TOP

   
    ヒロイン図鑑4: モヴァニック・ディーヴァ       
080427 からくり
いしかわ 編


 Fiend Folio p56
■Movanic Deva(モヴァニック・ディーヴァ)

天使たちの中で一番数が多くてそれほど強くないモヴァニック・ディーヴァは、悪の軍団に対抗する歩兵として、任務に忠実に仕えています。

正のエネルギー界(Positive Energy Plane)、負のエネルギー界(Negative Energy Plane)、物質界(Material Plane)で問題があれば駆けつける彼女たちは、自分たちを他のディーヴァ(アストラル、モナディック)と担当範囲の異なる存在であるというような、狭い料簡にとらわれていません。

彼女たちの行動範囲の広さは、死すべき存在(Mortal)の抱えている問題を把握するのに非常に役立っています。
細身できわめて機敏な彼女たちは、乳白色の肌と銀の髪に銀の瞳をしています。
彼女たちは死すべき存在(Mortals)の中で平和に過ごすとき、人型(Humanoid)形態か動物(Animal)形態を取ることを好みます。

(注)出典元たるフィーンド・フォリオは3.0版なので3.5版にはそぐわない記述がある。3.5版に準拠すると動物形態には変身できない。


■サンプル■

中型サイズの来訪者(善、他次元界)
ヒット・ダイス:6d8+12(39hp)
イニシアチブ:+8 (+4【敏】, +4イニシアチブ強化)
移動速度:40フィート, 飛行90フィート(良好)
アーマークラス:22(+4敏捷, +8外皮), 接触14, 立ちすくみ18
基本攻撃/組み付き:+6/+9
攻撃:+1フレイミング・グレートソード = +11近接 (2d6+5, +1d6[火])
全力攻撃:+1フレイミング・グレートソード = +11/+6近接 (2d6+5, +1d6[火])
接敵面/間合い:5フィート/5フィート
特殊攻撃:疑似呪文能力
その他の特殊能力:セレスティアルの特徴、ダメージ減少10/魔法、聖なる均衡、[火]に対する抵抗20、天上界流受け流し、完全耐性、来訪者の特徴、防御のオーラ、自然を宥める存在、呪文抵抗19
セーヴ:頑健+7, 反応+9, 意志+10
能力値:【筋】17【敏】18【耐】15【知】17【判】16【魅】18
技能:平衡感覚+13, 精神集中+11, 交渉+15, 威圧+13, 知識[なにか3つ]+12, 聞き耳+12, 真意看破+12, 呪文学+12, 視認+12
特技:イニシアチブ強化、鋼の意志、武器熟練(グレートソード)

出現環境:地上地下どこでも(天上界[Upper Planes])
編成:単体、ペア、もしくは分隊(3-6)
脅威度:9
宝物:なし
属性:常に善(どれか)
強大化:7-12HD (中型);13-18HD(大型)

■戦闘
モヴァニック・ディーヴァは、+1フレイミング・グレートソードを握り締めて激しい近接戦闘に身を投じるのを好みます。
彼女たちはサモン・モンスター7によって召喚することができます。

聖なる均衡(Divine Equilibrium) [変則]
モヴァニック・ディーヴァは次元界の正のエネルギー特性(positive-dominant planar energy traits)、負のエネルギー特性(negative-dominat planar energy traits)どちらの影響に対しても完全耐性があります。
(次元界の書・1章を参照のこと)

天上界流受け流し(Heavenly Deflection) [超常]:もちっといい訳語はないだろうか?
ラウンドに1回のフリーアクションとして、モヴァニック・ディーヴァは遠隔攻撃と特定の呪文を、(スター・ウォーズのジェダイの騎士のように!)彼女たちの持っている+1 フレーミング・グレートソードで弾き返して無効化することができます。
遠隔攻撃、光線(Ray)、単一目標の呪文が彼女に命中して影響を与えるようなときはいつでも、難易度20の反応セーヴを行うことができます。
もし遠隔攻撃ならば、攻撃の強化ボーナスが難易度に加算されます。
もし攻撃が魔法ならば、呪文レベルが難易度に加算されます。
もしこのセーヴに成功したなら、攻撃は逸らされて彼女たちは影響を受けません。呪文はあたかもカウンタースペルされたかのように無効化されます。
彼女たちは、この能力を発揮するために、攻撃に気づいていなければなりません。

自然を宥める存在(Soothing Presence of Nature) [変則]
モヴァニック・ディーヴァには、自然界の住民にとって、微笑ましい穏やかな精神を備えています。
彼女たちを攻撃するように魔法的に強制されない限り、どんな植物(plant)も動物(animal)もモヴァニック・ディーヴァを攻撃しないでしょう。

擬似呪文
(回数無制限)…エイド、コンセクレイト、コンティニュアル・フレイム、クリエイト・フード・アンド・ウォーター、デス・ウォード、ディテクト・イーヴル、ディサーン・ライ、プレイヤー、プロテクション・フロム・アロー
(1日3回)…アトーンメント、ブレス・ウェポン、キュア・シリアス・ウーンズ、デイライト、ディヴィネーション、イセリアル・ジョーント、ハロウ、ホーリィ・スマイト、ニュートラライズ・ポイズン、プレーンシフト、リムーヴ・カース、リムーヴ・ディジーズ、リムーヴ・フィアー
(1日1回)…コミューン、レイズ・デッド
"術者レベル:9、難易度14+呪文レベル
"

変身(Change Shape) [超常]
アストラル・デーヴァは、サイズ分類が小型か中型の、どんな人型生物の形態でもとることができる。
※「モンスターマニュアル 第3.5版」エラッタを参照のこと。


[参考:以下はディーヴァに関する記述である]
■ディーヴァ(Deva)
ディーヴァは悪に対する果てしない戦争で善側の一兵卒の軍人に当たります。
祝福されし神々の先触れとして、ディーヴァは交戦ポイントに登場することを好みます。
そして多元的宇宙(multiverse)のあらゆる戦闘に介入します。 [注:ソレスタルなんたらみたいだ!]
彼らは善の勢力からプレイナー・アレイやゲートの呪文によって召喚されることで、しばしば当該プレーンに干渉します。
正義の旗印を押し立てた軍隊のように動くため、滅多に単独行動はしません。
ディーヴァは凛々しい人間の姿をしています。2つの美しい羽根が背中に生えています。
マテリアル・プレーンに赴くとき、死すべき存在(mortal)の習慣を考慮して、ディーヴァは簡単な腰布や衣類を渋々ながらまといます。[注:チラリズム万歳?]
彼らの死によって、身に着けているものやアイテムはすべて消えうせてしまします。
ディーヴァは3タイプの部隊に分かれていて、アストラル・モヴァニック・モナディックのどれかに分類されます。(アストラル・ディーヴァはモンスターマニュアルに掲載されています。)
それぞの部隊は政治的に同等とされ、個体同士の諍いが時折起きた場合でも、集団としては絶えず協力関係にあります。
ディーヴァは自ら悪のクリーチャーとは決して交渉しようとしません。けれども秩序でない(non-lawful)ディーヴァは、悪でない中立(nonevil neutrals)のものと交渉することもあります。
ディーヴァは天上語(Celestial)、地獄語(Infernal)、そして竜語(Draconic)を話します。

・戦闘
ディーヴァは戦闘においてより効果的に行動できるような数々の能力を保持しています。

来訪者の特徴 [Outsider traits]
<以下、原文>
ディーヴァは暗視(60フィート)能力があります。また、彼らは通常の蘇生呪文は受け付けず、「ウィッシュ」または「ミラクル」の呪文が必要になります。
<3.5版対応>
3.5版においては、トゥルー・リザレクション、リミテッドウィッシュでも来訪者を蘇生させることが可能になった。
詳しくはモンスターマニュアルの来訪者の特徴の項を参照のこと。
加えて、すべてのディーヴァは以下の能力を持っています。
セレスティアルの特徴 [Celestial Traits]
セレスティアルはタンズの呪文(術者レベル14で常時発動)を通して、言語を理解するすべてのクリーチャーと意思疎通が可能です。
石化攻撃に完全耐性を持ち、夜目と暗視(60フィート)を備え、毒に対する頑健セーヴに+4の種族ボーナスを得ます。
蘇生に関しては「来訪者」の項目を参照のこと。
完全耐性 [変則]
[酸]、[冷気]、[電気]
防御のオーラ [超常]
ディーヴァはフリーアクションで周囲20フィートに輝く光をまとうことができます。
このオーラは2倍の効果を持つマジック・サークル・アゲンスト・イーヴルとマイナー・グローヴ・オブ・インヴァルナラビリティとして働きます。
ディーヴァのヒットダイスに等しいレベルのソーサラーが呪文を唱えたかのように扱います。
このオーラはディスペルされ得ますが、次の手番にフリーアクションで復活させることができます。
※3.5版対応として、モンスターマニュアル p49 (エンジェル)の副種別特徴に置き換えるのが妥当かと思われます。