Dragonshard 11/08/2004

ムロール・ホールドのドワーフたち

キース・ベイカー



 

金は山の贈り物だが、鉄は血と骨から生まれる。

――ムロールの諺

 

精神性と歴史

ムロール・ホールドを支えるのは鉄と金である。アイアンルート山脈は貴金属と希少金属の膨大な鉱脈を有し、ドワーフの王たちはコーヴェアに広がる商業帝国を建設するためにこれらの資源を活用した。しかし、その豪華な衣装と宝石の下には鋼が眠っている――七千年の間飽くなき戦いを続けた戦士の祖先たちから受け継いだ熱い血が。

ムロール・ドワーフの初期の歴史の多くは口伝か、氏族それぞれに断片的に伝わる物語に基いている。ドワーフがおおよそ一万二千年前にコーヴェアに現れた、という点はそれらは概ね一致しているが、そこから先は人によって大きく異なる。幾つかの物語ではドワーフ達は現代の学者がフロストフェルであると考える氷と雪の大陸から来たという。もっともこれまでフロストフェルを探検した少数の勇敢な冒険家たちがドワーフの文明の痕跡を見つけたことはない。他にもドワーフが地中からコーヴェア大陸の地上に上がってきたという話、コル・コランとオナターが山の石からドワーフを創造したという話、さらにはエベロンがカイバーの申し子たちと戦わせるために作り出したのがドワーフであると主張するものもある。全ての氏族、全てのドワーフには自身の意見があり、そして殆どは何ものであれ、それに異議を申し立てるものと論戦を避ける気はない。

起源にかかわらず、はるか古よりドワーフが強力な勢力であったのは明白である。ダカーンの葬送歌は「山の石の民」との戦いに付いて歌い、事実ダカーン帝国は統一され規律の取れたドワーフたちによってアイアンルート山脈から駆逐された。今日においても学者たちはムロールの戦術がダカーンとそれらの後継者によって用いられる伝統的な戦術を打ち破るのに最適なものであるという見解を打ち出している。

ドワーフ自身には神話と歴史的事実を切り離すのは難しいことなのだが、栄光のこの時代から現代に至るまでには多くの物語がある。はるか地下深く、強力な剣を鍛えるルーンスミスであった石の王とドラゴン・キーパーズについて物語は語る。この時代が終ったのはコルドラン・ムロール王の時である。多くの戦士と英雄達がこの深き王国を騒がせ、ムロール王はリーダー格の12人とその追随者を地下から山の表面に追放した。深き王国の入口は「彼等が王国への帰還に相応しいと自らの価値を証立てるまで」封印され、その封印を守るために監視人の一族が地上に送られた。

ドワーフの王は「価値を証立てる」べく様々な手段をとった。かの高名なムロールの記念碑(エベロンワールドガイドp26)がこのとき作り出されたといわれているが、これにはいささかの議論もある。コランベルグの賢者は当時のドワーフにこれだけのものを作り出す能力はなかったと主張し、既にあったものの下の部分に手を加えたに過ぎないとする。その証拠として、彼等は「エベロンの顔」が何を元にして作られたかはっきりしない事を指摘し、「ドラゴンキーパー」がこの世の夜明けまで遡るドラゴンのモニュメントを参照にしたかもしれないと示唆する。

しかし結局の所、これらの努力はいずれも実を結ばなかった。ドワーフ達は互い同士で争いあうようになり、文明はゆっくりと衰退していった。山表のドワーフ達は鉄の秘密に固執し、また戦いに野蛮な喜びを抱くようになった。何千年もの間、それぞれの氏族は自分の優位性を証明し、石の王国の扉を開く権利を巡って互いに相争った。

人間がコーヴェアに現れたとき、彼等はアイアンルート山脈で内戦を繰り返している氏族を無視した。ドワーフは同族と戦うのに忙しく、世界のそれ以外の部分に目を向けるだけの余裕はなかったのだ。そして"征服者"カルンがこの山脈に目を向けた時も、この古よりの戦いはなんら変わることがなく続いていた。若い王子は山に隠された冨に思いを馳せ、それを一部なりとも自らのものにしたいと思っていた。父王の許可を得て、彼は「山に住む蛮族」を征服するために軍を進めた。もっとも彼等は数千年の間戦いつづけており(そして恐らくそのせいで)、外敵に対する備えはまるで貧弱なものであった。それでも団結すればドワーフ達はこの侵略者を容易に追い返したかもしれないが、カルンはドワーフ達を分断し、仲違いさせ、10年を待たずして氏族の王たちはカルナスの王子に膝を屈した。

五つ国の征服の過程でゴブリンが解放されたこともあり、ガリファー王はドワーフを奴隷として扱うつもりはなかった。カルンが「王の平和」をこの蛮地にもたらすように命令された。ドワーフ達は果て無き内戦を続けることが出来なくなり、ガリファー王国に倣った新しい国を作ること、カルナスとガリファー王国に貢物を差し出す事を求められた。カルンは山脈を調査し、石の王国の封印を解く事は出来なかったものの、幾つかの鉱脈を発見した。

何十年かの時が過ぎ、多くのドワーフが古い伝統を捨てて山脈の向こう側に広がっていった。山に残っていた者たちは税金と貢物の重さに不平を漏らし、彼等全員が等しく抱く不満はゆっくりと高まっていった。

そんな時、12人のドワーフの王達に対して封印の護り手たるクンダラクのドワーフから召喚が為された。王たちはコルンダ・ゲートのホールで平和裏に会談を持ち、国の事、彼等の持つプランを話し合い、口々にガリファー王国の下での彼等の未来に懸念を表明した。そうした会議が数日間続いたあと、クンダラクの族長は12人の王達をかの古の封印の前に導いた。「ついにあなた方は隔たりを超え、手を取り合った」誇らしげに彼は宣言した。「さあ進もう。石の王国の扉を開くために」 12人のドワーフが封印に手を触れたとき、それは消え去り、過去へと続く道が口を開いたのである。

それ以降の事は、全てのドワーフにとって衝撃だった。部族の王たちが山の表面で戦い続けている間、ムロールの子孫は深き王国でデルキールと戦い、そして滅びていたのである。彼等が帰るべき、栄光に満ち溢れた高貴なドワーフの王国はもはやどこにもなく、遺跡とかつての名残、そして危険な怪物が闇の中を徘徊しているのみだった。しかし古代の宝物はまだこれらの荒れ果てた城塞に残っており、鉱山もあらゆる種類の鉱石をその懐に抱えていた。ゆっくりと、ドワーフ達は失われた古代の遺産を回収して行った。

古代よりの義務が果たされたことで、クンダラク――長きに渡り監視のドラゴンマークを有していた一族――はより大きな組織であるドラゴンマーク氏族に惹かれるようになった。ズィラーゴのノームの援助の元、クンダラク氏族のドワーフ達はコーヴェア一の銀行家としての地位を確立した。また他のドワーフの氏族も銀行を通して鉱石や宝石を販売したり、守護兵や護衛となったりしてクンダラクの元で働くようになった。

これらの時代を通じて、ドワーフ達はガリファーの王冠に従い続けていた。ドワーフは我慢強く、そして自身の誓約と先祖の名誉に非常に重きを置いていた。過去、自分たちの先祖たる族長達がガリファーに誓った忠節を決して曲げることが出来ないほどに。カルナスが税を上げたとしても、それをはるかに上回る冨が鉱山からは産出された、という事情もあったかもしれない。それでも反抗すべしという族長は何人もいたが、ドワーフ全体としての合意には至らず、単独でガリファーと事を構えようという氏族もやはりいなかった。

そして最終戦争が起こった。かつてドワーフ達はガリファーに対して誓いを立てたが、もはや王国は存在しなかった。ドワーフは二度とただ一人の、それもドワーフですらない王に忠誠を誓うことはないだろう。彼等は新たな国家の誕生を宣言し、氏族の同盟の元、ここに古の王国に代わる新しい国、ムロールホールドが誕生した。

国民性

ムロール・ドワーフは情熱的な民族である。彼等は誇り、一族への忠誠心、そして人生への激しい愛――食事、酒、戦い、そしてその他全ての経験すべき価値を持つ事柄――によって突き動かされる。見知らぬ人の前ではムロール・ドワーフはしばしば本心を厳しい表情の仮面の裏に隠す。しかし友達付き合いの中では並ぶものなき熱意で人生を堪能しつくす。

ドワーフは手ごわい交渉人であり、恫喝とも思えるような強気の交渉を好む。大方のものは名誉を重んじ、一般にムロールの王の誓いの固き事アダマンタインの如し、と言われるほどである。しかしエベロンで無条件に信頼できる物など何もなく、ドワーフは大体において人類より信義に厚いが、アーラムのコンコードの約束はしばしばその原則を覆す。

何世紀もの間、ムロール・ドワーフは商人であったが、同時に何千年もの間戦士であった。カルンが「ガリファーの平和」をもたらしたときでさえ、彼等は子弟に軍事教練を科し続けた。ムロール・ホールドが最終戦争からほぼ無縁であった時期もジョラシュターのオークたちは略奪を続け、岩山の割れ目にはオーガー、トロール、そして更にたちの悪い代物もひそんでいた。ムロール・ホールドのもっとも偉大な英雄はカイバーの深層を徘徊するルーンハウンド、アンバーハルク、その他山の陰に潜む脅威を狩る。彼等が裕福であるが故に軟弱であると考えるものもいるが、実際の彼等は石より固く、鉄より鋭い。金はムロール・ドワーフの新しい武器であるに過ぎず、彼等が斧の道を忘れたことは一度もない。

ムロール・ドワーフが彼等の新しい国とその力を誇りに思う一方、古い不和と競争が完全に忘れられたわけではない――そして、ドワーフは非常に競争心溢れる種族なのだ。一般にこれらの競争は開放的で公平なものであり、例えば輸送業者はどちらが先に目的地につくかを競い、商人は互いの商品の安さを競い、貴族はどちらの鷹が獲物を捕らえるかを競う。アーラムのメンバーはより後ろ暗く致命的な、秘密の争いに従事していることで知られている。実はアーラムは隠された十四番目のドワーフ氏族であり、その権力はクンダラク氏族を含む古き氏族のいずれをも凌ぐというものすらいる。名誉を重んずる王の殆どはアーラムは一族の美徳を汚す存在であると感じている。彼等はムロールの本質は鉄と金であるという――アーラムはただ金であるに過ぎない。影響力を持ってはいるが、軟弱で頼りない。

ムロールのファッション

人間はしばしばムロール・ドワーフが強欲でうぬぼれが強いと見ている。実際のところはもう少し複雑であって、殆どのムロール・ドワーフは他の種族が到底及ばないようなレベルの鑑定眼を持っており、そうでない種族よりも遥かに微に入り細に入って職人の匠の技を評価するのである。ドワーフは、文字通り物に恋する種族なのだ。例えば美しいゴブレットを見たとき、ドワーフは妻とそのゴブレットで乾杯している様を思い浮かべる。過去に所有していた見事な椅子とテーブルのセットについてはその椅子とテーブルで交されたあらゆる会話や口にした料理の味、その他そこで起こったあらゆる出来事を思い出すことができるし、名匠の手になる斧が欲しくなれば将来その斧で叩き割るであろうオークの頭蓋の感触や、傍らに置いた斧を撫でながらの仲間との酒宴、斧を掲げての凱旋で受ける歓声と言った物まで詳細に思い浮かべることができる。そう言った方面でのドワーフの記憶力と想像力はまこと限りなく果てもない。

それ以上にムロール・ドワーフは個人の外見と言うものを単なる虚栄心の発露以上のものであると見なしている。人間と同じく、装束はその個人の持つ冨と権力を反映するが、加えてドワーフの間では美的センス、分別の有無、そして知性すらも示す物であると見なされている。例えば粗末な服を着た商人は客に相手にされない。自分の服を見繕うことすら出来ないのに、どうしてまともな商品を仕入れることができるのか?というわけだ。結果としてムロールのドワーフは家よりも衣服、甲冑、宝石、及び武器に多くの財産を費やすことがままある。ムロールドワーフは我慢強く、肉体的な不快感や困難を耐え忍ぶことに満足している。石の上で眠ることなど、冴えない服を着る事に比べればなんということもない。

この結果、ムロールの軍隊は非常にカラフルな物になる。普通ドワーフの鎧はエナメルで塗られるか、表面を複雑な彫刻で飾られている。武器も同じくらい派手である。色とりどりの柄、金メッキした刃、加えて個々の戦士ごとに独創的なデザインが用いられる。宝石はムロールでは非常に重要な物であり、しばしば氏族における地位、戦場のいさおし、公職にある事など特別な意味を持つ。ムロール・ドワーフは難易度5の知力判定に成功することによって別のドワーフが身につけている宝石の意味を理解することができる。ムロール・ドワーフでなくとも知識(貴族と王族)で難易度20の判定に成功すれば関連性を理解できる。

その服飾とは対照的に、ムロールの建築は飾り気がなく、機能的に過ぎるほどである。ドワーフは暗視を持っているために窓の必要が殆どないが、殆どの建物にはノームや人間の移民への配慮から明かりがともされている。ムロール・ドワーフが喜びを感じるのは友人との付き合い、美味しい食事、強い酒、体を動かすことである。彼等は柔かいクッションやその類の物を必要と感じることは殆どなく、富豪は豪華な絨毯と羽毛の布団よりも美しい装束や見事な細工の武器に冨を費やすだろう。

戦場のムロール・ドワーフ

カルン王子が軍を率いてアイアンルート山脈に達したとき、彼は絶え間無い戦争に従事する文化を発見した。ドワーフ達は家と暖炉より武器と鎧に重きをおき、その村村はガリファーの都市からすれば薄っぺらい影に過ぎなかった。これはカルンがドワーフを野蛮人と断じた要素のごく一部に過ぎない。ムロールは戦いに喜びを見出すが、けしてバーバリアンの狂戦士ではない。殆どの兵士はウォリアーであり、多数のファイターもまた存在する。それ以外の銭湯クラスは一般的ではないが、ドロラナス氏族は本当のバーバリアンレベルを持っているという意味で注目に値する。

殆どのムロール戦士は重装鎧、近接武器、強打を基点とする一連の特技を好む。ムロールの戦士には自分の武器と盾に命名する伝統的習慣があり、彼等が自分の戦いについて話すとき斧は傍らで戦うもう一人の戦友であるかのように語られる。ときの声(Battlecry)はムロールの文化において重要な地位を占めている。戦士は彼自身のそれを考案するかもしれないし、尊敬する先祖のそれを受け継ぐかもしれない。ドワーフは戦場で印象深く記憶されることを望んでおり、彼等の彩り鮮やかな甲冑と強力な雄叫びがその願望を反映している。

一般にムロールのエリート戦士はファイターである。名誉と戦闘の技術を二つながら高いレベルで保つことが出来るからで、王たちの軍にはケンセイやナイト・プロテクターを見ることができる。ドワーヴン・ディフェンダーはクンダラク氏族の金庫を警備し、ドロラナス氏族はいくらかのフレンジード・バーサーカーを擁している。ムロール出身のキャラクターには『石の種族』で提示されているドワーフ・ファイター代替クラスが上手く適合するだろう。

ムロールの鍛冶たちは絶えずその技を研鑚しているが、彼等は先祖の神秘的とも言える技術を受け継いでいない。『石の種族』を導入するのであれば、現在のムロールドワーフにはドワーフ作りのアイテムやドワーフ鎧を作る能力はなく、魔法の炉も持たない。しかし古代の遺物として発見されたり、DMの選択で古の技を身につけた鍛冶屋が存在する事にすればそうしたアイテムを入手できるかもしれない。

ムロールにおける魔法

ドワーフの中でコル・コランとオナターの聖職者は常に一定の地位を占めていたが、カルンの征服より前は彼等の中に秘術魔法の伝統は全くなかった。かつての石の王国のドワーフは高い技術を持つルーンスミスとアーティフィサーを擁していたが、地上に追放されたときにこの知識は失われてしまった。ここ数世紀、ムロールのドワーフはノーム移民から多くを学び、古代の秘密を解明しつつある氏族もいる。ウィザードはまだ一般的ではないがいくらかのアーティフィサーが働いており、殆どの場所ではメイジライトの鍛冶屋とその他の呪文の使い手が働いている。

ムロールのノームたち

ドワーフとノームを除く多くの者は「ドワーフの銀行員」というイメージを思い浮かべるのに苦労する。彼等はドワーフを会計士ではなく戦士だと見なしているし、事実金勘定に関心を持つドワーフは殆どいない。ドワーフには金の鉱石があり、金庫を守る能力を自慢する。また自分に有利に商談を進める方法も知っている。書類仕事? それはノームの仕事だろう。

カルンが軍団を率いてアイアンルート山脈に達したとき、彼は大規模なノームの移住に道を開くこととなった。ズィラーゴのノームは好奇心が強く、外交的で、そして熟練した鉱夫だった。カルンは翻訳者、仲介、そしてアドバイザーとしての役目を果たすためにノームをつれてきたのであったが、ドワーフ達は彼等ノームを人間以上に手厚くもてなした。なんとなれば、氏族の王は侵略者を見上げるのが嫌だったからである。一方ノームはこの扱いに感じ入り、この山脈に大いなる可能性を見出した。多くのノームの一族が東にその一員を送り、これらの移民は山の王国に商業文化が形成されるに際し大きな役割を果たした。殆どの氏族は一つかそれ以上のノーム氏族と密接な関係を保っている。シヴィスのノームは監視のマークの秘めた可能性を見抜き、クンダラク氏族がドラゴンマーク氏族の中に独自の地位を確立するのに手を貸した。そして、シヴィスの公証人と弁士は共にクンダラクの銀行ギルドで極めて重要な役割を演じている。ムロール・ホールドの殆どのノームはズィラーゴの一族との結び付きを保っているが、中には故郷との縁を断ち切ってムロールの文化を完全に受け入れるものもいる。

ドワーフは服飾にかなり重きを置くため、ムロールホールドではノームの仕立て屋と美容師が増えている。ノームのプレスティディシジョンの使い手(訳注:メイジライトの仕立て屋や美容師)は色を鮮やかに保つことに長けているし、裕福なムロール・ドワーフはノーム・デザインの最新のグラマーウィーヴ・ファッションに惜しみなく白金貨を支払う。

氏族(クラン)

ムロールは深き王国から12人の英雄を追放し、クンダラクの血族に彼等を監督するよう命じた。偉大な氏族はこれらの英雄たちの直系の子孫であり、各氏族の城塞の名前はそれらの英雄の名前にちなむ。それぞれの英雄には多くの忠実な家臣と使用人がついており、結果として何十もの家系がムロール・ホールドには存在する。

ムロラノン、ドルダラン、ドロラナス、コルカラン、クンダラク、ララナク、ロンドゥラク、ナラサン、ノルドラン、ソルドラク、ソラナス、トルドラス、トルダノンが偉大なる氏族である。しかしクンダラクは氏族の評議会の一員であったことは一度もないし、ノルドランは400年以上前に謎の絶滅を遂げている(エベロンワールドガイドp203参照)。

キャラクターへの質問

ムロール出身のPCないしNPCを演じるとき、以下のことを考えてみてください。

  • あなたの外見的な特徴は? どんなイメージを投影しようとしていますか?
  • あなたは別の一族のメンバーと問題を抱えていますか? あなたにどんな悪影響がありましたか? この争いはどれくらい深刻ですか?
  • あなたは武器にどんな名前を付けましたか? 個人的な鬨の声を持っていますか?
  • ムロール・ドワーフはしばしば宝石、ゴブレット、短剣など特定の品物をコレクションします。あなたはこの伝統を共有していますか? しているなら何を蒐集しますか?
  • あなたがムロール・ホールド出身なら、恐らくあなたが継ぐべきだった家業があります。あなたは何故城塞を出たのですか?
  • あなたは約束を守るタイプですか? であるなら約束する時は慎重の上にも慎重になってください。ムロール・ホールドでは誓約を破るものには最底辺の評価が下されます。