パスファインダー:アドベンチャー・パス#25
『盗賊会議』
   第一章:『エレバスの落とし子』(OGL
    By ショーン・K・レイノルズ
訳 J
100211








 

 ウエストクラウンの街は死に向かいつつある。かつて富と栄光に満ちた帝国シェリアックスの首都であったこの街は、今や転落の道を転がり進み、退廃と犯罪、堕落した貴族と黒き呪いに満ちた場所へと変貌をはじめている。
 PCは法と罪深き世界、両方の代理人と闘うことができるのか?

   対象キャラクターレベル:1〜3レベル

 パスファインダールールブック発売前から着々と展開してきた「アドヴェンチャー・パス」シリーズも、5シリーズ目にしてついにPF対応と相成った。
 『エレバスの堕とし子』こそは、記念すべきその第1作である。
 ライターは3.5eメインデザイナーであり、FR地域サプリなんかを書いてるショーン・K・レイノルズ。

    うん、めっさ濃い。

主神アローデンの死後、宗教都市として威容を誇ってきたシェリアックスは、今やアスモデウス信仰を国教とする混沌とした退廃の街に堕した。
今や街は夜間外出が禁じられ、昼間もヘルナイトと呼ばれる騎士団が治安維持と称して賄賂を受け取り、その背後には『盗賊会議』と呼ばれる謎の組織が潜んでいるという。
しかし、そんな中でも人々は生き、そして善の行いをなそうとするものもいるのだ。

という特濃な設定の中、PCは思う存分腐敗した官僚制度にうんざりさせられ、堕落した貴族にがっかりし、高圧的なヘルナイトにげっそりしつつ、それでも善を為そうとするお人好しのハーフエルフと冒険を共にすることになる。
という「エレバスの堕とし子」、堂々の邦訳でござい

 例によってJ氏
丸ごと訳してくれたのだ。
 もうね、
意味がわかりません
 神なの? なんか神なの? 翻訳神とかそういう。

 ということで、世界のみんなは大いなる神の降臨をコトホギつつ、存分にシェリアックス世界を
楽しみやがれ
 シナリオそのものもアツいけど、なにより背景世界がイカしすぎる。 
 シナリオはGMのみが読むべきだが、「ウエストクラウンの歴史」とかは普通に読んでておもしろいし、プレイの助けにもなると思うので読んでみるが吉。

 シナリオのアホみたいに濃い設定はそれに輪をかけておもしろいけどな!


●なお、今回はシナリオ第1章のみファイルにパスワードをかけずに置いてある。全編の方にはパスワードがかかってるので注意。
●シナリオ読んで気に入った人は本編買ってくれ
モンスターやNPCのイラストは超イカスし、マップもかなりがっちり作り込まれてるから。
そしてなにより、気に入った著作物には金を落としてやってくれ
イヤマジで。未来のプレイヤー達のためにも。
頼む頼む。
 (ちなみにシナリオ等はPaizoで購入可能。こちらで買い方の解説あり



シナリオ#25:エレバスの堕とし子(全)
パスワード:「エレバスの落とし子」のリーダーの信仰している神の名前
(半角英文字8文字)


試し読み(1章のみ) パス無し


ウェストクラウンの歴史


動物誌



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<オマケ>


「盗賊会議」プレイヤーズガイド

 公式キャンペーン"盗賊会議 Council of Thieves"のキャンペーンガイド。
 現在Paizoで配布されているものの抄訳版。 
100105/100211改
訳:VAN