TOP13忍者プレイリポート>第6話 サイラン大暴れ

CDS:PE&レインボー合同
D&Dサード プレイリポート企画


第6話 サイラン大暴れ


於2003年6月14日(土)



マスター&ライター:B.M
プレイヤー:ダンナ、石川、ヤモン、右近[敬称略、順不同]
キャラクター:
ガロウズ/人間 ファイター2 男(HFO)
ヴァロック/人間 クレリック1 男(GKI)
ウエスト/人間 ウィザード1 男(nWo)
サイラン/エルフ モンク2 男(MOE)
ノインガム/人間 ドルイド2 男(CEO)
カラカス/人間 レンジャー 男(NPC)


2003/07/24 公開
2003/07/25 改稿


今週の社長(守備表示)
(今週の社長(守備表示))


さて”にんにん”もついに6話まで来ました。
ネタバレ用の掲示板を作成しましたので、そちらのほうでネタバレってみてください。
『ウチのパーティはあそこで△△した!』とか『あそこは×××だったのか!』とか。
我らが不仲冒険者一行は…アブロとジッターが抜け、替わりにノインガムとカラカスが加わりました。
決意も新たに再び”地底の城砦”に挑むことになったのでありました。

まずはウィザードのウエストとクレリックのヴァロック、そしてドルイドのノインガムのスペルキャスター3人で”何の呪文を持って行くか”の作戦会議。

ウエスト『うーん、デテクトマジック欲しいなぁ。』
ヴァロック『ああ、それは余裕あるからそれは俺が持ってくよ。』
ウエスト『頼む。やっぱデイズは持って行きたいんで0レベルは余らん。』
ノインガム『アニマルフレンドシップ持って行こうかなー。ダンジョンの中だとアニマル少ないのかな?。』
ウエスト『うーん、今回はヒューマノイド(ゴブリン)が多そうだなぁ。』
ノインガム『じゃあやっぱりサモンネイチャーズアライですなぁ。』
ヴァロック『あ、そういやマジックウェポンどうかな?。持ってかないで大丈夫かな?。』
ノインガム『拙者がマジックファングの方は持って行きます。』
ウエスト『その辺は無いと終わるからなー。あ、でも俺がスクロールで1つ持ってるぞ。』
ヴァロック『じゃあ援護系でベイン…よりブレスのがいいかな。』
ノインガム『任せます。あと、1レベルを1つ取れるんだけど…。エンタングルは?。』
ウエスト『草が無いと使えないんでダンジョン内は微妙っすね。』
BM『うーん、ドルイド本(MOW)からはサンドブラストとかありますけどね…これも…。』

こんな感じでスペルキャスターは毎朝忙しい。
そしてその間サイランとガロウズはヒマなので”さーて俺たちは何を持っていくかなー”とか”まず、手だろ”とか言いながら昼寝(笑)。
そんなこんなで呪文の準備や装備の最終チェックも済み、準備万端。
ここまでで結構時間かかってます。

錚々たる面々
(あいかわらず冒険者に見えない一行)


BM『…さて、では準備も整ったところで地底の城砦に進駐しますか。』
ガロウズ『行くぞー。』
ヴァロック『オゥ、アーユーイーヴォ?.』
ウエスト『ダーイ!!!。』
ノインガム『デストロイゼモォール!。』
サイラン『メェェリケェェーン!!(意味不明)。』

さあ、再突入開始だ!。
今回は戦闘だらけ!。
とにかくサイランの暴れっぷりがすさまじいの一言につきます。
それはもう最初は”ゴブリン討伐”っつー味気ないタイトルだったんだけど思わず改題するぐらいに。
ヤバイ。





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**ここから先はDMに許可を貰っていないプレイヤーの方は読まないでください**
**            (読んでも良いか聞いてみましょう)           **
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目次
§6−1 再突入

 第1の戦い:ゴブリン雑居部屋襲撃
 戦闘詳細
 戦闘終了
§6−2 再びオークハーストに戻る

§6−3 3度目の正直
 ゴブリンとの戦闘、再び
 ゴブリンを尋問
 ダーンとの戦闘
 ダーンを尋問

§6−4 BMの独り言



§6−1 再突入

ヴァロック『さーて、どこから調べるかな。カラカスって何か知ってるの?。』
カラカス『ベラックって言う名前は知らないが…ゴブリンどもを仕切るヤツがいるのは確かなようだ。俺以外のメンバーはソイツの命令で”下”に連れて行かれたみたいだぞ。』
ウエスト『生贄かなぁ。』
BM『じゃあ<Knowledge/知識>の「秘術」やってください。』
ウエスト『(ころころ)…うーん、17。分かっちゃったかな?(笑)。』
BM『そうですね。じゃ、生贄…特にパラディンを生贄にするようなのは…”D”で始まる人だと思いましたね。』
ヴァロック『ぎゃあ。』
サイラン『ぐぇ。』
ノインガム『ガーン。』
ガロウズ『死ねる。』
ウエスト『大丈夫だ、1HDの”D”で始まる人もいるから。』
BM『チェックの目が17ですよね?。”1HDの人は生贄とかあんまり要求しない”ということにも気付いてますよ?(笑)。』
ウエスト『うーん、困った(笑)。』
ノインガム『D…D…●ナルド●ック?。』
ヴァロック『それだ!。』
サイラン『じゃ、それで!。』
BM『やーばいって!(笑)。』


つまり、デーモンとかダエモンとか、デビルとか。
平たく言うと皆さんお馴染みの「悪魔」ですな。
古来D&Dシリーズにおいて”D”で始まるヤツにはロクなヤツがいないと大評判です。
(他にもドラゴンとかドロウとかデミゴッドとか…)


BM『いやぁ、ヤバイね。そいつが出てきた瞬間にホームページは閉鎖だね(笑)。』
ウエスト『最強(笑)。』
ヴァロック『ピーピー、ピー(笑)。』


第1の戦い:ゴブリン雑居部屋襲撃

地底の城砦の入り口近くに、ミーポが”待ち構えて”いた。
一人で小さな槍を握り締めてブルブル震えながら待っていた。

ミーポ『ウエスト遅いぞ。』
ウエスト『ぎゃあ、やっぱりいやがったか!(笑)。』
ヴァロック『責任持って連れて行ってくれよ。』
ガロウズ『任せたぞ。』
ウエスト『ううう…。』


やる気(だけ)マンマンなミーポを引き連れてゴブリン討伐へ出発!。
目指すは前回アブロが”この奥にたくさんいる”と言った部屋。


BM『…さて、ついに件のゴブリンがたくさんいるという部屋の扉の前まで来たわけですが。』
ウエスト『いやぁ、途中のワンダリングのヒュージドラゴン強かったなぁ(笑)。』
サイラン『ミーポがいなかったらやられてたよなぁ(笑)。』
ヴァロック『ミーポ、強いなぁ(笑)。』
BM『勝手にミーポを強化するな。』
サイラン『じゃ、いちおう俺がユニバります。…ってチェックするだけだけどな(笑)。』


扉をユニバって分かった事は”やはりゴブリンがたくさんいるらしい”ということ。
残念ながら正確な数は分からなかったが。


サイラン『がやがや言ってる感じだ。』
ガロウズ『こりゃ、入って即戦闘だな。』
ヴァロック『じゃ、部屋の前でブレスをかけます。』
ガロウズ『他は?マジックウェポンとかは?。』
ウエスト『今回は見送り。たぶん大丈夫。』
ガロウズ『よし、開けるぞ。でぇぇい!!。』


<BMの浅知恵袋>
扉の前で持続時間が長めのスペルをかけておくのは基本です。
敵がいると分かっている時はイロイロと準備してから突入しましょう。
ただし、《Silent Spell/呪文音声省略》でもない限りスペルの詠唱の声が中に聞こえてしまう場合もあります。その場合は前の部屋で扉を閉めてかけてから移動するなどして工夫しましょう(その分スペルの持続時間を損しますが)。

ここでは
・部屋がうるさい&ゴブリンは自分も大声で会話している DC+10
・扉越しである DC+5
でDC15でゴブリンに〈Listen/聞き耳〉判定をさせました。
一桁を連発しているBMのヘボイ出目で気付くわけも無く。
警戒してると言いつつぜんぜん警戒してねぇよこのゴブリンども!って感じです。

相手が本当に警戒していて部屋の中でジっと待っている時は扉の前でスペルを唱えるとたったのDC5で聞きつけられてしまいます(通常は扉越しのDC+5しか付かない)。無理はいけません。っていうかそのためのユニバ(※)です。

※ユニバ…ユニバーサルチェックの女子高生風の言い方。尻上がりに発音する。

…と、いう浅知恵を今回から入れてみたり。
プレイの参考になるといいです。


BM『中は大きくて汚い部屋。部屋の照明は上の方に取り付けられた燭台にねじこまれた紫色の発光性のキノコ。それが毒々しい光を部屋に投げかけています。』
ウエスト『おお、ハイテクだ(笑)。』
BM『その病的な光の中にゴブリンどもが生活してます。食事の準備をしているヤツもいれば、寝ているヤツもいるといった感じで。』
ガロウズ『数は?。』
BM『あまりの数に正直ビビったくらいで。ザっと見で30くらい?。』
ヴァロック『30!?。』
ガロウズ『うーん、多いなぁ(汗)。』
ウエスト『やばいね、おどりこんじゃったね。』
BM『しかし、ほとんどが非戦闘員のようだ。女子供はキャアキャアいいながら逃げようとしています。向かって来そうなゴブリンはその半分もいないようですね。で、君たちの不意打ちなんでパーティアル(部分)アクションを取ってくれたまえよ。遠慮せずに』
ガロウズ『よっしゃ、行くぞぉ!。』
BM『…おっと、1つ言っておこう。君たちの方に向かって来た奴等の中にはゴブリンだけじゃなくて…ホブゴブリンもいるぞ!。』

今週のホブゴブリン
(今週のホブゴブリン)


ウエスト『…これは何?(爆笑)。』
BM『ホブゴブリンです(断言)。
サイラン『ありえねーー!(笑)。』
ノインガム『信じられねぇ(笑)。』
ヴァロック『楽しそうだな(笑)。』
BM『サードになってデザインが変わったんです(断言)。じゃ、不意打ちの1ラウンド目いってください。』
ガロウズ『あたぁーーーーっくぅ!(byNWN)。』


突撃開始!!
(2−1−3−2−1で待ち構えるゴブリンども!)


戦闘詳細

いっつも戦闘はサッパリと書いているんで、たまにはちゃんと書いてみますか。
どうせモカるけどな(ヤケ)。
そろそろL5Rの原稿用意しないとな(ヤケッパチ)。


◆イニシアチブ
カラカス 4
ノインガム 5
ミーポ 11
ウエスト 13
ガロウズ 13
ゴブリンども 14
ヴァロック 15
サイラン 20

ゴブリン軍団が良い位置をキープしている。
軍団の内訳はゴブリン6匹、ホブゴブリン2匹、ゴブリンリーダー1匹の計9体。
惜しい、あと2匹いれば…(増やそうとしたらプレイヤーに怒られた(笑))。


◆1ラウンド目(不意打ちラウンド)
前衛が中にどかどかと入り込み、良い陣地を取る。
その後ろから安全にウエストがヒプノティズム!。
…効くことは効いたのだが2d4で「3」を出してしまい、たったの3HDにしか効かないヒプノになった。
ヒプノされたゴブリンがウエストの命令(『壁が倒れてくるぞ!押さえろ!』)で退場。一発レッド。


◆2ラウンド目
・サイラン
まずは素早いサイランが先陣を切って突撃!…AC12まで命中だが、ハズレ。
ここぞで外す男、サイラン。
期待通りに外す男、サイラン。
ブレスとチャージがあっても外す男、サイラン。
…恐ろしい。

密集地帯
(リーガ=●スパニョーラからジタンが参戦!ザネッティと対決)

・ゴブリンたち
反撃が始まる。武器を準備していたのは半分くらいだったので、このラウンドに移動→攻撃と出来たゴブリンは少なかった。それでもサイランは囲まれまくって大ピンチ。後ろからやってきたサヴィオラ君(仮)に攻撃される。
サイラン『スッ…。』
BM『いや、まだ振ってないし。』
サイラン『サッ…』
BM『いや、避けるゲームじゃないし。』
サイラン『いいから早く攻撃しろ(笑)。』
BM『あいよ…(ころころ)…AC17まで。』
サイラン『スッ……ドゴス!!。』
ヴァロック『おー、良い音したけど大丈夫かぁー?(笑)。』
サイラン『いててててて。』
避けきれずにサイランが5点くらう。
残りはフランキングボーナスを受けているのに全部ハズレてしまった。プレイヤーから”フランキングすると当たらなくなるよ”とのありがたい助言を貰う。うるさい。

・ヴァロック
なにげにホブゴブリンに1発命中。3点。

・ガロウズ
《Mobility/強行突破》で敵の横を駆け抜けてサイランのフォローに回る(これのおかげでゴブリンのAoOが消費される)。あげくに移動後に『AC18まで、ダメージ10点。』で無情にゴブリンを切り殺す。つぇぇ。
<BMの浅知恵袋>
《Dodge/回避》《Mobility/強行突破》があれば切り込み隊長になれます。序盤のAC+4は相当強いです。オークやゴブリン程度では太刀打ちできません。
…ま、ファイターが駆けずり回って有利にした所をパラディン様が通るのですがね。



・ウエスト
再びヒプノティズム。6HDまで…ここでバレキン(敵のデータがプレイヤーにバレる現象)する。
BM『えー、バレキン情報です。ゴブリンリーダーとホブゴブリン、もう一匹のゴブリンで合計3体が範囲に入ってしまいまうですね、これが。』
ウエスト『え?。だって…。』
ヴァロック『よえー(笑)。』
ノインガム『ゴブリンリーダー???。』
ウエスト『なんだこいつ!ただえばってるだけかよ!(笑)。』
ゴブリンリーダー『ふふふ…リーダーの資質というものは!ただヒットダイスだけではない!。』
ウエスト『うるせえ!(笑)。早くセーブしろ!!。』
…と言いつつリーダーは失敗(アホじゃ)、ホブゴブリンズは成功、もう1体も成功。
リーダーの資質関係無し。

・ミーポ
ウエストに尋ねる。『撃っていいか?』『ダメだ!。』。…レディ続行。

・ノインガム
ヴァイパーを攻撃表示!。『ニョロっと行ってガブっといけ!。』。ガロウズが露払いしたおかげでAoOを受けずに進む事が出来た。だがハズレ。そして本体(ノインガム)は移動して守備表示!。ターンエンド!!。
<BMの浅知恵袋>
《Mobility/強行突破》でがんばったりすると、このように後で行動するユニットが楽になったりします。ま、ちょっと頭が良い敵ならば《Mobility/強行突破》を使用していることが分かった目標にはAttack of opportunity(機会攻撃)を使わないと言う手を使ってくるかもしれませんが…。


・カラカス
移動。


◆3ラウンド目
やられ放題だー(泣)。
残りゴブリン5体だが、3匹ヒプノっている。動けるのは2体。
リーダーもヒプノっていて、残るまともな戦力ははホブゴブリンズのみ。

・サイラン
必殺のFlurry of Blows(連打)(笑)。……「2」と「3」。あいかわらず間違って1d6を振ってるんじゃなかろうかというぶっ飛んだ目を出してくれる。やりすぎ。つーかd6だとしても期待値以下。
サイラン『ダイスが悪い(断言)。』

・ヴァロック
地道にホブゴブリンを殴るが、ハズレ(AC9)。

・ゴブリンども
ヒプノティズムで戦力を削がれたが、ホブゴブリンズがヴァロックを囲みにかかる。『よし、この僧侶をフランキングしてしまおう。』『よし、殺してしまおう。』。しかし、AC12、AC6。やはりフランキングするとあたらない説が濃厚…。残りのゴブリンはサイランにもガロウズにも当たらない。ダメな雰囲気が漂う。

・ガロウズ
容赦無い攻撃。AC15に7点。強烈。ホブゴブリン死亡。順調に狩りまくっている。

・ウエスト
待機。

・ミーポ『撃っていいか!。』 ウエスト『ダメだ!。』

・ノインガムのターン!天空の猛りくるヴァイパーを攻撃表示!AC19!噛みで3点!毒6点!毒をくらったゴブリンはへなへなと崩れ落ちる!俺様を守備表示!ターンエンド!

・カラカス
ステップ(5フィート移動)でフランキングできる位置に移動してゴブリンに攻撃。命中、4点。殺。

この時点で残るのはホブゴブリン1体のみ(あとはヒプノ)。
…終わった。


◆4ラウンド目
なんだか前衛のくせに敵に当てていない人がいるような気がしますが。

・サイラン
『そろそろ当てないとマズイかなー(笑)。』。と、進退をかけて臨んだFlurry of Blows(連打)がホブゴブリンに(一発だけ)命中。やっと1匹屠る。戦闘が終わる頃に本領を発揮する男、サイラン。

・ガロウズ
ヒプノされてるヤツを始末に行く。相手はヒプノティズムが解けたが、時既に遅し。ガロウズの剣が命中してダメージ11点。ゴブリンの最後の言葉は『…やっぱ…壁より敵だった…おかしいと思ったんだよう…』
<BMの浅知恵袋>
ヒプノティズムは対象が脅威を感じたり、味方に揺さぶられたりすれば自動的に解けるんですが。
…その一撃で死んじゃったらオシマイです。

このスペルは乱戦中だと余り意味が無いですし、すぐに解けてしまうのが難点ですが、頭の悪い生物には良く効きます。…ま、それにしても”もっともらしい理由を考える”のが大変ですが(そこがこのスペルの醍醐味でもあるわけですが)。ウィザードは〈Bluff/はったり〉を取るなどしてがんばりましょう(笑)。うまく使えば面白いスペルだと思いますので、たまにはスリープの替わりに覚えてみてはいかがでしょう?。


・ウエスト
とりあえず部屋の中に入り、ヒプノされてるゴブリンをさらに煽る。『危ないって!壁崩れてるって!。』。

・ミーポ
やることが無いのでイライラし始める(笑)。
ミーポ『撃っていいか!!!!。』
ウエスト『だめだー(抑揚無く)。』
ヴァロック『いや、とりあえず部屋の中に入れとこうよ。』
ウエスト『そうだな。…おーい、こっちに来い。』
ミーポ『(ライトクロスボウを)構えてるからダメだ。』
ウエスト『だー。いいから頑張って来い。』
サイラン『構えながら来い。』
ミーポ『…難しいな…あ、矢が出ちゃった(笑)。』
バシュ…ザクッ…バルルルーーーン
ミーポ『…ウエスト、扉を撃っちゃったぞ。』
ウエスト『いいから早く来い!!(笑)。』

・ヴァイパーはしゅびひょうじしている


◆5ラウンド目
もはや勝利は確実。
リーダーを残して残りを始末することにする。

・サイラン
ヒプノされているゴブリンを殴りに行く。チャーーーージ!!…AC12…スカッ…。やってくれる。これによりゴブリンがヒプノティズムから解ける。

・ゴブリン
怒りの攻撃。『よくも騙しやがったなー!!。』。これがサイランに命中。6点。

・ゴブリンに”悪魔”と呼ばれるガロウズ
リーダーめがけて突撃&手加減攻撃を敢行(よくわからん)。これはAC11までで、ハズレ。
<BMの浅知恵袋>
突撃は攻撃に+2のボーナスです。一方、通常ダメージを与える武器(この場合ロングソード)でサブデュアル(非致傷)ダメージを与える場合は攻撃に−4のペナルティです。これを一緒にやると+2−4で−2のペナルティとなります。


・ウエスト
<Intimidate/威圧>を試みる。これが14。
ウエスト『降伏しろ!。お前らに勝ち目は無いぞ!。』
ゴブリンリーダー『…うーん…そうだね。』
ノインガム『ガーン、物分り良すぎ(笑)。』
ゴブリン『リーダー!こんなヤツら楽勝ですよ!。』
ゴブリンリーダー『いや、無理だよ。』
ウエスト『うーん、物分りのいいやつだ。だからリーダーなんだな(笑)。』

残ったゴブリンをヴァイパーアタックで始末して戦闘終了。



戦闘終了

惜しみなく呪文を投入したおかげでPCの圧勝に終わったのだった。

ノインガム『えーと、キュアかけておくかい?。』
サイラン『はい、お願いします。』
BM『おや?。人間相手に随分殊勝だな、エルフ(笑)。』
サイラン『いやー、なんか、俺って実はたいしたことないんじゃないかと思い始めた(笑)。』
ヴァロック『最初から分かってろよ(笑)。』
サイラン『……。』
ウエスト『えーと、そうだミーポよ。この部屋にある武器とかを集めてくれ。』
ミーポ『すごい大事な事か?。』
ウエスト『大事だ。がんばれよ。』
サイラン『あ、そうだ。カラカス用にロングソードを持ってきてくれ。』
ミーポ『わかった。がんばる。』
カラカス『おお、助かるぜ。』


コボルドにアイテム回収をやらせてのんびりするパーティ(笑)。
と、そこへミーポが得意満面な顔で戻ってくる。


ミーポ『いいもの見つけた!。』
ウエスト『(期待してない顔で)…なんだ?。』
ミーポ『くさり!(と、言いながらチェインシャツを見せる)』
ヴァロック『おおーーっ!。』
ウエスト『つえぇ!。エライぞ!お前!。』
サイラン『スタンディングオベーションで迎えよう。』
一同『ぱちぱちぱち。』
ミーポ『エライか?。』
ウエスト『頭をなでてやろう(笑)。』


サイズが若干違ったが防具職人のガロウズが補修する。
いや、マジで役に立ってるし、この技能(笑)。
やっぱりファイター/職人は<Craft/製作>だね!。
<BMの浅知恵袋>
ファイターはチェインシャツを着て〈Tumble/軽業〉ってのもありますけどね。いやー、とにかく運動系技能は鎧修正がキツいし。動物関連もパっとしない(レンジャーとドルイドとパラディンにはかなわない)し…。ワンポイントで〈Craft/製作〉は割りとオススメです、武器とか弓とか防具とか。


BM『割とキレイな品なんで、売れば100GPぐらいにはなりそうですがね。』
ウエスト『いや、ガロウズが着るだろう。』
ヴァロック『移動速度が落ちないしね。序盤は最強の鎧だよな。』
ノインガム『強いよなー。』
ガロウズ『ありがてぇ。これは本当にありがてぇ(涙)。』
ウエスト『さーて、じゃ捕まえたゴブリンを尋問するか。』
ガロウズ『あ、それよりさっき逃げていった女子供がいるだろ?。あれが仲間を呼びに行ってたらマズイんじゃないのか?。』
ウエスト『あー、そっか。じゃ、捕まえたゴブリンに聞いて見るか。”おい、あと戦えるヤツはどれくらいいるんだ?”。』
ゴブリンリーダー『10か20。』
ウエスト『呪文を使えるヤツはいるのか?。』
ゴブリンリーダー『いない。』
ウエスト『戻るか?。』
ヴァロック『時間が無いからなあ。キャスターがいないならイケるんじゃないの?。』
ガロウズ『どっちにしろ、急ごうぜ。』
ウエスト『今回はいろいろと収益があったからな。1回戻るか。』
ノインガム『もうキュアが無い。』
ヴァロック『うーん、しょーがないな。』
ガロウズ『族長と主力を相手にするから万全の態勢でいきたいね。』
ヴァロック『じゃ、戻ろう。』
サイラン『撤収〜。』
ガロウズ『よし、この捕まえたゴブリンはまたミーポの手柄にしてやろう。』


コボルドのところへ行き、ゴブリンを献上してイスドレイル様からスパイダークライムのスクロールを授かる。


ヴァロック『お前にピッタリだよ。』
ウエスト『びみょー(笑)。』
ヴァロック『ところでこの部屋って他にマジックアイテムあるの?。』
BM『え?ああ、デテクトマジックしたんだっけ…えーと、あるね。イスドレイル後ろに飾ってあるスクロールとか。』
ウエスト『…やっちゃう?。』
一同『(笑)。』
ヴァロック『おい!!(笑)。何言ってんだよ!。』
ミーポ『ウエスト、”やっちゃう”って何だ?。』
ウエスト『いや、この巻物を読んじゃおうか、って意味だよ。』
サイラン『ちげー(笑)。』
ミーポ『ふーん。読めるのか。ウエストはやっぱり凄いな。…おーい、みんな、ウエストがやっちゃうぞー(笑)。』
ウエスト『わー。』
ミーポ『やっちゃえ、ウエスト!(笑)。』
ウエスト『(小声で)…ちっ、これがファイアーボールだったらなー。』

物騒な奴だ。



§6−2 再びオークハーストに戻る

ひとまず戦略的撤退したパーティ。
まずはゴブリンの武具を集めたものを売り払う。
パーティ資金は117GPと15SPになる(資金はウエストが管理)。
明日に備えて宿屋で休んでいると、ヒーラーのフェロシアルが訪ねてきた。

フェロシアル『ヴァロック君に用事があるんだけど…。』
ヴァロック『うわぁ、嫌な予感がするよー。』
ウエスト『ああ、俺の金づるが…(笑)。』
ノインガム『金づる?(笑)。』
ウエスト『…いや、なんでもない。』
フェロシアル『実はレアちゃんが昏睡状態に陥ってしまって…。』
ヴァロック『や〜ば〜い〜よ〜。
ウエスト『なにっ!どうした、お前の妹がどうしたって!?…と、駆けつけてみる(笑)。』
フェロシアル『今朝からもう意識が無いみたいなのよ。』


と、言って涙ぐむフェロシアル。
慌てるヴァロック。


ヴァロック『がーん。どうすりゃいいんだ。』
ウエスト『おい、落ち着けヴァロック。今のお前にできることは、とりあえず休む事だ。そして明日は完全な状態でダンジョンに挑むんだ。』
ヴァロック『…それしかないか。』
ウエスト『気を落とさず、とりあえず今日は休め。な。』
ヴァロック『よし!。明日中に決着を付けてやる。待ってろよ、レア!。』
ウエスト『…え?…明日中…?(笑)。』
ヴァロック『誓った。俺は今、神に誓った。
ウエスト『あー、そうなん?(笑)。誓うんだ?(笑)。』
ヴァロック『誓うともさ!。』


なにやら盛り上がりを見せているヴァロック。
ヴァロックを利用する事しか考えていないウエストはやや困惑気味(笑)。
と、そこへフェロシアルが声をかける。


フェロシアル『(泣きながら)…がんばってね。これを持っていきなさい。』
ウエスト『何?。』
BM『ヒーリングポーションが3本。』
ウエスト『やりぃ。』
フェロシアル『かわいい妹さんなんだから、絶対に助けてあげなさいよ。』
ヴァロック『そりゃあもう。命にかえても。っていうか死んでもいい。』
フェロシアル『死んだらダメよ……無理はしちゃダメよ?。』
ヴァロック『えー?。』
ウエスト『”えー”言うてるぞ、アイツ〜(笑)。』


そのころガロウズは自分のスケイルメイルをカラカス用に直していた。
…ホントに鎧職人だ(笑)。


ガロウズ『ほれ、これでカラカスが着れるぞ。』
サイラン『得意げだ!(笑)。』
ガロウズ『あとはチェインシャツの脇のところをちょっと直すかな。キツイから。』
サイラン『職人だ、ただの職人だ(笑)。』
ウエスト『さーて、ヒーリングポーションも手に入ったことだし。寝るか。』
ヴァロック『明日中に決着を付けると決まったからな。』
ウエスト『…決まったの?(笑)。』
ヴァロック『決まった。いや、俺1人でも最後まで行く。』
ウエスト『あー、はいはい。しゃーねーなー、もう(小声でブツブツと)。』



§6−3 3度目の正直

ついに3回目の突入ですな。
数々の苦難(?)を乗り越え、さらに奥の部屋へ突入〜!。

ヴァロック『今度は何がいるの?。』
BM『ホブじゃないゴブリン。』
ヴァロック『それはゴブリンだろ!(笑)。』
ガロウズ『不意打ちになるのかな?。』
BM『いや、警戒はしてたからね。いちおう。えーと…(ころころ)…気付いてない(笑)。アホだ、こいつら。』
ガロウズ『フラットフッテッドでしょ?。じゃ、突撃だー。』
BM『ぬぬぬ。』
<BMの浅知恵袋>
敵に気づいていないとフラットフッテッド(立ちすくみ)になってしまいます。こうなるとACにDexが足せないので危険です(=スニークをくらう)。それが困るのでゴブリンたちは警戒していたのですが…以外に〈Listen/聞き耳〉がシケたっす(泣)。



ゴブリンとの戦闘、再び
狭苦しい…

◆イニシアチブ
カラカス 10
ノインガム 11
ウエスト 11
ゴブリン 12
ガロウズ 14
ミーポ 16
ヴァロック 18
サイラン 21


◆1ラウンド目(不意打ちラウンド)
・ガロウズ
チャージ!。リーダーの意地を見せ、AC21までに命中!そして10点!。ゴブリン即死。

・サイラン
例によってハズレ。サイラン『いや、ここで汚名を挽回した。』 BM『挽回すんな(笑)。』
<BMの浅知恵袋>
名誉を挽回しましょう。



◆2ラウンド目
・サイラン
最速の男サイラン。速いだけで命中はしないのだが。
サイラン『Flurry of Blows(連打)するよ?(笑)。』
一同『(笑)』
サイラン『えーと…(ころころ)…「1」?。』
ウエスト『1かよっ!!。』
サイラン『まあまあ。…(ころころ)…「2」?。』
ヴァロック『2かよっ!!。』
やりすぎ。
みんなが三村になるくらいやりすぎ。

・ヴァロック
レディ(待機)。

・ミーポ『撃って…』 ウエスト『ダメ。』

・職人ガロウズ
ハズレ。

・ゴブリンども。
スカ、スカ、スカ。ひでぇ。

・ノインガム
『守備表示!』。そしてヴァイパーが猛り来るって噛み付きに成功。


◆3ラウンド目
・サイラン
ヴァロック『Flurry of Blows(連打)?。』
BM『フランキングだもんね。これはさすがに…。』
サイラン『もちろん(笑)。…(ころころころ)…おや?。』
ウエスト『2と5がでました〜!!信じられませーん(笑)。
ノインガム『しんじらんねー。』
ヴァロック『お前やる気あるのか!?(笑)。』
サイラン『あるよ。すっごく。』
無さげ。
つーか本当にd6を振ってるとしか思えん

・ヴァロック
武器をクロスボウに持ち替え。

・ミーポ
ワガママを言い出す。
ミーポ『撃っていいか!。』
ウエスト『ダメだ。』
ミーポ『なんでダメなんだ。ミーポ撃ちたいぞ。』
ウエスト『いろいろ理由がある。』

・ガロウズ
順調に1匹倒す。つぇぇ。

・ゴブリンたち
ガロウズにAC18まで命中させるのだが…《Dodge/回避》されて外れる。無念。結局全員ハズレ。

・ウエスト
<Intimidate/威圧>してみる。が、頭が悪いのでゴブリンどもは降伏しない。アホだ。というかそもそもウエストは〈Intimidate/威圧〉が高くない。


◆4ラウンド目
・サイラン
『最後に当てたい。…(ころころ)…ああ、よかった、1発当たった。5点。』
(ウエスト『なんか、戦況が決した後に当てられてもねー。』 BM『10対0で勝ってる9回の表にソロホームラン打つみたいな。』 ウエスト『いらねぇんだよ、そんなホームランは!。』)

・ヴァロック
待機。

・ミーポ『撃っ…』 ウエスト『ダメだ。』

・ガロウズ
『殺していいのか?…いや、グラップルしてみるか。来いよAoO!(笑)。』 BM『ぎゃー、外れたー。』 ガロウズ『うっし勝負だ(ころころ)……あら?負けた?。』 BM『勝ったぞ。…気安く触るんじゃねぇ!(笑)。』
<BMの浅知恵袋>
グラップル(組み付き)する時には相手のAoOを受けます。もし、これが命中してダメージを受けてしまうとグラップルは失敗します。
また、この時のAoOに対しては《Mobility/強行突破》は発動しません。

と、まぁ最後にちょっとした抵抗(?)を見せたが。
結局残り1匹になってしまったので降参。
ゴブリンに最後まで戦う根性は無い(笑)。



ゴブリンを尋問

残ったゴブリンを尋問することにした一行。
…ところが、そんな事情を察知していないヴァイパーが噛み付きに向かう(笑)。

ウエスト『ああーっ、ノインガム!蛇を止めろぉーーーっ!。』
ノインガム『あ、いかん(笑)。止まれ!ロクナント!。』
BM『…じゃあ、ヴァイパーの口がゴブリンの鼻先でカチン!と閉じました。ゴブリンは滅茶苦茶ビビってます(笑)。』
ノインガム『ふぅ。』
BM『と、ミーポがゴブリンの頭にクロスボウを突きつけました。』
ミーポ『…撃っていいか?。』
ウエスト『わー。ダメだーー。』
ミーポ『なんでダメなんだ。こいつはコボルドをいっぱい殺してるんだぞ。悪いやつなんだぞ。』
ウエスト『…それは女王様の仕事だぞ。大人しくしろ。』
サイラン『クロスボウ没収。』
ヴァロック&BM『♪ちゃらっ、ちゃらっ、ぼよよーーん(没収のテーマ)。』


ボッシュート


ウエスト『お前に命令してるのは誰だ?。』
ゴブリン『ダーン様だ。』
ウエスト『やっぱり、ダーンか。』
サイラン『あと、戦えるヤツはどれくらいいるんだ?。』
ゴブリン『10。』
ウエスト『手から火が出たり、敵を眠らせたりするヤツはいるか?。』
ゴブリン『いない。』
ウエスト『…ニヤリ(邪悪な笑み)。』
ノインガム『それより、ベラックがいるかどうかが気になるな。そういう男はいるのか?。』
ゴブリン『ベラック…知ってる。今はいない。』
ウエスト『どこにいる?。』
ゴブリン『下。』
ノインガム『バグベアは?。』
ゴブリン『下だ。』
ウエスト『下に連れて行かれた人間はいるか?。』
ゴブリン『いる。』
ウエスト『下に行くまでに、お前らの仲間はいるか?。』
ゴブリン『いる。』


やはり、下に行く事が決定した一行。


ウエスト『うーん、この辺も金目の物が無いかちょっと漁ってみたいんだが…。』
ノインガム『彼の妹が大変だろう。下に急ごう。』
ウエスト『……アー、ソウダネ。イソガナクチャネ。』
ヴァロック『おい(笑)。なんでセリフが棒読みなんだ!(笑)。』
ウエスト『…(どうせなら病気が完治せずに長引いてくれるといいんだがなー。)』
サイラン『なんか邪悪な事考えてるだろ(笑)。』
ノインガム『今ならディテクトイービルに反応するな(笑)。』
ウエスト『ジッターがいないから考えられる(笑)。』
ヴァロック『ええーい(笑)。と、そんなことに俺は全く気づかずに……さあ、突撃だ!(笑)。』


ダーンとの戦闘

左右の棺桶がトゥイッグ=ブライトです


そして族長がいると思われる部屋に突入。
そこはかなり広めの円形の部屋だった。
真ん中には柱があり、下の階に続いているようだ。
ゴブリンの族長ダーンは一行が来るのを察知していて戦闘態勢で待ち構えていた。
…よかった、今度は突撃されずにすんだ。

ダーン『よくも俺の手下を殺してくれたなぁ!。』
BM『さて、というわけで…えーと、族長は分かりやすいからリュックでいいか。で、ホブゴブリンが、このかの有名なホブゴブリンフィギュアで(笑)。』
サイラン『ウザい!(笑)。』
ノインガム『どういう生き物なんだ。』
BM『このツタが”ホブ”なんですよ。』


それは無い。


BM『それから…この木の枝のバケモノが…棺桶の人形ね。』
ノインガム『それは?。』
BM『自然じゃないです。』
ウエスト『モンスター知識…21だ!。』
BM『それでも分かりません。』
ウエスト『なにぃー。レアだー。』
ヴァロック『大丈夫。たぶんクソレアだ。』
BM『でもダーンが喋ったり。』
ダーン『げっへっへ、こっちにゃぁベラック様から預かったトゥイッグ=ブライトがいるんでぇ。残念だったなぁ。』
サイラン『あれは、トゥイッグ=ブライトって言うらしいぞー。』
ヴァロック『日誌に書いておかないとな(笑)。』

◆イニシアチブ
ゴブリン 7
ウエスト 8
ガロウズ 16
ノインガム 18
カラカス 19
ヴァロック 21
サイラン 27

はえー。
ほとんどのPCが《Improved Initiative/イニシアチブ強化》取ってるからなぁ。
<BMの浅知恵袋>
地味ながらキラリと光る《Improved Initiative/イニシアチブ強化》。ま、別に無くてもいいフィートなんですが、速攻が可能になるのであって損は無いフィートです。ここではその差がモロに出て、ゴブリンが一番最後になってしまいました。



◆1ラウンド目
・サイラン
とりあえず待機。

・ヴァロック、カラカス、ノインガム、ガロウズ
同じくヒプノティズムまで待つことに。

・ウエスト
ヒプノティズム発動。
ウエスト『いくぜ!…(ころころ)…。』
ヴァロック『おおぉ、1と…』
サイラン『1。』
ウエスト『…ま、2ヒットダイスということで。』
BM『あいかわらず少ねー(笑)。』
ウエスト『やらかした。やらかした(笑)。』
ヴァロック『うーむ(笑)。』
ウエスト『そして時間が…(ころころ)…長いよ!(三村風)。』
BM『8ラウンドですか(笑)。』
ヴァロック『数が少ないと時間が長いんだ。アイコだ。』
ウエスト『それか!。』

それなのか?。
つーかこの日はサイランといいウエストといい、やらかしまくりだ。

BM『で、何をサジェストしますか?。』
ウエスト『えーと…”おい!その木がお前らの仲間を食ってるぞ!”。』
BM『(ころころ)…ホ、ホントだぁ〜〜(笑)。』

・ガロウズ
ナチュラル1でハズレ。ホント、ダイスの目が激しい日だこと(笑)。

・サイラン
対照的にチャージが命中。5点。
Flurry of Blows(連打)じゃないと当たると大評判。

・カラカス
仲間の穴を埋めるように移動。

・ノインガム
微妙に移動してヴァイパーを守備表示。

・ゴブリン
ゴブリン!いきまーす!!。
数を利用して一行をフランキングしまくったりしてみた。
ところがホブゴブリンもトゥイッグ=ブライトもハズレ〜。
なぜだー。
やはりフランキングしてはいけないのかーーー!!(泣)。


◆2ラウンド目
・サイラン
当然…Flurry of Blows(連打)するわけで。
サイラン『Flurry of Blows(連打)します!。…(ころころ)…。』
ウエスト『えええーーーーっ!。』
ヴァロック『えええーーーーー!!!。』
BM『やりすぎだよアンタ!!!。』
ノインガム『ははははは(爆笑)。』

「3」 と 「3」

どうなってるんでしょうかコイツの手は(笑)。
驚きを隠せません。
奥様もビックリの逸品です。
つーかマジでd6だ(いや、d5くらいか?)。


サイラン『…Flurry of Blows(連打)、無理。』
BM『それ、Flurry of Blows(連打)のせいかなぁ(笑)』
ノインガム『はははははははは(止まらないらしい)。』
サイラン『ごめんなさい!Flurry of Blows(連打)の神様!。』
ウエスト『Flurry of Blows(連打)の神様なのかよ(笑)。』

・ガロウズ
ウエスト『あ、そういやこの前見つけたファイアーブレスポーションって誰が持ってるんだ?。たしか、前衛に渡したんだが。』
サイラン『げ。パラディンじゃないの?。』
ヴァロック『♪パ、パ、パ、パ、パラディンは〜。』
BM『♪ど、こ、に、いる〜〜。』
ガロウズ『え、ファイアーブレスポーション?。俺が持ってるよ。』
ウエスト『それを木っぽいヤツにやっちゃってくれ。』
ガロウズ『飲むぜ…って、どういうポーション?。』
BM『飲んでから1時間の間、火を3回吐ける。3d6ダメージ。対象は1体で、射程は25。』
ガロウズ『それって自動命中?。』
BM『必ず命中。マジックミサイルみたいなもんだ。レフセーブで半分。』
ヴァロック『つえぇー。』
BM『ただし、1時間以内に吐かないとヒドイ胸焼けになるぞ(笑)。』
ウエスト『胸焼けかよ。』
ヴァロック『ここはアメリカンジョークだからそれらしく笑わないと。』
一同『Hahahahahaha!!。』
ガロウズ『じゃ、下がってポーション出して飲む。AoO来い。』
BM『…(ころころ)…ぬうう…当たらん。』
<BMの浅知恵袋>
この場合のAoOに対しても《Mobility/強行突破》のACボーナスは付きません。Attack of opportunity(機会攻撃)の範囲に入るか、出るかした時のAoOに対してのみ有効です。


・天空の猛り狂うヴァイパー
トゥイッグ=ブライトに攻撃して+22、命中。強烈。

・ノインガム
サモネイチャーザラーイ!(ウルヴァリンの声で)

・カラカス
はずれ。

・ゴブリンたち
あたらねぇ。本気であたらねぇ。
なんなんだ一体。


◆3ラウンド目
・ガロウズ
ガロウズ『じゃ、その”木”に吐くぜ!。ボォーーーッ。…11点。』
BM『(ころころ)…えーと、じゃあ燃え上がって倒れた。』
ヴァロック『あ、弱い(笑)。』
ウエスト『実は弱かったのか!(笑)。』
サイラン『見掛け倒しだなぁ(←コイツに言われたくない)。』

・サイラン
Flurry of Blows(連打)が珍しく2発も当たった。5点と5点。

・ノインガム
サモネイチャーザラーイがやってきた。
Sだから当然のごとく、犬。
吼えたくる地獄の魔犬を召喚!。
「13忍者・お犬様フィーバー」の幕開けである。わおーーん。

・ゴブリンども(ヘタレ)
当たらん。
そろそろ当てろや。


◆4ラウンド目
・サイラン
手加減打撃。すかっ。

・吼えたくる地獄の魔犬たち
フランキングしまくりの噛みまくり。

・ガロウズ
とどめって、残りはダーン族長だけになる。
戦闘終了〜。

ヴァロック『うーん。木が弱かったなぁ。』
ウエスト『ファイアーブレスもったいなかったかなぁ。』
サイラン『いや、あの枝の攻撃が実は危なかったのかもよ。』


ダーンを尋問

ゴブリンの族長を尋問。

ダーン『まあまあ、とにかくこの宝を見てくれよ。これだけやるから命は助けてくれ。』
ウエスト『うお、物分りがいいなコイツ(笑)。』
ダーン『へっへっへ、俺だって勝てない戦いをするほど馬鹿じゃあねえさ。』
サイラン『うーん、こいつはまさにリーダーって感じだな。』
ヴァロック『金貨と……???。この”指輪”はなんだ?。』
ダーン『それは、人間が持っていた。なんか、キレイだから俺のものにした。』
ヴァロック『?ゆびわか?。』
BM『いや、”?”じゃあないな。印章付き指輪ってヤツだ。』
ウエスト『紋章とか入ってる?。』
BM『入ってますね。』
ウエスト『これを付けてたヤツはどうした?。』
ダーン『ぶち殺した。』
サイラン『え?。』
ウエスト『どんなヤツだ。男か、女か?。』
ダーン『男だ。金髪の…背が高くて…。』
ウエスト『じゃ、あのファイターのタルジェンってヤツか。』
ダーン『あの野郎、俺様に向かって生意気な口をききやがったんで、殺して食ってやった(ニヤリ)。』
ヴァロック『うわー。』
ウエスト『んー、まあな。そもそもファイターになろうなんて愚かな事を考えるヤツだからな…。』
ガロウズ『おい、ウエスト、なんか言ったか?(笑)。』
ウエスト『いやいや、なにも(笑)。』


それはみんな思ってるけど口に出さないことで。


サイラン『さて。バグベアってのはお前の部下じゃないのか?。』
ダーン『ああ。あいつは俺の部下じゃねぇ。バルサグとゴルカスって奴らだな。』
ウエスト『他にゃあ何がいるんだ?。』
ダーン『トゥイッグ=ブライトがたくさんいる。』
サイラン『魔法の”木の実”ってのはどこにある?。』
ダーン『下にある。でも…不気味な木でなぁ。俺ぁ、近付きたくもねぇや。』
サイラン『うーむ。なんで木の実を売ってるのか。』
ダーン『ベラックが俺らに売って来いって言うのよ。』
ヴァロック『へ?。そうなの?。』
ダーン『しかも、売った金は俺らにくれるしなぁ。』
ウエスト『なんだそりゃ?。』
サイラン『あやしいぞー。』
ノインガム『しかも、”追放者”ベラックだしなぁ。』
ヴァロック『いや、でも俺はもうそれに頼るしかないんだよ。』
ウエスト『ちなみに、追放者ってどういうこと?。』
ノインガム『ああ、アイツは俺の住んでる森から追放されたドルイドなんだよ。”こうすればもっと木が生える”とか”こうすればもっと木が大きくなる”とか。それはドルイドにとってタブーなんだ。許せんやつだ。』
サイラン『ちなみに木の実ってさぁ。良い話しか無いの?。なんか、副作用があったって話は無いの?。』
BM『今のところ無いね。』
ウエスト『治った、って話ばっかりだな。しゃあねえ、やっぱ”下”に行くしかないか。』


謎が深まる。


サイラン『さて、このゴブリンどうすっか。俺は約束だし逃がしてやってもいいと思うんだが。』
ダーン『もうこの辺には戻らないし、コボルドも襲わない。約束する。な、宝をやったろ?。』
BM『…と言ってもゴブリンってのは口先だけで約束なんて守らないと言われる生物だからね(笑)。』
ノインガム『そのゴブリンは木を見たことあるんだろ?。案内させよう。』
ダーン『か、勘弁してくれ。ベラックに殺されちまうぜ。』
ヴァロック『役に立たないなぁ。』
ウエスト『じゃ、ブスっと。』
ダーン『…うぐ…へっへっへっへ…(ニヤリ)。』
ウエスト『なんか、すごい格好いい死に方したぞコイツ(笑)。』
サイラン『うわ…じゃ、俺はとりあえず目をそらそう。』
ガロウズ『おいウエスト……。』
ウエスト『なんだ?どうかしたのか?。』
ヴァロック『じゃ、俺が命の大事さについて説教を始めようか(笑)。』
ガロウズ『……ヴァロックの見えないところでやれよ(笑)。』
ウエスト『わー。お前も容赦無いな(笑)。分かった、俺の配慮が足りなかったよ(笑)。』


床に開いた穴、そして柱。
それに絡まるツタ。
それをつたっていけば下まで行けそうだ。


ノインガム『そのツタは自然ですか?。』
BM『自然です。』
ノインガム『自然だぁー!。』


というわけで一行はそのまま下の階に向かっていくのだった。
以下次号!。


§6−4 BMの独り言


プレイリポートとは名ばかりで中身は戦闘ばっかりなのですが(笑)。
ためしに戦闘をキッチリ書いてみましたが、書くほど緊迫した戦闘でもなかったかなぁ、と(汗)。

いやー、当たりませんわ(泣)。
フランキングとかしても当たらない。
むしろフランキングすると当たらない。
つーか俺のダイス目が悪いのか?。

…この日のサイランほどじゃあないですが。
この収録の時はサイランがFlurry of Blows(連打)するたびに笑ってた気がします。
凄すぎ。

p.s
「サモネイチャーザラーイ(ウルヴァリンの声)」はオフィシャルです。
レインボー的に。

<第6話 了>