのが嫌だったヴァロックはさっさと20面を振ったのでし た…。

※最初のキャラクターシートではヴァロックのStrength 【筋力】 は14になってましたね。あれはヴァーダントロードを目指していたときの名残です(笑)。

今プレイリポート書きながらふと思ったんだが、実はダイス目が良かっただけで落ちる可能性が高かったんだな(笑)。
無茶しすぎだろ!、おい!!(笑)。
良い子の皆さんは決して真似をしないでください…いや、損しか無いんで誰も真似しないと思うけど。
あと、ダイスはDMに言われてから振るのがマナーです(笑)。
(こうやっていきなり振っても許されるのは特殊な場合ですよー)

こうしてパーティは暗闇の中へと降りていった。
はたして彼らを待ち受けるものは?。



***********************************
**ここから先はDMに許可を貰っていないプレイヤーの方は読まないでください**
**            (読んでも良いか聞いてみましょう)           **
***********************************


目次
§7−1 地下2階
 最高級有機肥料
 造園
 植物園
 木立



§7−1 地下2階

最高級有機肥料


BM『さて、地下2階に降りて来たわけですが。もの凄い臭気が下から上がってきます。汚物の匂いです。』
ノインガム『自然だぁーーっ!。』
BM『確かに…自然(笑)。腐土の匂いがします。で、やはり紫色の発光するキノコの光が部屋を照らしているわけです。』
サイラン『またかー。』
BM『で、床には動物の腐った死骸と植物が厚く敷き詰められておりまして。こうなると自然物だけど自然じゃないなぁ。』
ウエスト『で、こっちの通路は…?。』
BM『そして外套を着た人影がスコップを使って土を掘り起こしています。』
ウエスト『先に言え!(笑)』
ヴァロック『どんな人影?。』
BM『こっちからユラユラと近付いてくるのは…あの”木”のバケモノ。で、こっちの外套着てるヤツはまだ良く分からない。』
ノインガム『自然?。』
BM『まだ確認できませんね。さて、フィギュアを置かせてもらいますか…。』
ヴァロック『多いよ!。』
BM『こんな感じですな。あ、そうだ、ミーポか。ミーポは涙を流して刺激臭に耐えてますな。涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしながら。』
ヴァロック『もう帰るか?。』
ミーポ『…帰らない。』
ヴァロック『ツライんじゃないの?。』
ミーポ『帰らない。ミーポは帰らないでエラくなる。』
ヴァロック『出世欲かよ!(笑)。』
ガロウズ『最近イスドレイル(女王)に褒められてるからなぁ。』
ノインガム『味をしめやがったな(笑)。』
ヴァロック『んー、その人影が気になるなー。俺のやるべきことはターンアンデッドだと思うんだけど…。』
ウエスト『デテクトイービル……は、使えないんだよ。いねぇんだよ。』
サイラン『まぁ、俺は様子見に接敵するから。それで判別するしかない。』
ガロウズ『俺はその反対側に移動だ。』

<BMの浅知恵袋>
 出てきたクリーチャーが敵かどうか楽に分かる、という点でやはりパラディンのデテクトイービルほど便利かつ安い(タダ)なものは無いでしょう。この場面でもジッターが居れば
デテクトイービルして楽に敵を判別できた筈です。いなくなってみると身に染みて分かるパラディンの強さ(笑)。 
 離れた所でイービルだと判定できれば、接敵する必要すら無い場合もあるでしょう。まさにパラディンはパーティに必須の人材と言えます。

ウエスト『向かってくるの?。』
BM『こちらを包囲するようにジリジリと輪をせばめてきますな。じゃ、イニシアチブやりますか。』

…戦闘はマジメに描写すると疲れると分かったので(笑)。
この戦闘に関しては豪快にすっ飛ばしてみますか!(ぉ
まずは”木”に対してガロウズのブレス攻撃!。

ガロウズ『うりゃっと。8点かな。』
BM『…うーん…(ころころ)…倒れなーい。』
ヴァロック『えー。』
ウエスト『燃えろよ!。』
BM『ここは火ダメージは倍で取ってるんですがね。』
サイラン『以外に硬いな。じゃ、移動したからFlurry of Blows(連打)ができないんで普通に攻撃…当たった。』
ウエスト『チッ、1発だと当たるんだよな(笑)。』
ノインガム『まったく。』
サイラン『いや、そんなわけわからんイチャモン付けられても(笑)。…と、その人影に8点。』
BM『いてぇ。外套がハラリと脱げて姿を現したのは…汚物まみれのゾンビだ。うじがわいて肉が腐ってドロドロになっている。そして普通のゾンビの何倍も臭い。』
サイラン『う……これは殴りたくない(笑)。』
ヴァロック『弱音を吐くな(笑)。』
サイラン『これは無理(笑)。Flurry of Blows(連打)したくない…。』
ウエスト『こいつらって、すでに存在が肥料なのか?。』
BM『そうですね(笑)。ほどよく腐った肉をあたりに撒き散らしているんで。』
ウエスト『きたーねーー。』
BM『リアルきたーねーーだ(笑)。』

レインボー用語「きたーねーー」。
分からない人は「エレグソンキャンペーンのプレイリポート」などをを参照。
ミーポはクロスボウ射撃でがんばる。
珍しくサイランも当たっている……気持ちとは裏腹に(笑)。

ノインガム『俺のターン!。…えーと…毒が効きそうなヤツがいないな。自然じゃないし(笑)。…届かないし……むぅ……守備表示!。ターンエンド!』
ヴァロック『ターンアンデッド!。』
BM『ルール覚えたか?(笑)。』
ヴァロック『覚えたけどまた忘れた(笑)。とりあえず…(ころころ)…足して10だ。』
ウエスト『しゃきーん(PHBを見ている)…”クレリックレベルまで”…ダメっぽいな。』
BM『ダメキソ。』
ヴァロック『…ってことはなんだか分からないけど13以上ださないとダメっぽいなぁ(笑)。』


<BMの浅知恵袋>
 ターンアンデッド(アンデッド退散)はクレリックのとっても便利な能力。これがあるか、無いかですでにドルイドに大きく差を付けていると言えます。パーティにどちらか1人いれるとしたらクレリックがオススメです。
 d20をロールし、それを表にあてはめてどのくらいの強さのアンデッドをターン(退散)できるかをチェックします。この表はずーーっと使うのでクレリックのプレイヤーはこれをキャラクターシートに写しておくと便利ですよ。


そしてゾンビ&トゥイッグ=ブライトの猛攻が始まる。

BM『えー、そのゾンビどもなんですが……スコップを握り締めると尋常じゃないことをし始めました。』
ヴァロック『ええ?……あ!わかった!(爆笑)』
ノインガム『はははははは(笑)』
サイラン『ノォォーーッ!(笑)』
ウエスト『きたーねーー。』
BM『床の汚物をすくい上げると、君たちに向かってビシャっと。タッチアタック扱いで(笑)』
ウエスト『むかつく!(笑)』
ノインガム『どばしゃどばしゃ。ビチャ。』
BM『(ころころ)…ま、鎧関係無いんで余裕で命中ですな…。糞まみれになった人はフォート10どうぞ。悪臭です。』
ヴァロック『おえぇぇぇぇっ!。』
ノインガム『成功!。自然だから。しぜん!しぜん!しぜーーーんっ!!!(笑)』
BM『さすがドルイド(なのか?)。』
ヴァロック『ううう、耐えた。グレートヘルムのおかげだ(笑)』
ミーポ『うぐぐぐぐ…耐えた。』

なんとか糞尿の匂いに耐えたパーティ。
さすがだ(うれしくない褒め言葉)。

BM『ちぇっ。じゃ、普通に攻撃か。フランキングはできないけど……サイランに20。』
サイラン『ぐえ。なんか待遇が違くないか!(笑)。ドキンちゃんだよ!!。』
BM『そして8点。』
サイラン『死ぬ死ぬ死ぬ。』
ウエスト『ドキン発動してるよ。ドキンモード(笑)。』
BM『ホントになぁ(おい)。』

ドキンちゃんについて分からない人(分からない人しかいないと思いますが)は「レインボー事件ファイル:ドキンちゃん」を参照。

ガロウズ『胸焼け(ブレス)はとっておいて、とりあえずアタック!。ガスッ!。』
サイラン『Flurry of Blows(連打)…で1発命中。さすがにゾンビには当たるわ。』
ノインガム『えーと、じゃあサイランにキュアライトウーンズだ。ごめんね、汚れてるから…ねちょーーーっと(笑)。』
サイラン『うーん、背に腹は代えられん。』
BM『はははは。この状態でグッドベリーとかアツイな(笑)。』
ノインガム『わははは…”ホラ食え〜〜”とか言って。』
ヴァロック『いやぁ、食うしかないだろ。』
サイラン『無理。我慢して死ぬ(笑)。』
ウエスト『そんなとこだけエルフかよお前(笑)。』


すいません無駄話です。
…無駄話を取っちゃうとこのプレイリポートは何も残らないんですが(汗


ヴァロック『…そして今度はターンアンデッド成功。7HD分だ。』
BM『うーん、じゃ、汚物に顔を突っ込みに行ったよ。しおしお〜。くそ、残りは汚物まみれにしてやる。えい、サイランにバシャっと。』
サイラン『それってDexterity 【敏捷力】 は効くんでしょ?。つか、Wisdom 【判断力】 の分も効くでしょ?。』
BM『効くな…(ころころ)…ハズレだ。モンクに当てるのは無理だったか。』
ミーポ『うーん、ウエスト、クロスボウ巻いてくれ。』
ウエスト『だぁー。自分で巻けよ(笑)。きりきりきり。』


おかしなことにサイランがFlurry of Blows(連打)を2発をとも命中させたり。


サイラン『よし。ダメージは合計11点。』
BM『おお、すげぇ。じゃあ、その攻撃でゾンビは木っ端微塵のグシャグシャのドロドロになって当たりにデロデロと飛び散ったぞ。』
サイラン『そんな描写は嬉しくないわーー!(笑)。』
BM『そして霧状になった汚物が辺りにパラパラと撒き散らされたな。』
サイラン『いらんわー!。…じゃ、それをレフセーブで避ける(笑)。』
ヴァロック『もういっちょターンアンデッドだ。…(ころころ)…これで終わったでしょ。』
BM『終了だね。じゃ、残りは屠られたということで。うーん、クレリックがいると稼げるなぁ(笑)。』
サイラン『うーん…モンクはゾンビと戦うのは向いてないぞ…。』
BM『何をそこで黄昏てる。』
サイラン『オックス(サイランの師匠)よ、モンクは大変だぞ(笑)。』

<BMの浅知恵袋>
 ターンされてしまったアンデッド。もう、戦闘の役には立ちません。他の脅威が無く、マトモに判定してもめんどくさいだけの時はこうやって省略してしまってもいいでしょう。




造園

汚物まみれになりながらもゾンビを撃退した一行。
次の通路を進み、扉をユニバる。
特にこれといっておかしいところは無かったので中に躍りこむ。
ここでもデテクトイービルが無いのが悔やまれたり。

中は広くて変な形をした部屋。
例によって紫色の発光キノコによって照らされている。
元は聖堂かなにかだったのだろうか。
高い天井と大きな柱、そして壁にはドラゴンの浮き彫りが。


ウエスト『こりゃあドラゴン年代記だな。』
BM『そして部屋のあちこちには草の植えられた入れ物が置かれています。』
ノインガム『…これは?。』
BM『自然(笑)。そりゃあもう自然。薬草とかハーブとか、益草の類だ。薬草学やってみてください。』
ヴァロック『うーん…13だ。』
BM『じゃあ、整然と並べられているのが分かる。薬効とか植えてからの期間によって分類されているようだ。』
ウエスト『うーん、これだけじゃ分からんな。ま、分からなきゃ次に行くしかないな。』
BM『と、部屋の奥のほうに小さな人影が。君たちに全く気付いていないようで、植木鉢の間をチョコチョコと動き回っている。』
ガロウズ『敵じゃなさそうだが。』


様子見のためにサイランが〈Move Silently/忍び足〉で近付くことにする。
相手は気付かなかったようだ。
つーか、そもそもサイランの技能判定値26とか言ってやがるし。


BM『相手は気付こうとする努力すら見せない。熱心に何かをやっているようだ。』
サイラン『見る(←コンピュータAVG的表現)。』
BM『見られた。どうも、年老いたコボルドのようだ。腰を曲げ、スコップやハサミを振り回して草木をいじっている。』
サイラン『コボルド?。ミーポって知らないのかな?。ま、ちょっとドラゴン語で声をかけてみるか…”もしもし?”。』
老コボルド『なんじゃ?。』
サイラン『えーと、お前はミーポの知り合いか?。』
老コボルド『…?。知らんわい。』
サイラン『イスドレイルっていう名前を知ってるか?。』
老コボルド『ああ、そんなのもいたような気がするのう。』
ガロウズ『なんか話してるな。じゃあ、俺らもそっちに行ってみよう。』


危険無しと見て近寄る一行。


BM『はい。じゃ、サイランが年寄りコボルドとドラゴン語で会話してるよ。』
ウエスト『ミーポ、誰だか分かるか?。』
ミーポ『あれはアードじいさんだ!。』
ウエスト『有名なのか?。』
ミーポ『草が好きだ。』
ウエスト『分かりやすいな(笑)。…おーい、アードじいさんよ。』
アードじいさん『なんじゃ?。』
ウエスト『アンタここで何をしてるんだ?。』
アードじいさん『庭いじりじゃ。』
ウエスト『いや、そうじゃなくて(笑)。』
アードじいさん『ガーデニングじゃ(笑)。』
ウエスト『だぁー。』
ノインガム『ネイチャーセンスで何か分かりますか?。』
BM『ドルイドに言わせれば…じいさんがいじってるのは……雑草ばっか(笑)。』
ヴァロック『雑草かよ!。』
ノインガム『ザ・雑草。』


3点。


BM『まあ、雑草ってのは言い過ぎかもしれないけど。凄い薬効があるとか、食用になるとかじゃあないから。』
アードじいさん『どうじゃ。かわいいじゃろう、コイツらは?。』
ウエスト『そうだな。』
サイラン『ガルシアスの木について(←コンピュータAVG的表現)。』
ウエスト『ああそうか。おい、じいさん、”ガルシアスの木”って知ってるか?。この辺に生えてるという何でも病気を治すという木なんだが。』
アードじいさん『うーん?。』
ヴァロック『知らないんじゃないのか?。』
アードじいさん『いや、知っとるわい!。ガルなんとかっちゅう名前は知らんが、そういう木の実が生えるという大きな木なら知っとる。』


ついに謎の真相に迫る情報!。


ガロウズ『やっと目当てのものが見つかりそうだな。』
ヴァロック『やった!。』
ウエスト『おお!。どこに生えてるんだ?。』
アードじいさん『あっちの扉の奥じゃ。』
サイラン『ゾンビいるか?。』
アードじいさん『知らん。』
ヴァロック『なんか、草のこと以外なんにも知らなそうだなぁ。』
ウエスト『俺たちみたいな…人間とかは他にいるのか?。』
アードじいさん『ああ、ベラック様がおる。』
ウエスト『”様”か?。』
アードじいさん『あの人はとても良い人じゃ。ワシに草木の庭園をくれた。』
ウエスト『……そうだな。まったくもって良い人だ。』
ミーポ『何言ってんだ!じいさん!。ベラックは悪いヤツでゴブリ…。』
サイラン『まあまあミーポ(ガシッ…ガキッ…ズルズルズル…)。』
ミーポ『もがもがもげもげ。』
サイラン『(ガッ…ズシャアッ…ドガス!)。』
ヴァロック『いや、そこまでやったら死んじゃうから(笑)。』
ウエスト『…で、その素晴らしいベラック様はどこにいるのかな?。』
アードじいさん『奥におる。』
ヴァロック『奥ってどっちよ?。』
アードじいさん『あー、北行って東行って、南じゃ。』
ウエスト『適当だなー(笑)。』


<BMの浅知恵袋>
 ここでは省略していますが、実際には〈Diplomacy/交渉〉と〈Bluff/はったり〉、〈Sense Motive/真意看破〉などが乱れ飛んでいました。
〈Diplomacy/交渉〉で中立を友好に換え、ベラックの友人だと〈Bluff/はったり〉し、じいさんが嘘を付いていないか〈Sense Motive/真意看破〉してみたり。

・〈Diplomacy/交渉〉
基本的な外交技能。相手を話し合いに応じさせるために必要。
決められたDCに対して振るロール。

・〈Bluff/はったり〉
嘘を付く技能。相手を騙したり、ニセの情報を与えるために使う。
〈Sense Motive/真意看破〉と対抗ロール。

・〈Sense Motive/真意看破〉
相手の嘘を見抜いたり、どういう気持ちでいるのかを感じ取る技能。
〈Bluff/はったり〉と対抗ロール。

これらは”会話の戦闘”とも言えるサードの交渉システムをになっています。ここではアードじいさんは「中立的」だったのでそれほど高い判定値を必要としま せんでしたが、態度がPCにとってあまり友好的でないクリーチャーと交渉することになった場合はこの3つのスキルが役に立ちます。
〈Bluff/はったり〉と〈Sense Motive/真意看破〉は対抗ロールなので、パーティに技能を持っているキャラクターがいないと圧倒的に不利になります。ハック&スラッシュ&モンティ &ホール&パワー&プレイ(H.S.M.H.P.P)ならば全然関係ありませんが「標準的なキャンペーン」では非常に重要な意味を持つスキル群ですので パーティのうち誰かはできるようにしておいたほうがいいでしょう。
 戦うより機転で切り抜けるのが好きなプレイヤーにとっては必須ともいえます。

 そういやウエストは〈Bluff/はったり〉好きなのにCharisma 【魅力】 が低くて残念がっていました。『なんで〈はったり〉 がCharisma 【魅力】 なんだぁ〜〜!。』、と(笑)。



パーティに向かってめんどくさそうにそう言うとじいさんは庭いじりに戻った。
一行のことなどまるでおかまいなしに。
ホントーに草しか目が無いようだ。


ウエスト『うーん、どうも本当にめんどくさいからあーいう態度になっているっぽい。』
サイラン『嘘ついてるわけじゃない?。』
ウエスト『と、俺の<Sense Motive/真意看破>が言っている。』
ヴァロック『じゃあ信用してそっちに行ってみよう。』
ノインガム『ユニバれ。』
サイラン『ユニバった。』
BM『とくに無し。で、次の部屋は形は前の部屋と同じだ。草がたくさん置いてあるのも同じです。』
ノインガム『ふむふむ。どんな草かな?。』
BM『同じく薬草の類です。整然と並べられています。系統立てて並べられています。』
ノインガム『なにか使えそうなものは?。』
BM『即効性のあるものは無さそうですが。とりあえず価値のありそうなものはたくさん。しかし…うーん、ドルイドの目で見ると良くない事をやっています ね。自然のままの草木を持ってきて集めているんだから。しかもそれを無理矢理に大きくしている(栽培)わけで。明らかに自然に対する冒涜です。』
ノインガム『許せんな。』
ウエスト『…この辺がドルイドとウィザードの意見の分かれ目かもしれん。』
ヴァロック『俺も…別に生命を虐待しているわけではないので教義的にはOK。』
サイラン『どうでもいい(笑)。』
ガロウズ『まあまあ。とりあえずここは放っておいて次の部屋に行こう。』




植物園

いくつかの部屋を開けたり無視したりしながら突き進む一行。
植物が陳列された部屋を通り過ぎる。
それはやはりドルイドに言わせれば”いかがわしくて邪悪な事”だった。


BM『次の部屋は、えーと…ここは、もやのかかった部屋で、。』
ヴァロック『出よう!(即断)。』
BM『…中には外套を来た人影が…』
ヴァロック『出る。DMが説明文を読み終わった瞬間に部屋を出る(笑)。』
BM『あいよ(笑)。』
サイラン『ちなみに部屋の中にねじくれた大きな木とか無かったよね?。』
BM『無い。』


最速で出やがった(笑)。
プレイリポートには詳しく書いてませんが、こんな調子で最速で無視した部屋がたくさんあります(笑)。
もう、メェェェェリケェェーーーン!!なんで。
それはともかくアードじいさんの不明瞭な説明をもとにウロウロと先へ進む一行。


ウエスト『ったく、無駄に広いなぁー。』
ヴァロック『メェェリケェェーン!!。』
ノインガム『さぁ無視して次に行こうか(笑)。』
BM『まあまあ。観てってくださいよ、旦那。』
ヴァロック『どっかの呼び込みか(笑)。』
サイラン『観てってくれって言うDMも凄いと思うが(笑)。』
BM『しかし実際どうなんだろうね。メェェリケェェーンの人たちはモンスターと宝のある所しか見ないのかね(笑)。』
ヴァロック『ダンジョン入ってモンスター倒して宝取って終了。』
サイラン『早く次のモンスター出ろよ!とか?。』
BM『いちいち説明してんじゃねぇよ!とか。』
ウエスト『死んじゃえば一緒だよ、死んじゃえば!(笑)。』
ガロウズ『謎だねぇ。』
ウエスト『むしろダンジョンしかやってないと思うよ。で、戦闘の事だけ考えてる。自分の考えた”強いコンボ発表会”みたいな感じじゃないの?。』
BM『そう考えると、無駄そうな部屋もくまなく探してモンスターを全滅させている気もしますが(笑)。』
ノインガム『メェェェェリケェェーーーン!!。』
サイラン『まあ気にせず進みましょう。』


実際どうなのか気になるところではあります。


というわけであちこち調べたり見て回ったりしましたが。
アウェイクンブラッドかつダンシングミートな出来事もなかったので割愛。
いや、なんか情景描写とかは単なるネタバレにしかならないんで。


ある部屋で祭壇のようなものを発見。


BM『祭壇の近くにドラゴン語が書かれていますね。』
ウエスト『黙読しよう。』
サイラン『ミーポの口を押さえる。』
ミーポ『モガモガモガ。』
BM『”我にソーサラーの力を与えよ”と書かれていますね。』
サイラン『またビミョーな力を(笑)。』
BM『とか言ってると暗い影のようなものがモヤモヤと祭壇から染み出して来ました。それは人のような姿を取りました…一番近いのはウエストですな。』
ウエスト『全力で飛び退きたい(笑)。』
BM『そういう希望を持ったわけですね?(笑)。』
ウエスト『全力で飛び退きたいという希望を持った(笑)。』
BM『とりあえず<モンスター知識>振ってください。』
サイラン『(ころころ)…あ、20が出た。』
ヴァロック『まぁたこういう無駄なところで20を(笑)。』
サイラン『21だ。』
BM『それなら、この影のようなものはアンデッドのシャドウではないかと君は思った。』
ウエスト『逃げよう。』
BM『…こいつは実体を持たず、接触で触った者の力を吸い取ります。』
ヴァロック『逃げるって…実体持って無いヤツから逃げられるの?(笑)。』
ウエスト『あ、そうか。どんなに地形を利用して逃げても……。』
BM『イニシアチブ振りますか?(笑)。』
ヴァロック『うーん。とりあえずターンアンデッドかましとくか。』


実体を持たないヤツは始末が悪い。
鎧を無視して攻撃するし、壁をすりぬけて追ってくる。
最悪だ!(嬉)。


ガロウズ『アタァーーーック!。ハズレ。』
ウエスト『うん。むしろソレは外れて良かったかもな(笑)。』
ノインガム『じゃ、マジックファングをサイランに。』
サイラン『ありがたい。攻撃…23まで。』
BM『うわ。サイランに当てられた。』
サイラン『8点。』
BM『げげげ。痛いんですけど。サイランなのに。』
ヴァロック『ターンアンデッド…(ころころ)…ぶっはぁ、無理無理。』
BM『一応言ってみなさい。無理じゃないかもよ?。』
ヴァロック『えーと、−2HDまで(笑)。』
ウエスト『せめて1HDにしような。』
BM『それは確かに難しいなぁ(笑)。じゃ、シャド夫さんの攻撃。ガロウズだねぇ。…12。鎧を無視したACは?。』
ガロウズ『Dexterity 【敏捷力】 だけか。…12だなぁ。あ、でも《Dodge/回避》があるから13だ。』
BM『がーん。回避された。』
ガロウズ『よっしゃぁ!。《Dodge/回避》役に立った!(笑)。』

<BMの浅知恵袋>
 シャド夫さんのように実体を持たないクリーチャーは、鎧を無視して殴ってきます。その場合は鎧の修正がACに足せませんので注意。しかしDexterity 【敏捷力】 修正、回避ボーナスなどは足せます。

ガロウズ『次のラウンドだね。じゃぁ……”プッ”っと。あと1発残ってたよ(ファイヤーブレスポーション)。バックステップブレス!。10点。』
BM『レフは成功。』
ガロウズ『じゃあ5点か。』
BM『5点ね。…う。それでピッタリだ。シャドウは渦巻きながら消えてなくなった。ぷしゅううううぅ。』
サイラン『ナイスコンビネーション!。』
ウエスト『うーし。じゃ、祭壇の調査を続けるか。』


意外にアッサリとやられたシャド夫さん。
Strength 【筋力】 吸いたかったなぁ。


ウエスト『この足跡が関係あるのか?。誰か立つか?。』

<BMの浅知恵袋>
 いや、浅知恵っていうかヴァルカニアの説明なんですけどね(笑)。
 今回のキャンペーンはマジックアイテムを出しません。金も出しません。が、そうすると普通のキャンペーンより極端にPCが弱くなります。それをどうやっ てバランスを取るか?。解決法はいくつかあります。いちばん簡単なのは「気にしない」こと。PCが弱いままプレイすればいいのです。また、「別の方法で強 化する」という手もあるでしょう。今回はこの後者の方法でやることにしました。
 ヴァルカニアには”ある事件”により魔力が渦巻いています。異常な魔力を持った場所、クリーチャーが現れる世界でもあります。そして、それはPCにも及 ぶのです。ある時は魔力放射により背中から羽が生え、ある時は泉の水を飲んで皮膚が硬くなり…と、いうような感じでPCに特殊能力が手に入るのです。 T&T(のソロシナリオとか)を思い出してください。あそこから金とアイテムを剥ぎ取ったような感じです。

と、いうわけで。
ここで上手くするとPCに強力な能力が与えられるように設定していたのですが…


ヴァロック『じゃ、ミーポに立たせてみるか?(笑)。』
サイラン『それだ!(笑)。』
ウエスト『いや、ミーポに力を与えてどーーすんのよ。』
ノインガム『ミーポ育成ゲームだー(笑)。』
ミーポ『力か?。ミーポは力欲しいぞ。すごく。』
ウエスト『ソーサラーの力ってなんだろうな。変にミーポが攻撃呪文とか覚えても嫌だなぁ。』
ヴァロック『なんか、大変な事になりそうだね。』
ミーポ『ウエスト、俺にやらしてくれ。』


…話の流れで変な事に(汗
まあ、こんなものを試すほど度胸のあるPCがいなかったという事でもありましたが。


ウエスト『残念だが、お前には無理だミーポ。Intelligence 【知力】 が無いとなぁ。』
ミーポ『ガックーーーーン。』
ノインガム『ショゲてるぞ(笑)。』
ミーポ『ショッボーーーーン。』
ヴァロック『なんか、その絵が思い浮かぶな(笑)。』
サイラン『でもさぁ。ソーサラーだからIntelligence 【知力】 じゃないかもよ。』
ウエスト『あ、そうか。Charisma 【魅力】 か。』
サイラン『じゃあヴァロックがやれよ。』
ヴァロック『えぇーーっ(笑)。』
サイラン『お前が一番(Charisma 【魅力】 が)高い。』
ヴァロック『何言ってんだよ(笑)。嫌だよ。』
ウエスト『踏んどけ(希望に満ちた目でヴァロックを見ながら肩を叩く)。』
ヴァロック『いや、踏むとどうなるんだよ?。』
ウエスト『ソーサラーの力が手に入るんだろ?(他人事)。』
ヴァロック『意味が分からん(笑)。嫌だ。そもそも俺ドラゴン語は読めないし。』
サイラン『大丈夫だ。俺が教えてやる(笑)。』
ヴァロック『いーーやーだーーー。』
サイラン『ちなみにミーポはCharisma 【魅力】 はあるの?。』
BM『普通のコボルドよりはある。+1ぐらい。』
ウエスト『どうする?。ミーポにやらしてみっか?。』


本当か。


ヴァロック『是非そうしよう!(力強く)。』
サイラン『えー。ヴァロックじゃないのー?(他人事)。』
ヴァロック『ここはミーポがやるべきだ!!!(絶叫)。』
ウエスト『そうするか。よし、ミーポ行け!(笑)。』
ミーポ『行く。』


いいのか。
つーかなにげにヒドイだろ。
ミーポが足跡を踏みながら文字を読むと陽炎のような炎が巻き起こり、ミーポの身体を包み込んだ。
絶叫するミーポ。


ミーポ『うっひゃぁぁぁ。助けてくれウエスト!!。』
ヴァロック『死んだか?(汗)。』
ウエスト『やっちゃったか?。』
サイラン『うーん、死んだら後味悪いなぁ。』
BM『(ヒドイよアンタら)…いや、死んではいないみたいだ。しばらくするとその炎は収まった。』
ヴァロック『大丈夫か?。』
サイラン『ミーポ、とりあえず深呼吸だ。』
ミーポ『すー、はー。』
ウエスト『どうした?。力は手に入ったか?。』
BM『心なしかミーポが男前になったような気がします。』
ウエスト『Charisma 【魅力】 上がったのかよ!!(笑)。』
ヴァロック『かわいいぞミーポ!。』
ノインガム『いいのかこれでー(笑)。』
サイラン『笑えるから良し。』


いいのか。


サイラン『うーん、ジッターには残念(笑)。ちなみにどれくらい上がったの?。』
BM『詳しくは言えませんが、かなり上がりました。』
サイラン『ありゃりゃ。』
ヴァロック『ここはジッターが泣くとこだな。』
BM『おかげでミーポがとてもかわいらしくなったよ。』
ウエスト『うーん。ま、これでミーポも他のヤツに受け入れられるようになっただろ。』
ノインガム『将来はコボルド王になれるぞ。』
ウエスト『ま、笑えたから良し。』
BM『いいのかなあ。』
ウエスト『いや、むしろジッターが笑えるから良し(笑)。』
ヴァロック『ああ、Dandanに電話して”カリスマ上がる場所があったよ”って言ってやりたいね。』


鬼かお前は。


木立

あちこちをユニバったりミーポの愛らしさに感動したりしながら進む一行。
途中でウエストが『彼方よりの使者』という嫌な本を発見する。
書斎らしき場所では『炎の王の財宝』という本を発見。ウエストが猛烈に喜ぶ。
どれもドラゴン語で書かれていてその表記をヴァロックが熱心に調べる。

ヴァロック『おれ、段々とドラゴン語に詳しくなってきたよ(笑)。”ナイ”が”あれ”で”リーリャ”が”炎”だよ。』
ウエスト『言うなればうるさい。』
ヴァロック『で、”ウルカ”がね…。』
ウエスト『言うなれば黙れ。』
ヴァロック『そのうちドラゴン語を覚えられるぞー。』
ウエスト『言うなれば一生役に立たない情報だから、それ(笑)。』
サイラン『次のレベルで取るしかねぇよ。』
ウエスト『いらーねー。』
ヴァロック『それか!。じゃあ俺にドラゴン語を教えてくれよ、サイラン(笑)。』


などとアホなことを言いつつ。
ダンジョンの大きさについてブツブツ言いながら歩く。


サイラン『長っ!。』
ウエスト『メ、メ、メ…。』
ノインガム『…ェェリケェェーン!!。』
ヴァロック『クソマスターめ。』
BM『俺のせいかよ(笑)。ま、俺のせいで良いけど。』
サイラン『無用に広いなー。』
BM『いや、いちおう有用なんだけどね。居住者にとっては。で、ついに人工の壁ではなく、自然の洞窟のような場所にやってきました。』
ガロウズ『おお?。ここか!?。』

ついに目的地っぽいところにやってきた一行。
さあ、ここで全ての謎が解けるのか!?。

BM『ねじくれた木々が生え、あちこちに白い茨がからみついています。』
サイラン『その木ってのはドルイド的にはどうなのか?。』
ノインガム『白?。自然ですかね?。』
BM『驚いた事に自然ですね。生え方がちょっと異常で、日光が足らない感じです。』
ウエスト『デテクトマジックやっとくか。』
サイラン『いちおうお願いします。』
ヴァロック『あ、それならついでに前に拾った物とかもやっといてよ。』

<BMの浅知恵袋>
 デテクトマジック
は魔法の力を発見できる便利な魔法です。基本的には普通のアイテムの中からマジックアイテムを見つけるのに使います。また、この”白い茨”のように怪しいものが魔力を帯びていないかも分かります。余裕があったら持っていきましょう。

BM『お、なんと拾った本から反応がありますね。』
ウエスト『お!。どの本だ?。』
BM『ウルカ…。』
サイラン『それはもう良いよ!(笑)。”炎の王の財宝”ね。』
ウエスト『あれ?。”彼方よりの使者”は?。』
BM『それは普通の本みたいですね。』
サイラン『いや、内容は普通じゃねぇ(笑)。』
ウエスト『ふーん。じゃ、その白い茨って魔法植物じゃないのか。』
サイラン『気味が悪いから一応避けていくか。』
BM『避けるもなにもモリ生えだから無理だと思うよ。』
ウエスト『モリ生えですか(笑)』
ガロウズ『じゃ、奥に行こう。この奥になにかあるに違いない。』
ノインガム『ドルイドの能力で茨は越えられるでしょ?。』
BM『まあ。でも、そんなに歩行の邪魔になるほどは生えてないんで。普通の人は不快で、ドルイドは不快じゃないくらいの差しかありません(笑)。』
サイラン『不快だ。』
ウエスト『ああ、不快だ。』
ヴァロック『不快だが行こう。』
ノインガム『もう、扉はあるなよ…。』
BM『無いっすよ(笑)。』
ノインガム『よっしゃぁー(笑)。』


なぜか(笑)みんな今回のシナリオで扉が嫌いになったような。
ブツブツと文句を言いながらあちこち調べる一行。
植物を効率良く栽培している部屋を発見。


BM『ドルイドに言わせると、これは良くないことなんだよね。自然じゃないから。』
サイラン『まあ、作ったヤツは狂ってたかもしれないけど、できたものは良いものだったわけだ。』
ヴァロック『うーん…。ま、それはドルイドじゃなければ良かったのにね、っつー話だな。』
ウエスト『惜しいな。』
サイラン『クレリックとかだったら良かったのにね。』
ノインガム『俺は腐ってもドルイドだ!(笑)。許さん。』
カラカス『これは…なるほど…。』
ヴァロック『あ、いたんだ?。カラカス(笑)。』
BM『いたんだよ。喋ってないだけで。』
サイラン『それ、まさか今まで喋らすの忘れてたわけじゃないよね?(笑)。』
ウエスト『まさかねぇ?(笑)。』
BM『無口なんだよ(笑)。いや、むしろ後ろでゴブリンを700体ぐらい倒してた。いやぁ、大変だった。』
ヴァロック『…モカ?。』


ついに、大きな広間にやってくる。
石の壁のようなものがねじくれた巨木を囲んでいる。
そして、そのねじくれた巨木のそばには人影が…。


ウエスト『んーー?。』
サイラン『おお、ついにきたか?。』
ヴァロック『よし。』
ガロウズ『あれが…ガルシアスの木か!?。』

はたして。
一行は目的を達成し、この探索を終えることができるのでしょうか。
というところで以下次号!。

ウエスト『アンメェリケェンな迷宮もいよいよ最後。禁断の知識を身につけたドルイド をぶちのめすぜー(主に知識を奪うため)』

<第7話 了>